朝井まかてのレビュー一覧

  • どら蔵

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    真贋の世界は、私のような者には、全く分からない。古道具や価値ある物、工芸品、芸術品。誰かが気に入れば高値になる世界の様子を垣間見せてくれた。最初は、読み辛かったが。

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    2026年03月11日
  • 名こそ惜しめよ 歴史小説アンソロジー

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    北条政子を軸に日の本のひとつの時代が歴史小説として五人の作家によって描かれる

    源平のとき、御所と鎌倉の確執、
    武士という生き方、女として生きる道……

    そして時は流れ去る

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    2026年02月16日
  • グロリアソサエテ

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    民藝に邁進する男性たちと支える女性たち。和風と洋風。いろんなものが渦巻いている小説だった。行動力の塊のような奥さまが素敵。

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    2026年02月10日
  • 眩(新潮文庫)

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    朝井まかて『眩』。
    朝井まかて作品、初読み。

    葛飾北斎の娘・お栄こと、葛飾応為。
    北斎の娘として、父を支えながら、その才能に葛藤しながら、絵師として、自らの画風を見出していく…
    善治郎との叶わぬ恋、甥・時太郎の起こした不始末への尻拭い。

    なかなか知ることもなかった、葛飾北斎の娘・応為。葛飾北斎自体、浮世絵師であることと『富獄三十六景』程度くらいしか知らないが…

    江戸っ子の小気味よさが感じられる。
    最後に自分の画風にたどりつけて、よかった。
    支え続けるだけの人生だけではなく…

    しかし、時太郎だけは…
    いつまで経っても…
    ろくな最後は迎えられないんだろうが…

    お栄には長澤まさみがぴったり

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    2026年02月01日
  • どら蔵

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    なるほど骨董品は真偽ではなく、良し悪しが大切。とはいえ骨董品は、欲しがる人がどれだけいるかによって値段が決まる世界。物を見る目は養うことが可能なのでしょうか?

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    2026年01月31日
  • グロリアソサエテ

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     日常の美しさが描かれた小説です。
    洗濯をして、料理をして、買い物に行き、掃除をする。働く。景色や、音楽、器や布を愛す。たくさんの色、匂い、音を感じられる作品でした。
     芸術品ではない雑貨の美しさを賞賛することにより、市井の人々の素晴らしさに気付かされる、誇りがもてるように感じられました。(私はこんなきちんと暮らしてませんが)
    ときどき、わずかに入る恋愛パートも良かったです。ほんとに僅かなので、逆に印象に残ります。
     
     

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    2026年01月30日
  • グロリアソサエテ

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    やっぱり朝井まかてさんの作品は、実在した人物をモデルにした物語の方が面白い気がする。

    最後の章はなかなかの重みがあった。琉球の人への差別がかなりあったのだろう。

    後世に名を残したような御仁は、家庭を顧みず家族に多大な迷惑をかけた人が多かった印象。

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    2026年01月27日
  • 先生のお庭番

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    タイトルと帯に惹かれて。
    帯には「根づかせたい、日本の花を 運びたい、あなたのために」と書いてある。
    私は植物が大好きなので、植物関係で時代ものの小説なんてたまらんのだ。

    開国前の長崎。
    タイトルの先生というのはシーボルト。
    そう言えば昔長崎に行った時にシーボルトの何かがあったような…行かなかったけれど。
    なのでシーボルトって名前は知ってるけど何した人?状態で読み始めた。
    とはいえ主人公はシーボルトではなくそのお庭番。
    それぞれのキャラクターも良くてストーリーも気持ちよく進んで面白かった。
    ただちょっと最後はかけ足気味というか、これで終わりかという物足りなさがあったかなぁ。
    もうちょっと、

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    2026年01月24日
  • 秘密の花園

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    ネタバレ

    大河べらぼうが始まった1月末ごろに読んだ時には、なかなか進まず断念していた本作。
    フル視聴後にもう一度手に取るとスルスル読めました。

    登場人物の多くが知っている人になり、役者の顔も浮かぶので読みやすくなりました。

    今の朝ドラばけばけにも通じるところがありますが、武家というのはしきたりも家督のことも、難しいものだと思いました。子供が無事に成長することも難しい時代にあって、後継がいなくなれば身内の子供を養子にしたり株を買ったり。。

    出版社が変わりながらも28年もかけて、視力を失いながら口述も活用して長編小説を完成させたとのこと、里見八犬伝に俄然興味が沸く。いつか読んでみたい作品です。

    ちょ

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    2026年01月18日
  • 草々不一

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    どれも味わいが違って、面白い。
    時代小説らしさと現代的な感覚がいいバランスで、読みやすい。
    短編集ならではの満足感。

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    2026年01月06日
  • ボタニカ

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    実在の人物とは知らずに読みました。
    朝ドラの方のお話しだったのですね。
    人としては欠ける所もかなりあったようですが、ここまでの偉業を成し遂げたのであればもはや植物に愛され植物のために生きてきた人物。そうなれたのも周囲のお陰でもあるのでしょう。特にスエさんは想像できないほどの苦労人だったかと思います。ナオさんも。
    ドラマのほうもいつかみてみたいです。

