小尾芙佐のレビュー一覧

  • 五番目のサリー 下

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    たくさんの誰かを、一人ずつ、自分の中に溶け込ませていく。どんどんステキな女性になっていくサリー。でも、ステキなだけじゃなく、いやな部分だって、自分の一部だよね。誰しもがもっているよね。

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    2009年10月04日
  • IT(2)

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    1985年、大人達は思いを馳せる。
    1959年に何があったのか。徐々に甦る記憶と共に、ITが再び姿を現す。

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    2009年10月04日
  • IT(4)

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    1959年、7人はITと闘った。
    1985年、大人になった彼らは再びITと対峙する。少年時代に使えた力を、今も使えると信じて。
    キング超大作の最終章。

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    2009年10月04日
  • 消えた少年たち(上)

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    オースン・スコット・カードの消えた少年たちを読みました。この本の最初の4分の3までは、モルモン教徒の夫婦と子供たちの必ずしも幸せとはいえない生活が描写されます。私としてはこの部分はそれほど面白くはありませんでした。この作者が悪いのか、訳者が悪いのか、モルモン教徒の生活が悪いのか、アメリカと言う国が悪いのか、途中で読むのをやめてしまおうと何度も思いました。

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    2011年07月18日
  • IT(2)

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    えーと、どういう所が好きかはよく分からないんだけど・・・
    そういうのを確かめようと思って適当に開いたページから読むと、ついつい話に引き込まれて、いつの間にか全部読んでしまったということになりがちです。
    困ったものです。

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    2009年10月04日
  • アルジャーノンに花束を〔新版〕

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    名作だとは知っていながらも、どんな話か、どんな小説かは知らなくて手に取ってみた。

    主人公の日記を読んでいくスタイルで、最初はどうしても読みにくくて…しばらく時間を置いてからもう一度読み始めた。

    チャーリーの知能が変わっていくのを文面から読み取れて、こういう感じね!とわかってから、先が気になって一気に読み進めた。

    生きていく上で知能も大切だけど、純粋な気持ちとか素直さとか笑顔とか、失ってはいけないものってたくさんあるなと気がつかされた。大人になる程知能がつく分、人の嫌な部分もたくさん見えてきてしまうから、失いやすい。

    もう一度最初から読みたい!

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    2025年12月21日
  • アルジャーノンに花束を〔新版〕

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    分かってはいたけどやっぱり初めの方が読みずらかったから時間がかかってしまった笑
    初めが読みずらかったからこそチャーリーの成長が見られて困難などが分かりやすかった

    私は感動よりハラハラの部分が大きかった。

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    2025年12月18日
  • アルジャーノンに花束を〔新版〕

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    生きていく上で大切なのは知能だけでなく、愛を与えたり、受け入れたりする能力なんだとチャーリイを通じて学んだ。

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    2025年12月14日
  • アルジャーノンに花束を〔新版〕

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    ネタバレ

    あんなに虐げられてたお母さんを知能が高くなっても「許す」ことができる、、、チャーリーの優しさが残っているシーンがぐっと来た。対立とか理不尽が目につきやすい世の中だけれども真の優しさを持った人間になりたい、なれるかな?と考えさせられる作品でした。

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    2025年12月11日
  • アルジャーノンに花束を〔新版〕

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    チャーリィの能力の変化が、用いる言葉の変容から読み取れる構成が印象的だった。頭が良くなって周りの人にただ愛されたい、受け入れられたいという純粋な希望が、賢くなることによって反対に遠ざかっていくのが読んでいて苦しくなった。アルジャーノンの存在は彼にとって、自分の未来を示唆する、恐ろしさを感じさせる存在であり、最後の心の支えであったのだと思った。

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    2025年12月08日
  • アルジャーノンに花束を〔新版〕

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    この感想書く時に、主人公の名前忘れて、彼と同じ体験(後半の失っていく感じ)をしている錯覚に陥って、やばいと思った。

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    2025年12月07日
  • アルジャーノンに花束を〔新版〕

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    人を人たらしめているものは、なんだろうか。
    人の尊厳を守るとは、どういうことなんだろう。
    笑わない、邪険にしない、しないことはできる。でもそれって、見て見ぬふりをしているだけなのでは?現実から目を背けて、自分の世界に侵食してこないよう逃げているだけなのでは?
    障害の有無にかかわらず、
    人と相対するとき、
    純粋に相手を尊重することってできているんだろうか。
    大人になるたびに友だちができなくなっている、人と純粋な会話ができなくなっていることの要因って、なんなんだろう。

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    2025年12月06日
  • はだかの太陽〔新訳版〕

