小尾芙佐のレビュー一覧

  • IT(2)

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    えーと、どういう所が好きかはよく分からないんだけど・・・
    そういうのを確かめようと思って適当に開いたページから読むと、ついつい話に引き込まれて、いつの間にか全部読んでしまったということになりがちです。
    困ったものです。

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    2009年10月04日
  • アルジャーノンに花束を〔新版〕

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    ネタバレ

    この名著に大人になってから触れることができてよかった。
    経過報告を通してチャーリーを観察する形式で、ある意味我々読者もストラウス博士やニーマー教授と同じ目線でこの本を読むことになる。最初はチャーリーがどんどん頭が良くなるワクワク感を感じられるが、その後知能を失うことへの喪失感がチャーリーの綴る言葉から伝わってくる。きっとこの経過報告を読むストラウス博士達は、実験の成果に喜びつつも、深い後悔が押し寄せてくるのだろうと想像できる。

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    2026年01月12日
  • アルジャーノンに花束を〔新版〕

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    ネタバレ

    最後の、自分の知能の状態をエスカレーターで例える場面が切なかった。知性が低くても高くても、それが自分と自分の愛していた人々の間に楔を打ち込むことになってしまった。
    パン屋の新米のクラウスがチャーリーをからかったとき、ギンピイたちはチャーリーを庇った。チャーリーがもとに戻ってかわいそうだから?人として接しようという気持ちの変化?なんだろう。


    チャーリーは幸せだったよね。そうだといいな。

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    2026年01月11日
  • アルジャーノンに花束を〔新版〕

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    ネタバレ

    SNSでアルジャーノンが人間ではないことが話題になってたので読みました。

    あらすじとしては、知的障害者のチャーリーのもとに博士が現れ、手術で君を賢くすることができると説明する。
    チャーリーは賢くなればみんなの役に立ててもっと友達ができると思い、実験を快諾して段々賢くなっていくが、そうすると今まで知らなかった人間の醜さを知ってしまうという感じでした。

    当方活字の本に慣れていないのもあり、賢くなったチャーリーが思ったような幸せを得られずに苦労しているシーンでは読むのが面倒になってしまいました。
    ただ母に会いにいった際に、認知症の母の哀れな姿やその母を介護する妹との和解?には心を動かされました

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    2026年01月10日
  • アルジャーノンに花束を〔新版〕

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    ネタバレ

     前から気になっていて、祖母から借りた一冊。

     手術によって天才に成るチャーリイの、その表現が凄かった。最初は拙く読みづらい文章に始まり、ページを捲るにつれてわかる少しずつの変化が楽しかった。

     チャーリイの天才は永遠ではなく、次第に元の白痴に戻ってしまう展開は、予想はしていたけれどやっぱり読んでいる時は少なからずショックを受けた。
     興味深かったのは、全く同じには戻らなかったところ。深い知恵を持ち、良い事も悪い事も知り、覚えて、垢がついたように思った。
    これはまるで圧縮された人間の人生だと思った。そのぐらいあっという間で、目まぐるしい変化だった。

     前書きに読者からダニエルキイスへの本

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    2026年01月09日
  • アルジャーノンに花束を〔新版〕

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    ネタバレ

    知能が高ければ幸せなのか。
    賢くなることで世界の優しさだけでなく残酷さや人の悪意まで理解してしまい、孤独を深めていく姿が切ない。特に、知能が元に戻っていく過程で、自分が衰えていくことを自覚し続ける恐怖や不安は計り知れず、希望を与えられた分だけその喪失は残酷に感じられた。読み進めるうちに、昔日でドラマ化されていた場面も思い出され、物語の悲しさと切なさがより鮮明に胸に残った。

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    2026年01月08日
  • アルジャーノンに花束を〔新版〕

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    ネタバレ

    SNSで見たから読んでみよう、そんな軽い気持ちで読んでしまったけれど、読む前に覚悟がいるなと思った
    はじめの方の経過報告はひらがなが多く、句読点を使いこなせず、誤字もあってすごく読みづらい。早く知能指数高くならないかな?そんな風に思ってしまった。ただ1番読みやすい(逆に難しいと感じるくらい)のときがピーク。そこからどんどん終わりに近づくにつれてまた知能が低くなっていくとき、とても切なかった。でもそれと同時に、本来のチャーリィが戻ってくるような気がして嬉しくもなった。最後の追伸、アルジャーノンを思う気持ちが記されていてとても温かい気持ちになった。
    P363 l15
    「人間的な愛情の裏打ちのない知

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    2026年01月04日
  • アルジャーノンに花束を〔新版〕

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    ネタバレ

    最初は読みづらくてしょうがなかったけど、読み進めるにつれてそういうことか、とこのわかりづらさがわかった。読むのが楽になる=ピークの時期であるのがわかり、それ以降読むのが辛くなった。でも人を想う気持ち、大切にする気持ち等、実験から人間味が出てきたところは最後まであって心が温まった。また読みたい。

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    2026年01月04日
  • アルジャーノンに花束を〔新版〕

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    ネタバレ

    「泣ける名作」として読み始めましたが、泣けるというよりは考えさせられる一冊でした。

    短期間における知能の変動は、読んでいて時には悲しく痛々しい思いでしたが、最後にチャーリーが低下していく知能の中でも、学ぶことの大切さや周囲の人々の暖かさを感じ前を向いている姿に、愛しさが芽生えました。
    そしてラストの「ついしん」の2行にたどり着いた時に、切なくも救われた思いになり、この本が長く愛される理由がわかりました。

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    2026年01月04日
  • アルジャーノンに花束を〔新版〕

