あらすじ
溌剌とした知性を持つエリザベスと温和な姉ジェインは、近所に越してきた裕福で朗らかな青年紳士ビングリーとその友人ダーシーと知り合いになる。エリザベスは、ダーシーの高慢な態度に反感を抱き、彼が幼なじみにひどい仕打ちをしたと聞き及び、彼への嫌悪感を募らせるが……。緻密な構成と秀逸な人物造形、迫力あるドラマがダイナミックかつ繊細に描かれる。躍動感あふれる新訳!
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Posted by ブクログ
ツンデレなヒロイン、優しくてきれいなヒロインの姉、ピエロのような妹たち、バカな母親、達観した父親・・・等々個性あふれる愛すべきキャラクターがたくさんいて、大した出来事は起こらないのだけれども、自然と続きが気になり読み進めてしまう不思議な本です。
シェイクスピアに出てくる登場人物のように、若干デフォルメはされつつも、「いるよねこんな人」というのを絶妙なバランスで描いているので、くすくすと笑えるところがたくさんあります。元祖ラブコメとどこかで書いてあったのを覚えているのですが、そう書きたくなる気持ちも理解できます。
人物の描写だけでなく、イギリスの田園風景、カントリーハウスについても精彩で、外国にいる私にとっては読んでいるだけですっかり憧れてしまい、今でも本書がきっかけでイギリスのことが盲目的に好きです(奴隷貿易、三枚舌外交、、、歴史的に行ってきた様々な批判されるべき出来事は知っているのですがそれでも)
ドラマ、映画も好きです。ドラマは原作のユーモアあるコミカルな雰囲気とダーシーのカッコよさが魅力的である一方、ピークディストリクトの自然の風景、チャッツワースといったイギリスの代表的な風景とそれに合わせた上品な音楽は、私が片思いするようなイギリスのイメージにピッタリ合っていて個人的にはこちらがおススメです。現代的ではあるものの、キーラナイトレイが非常にチャーミングなのも眼福です。
Posted by ブクログ
はい、恋愛小説の名作中名作との呼び声高い『高慢と偏見』を遂に
しかも、ワタクシの大好きな小尾芙佐さん訳
ありがたい
さすが光文社わかってる〜
それにしても1813年刊行ですってよ
時代背景的にね、ちょっと今では考えられないような事物がたくさんあってうわーってなりかねないんですけどね(特にこの頃のイギリスはマジ酷いんで)
まぁ、そういうのはもうそういうもんだと刷り込んじゃいましょう
もう全スルーです
いちいち引っかかってたら先に進みませんから
これ、古典を読む時のコツです
はい、上巻!
もう、全編を通してずーっとイライラしっぱなしです
あらゆる局面でイライラさせてきます
イライラ担当キャラが主人公含めてめっちゃいるのよ
わかってます
これが下巻できれーに解かれていくんでしょ?
そして恋愛小説の王道中の王道、すれ違いまくる二人の誤解が解かれてズゴーン!と恋に落ちるんでしょ?
わかってるって
よっしゃー!フォーリンラブの下巻へGo!
Posted by ブクログ
タイトルだけはずっと知ってていつか読み終わりたいと思ってた作品。なかなか頭に入らず、かくなる上はとBBCのドラマを先に観ました。風景も衣装も、本当に素晴らしいドラマだった。
ドラマのキャストを思い浮かべながら読んだからすごくしっくりきた(逆だったら文句たらたらだったのかも? 原作にしかないシーンもあるし)。
好きなシーンは〝ダーシーと偶然外で出会わないようにするため、わざわざリジーが自分のお気に入りの場所を伝えたのに、なぜかダーシーはその場所へやってくる〟ところと、ダーシーが振られて「もうけっこうです、あなたの気持ちはよくわかりました」のところ。
恋愛してるなあと思った。
Posted by ブクログ
いいところで下巻に続く!!!
早く続きがよみたい!!
