エリザベスムーンの作品一覧
「エリザベスムーン」の「栄光への飛翔」「くらやみの速さはどれくらい」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「エリザベスムーン」の「栄光への飛翔」「くらやみの速さはどれくらい」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
幼少時の治療で自閉症の完治が実現した未来で、主人公のルウはその治療が間に合わなかった世代。独自のこだわりがあったり、意思疎通の汲み取りや咄嗟の対応ができなかったりしつつ、大手企業で特性を活かして仕事をし、一人暮らしをし、自活している。
会社の外でも、フェンシングクラブに参加し、女性に好意を抱いたり・・言葉が適切かわかりかねるが、普通の人間とはそうは変わらない生活を送っているように思える描写もある。
一方で、差別的な目線を向けられたり(ルウ本人はその点には気が付かなかったりする)、普通の人間とは違う視点を持ってしまう認識がある描写も。
あることから、大人であっても自閉症が完治する新治療の治験が
Posted by ブクログ
タイトルに惹かれて読んでみた。
原題の"THE SPEED OF DARK"を『くらやみの速さをどれくらい』と訳したセンスが素晴らしい。
ルウ目線の文章と健常者目線の文章がはっきりと違いが分かるように訳されていてすごい。文が破綻している訳でもないのに、これは"普通"の人が書いたものではないなと分かる。
書いていることの中身が違うというのはもちろんあるが、前後の文のつながりが薄かったり、短文が多かったりと"普通"の人と文章構成が全然違って、とても読みづらかった。
読みづらかったがこういう風に考えている人も社会にはいるんだろうなあとい
Posted by ブクログ
タイトルも著者名も美しいネビュラ賞受賞作。裏表紙に「21世紀版『アルジャーノンに花束を』」とありますが、なるほど同じ訳者なんですね。
自閉症の療法が飛躍的に進化した近未来。治療の適齢を過ぎた最後の世代であるルウは、製薬会社に勤めていて、クラシックを聴いたり、仲間とフェンシングをするなど、充実した日々を送っていました。そんなある日、会社に新任の上司が着任し、ルウたち自閉症者を集めたセクションに、解雇をちらつかせながら、自閉症治療の実験台になることを迫られます。ルウは、ノーマルな人たちが普通に感じ取れる微妙なニュアンスや、他人の表情や仕草から感情を読み取れないことを気に病んでいました。それでもフ
Posted by ブクログ
自閉症の男性が主人公。自閉症とは言え、自分に合った職業があり、フェンシングの趣味ももち、それなりに満たされた暮らしをしている。
彼の一人称で話が進む。彼が音楽を理解して感じるやり方や、他の内面世界は、一般的な自閉症者のイメージと違ってとても豊か。感情的には落ち着いていて、合理的で美学も感じるような世界観。それに加えて数学の才能も天才的。
だが、新しい上司が彼ら自閉症の従業員を自閉症治療の治験者にしようと圧力をかけてくる。
趣味のフェンシングサークルでの人間関係のいざこざもあり、その治験を受けることを決める。リスクを感じつつも決断する、その葛藤、筋道の付け方がしっかりしている。
結果的に、治療は