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    読み進めるほどに胸が締めつけられる。チャーリイが「わかる」ようになるにつれて、世界が優しくなくなる皮肉があまりにも残酷で、それでも彼が示す誠実さや他者への思いやりは、知性を超えた人間らしさとして心に残った。
    特に、変化の過程が日記形式で描かれることで、希望と喪失の揺れが生々しく伝わり、「人はどの段階でも尊重されるべき存在だ」という当たり前の事実を、痛みを伴って思い出させられた。
    読後、「普通」や「賢さ」を基準に人を見る自分を省みずにはいられず、他者へのまなざしを少しだけ優しくしようと思わせる一冊。

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    2026年01月03日
  • アルジャーノンに花束を〔新版〕

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    ネタバレ

    不朽の名作と言われる所以がわかる。
    文章も序盤以外は面白い。
    作者に伝えたかったであろうことが、序文にそのまま書かれており、文章は美しいがテーマ性としてはほぼそこだと思うのでわざわざ述べることは特にないかもしれない。

    好きだった序文をフレーズに追加した

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    2026年01月02日
  • われはロボット〔決定版〕

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    1950年に書かれたとは思えない、75年経っても新しい視点をもたらしてくれる小説だった。
    aiが進化している現代において、色々な示唆をしてくれる。面白く読めた。

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    2026年01月01日
  • アルジャーノンに花束を〔新版〕

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    経過報告9らへんから文法を学び始めてたので一気に読みやすくなった。
    センシティブな内容(夢精などの性的な部分等)が曖昧にならずしっかり書かれてあるのが良いなと思った。心が脳に追いつけず戸惑っているところもとてもリアリティがある。
    フェイとの性行為は読むのが苦痛だったけど,なぜかアリスとの性行為というか愛し合っているシーンを読むのは苦痛ではなかった。むしろ自然で綺麗だなと思った。
    終盤急速に知能が低下していくさまを読むのが苦しかったが,本当に最後の2,3ページで手術をする前の純粋で心優しいチャーリイが現れていて,切ないが心温まるような気持ちになった。

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    2026年01月01日
  • はだかの太陽〔新訳版〕

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    『鋼鉄都市』の続編にあたる作品で、前作は地球を舞台にしたものに対して、本作は宇宙国家のひとつであるソラリアを舞台とした話。前作同様に主人公ベイリが殺人事件の犯人の行方を追うが、ソラリアに住む人々は地球人と同じ祖先であるが、さまざまな面で地球と価値観が異なり、ベイリは困惑するところが印象的。また解説にあるように、映像とコミュニティをとる場面は、現在のYouTubeやニコニコ動画を彷彿させる。

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    2025年11月22日
  • われはロボット〔決定版〕

    ネタバレ 購入済み

    ロボット三原則とはなにか

    三原則がロボットの思考に及ぼす影響を考えさせられる。それはロボット時代の黎明期から冷遇期、再度活用され深く人間社会に浸透し、ついにはロボットに導かれる時代になる。そのどの場面にも三原則は影響を及ぼす。興味深い話だった。

    #深い #タメになる

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    2025年11月12日
  • われはロボット〔決定版〕

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    ロボット工学の三原則のルールに従って行動するロボット達だが、三原則が絡み合って時に不可解で奇妙な行動をする。
    ロボットの知能が上がるにつれて三原則からなる思考も深くなりどんどん謎も深くなっていく。
    色んな種類のロボットが出てくるが、なんだかんだ愛くるしい。
    それと同じぐらい色々な災難に遭遇する「ドノヴァンとパウエル」コンビも愛くるしくて好き。
    ちなみに現在、三原則の様なルールが有るのかAIに聞いたら…
    EU(欧州委員会)が出した “AI倫理の7原則” が存在するらしい。
    内容は、身近なAIに聞いてみる事をお勧めする。

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    2025年11月05日
  • 書店主フィクリーのものがたり

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    ネタバレ

    島で一軒の本屋を妻と切り盛りしていたが、その妻を亡くし、ものすごく気難しくなったフィクリー。
    その書店に幼い女の子が捨てられ、彼が育てていくことで彼の人生が少しずつ変わっていく。
    内容は決して軽くないけど重さを感じさせず、人との繋がりがすてきに感じた。

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    2025年10月17日
  • 書店主フィクリーのものがたり

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    最初はとある人物とその周りの人たちの日常切り取り系物語かと思ったのですが、それも間違いではないけど、どっちかというととある人物の愛と家族と終わりまでの物語で、とくに後半は読み応えがありました。

    2028.9.14
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    2025年09月14日
  • IT(4)

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    ネタバレ

    第4巻
    ITとの死闘が凄まじかった。息もつかせぬ展開に圧倒された。
    11歳の時の闘いと27年後の今の闘いが、一文で繋がり交互に描かれる構成が素晴らしい。緊迫感がより高まり、ぐいぐい読ませる。こんな描き方があるのか…やっぱキングって凄いわ。
    太古の昔から闇の中に生きてきたIT。食べては寝て起きて食べては寝るというサイクルを27年ごとに繰り返していた。近年は子どもの恐怖心が好物で捕食しており、あらゆる物に化け人々を恐怖に陥れる。
    それに立ち向かうビル達はみだしクラブの7人。仲間を失いながら、傷を負いながらも友達を思いやり挑んでいく。
    自分や仲間を信じる勇気こそがITを滅ぼすチカラとなり、そして…

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    2025年09月13日
  • IT(4)

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    喪失なくして克服なし。ままならない日常に光った煌めきも、恐怖に呑まれそうになった痛みもいつかは忘れていく。絶対はないということ。ホラー・ジュブナイル・スーパーナチュラル大長編の根幹には、人の切ない性(さが)がある。Bravo!

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    2025年09月12日