ダーシーがエリザベスへの想いを抑えられなくなっていきなりベラベラ告白しだすシーンがめちゃくちゃ面白かった
ダーシー、なかなか性格終わってるけど人を見る目はあるよね
ダーシー視点でも読んでみたい
女性が家柄のいい人のところに嫁いで将来の安泰を得ていた時代に、自分の気持ちに正直に生きるエリザベスはかっこいいな
エリザベスとリディアの家族愛も強くて泣ける
それぞれ自分の生き方があってそれを理解しあってる感じ
前の作品だけど、現代の女性と価値観の近い女性が主人公だからすごいな
Posted by ブクログ
1813年刊行。古きイギリスの片田舎を舞台とする地主階級の恋愛小説。200年愛され映像作品や翻訳も多数。
オースティンが20歳そこそこで草稿を書いた(実際の出版は37歳時)という本作、なんというか、上質な少女マンガの雰囲気を感じさせる。ダーシーの「高慢」とエリザベスの「偏見」が最初は衝突するが後に……なんて典型的すぎるように思えるのだが、これは現代のラブコメに到る原型のひとつなのかと。しかし文章や構成が見事な上、要所要所で劇的なシーンが入るのも巧みで、読み始めたら止まらない勢いがあるのはすごい。源流などと言っていられない完成度であることが、今もって愛される理由なのだろう。
片田舎が舞台で、18世紀末~19世紀初頭の小説にありがちな社会や政治に関する描写がほとんどなく、ひたすら狭い世間の人間関係の話に尽きているため読みやすい。本作の主要人物は働かないで生きていける上層中産階級の人たちで、それだけ恋愛の駆け引きに集中できることも大きい。
翻訳が多数あるがどれがいいかはわからない。光文社古典新訳文庫の小尾芙佐はSFの翻訳でよく名前を見かける。繰り返し読むに耐える小説なので、比較読みも楽しいかも。
Posted by ブクログ
「恋愛小説」の古典作品ですが、全く読みにくいところがなくスラスラと読むことが出来ます。
訳がよいのか、そもそもの物語の作り方がうまいのだと思いますが、まるで昨今人気が出ている韓国ドラマを見ているように楽しむことが出来ました。
すれ違いから恋愛が成就しなかったり、大嫌いだった相手から告白されたり、またその嫌っていた理由が勘違いであったことにきづかされたり。
人生や家族を揺るがすような大きなトラブルではなくても、恋愛の情は個人の人生にとっては大きな転換点にもなりえます。
この後、ジェインとエリザベスの姉妹の恋愛がどのような形になってゆくのか、下巻も楽しみです。
Posted by ブクログ
最初は貴族らしい回りくどい言い方やミセスジェインの行動に好感が持てなくて読むのに苦労したが、読み進めるうちに面白いと思うようになり、下に続く最後のところにかけてがいちばん好きだった
大学の教授オススメの作品だが、恋愛小説だったので自分の好みであり、イギリスの生活の格式張っている感じが時代を感じられて読むのが楽しかった
Posted by ブクログ
光文社の「高慢と偏見」は2011年。ちくま文庫の中野訳(2003年)より新しく、中公文庫の大島訳(2017年)よりは古い。
訳者の小尾芙沙は女性で、古くからのSFファンならおなじみの方。
アシモフ、ディック、ゼラズニイ等訳書は多数あるが、中でもアーシュラ・K・ル=グィンはこの方の翻訳でずいぶんお世になったので、安心して読むことができる。
丁寧で標準的な翻訳という感じです。
Posted by ブクログ
お も し ろ い。
「100分de名著」で取り上げられていたため読みました。もともと数年前の映画や、かの「高慢と偏見とゾンビ」などからタイトル・あらすじなどは知っていたものの、まあ、面白いんだろうなーとは思っていたものの、私の「単なるロマンス小説」には手がなかなか伸びない悪癖が邪魔をしていてこんな時期に。
さて上巻。100分de名著の紹介と比較すると、ダーシーの嫌さ加減が、本っ当に嫌でした!(笑)
