朝井まかてのレビュー一覧

  • 落陽(祥伝社文庫)

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    若い時に故郷を離れた人でした。今までにいない唯一になるため。何百年と続いてきた中で。忘れてはならないのは感謝の思い。日本がひとつだったと思うために。

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    2024年11月06日
  • ボタニカ

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    流し読みの癖のある私が、らんまん神木君の土佐弁を思い浮かべてながらゆっくり読んだ
    え?佐久間ゆいちゃんが本妻でおスエさんは東京妻だったの?と、朝ドラとごっちゃにしてドラマの設定との違いに衝撃を受けつつも
    さいごはたった1人の牧野富太郎博士で一致した
    まったくもおしょうがなく一途なおのこじゃきに

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    2024年11月05日
  • 青姫

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    ネタバレ

    青姫

    著者:朝井まかて
    発行:2024年9月30日
    徳間書店
    初出:「読楽」2020年9月号~2021年1月号、2021年5月号~12月号

    時代小説の市井ものとしてはナンバー1の人気作家、朝井まかての新作。徳川の治世が始まって30年、寛永年間のある山里が舞台。おそらく日本海に面したエリア。新潟あたりであろうか?当初は市井小説かと思えたが、その特別な郷は一人の少女風の女性が頭領を務め、武家の出のものたちが側近に仕える。主人公は農民だが、皇族、武家なども絡む。単純な市井小説とは違う。このジャンルはなんと表現すれば?

    甲斐国の名主の四男、杜宇(とう)が主人公。次男と三男が若死にしているので、嫡

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    2024年10月22日
  • ボタニカ

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    朝ドラがはじまる前からの期待の書
    当時は予約いっぱいで何年かかる〜?って思ったけど読む事が出来た

    魅力的な人物像を期待したのが生物採取ドキュメントのような臨場感もあって面白かった

    支えた人々協力したチームや先生達もそれぞれの魅力があって時代の良さも感じました

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    2024年10月11日
  • 朝星夜星

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    日本で最初の西洋料理店を開いた草野丈吉の妻・ゆきの視点で描かれる長編小説。

    史実を基にしているので、歴史的文化的な観点からも楽しく読めました。

    自由亭が今に残っていないのが残念。
    ただ、長崎のお店の一部がグラバー園に移築保存されているようです。グラバー園は何度か行ったことがあるけど、その時には特に興味なかったので記憶にない。。

    ゆきの若い時からおばあちゃんになるまでの一代記。
    五代友厚、亀山社中、岩崎弥太郎、陸奥宗光などの有名人との親交もあり。

    NHKの朝ドラで見てみたいなぁと思いました。

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    2024年09月27日
  • 朝星夜星

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    江戸末期から明治の長崎と大阪が舞台。
    当時珍しかった洋食屋を長崎で開き、その後、大阪に進出してホテルを開業する丈吉と妻ゆきの話。

    当時の外国人と日本人との関係性や、苦難を乗り越えながら発展する大阪が興味深い。

    長編小説だが、丈吉の妻のゆきの視点で語られ、時には共感しながら、楽しく読み進められた。ゆきは長崎弁が愛らしく、力には自信があり、さっぱりした性格を持つ。彼女には料理の技術はないため、料理人として夫を手伝える義妹のヨシを羨むことがあり、疎外感を感じることもあった。しかし、晩年は彼女の役割を受け入れて、精一杯こなしているようで安堵する。

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    2024年09月21日
  • 最悪の将軍

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    ネタバレ

    タイトルから通説の綱吉像が見られると思いきや
    主人公に配慮した「理想の政治を想う将軍綱吉」
    つまり民は国の本、を実践している・・・御台所
    信子との穏やかな様が良い読後感になっている

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    2024年09月18日
  • 類

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    親の名と才能に押し潰されながらも、自分という存在をいつまでも探す姿だなと思った。

    親が偉大だからと言って子供の才能が開花するわけではない。
    でも、自分の姉妹達は親と一緒のように花開いていく。
    類はただ背中を見ていくだけだったんだろうなあ。

    書いても、描いても、うまくいかない。
    自分は何をしたいのだろう、どうしていくべきなのだろう。
    それを探すのに費やした人生だったのではないかな。

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    2024年09月08日
  • 類

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    森鴎外の第4子の生涯を描くお話。これまで知らなかった森鴎外の姿、後妻志げ、森於莵、茉莉、杏奴、類の家族像が垣間見られる本格的大著。ではあるがこれまでのまかてさんの諧謔にあふれた展開がみられないまま終わってしまった。研究者本であればそれも仕方がないだろうが、まかてさんならではの脚色がないのは残念だった。

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    2024年08月21日
  • 銀の猫

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    病人や老人の介抱を仕事にしているお咲。
    その仕事ぶりは仲立ちをしている鳩屋の中でも一番だ。そんなお咲の仕事ぶりを江戸の四季とともに描いた短編集。 
    お咲には我儘で自堕落な母親がいて、その母が作った借金を返す為に割りのいい介抱人の仕事をしている。そんなおさきの心の支えが元の舅がくれた小さな猫の銀細工だった。
    様々な人を介抱する中でお咲が気づく家族の在り様や生き方を丁寧に描いている。
    お咲が大変な仕事をしながらも色々な人の人生を垣間見て成長していくのがいい。

