朝井まかてのレビュー一覧

  • 福袋

    Posted by ブクログ

    江戸庶民の生活色々の短編集。
    江戸という時代に一所懸命生きている人達の生活が中々愛おしい。
    祭り、湯屋、長屋、古着屋などで起こる出来事は、人情にも包まれて温かい。
    大食い女の「福袋」、弾ける女の子のいる「晴れ湯」などなど楽しかった。

    0
    2019年11月24日
  • 残り者

    Posted by ブクログ

    オモシロかった。朝井まかてさんに間違いないなって感じで満足でした。
    女5人の立場や背景に引き込まれて楽しかった。

    0
    2019年11月08日
  • すかたん

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    再読だけど、面白かった。銀二貫とかを彷彿とさせるね。一生懸命農村を何とかしようとする若旦那に惚れちゃうよね。女ぐせ悪いけど。お家さんがとっても魅力的です。

    0
    2019年11月07日
  • 福袋

    Posted by ブクログ

    まかてさんらしい人情噺で面白かった。表題の福袋、弟がちょっといい気味(笑)。最後のひってんがちょっと切なくてなかなかよかったな。食べ物屋が出来たら、誰かと再会するかも。莫連あやめも面白かった。

    0
    2019年11月07日
  • 最悪の将軍

    Posted by ブクログ

    味わい深い名著。文治を貫く綱吉に、邪なところは何一つない。にもかかわらず、次々と起こる天災と悪評。静謐な文章が、世の理不尽さと人間の怖さを増幅して感じさせる。しかし、吉保の言葉にあるように、最後は歴史が評価する。そして、信子が、仔犬を飼いたがる子供達の姿に、綱吉の目指した真の憐みを見出だしたラストシーンに救いを得た。

    0
    2019年11月01日
  • すかたん

    Posted by ブクログ

    上方言葉がぽんぽん飛び出て、でっちや商人が出てきて、上方落語みたいだった。風景描写や年中行事、野菜のことなど、大阪通になれるくらい詳しく書いてあって、面白い。

    大阪に来たばっかりの他所の人とか、詳しくなりたい人とか、これを読んだらいいと思う。

    大阪の風情を書きたかったのかな、というところで、思っていたより恋愛要素は薄かった。商人としての生き方とか、主人公の自分を励ます言葉とか、さりげない言葉にはっとする、胸に刺さる書き味があって、この人の魅力だなあと思う。

    たんかきるところとか、主人公の亡き夫への気持ちとか、ここぞ、というところの聞かせ方がうまい。江戸時代の話だけど、夫婦や子ども、独り身の話などはいまにも通じるところがあった。

    上方言葉の意味がじんわり染み込む、まったりとした、江戸時代の大阪の風情を味わえる小説。

    0
    2019年11月15日
  • 藪医 ふらここ堂

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    2019/10/17
    スタートはめっちゃおもしろかったけど途中からメインが娘になってきて失速。
    もっと三哲さんの活躍が見たかったのに。

    0
    2019年10月17日
  • ぬけまいる

    Posted by ブクログ

    この作家さんは好きなので何冊か読んでますが、毎回楽しめています。今回もワクワクしながらあっという間に完読。

    0
    2019年09月09日
  • 残り者

    Posted by ブクログ

    江戸から明治へ時代が変わる、150年程も前の大奥が舞台。だけど、これだけ時が経ち、技術も科学も医学も、あらゆることが進化し、女性が働くことが当たり前になった今でも、変わらないことが多いんだなあと思った。
    女が集まるところで起こる、嫉妬・足の引っ張り合い(まあ、これは男世界での権力争いも同じことなのだろうけど)。男が起こす戦争に翻弄される女と子供。
    解説には、この本は「女の居場所の物語」「戦争と政治に居場所を奪われた女の物語」だと書いてあったけど、そうだなあと思う。そして、そう言う意味でも、今もこの時代も、女性にとって同じだな、と感じる。
    男性の中には、そんなことはないと思う人も多いと思うけど、今の時代であっても、女性が1人で自分の足で立って生きていくのは、やはり男性よりは大変なことだし、政治でも経済でも、女性が男性と同じように、中心で動かす力を持つのは、まだまだ先だな、と思うし。
    でも、だからこそ、将軍の寵愛を求めて、男性に寄りかかって生きていく為に、女だらけの世界で争っていた印象で語られやすい大奥の女性達が、自分の働きで自分の生活を立て、自分の足で立っていることに、生き甲斐や誇りを持っていたんだと、改めて気づかされた、この本は面白かったな、と思う。
    そして、いつの時代も、皆、色々な理由から、経済的にも気持ち(言動)的にも、自由に生きられない人が多くて、周りに忖度せず、自由に生きている人は、輝いて見えて憧れるんだな、と思った。大奥でも、ふきが人気があったように。