そしてマッハで恋に落ちていくさまにめちゃくちゃウケた。昔のツンデレ男はジェットコースター的にデレていくのが流行かなんかだったんでしょうか(ジェイン・エアの旦那様とか)。
ツンデレと言いましたが、これは完全に「キャラ小説」ですね。ブロンテ姉妹もキャラの濃さで話作ってそうなところがありますが、こちらは主人公やメインキャラもさることながら、周囲のキャラ性が濃いこと、濃いこと。そのあくの強さたるや、まるで派手な色の髪のキャラしか出てこないラノベのごとし。
内容としても、若者が喧嘩して恋愛して成長して収まるべきところに収まるっていう、三巻完結ぐらいの少女向けラノベっぽい筋立てでした。
恋愛関係の話は下巻の感想に譲るとして、気になったのが家族のキャラ立て。
すぐに感情的になっては家族をコントロールしようとする母親と、金銭以外のあらゆる問題から目を逸らそうとする父親。ニヒルになってみるスタンス自体は彼本人の防衛反応なんでしょうが、子を持つ大人としてやってはいけない、そして「よくある」父親の姿ですね。
その結果子供達が見事にスポイルされており、長女、四女、五女の振る舞いはそのまんまAC(アダルトサヴァイヴァー)っぽいですし、ヒロインエリザベス(次女)もまた。いや、長女と次女が母のカウンセラー務めながら妹の教育に苦心しなきゃなんないとか、ほんと機能不全家庭あるあるすぎて(笑)
エリザベスとお相手ダーシーの、高慢とか虚栄心って言われる奴も、自尊感情の低さだと思う。ダーシーも、ご両親が領主として優れた人だったかもしれなかったけど、育て方間違っているのは下巻で語られているわけだし。(だいたい、一緒に育てたあいつがああなってることからしても、相当教育ベタだったんじゃねーかと思うぞお父ちゃん)
んで、下巻の話ついでに、ダーシーが変わろうとできたのって、手ひどく指摘を受けたのが、エリザベスが誤解してた点と「彼自身、うっすら気づいていた直せる可能性のある欠点」だったからなのではないかと……もし突っ込まれたのが「自分がアイデンティティを感じていた部分」だったら受け容れられないと思う。いや、上巻ラストの時点ではまだ受け容れるところか大反発してるわけですけど。
そこを非難されたわけではなかったので、ちゃんと見てもらった上で振られたんじゃなきゃ、諦めて次に行けねえよ、みたいな。
つまりこの話を読んで連想した現代のヒット作は、「逃げるは恥だが役に立つ」だったのだ。
以下次号(下巻)。
Posted by ブクログ
こんなに素敵なお話だったとは!
もっと早くに読めばよかった。
夢中で読みました。
当時のイギリスの風俗も興味深いですが、エリザベスとダーシーのすれ違いながらも惹かれてあっていく様子に本当に胸がキュンとしました。
頭がきれて人よりも色んなことを察知する二人だからこそのすれ違いが可愛くて切ないんです。
エリザベスとダーシーの恋以外にも、ジェインとビングリー、リディアとウィッカム、コリンズとシャーロットの恋(?)も面白いです。
様々で。
打算的な恋や純粋すぎて面白くない恋もあるけれども、そういう恋を描いているところも好きです。
Posted by ブクログ
以前、院の先生に授業でお薦めされてました。
さすが先生。面白いー。
少女小説の最上級版って感じ?(褒めています)
身内のマイナス面をどろどろとかつシビアに描くところがいい。
オースティンすごいやー
下巻も読みましたよ。
Posted by ブクログ
ブリジットジョーンズの新作が公開するそうなので、
今がチャンスと思い、重たい腰を上げて読みました!
冒頭から飛ばしていて、ほんとに古典ですか?
新作ですって言われても納得するくらい今でも当てはまるよね?と
ひきこまれてしまいました(笑)
ミスターダーシーが、マークとかぶるかぶる~
コリンファース渋くてかっこいいですよね
ツンデレもえきゅん
すこし残念だったのが
妹ちゃんやママが完全恥ずべき人間として書かれているところ。
ダメなんだけど憎めない、愛すべきダメキャラとして描かれていたら完璧なラブコメなのになーと。
映画見てみよー!