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    2024年08月08日
  • 朝星夜星

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    ネタバレ

    2024.8 少しづつ話が進む、みっちりつまった小説でした。読み応えというか、淡々とゆっくりというか…

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    2024年08月06日
  • 先生のお庭番

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    お庭番と聞くと、隠密とか忍びとか物騒なほうを
    思い出すが、この本の舞台はあの時代に唯一開かれた出島の地でシーボルト先生が作りたかった薬草園。
    まだまだ庭とも呼べぬほどの敷地に
    主人公である駆け出しの庭職人の熊吉が
    試行錯誤しながら薬草や草花のお世話をし
    やがて壮大な薬草園を作り上げ、守り
    そしてシーボルト先生の望みを叶えるべく
    強くなるまでの話。

    薬草や、草花がたくさん出てくるので
    想像の中さえも色とりどりで楽しい。
    ときには雨に濡れた土の匂いさえ感じるようだった。

    シーボルト事件がある以上、結末は見えているのに
    熊吉や、奥方と同じようにシーボルト先生を信じたくなるような物語だった。

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    2024年07月22日
  • ボタニカ

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    朝ドラのらんまんが好きで、こちらも読んでみたいと思っていました

    結果、全然違うやん笑

    朝ドラの場面を思い出す部分が多かったけれども

    おぉいっ!それはないだろう!

    と突っ込む部分も多々あって
    でも朝ドラのイメージと違いすぎるから嫌になった訳ではないので、読んで良かったと思ってます

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    2024年07月14日
  • 秘密の花園

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    南総里見八犬伝の著者滝沢馬琴の一生が綴られている。書いて書いて書かずにおれない馬琴と共にその時代に入り込んだような気持ちになって読んだ。歴史で聞いたことのある人物がいっぱい出てきて、こんなふうに交友していたのだろうかと思いを馳せたり、庶民がこれだけの文化の中で生きていた江戸は凄い時代だなぁと思ったりした。家族の大変さや武士としての家督へのこだわりなど、馬琴とはこう言う人だったのかもしれないと思わせる内容。読み応えがあった。

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    2024年07月03日
  • 白光

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    実はラグーザお玉の話と間違えて手を出した。
    明治時代・女性画家・渡欧…
    経歴もちょっとかすってるっぽいですが
    こちらはロシアに留学して
    イコン制作で多くの作品を残した人でした。

    山下りんさん、なかなかの気丈夫さんで
    留学先の修道院でも
    言葉もわからないのに納得するまで激論。
    西洋絵画を学べると思って行ったはずが
    模写させられるのはロシア正教のイコンばかり。
    (教科書に載ってた、あの平面的なモザイク画?)
    そりゃ腹も立ちますわ。

    宗教画に美は不要、という修道女たちの考えもわかる。
    逆に信仰心のない人間でも
    心を込めて描かれた宗教画を見て
    グッとくることもあるのが難しいところ。

    帰国してから

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    2024年06月28日
  • 秘密の花園

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    ネタバレ

    滝沢馬琴の一代記。
    忠義を尽くした父親への権力者・藩からの不義理、主君に虐げられる日々への憤りを年少時代に経験し、自身で生きていく道や家名復興を目指す姿に江戸時代らしさを感じる。
    強くあろうと生きてきた中で、老齢になってから、病弱な実子に告げる悔恨や弱さを吐露する場面が生々しい。
    八犬伝を描き終えた後の、話の中では南総に理想の国を作りたかったんだという言葉が、馬琴の紆余曲折の人生と作家感を締めくくる言葉にふさわしい。

    稗史小説の執筆法と楽しみ方を
    「史実の種を見出し、文章を耕して種を蒔き、大いなる虚を育てる。」
    (稗史を通じて人々に遥けき世界を見せる。)
    と表しているが、著者(朝井まかてさん

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    2024年06月15日
  • 白光

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    イコン画というものをこの本を読んで初めて知った。

    たまたまだけど、今見てる朝ドラの主人公と重なる部分もありました。(本書の感想では無いですが)

    読むのに時間がかかった1冊。

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    2024年06月10日
  • 銀の猫

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    嫁ぎ先を離縁され、「介抱人」として稼ぐお咲き。百人百様のしたたかな年寄りたちに日々、人生の多くを教えられる。一方、妾奉公を繰り返し身勝手に生きてきた自分の母親を許すことが出来ない。そんなとき「誰もが楽になれる介抱指南書」作りに協力を求められる。

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    2024年06月05日
  • 悪玉伝

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    大阪炭問屋の主・木津屋吉兵衛は風雅を愛する伊達男。家業を顧みず放蕩の限りを尽くしていたところ、兄の訃報が舞い込む。店を我が物にしようと企む大番頭の策略で相続争いに巻き込まれた。

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    2024年06月05日
  • 秘密の花園

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    ネタバレ

    うーん、長く読み応えのある滝沢馬琴の一代記。戯作者として名を成しながらも武士の家名に拘り続ける妄執には呆れ果てながら、戯作者としても命を削るような態度には書かずにいられない業を感じた。
    ただ「南総里見八犬伝」は面白いが、馬琴にはどうも心惹かれなかった。残念。

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    2024年05月26日