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    ネタバレ

    『鋼鉄都市』の続編にあたる作品で、前作は地球を舞台にしたものに対して、本作は宇宙国家のひとつであるソラリアを舞台とした話。前作同様に主人公ベイリが殺人事件の犯人の行方を追うが、ソラリアに住む人々は地球人と同じ祖先であるが、さまざまな面で地球と価値観が異なり、ベイリは困惑するところが印象的。また解説にあるように、映像とコミュニティをとる場面は、現在のYouTubeやニコニコ動画を彷彿させる。

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    2025年11月22日
  • われはロボット〔決定版〕

    ネタバレ 購入済み

    ロボット三原則とはなにか

    三原則がロボットの思考に及ぼす影響を考えさせられる。それはロボット時代の黎明期から冷遇期、再度活用され深く人間社会に浸透し、ついにはロボットに導かれる時代になる。そのどの場面にも三原則は影響を及ぼす。興味深い話だった。

    #深い #タメになる

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    2025年11月12日
  • われはロボット〔決定版〕

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    ロボット工学の三原則のルールに従って行動するロボット達だが、三原則が絡み合って時に不可解で奇妙な行動をする。
    ロボットの知能が上がるにつれて三原則からなる思考も深くなりどんどん謎も深くなっていく。
    色んな種類のロボットが出てくるが、なんだかんだ愛くるしい。
    それと同じぐらい色々な災難に遭遇する「ドノヴァンとパウエル」コンビも愛くるしくて好き。
    ちなみに現在、三原則の様なルールが有るのかAIに聞いたら…
    EU(欧州委員会)が出した “AI倫理の7原則” が存在するらしい。
    内容は、身近なAIに聞いてみる事をお勧めする。

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    2025年11月05日
  • 心の鏡

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    ⚫︎感想
    どれも、人間のある感覚や能力が研ぎ澄まされたとき、本人は、周囲の人々はどうなるか?という物語たちを通して、人の心理描いている。
    表題の「心の鏡」は、相手の先入観通りに振る舞える能力を持つ少年との対峙によって、自分自身を曝け出し、自分自身をみつめ、相手を信じ、直視できるのか?という問いが物語として描かれている。多かれ少なかれ、きっと人間は誰しも、そういった先入観で他人を判断して、そういった自分に気づき、気づかないふりしたり、否定したり、といった視点で周りの人間を見ているのだ、ということを伝えたかったのだと思う。
    長編「アルジャーノンに花束を」の原型、短編の「アルジャーノンに花束を」は、

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    2025年10月23日
  • 書店主フィクリーのものがたり

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    ネタバレ

    島で一軒の本屋を妻と切り盛りしていたが、その妻を亡くし、ものすごく気難しくなったフィクリー。
    その書店に幼い女の子が捨てられ、彼が育てていくことで彼の人生が少しずつ変わっていく。
    内容は決して軽くないけど重さを感じさせず、人との繋がりがすてきに感じた。

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    2025年10月17日
  • アルジャーノンに花束を〔新版〕

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    高校生のときか,大学生のときか,とにかく若かったころに一度読んだことがある.
    でも「名作」と聞いて手に取ったその本のこと,あまり覚えていない.
    いや,むしろ何にも残っていなかった.
    面白くなかったな,って感想だけが,なぜかくっきり記憶にある.

    で,いまの自分で再読してみた.

    結論から言うと,やっぱり今回も物語として「めちゃくちゃ面白い!」とは思わなかった.
    でも,読後に残ったものはまるで違った.
    むしろ,今じゃなきゃ読めなかったな,と思っている.

    この本,SFの皮をかぶった,社会と人間の構造暴露本みたいなものだ.
    チャーリーという知的障害を持つ青年が,手術によって“賢く”なる.
    その過程

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    2025年12月15日
  • 書店主フィクリーのものがたり

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    最初はとある人物とその周りの人たちの日常切り取り系物語かと思ったのですが、それも間違いではないけど、どっちかというととある人物の愛と家族と終わりまでの物語で、とくに後半は読み応えがありました。

    2028.9.14
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    2025年09月14日
  • IT(4)

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    ネタバレ

    第4巻
    ITとの死闘が凄まじかった。息もつかせぬ展開に圧倒された。
    11歳の時の闘いと27年後の今の闘いが、一文で繋がり交互に描かれる構成が素晴らしい。緊迫感がより高まり、ぐいぐい読ませる。こんな描き方があるのか…やっぱキングって凄いわ。
    太古の昔から闇の中に生きてきたIT。食べては寝て起きて食べては寝るというサイクルを27年ごとに繰り返していた。近年は子どもの恐怖心が好物で捕食しており、あらゆる物に化け人々を恐怖に陥れる。
    それに立ち向かうビル達はみだしクラブの7人。仲間を失いながら、傷を負いながらも友達を思いやり挑んでいく。
    自分や仲間を信じる勇気こそがITを滅ぼすチカラとなり、そして…

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    2025年09月13日