Posted by ブクログ
古典ながら、すごく面白いです!
また、翻訳が上手いのでしょうね。
鬱陶しい言い回しなどがものすごくリアルで、つい、笑ってしまいそうでした。
下巻も楽しみです!
Posted by ブクログ
辻村深月さんの傲慢と善良を2019年に読んでからずーっと読んでみたいと思っていて、でも、200年以上前のイギリス文学・・・私に読みこなせる?と躊躇すること早6年。(長っ)
そんな時インスタのフォロワーさんのレビューを読み、背中を押されてようやく手に取りました!
心配は杞憂に終わり、とても楽しく読み進めることが出来ました~
結婚適齢期の娘達が住む町に、身分も高くお金持ちの独身男性が越してきて・・・という恋愛物語です。。
主人公の母親は身分と金で人を判断する、そしてそれを大っぴらに口にする下品な人。
父は事なかれ主義。
娘たちは、美人で上品で優しく慎ましやかな長女、才知あふれる次女(この子が主人公ね)、ウンチク好きな真面目っ子の三女、染まりやすい四女、ふらふらチャラチャラ女子の五女と個性豊か。
その他にも、結婚を100%打算で選んだ親友や、身分や名誉のために人の恋路を邪魔する人、地位の高さにひれ伏す人などがコミカルに描かれていて、こう紹介しただけでも現代人も魅かれるキャスト&設定でしょ。
私の若い時は合コンが全盛期だったし、3高(高学歴、高収入、高身長)がモテの条件だったりしたので(笑)、毎週のように行われる舞踏会、地位や身分・財産・両親の出自などが評価基準、などは、私の若い頃の価値基準そのまんまで笑えました。
上巻のラストは衝撃的なお手紙で終わるので、下巻が気になって仕方ありません。。
Posted by ブクログ
有名な作品ですが、まだ読んだことがなく気になっていました。はじめは名前が覚えられず苦労しましたが、読んでるうちにだんだん読みやすく面白く感じてきました。それぞれの人物達が想像しやすくて良いです。下巻も楽しみ。
Posted by ブクログ
ジェイン・オースティン。2つの家の2人の男女が知り合い、反発し、最後は結婚する話。女主人公エリザベスの内面やそれを取り巻く家族の欲望むき出しの内面をユーモアを含めて表現しており、最後まで愉しむことができた。
物語はエリザベスの視点て進むが、お相手のダーシーの視点でも読んてみたいと思った。
当時の英国の慣習などし理解しにくいところがあるが、下巻のあとがきに解説があるので先にそちらを読んでもいいとと思う。
Posted by ブクログ
偏見にとらわれていると、いろいろなものが見えなくなってしまうのがリアル。
ダーシーを嫌なやつだと決めつけて読んでいるとそうとしか思えないのに、実は誠実なやつだということを知ったうえで読むと、そういうふうに思えるのがすごい。
Posted by ブクログ
タイトルだけ知っている名作で、何となくとっつきにくそうなイメージだった。読んでみたら恋愛小説で、現代でも変わらない人間ドラマが描かれていて読みやすかった。ユーモアやアイロニーにあふれる内容に思わずにやけてしまう部分もあった。
コリンズやミセス・ベネット、レディ・キャサリンのような人が身近に居たらうざったいだろうけど、でもこんな人居るよなー。
エリザベスにアピールしているのに気づいてもらえないダーシーが可愛そうだった(過去の自分の発言のせいではあるけど)
Posted by ブクログ
以前鴻巣訳で読んだ時と幾分印象が変わった。小尾さんの他の翻訳はどれも読みやすく自然だけれど、本書はわざと古めかしい雰囲気を醸し出すように書いているみたいだ。読み始めは少し違和感があったけど、慣れて来ると楽しく読み進められた。
Posted by ブクログ
コリン・ファースが出てるBBCのドラマDVDを見ようかと思い、まず、原作を読んでおくかと思った。
