小尾芙佐のレビュー一覧

  • IT(2)

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    えーと、どういう所が好きかはよく分からないんだけど・・・
    そういうのを確かめようと思って適当に開いたページから読むと、ついつい話に引き込まれて、いつの間にか全部読んでしまったということになりがちです。
    困ったものです。

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    2009年10月04日
  • IT(1)

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    ネタバレ

    最初は、ただのホラーかと思っていた。でも凄い。心情描写とかいじめだとか。それがいい。過去と現在を行ったりきたりする。特に印象ぶかかったことは、みんな過去を思い出すことはないくらいトラウマなんだけど、電話をきっかけに思い出すこと。心の奥底に閉じ込めていたトラウマを、体が防衛するために無自覚に閉じ込めていた悪夢を。いじめのシーンはきつかった。ベンがいじめっこにいじめられる。しかも3対1で年上から。読むのに耐えられない。心苦しかった。正直IT(それ)より気持ちが悪くて下賤で不快だった。本当にキモいのは人間かもな
    ジョージデンブロウが最初殺されるシーンは、やはり恐ろしいんだけど、いい小説の引きだよね

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    2026年06月13日
  • アルジャーノンに花束を〔新装版〕

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    ネタバレ

    昔、ユースケ・サンタマリアさん主演のテレビドラマを観て感動したことを思い出し、原作を読んでみたくなった。
    やっぱり最後のほうは涙を禁じ得ない。
    人間の本質的なものが描かれている気がする。

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    2026年05月30日
  • われはロボット〔決定版〕

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    有名な「ロボット三原則」を軸にした連作短編集。三原則のバリエーションで生まれた9篇の名短編。印象的だったのは『うそつき』。「人間に危害を加えてはならない」故に傷ついてしまう人間。ロボットをAIに置き換えて読むのも面白い

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    2026年05月21日
  • われはロボット〔決定版〕

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    立川談志が「古典はできた時から古典」と言っていたがそうなんだろう。古いから古典なのではなく、普遍の価値を持つから残り、古典になるのだろう。若い時に読んでも良いし、歳取ってからでも良い。いつでも現代を照らしてくれるのが古典の素晴らしいところだ。でも「面白いから早く読んでおけ」と言いたくなるのもわかる。

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    2026年05月20日
  • アルジャーノンに花束を〔新装版〕

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    ネタバレ

    外科手術によって高い知能を得たチャーリイは、瞬く間に知識を吸収して天才として知られるように。だが同時に彼は、今まで気づくことのなかった人々の悪意をも知ることになる。そしてかつては思いもしなかったことだが、世間の人々は取るに足りない者たちだったことにも気がつく。そういった傲慢な心に加え、過去を追想するうちに自身のトラウマをも理解する。そのために、結局アリスのような自分を想ってくれる人を遠ざけてしまう。
    さらにはアルジャーノンを観察する中で、いずれ自分の知能が再び低下することを知ってしまう。
    知能に情緒が追いつかない苦しみ、他人を見下す傲慢な心、どこまでも果てしない孤独。本当の幸せとは何なのかを否

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    2026年05月20日
  • ママは何でも知っている

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    刑事デイビッドは毎週金曜日の夜、妻のシャーリイとブロンクスでひとりで暮らすママを訪問して夕食を楽しみます。ママの楽しみはデイビッドの捜査中の殺人事件の話を聞く事。
    ママは簡単な質問をいくつかするだけで犯人を見つけてしまう。
    8つの短編でシンプルにまとめられていて面白かったです。
    時代は1950年代とかなり古いですがそんな時代の
    アメリカを想像しながら読むのも楽しかったです。

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    2026年05月18日
  • われはロボット〔決定版〕

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    1940〜50年に書かれたとは全く思えない、2026年の今なお読んでもギャップを感じない名著。

    短編集として区切りがあって読みやすいうえに、
    構成としても、1編目の「ロビイ」から分かりやすく入り込みやすいテーマを扱い、
    徐々に深いテーマを扱っていく構成が、
    作品全体に入り込みやすい。

    また、ロボット工学三原則を生み、それを扱った内容としても面白い。
    『第一条 ロボットは人間に危害を加えてはならない。
    また、その危険を看過することによって、人間に危害を及ぼしてはならない。 』

    簡単に言えば、ロボットは人間を傷付けることは出来ない、という意味だが、
    各短編が、この原則を元にしたテーマを扱って

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    2026年05月17日
  • アルジャーノンに花束を〔新装版〕

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    途中まで苦しくて、人間の醜さがテーマの話なのかと思った これは単純に主人公が成長したとか何か変わった、ではなくて、津波が山を飲み込んで更地にしてしまったが海の水位としては元に戻ったのような感じがする 
    知性に比例して優しさが欠如したことが書かれる一方で、今までの無知による優しさから意識的な優しさを獲得する転換点があり、それが知性が失われた後にも残ったというのが暖かいきもちになれて良かった

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    2026年05月13日
  • アルジャーノンに花束を〔新装版〕

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    知らない方が幸せなこともあるし、知ったら知った分だけ分からないことは増え、辛いことが多くなるのは往々にしてあることではあるが、それでも人は知りたいという飢えには抗えず、辛い道を自ら進んでしまう。
    それでも、得たものを失いたいとは思えないのが、それに価値が必ずあるということを証明しているのではないか。
    しかし、最終的に人が求めるのは人との繋がりであることは忘れてはいけないと感じた。

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    2026年05月09日
  • 闇の左手

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    両性有具の宇宙人惑星への、外交使節の物語。いろいろと考えさせられました。発情期のある宇宙人で、その発情期間中はどちらかの性になれる。男性女性というものが無い社会実験。

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    2026年05月03日
  • ロカノンの世界

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    SFの女王ル・グウィンのデビュー作となる『ロカノンの世界』です

    表紙はなんと日本のSFの女王とも言える萩尾望都さん
    うーんル・グウィンの表紙に萩尾望都さんを持ってくるハヤカワのセンスな
    さすがっす
    さすが早川さんす

    物語はまさにSFとファンタジーの融合と言う表現がドン・ピシャーテ(ドン・キホーテみたいな言い方!)