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    2026年01月04日
  • 白光

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    江戸から東京へ移り変わるとき。
    貧乏藩士の娘「りん」は絵で身をたてるために
    ひたすら邁進する

    ロシアへ行き、やがてニコライ堂のイコン作家となるが
    時代はやがて日露戦争へ・・

    激動の人生を送ったひとりの女性を描いた重厚な作品

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    2025年12月23日
  • 最悪の将軍

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    朝井まかてさんは初めて読む作家さんだ。きっかけはなんだったろうか。。忘れてしまった。それだけ積んどく期間がながかった。
    徳川五代将軍綱吉と御台所の物語。四代将軍家綱が薨去するところから物語が始まる。綱吉が主人公はとても目新しい。時代小説としては、儒学の思想が色濃い。文治政治推進として堀田正俊の抜擢による最初期の政治。その後、親政期を経て側用人牧野、柳沢の時代へ29年の治世が綱吉目線とそれを精神的に支える妻の目線を交錯させるように描いている。
    封建制という今と違う社会であるので将軍の考えていることを下層へどう伝えていくか。宮廷政治化する江戸城内の雰囲気も良く分かったが、綱吉個人の考えと老中、奉行

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    2025年12月06日
  • 秘密の花園

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    NHKべらぼうで丁度滝沢が婿入りする回と重なった。「曲亭馬琴」は耕書堂の手代の頃に付けた名前だ。馬琴の武家としての一生と、戯作者としてのあれこれと、そして家族の儘ならないすったもんだが語られた。どれかが欠けても馬琴にはならないのだろう。
    山東京伝・恋川春町など、読みながらテレビの面々が浮かんでくる。

    滝沢家では亡き父、兄、自分と花癖(かへき)があり、庭も丹精してきた。
    書きに書き、読みに読んで盲目となった馬琴には亡き息子と共に手を入れた庭が見えている。

    この題名にはしっくりこないが、朝井まかてのたっぷり書く渦に飲み込まれた。

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    2025年11月24日
  • どら蔵

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    大阪の道具商の放蕩息子が奉公先でやらかして勘当され、行き着いた先は江戸。
    手練れ達に揉まれながら成長していく。
    ...のだがも少し盛り上がりがほしいところ。

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    2025年11月06日
  • 秘密の花園

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    ネタバレ

    曲亭馬琴の一代記。

    「八犬伝」はNHK人形劇で小学生の時にリアルタイムで見ていたので、おおよそのストーリーは知っていますし、
    曲亭馬琴は山田風太郎の「八犬傳」を朝日新聞連載時にリアルタイムで読んでいたのである程度知ってるつもりでした。
    本作は八犬伝がメインではなく、あくまで滝沢興邦(馬琴)の生涯を丁寧に描いていると思います。
    これも新聞小説だったというのは何かの一致のようで不思議な感じです。
    また、大河ドラマの後日譚的な要素もあって面白かったです。

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    2025年10月18日
  • 最悪の将軍

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    歴史小説や時代小説を読み慣れている私でも少し読みにくさを感じた。実際読み進めるのに結構時間がかかった。
    歴史小説を嫌う人は、内容とは関係なく独特な言い回しなどを嫌うのだと思う。
    徳川綱吉については改めて調べてみたいと思う。

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    2025年10月17日
  • ボタニカ

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    牧野富太郎のお話。
    朝ドラがあって話題になってたからずっと読みたくていざ読んでみると、確かに他人の人生としては面白いし熱い情熱みたいなのも伝わるけれど、令和の価値観に固められた私からすると、私生活やお金にだらしないところが受け付けられなかった。
    そういう面があるからこそ偉業を成し遂げられたというのも分かるけれど、偉業がなかったらクソ男やん、というのが感想。
    今の時代にこの生き方はなんの参考にもならない。
    どうしてこの時代にわざわざ牧野富太郎を取り上げて執筆されたのか、今を生きる人にこの本から何を読み取って欲しかったのか分からない。
    読み物としてはすごく面白かった。

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    2025年10月06日
  • ボタニカ

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    朝ドラのらんまんは視聴せず、ただ表紙の富太郎が愛らしくて素敵な話なんだろうと思って読み始めた...

    人生のすべてを愛する植物に捧げた富太郎。
    その一途さと情熱さ、偉業をなしとげたことにはすごく尊敬に値する。
    でも他の方たちが感じてるように富太郎、クズだなぁ...と思ってしまうことも。
    自分たちのことを顧みてくれないのにただひたすら献身的に富太郎を支え続けたスエの素晴らしさが堪らなく愛おしい。

    1番、惹かれたフレーズは、やっぱり帯にも使われている『おまんの、まことの名ぁを知りたい』。
    この言葉が植物学の父・牧野富太郎の始まりだと感じた。

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    2025年09月25日
  • ボタニカ

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    2025年8月31日
    第7章まで読む

    牧ちゃん、だんだん読むのがつらくなってきたよ。
    家族のこと、お金のこと、興味のあること(植物)以外の優先順位のつけかた、身につまされてならない。

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    2025年08月31日