初め、原書で読もうとしたけど、あまりに進まなくて断念。日本語訳読んでて、その理由が分かった。
こんなに持って回った面倒くさい表現を使ってるからだったんだ〜(^^;;
でも、日本語で読むと、この回りくどさが妙に面白くて、夢中になって読んだ。
Posted by ブクログ
1700年代の少女マンガを読んでるようだった。登場人物の、なんと生き生きしていること!そして実に自然で、かつドラマチックな展開!二転三転、ドキドキしながら読みふけってしまった。
Posted by ブクログ
≪内容覚書≫
19世紀イギリスの作品。
ユーモアと知性のある女性、エリザベス。
大人しく優しい、ジェイン。
お隣に越してきた、ミスタ・ビングリー。
その友人のミスタ・ダーシー。
すれ違う4人の恋模様を
イギリス特有の皮肉を交えて描いた作品。
高慢で偏見を持っているのは、誰なのか。
≪感想≫
さすがイギリス…!って感じの皮肉と、
少女漫画の王道のようなすれ違いの恋愛が、
見事にはまった作品だと思った。
スパイスと甘さが奏でる見事なハーモニー(笑)
新訳のおかげか、古い作品であるにも関わらず、スラスラ読めた。
昔ならではの奥ゆかしさのある訳も、それはそれで楽しいが、
現代に近づけた訳で楽しむの良いと思った。
新訳はちょっと避けていたけれど、今後も利用しようと思った。
翻訳されたものは、訳者さんによって、
微妙な違いを楽しめるので、
一度で何度もおいしい作品だと思う。
中野好夫訳、中野康司訳と名訳とされている様子なので、
そちらもぜひ読んでみたいと思う。
内容感想は下巻の方で。
Posted by ブクログ
最悪な第一印象をぬぐいさることができるか。
やはり古典として読み継がれる話は面白い。これは結構軽いというか、あっさりと読める。『ブリジット・ジョーンズの日記』にも翻案されたように、現代にも通じる話だからか。
恋に夢中なダーシーがなんだかかわいい。ミセス・ベネットがとてもめんどくさい。
Posted by ブクログ
新訳で、ぐっと読みやすくなった。
途中で挫折するくらいなら、新訳大賛成。
やっぱり、”ミスター・ダーシー”って言わないと。
映画「ブリジット・ジョーンズの日記」は、BBCがこの本をドラマ化した際、コリン・ファースが演じたミスター・ダーシーをもとに作られたとのこと。
それを聞いてから読んだので、もうすっかりコリン・ファースのイメージで・・・。
そして、もう一回、映画「ジェイン・オースティンの読書会」を見てみる!
Posted by ブクログ
読みやすい訳。
高慢と自尊心は違うの思うのだけれど、まだ読んでいてもよくわからない。
エリザベスは想像していたよりも嫌なやつに思えてきた。
はやく続きを読まなければ!
Posted by ブクログ
ジェーン・オースティンの有名すぎる恋愛小説。『アルジャーノンに花束を』の新訳でおなじみ小尾芙佐さんの訳。古典恋愛小説ってどうにもこうにもあまりはまらないんだけど、期待よりはなんだかはまらないかも……と思いながら下巻へ。
Posted by ブクログ
読むきっかけは、映画「ブリジットジョーンズ」が大好きで、そこに出てくるマーク・ダーシーが
高慢と偏見のダーシー氏をモデルにしていると知ったから。
終始、コリンファースのイメージで読み進めました。
読み終わって思ったのは、いつの世も男はお金、女は美貌あってのことなのかなぁと。
ダーシーはエリザベスの溌剌としたところなど内面に惹かれたことが強調されていたが、ジェインもエリザベスも美貌の持ち主。
そしてコリンズと結婚したシャーロットは?
それにしてもミセス・ベネットが恥ずかしく腹立たしい。
あの母が育てたはずなのに上の娘2人はまともな羞恥心や優しさをもっているのが不思議。
これも現代でもあることですね。