    SFなんよ、それはもう紛うことなきSFなんよ
    なんかこう不思議な世界観なんよな〜
    そして全体的にものすごい言葉足らずなんよな
    いい言葉足らずね
    読者の想像力で補うことを前提に書かれてる
    そんな物語のような気がしたな〜

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    2026年04月30日
  • アルジャーノンに花束を〔新装版〕

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     有名作品だが初めて読んだ。
     知的障害者への偏見、科学と人権、知能偏重、愛着不全、心理療法……いろんなふうに読める。

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    2026年04月16日
  • 偶然世界

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    最後の方、スピード感あってガンガン読めて面白い。序盤はSF用語の怒涛のラッシュで世界観に入り込むまで結構きつい。

    主題とかあんま分からないけど、物語として楽しく読めるSFな気がする。

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    2026年04月15日
  • アルジャーノンに花束を〔新装版〕

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    ネタバレ

    アルジャーノン。このネズミから自分の人生の結末を悟ってしまうのは、あまりにも辛く、どうしようもないことなのだと思う。頭が良くなったチャーリィとそうではないチャーリィ、この2人は本当に同じ人なのか疑うくらいの変わりようだが、一概にどちらが良いとは言えない。知らぬが仏、この言葉が頭に浮かんだが、これも違うように感じる。自分のことは自分が1番知っているの代表例。また、チャーリィを取り巻く登場人物の変化がとても面白かった。パン屋の人たちはなぜあそこまで優しくしてくれたのだろう。これも同情からなのだろうか。
    ついしん、アルジャーノンに花束を

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    2026年04月14日
  • アルジャーノンに花束を〔新装版〕

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    大好きだった!本当に高校生のうちに読めてよかった。知的障害のあるチャーリーが、ある実験をきっかけにどんどん頭が良くなっていく物語で、最初はひらがなばかりで文法も不安定だから正直かなり読みづらかった。途中で挫折する人が多いのもわかるけれど、半分くらいまで進むと一気に読みやすくなり、内容の深さにも圧倒されて大感動だった。
    本を読むことの大切さ、人間関係、学ぶ意欲など、人生における大事なことをたくさん考えさせられた気がする。原作の英語版もぜひ読んでみたい!

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    2026年04月04日
  • われはロボット〔決定版〕

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    製造されたロボットはロボット工学の三原則を必ず守ることを前提として、もし〜だったらこうなる、という話を集めた短編集。
    学術的にも当たり前に使われているrobotics(ロボット工学)という単語が、この小説で造られたものだということに驚いた。

    ロボット工学の三原則

    第一条
    ロボットは人間に危害を加えてはならない。また、その危険を看過することによって、人間に危害を及ぼしてはならない。

    第二条
    ロボットは人間に与えられた命令に服従しなければならない。ただし、与えられた命令が、第一条に反する場合は、この限りではない。

    第三条
    ロボットは、前掲第一条および第二条に反する恐れのない限り、自己を守ら

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    2026年03月23日
  • はだかの太陽〔新訳版〕

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    SFミステリーとして読み応えのあった前作に引き続き、今作も非常に面白かった。
    ミステリー単体としてはクリスティなどの作品と比較すると浅い感覚は否めないが、散りばめられた伏線を回収していく様は快感を覚える。

    当時、未来として考えられていた映像対面は現代においては一般的になりつつあるが、リアル対面と比べた時の不足感は否めない。SNSなどの浅いつながりで満足しかけている若者に、ディストピア小説的な刺さり方をしてくれたらいいなぁと思う。


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    2026年02月24日
  • はだかの太陽〔新訳版〕

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    SFだけど、ミステリー。ロボット三原則や、異星の文化がうまくトリックに組み込まれていて面白かった!新訳で非常に読みやすい。

    一昔前のSF、現在すでに実現していることがあったり、ズレがあったり、読んでいて味がある。

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    2026年02月19日
  • われはロボット〔決定版〕

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    いつか読まねばと思っていたSF作品の名作。
    アシモフ先生は『黒後家蜘蛛の会』を先に読んだので、一体どれだけの「もし〜だったら?」を生み出す天才だったのだろう……と改めて感服しました。
    人間よりもロボットを愛したキャルヴィン女史の語りを通じて、数十年のロボットの歩みを語る構成も、あまり読んだことがない形式で興味深かったですね。

    考えてみると、私が持っている「ロボット」のイメージは、機械的で非人間的なもの……ではなく。
    不器用だけれども人間への愛に溢れている、そんな温かな存在という印象です。
    そしてそのイメージは、「ロボット三原則」の「ロボットは人間に危害を加えてはならない。また、その危険を看過

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    2026年02月19日