    0
    2019年09月01日
  • 福袋

    Posted by ブクログ

    阿蘭陀西鶴を楽しく読んだ後の短編集。この一冊もテンポよく読み進められる戯作。暮れ花火のおようのきっぷに惚れ込んでしまいました。かっこいい

    0
    2019年08月12日
  • 落陽(祥伝社文庫)

    Posted by ブクログ

    去年、NHKの明治神宮の森という番組や
    昆虫写真家の佐藤岳彦氏の 写真展
    「 明治神宮の森 」を見に行って、明治神宮の森の豊かさに驚いた。そこには何千、何百種もの昆虫や粘菌、きのこが存在していて、観て観たいと思った。しかも、原生林ではなく、全て人工林でできていると知って、この森の成り立ちにすごく興味を持った。明治神宮の森の成り立ちや、歴史をもっと知りたいと思っていた時に、平成から令和へ時代が移り変わり、そういえば明治天皇や大正天皇の時の代替わりはどんなだったか知らない、当然生まれていないからだけど、いろんなことが知りたくなってたときにこの本 落陽 に出会った。 明治天皇の人となりをうかがい知ることがなかったが、読んでみてほんの少しでもどういう天皇だったか、触れてみると、だから、日本の皇室が今ここにまで発展し慕われているんだなという思いになった。明治神宮の森がなぜあんなにも豊かな森なのか、見えない力が存在する感じがするのは、明治時代とゆかりがあるからだ。


    明治維新の頃の激動や、大正、昭和へと激動の時代を経て今日の新しい時代を迎えた時、天皇という国の象徴がどれだけ偉大で崇高であること、いい国だと思った。 さすが、朝井まかてさんだなと思った。

    0
    2019年07月16日
  • 落陽(祥伝社文庫)

    Posted by ブクログ

    今読むべき、と言う帯の言葉通り
    時代を天皇という存在から描く

    明治から大正への移りかわりだが、現在にも十分通じる。

    天皇という存在をもう一度 いろいろな角度から考えてみたいと思う

    0
    2019年06月25日
  • 阿蘭陀西鶴

    Posted by ブクログ

    切ない。何がせつないってそりゃもう、父娘の実は…的な。
    やっぱり、言葉に言わないけど空気を読めって親子でも絶対分かり合えない。
    いっぱいスキンシップをしていっぱいコミュニケーションをとってほしい。ハグしたらいっぱいアドレナリンとオキシトシンが出るからそれが脳にも心にもとっても重要。今大好きな人を横目にみて、これを書き終わったらキスして大好きと言おうと思えた。

    0
    2019年06月23日
  • ぬけまいる

    Posted by ブクログ

    前半は3人とも秘密を抱えて、重い雰囲気で進んで行くが、闘いや人助け、恋愛などの展開が次々と出てくるので、後半はあっという間に読み進められた。江戸に戻った後は3人はどうなるのだろうか?

    0
    2019年03月03日
  • ぬけまいる

    Posted by ブクログ

    史実を交えた女版東海道中膝栗毛。ユーモアあり、最後のちょっとしたサプライズあり、各宿場の描写も興味深い

    0
    2019年02月05日
  • ぬけまいる

    Posted by ブクログ

    若い頃は「馬喰町の猪鹿蝶」と呼ばれた三人組も今や三十路前。
    お以乃、お志花、お蝶は、ある日江戸から伊勢へと旅立った。
    それも、抜け詣り!
    立場は違えど、家に、境遇に鬱々としたものを抱える三人が、
    東海道を旅し、様々な事件に巻き込まれる、道中記。
    一膳めし屋のお以乃、御家人の妻お志花、小間物屋の女主人お蝶。
    かれこれ半年ぶりの再会が伊勢への抜け詣りとなったのですが、
    十八、九歳頃につるんでいた時とは異なり、それぞれの立場の
    違い、抱えている問題があります。それでも性格は変わらない。
    道中、それが原因で反目し合ったりもするのですが、
    いざ事件に巻き込まれると、過去のようにそれぞれの性格と特性を
    活かして一致団結する姿は、なかなかのもの。
    老夫婦を助ける人情物、恋に身を焦がす恋愛物、賭博場での
    立ち回り有りのアクション物と、バラエティーな内容です。
    それでいて、江戸、とりわけ東海道の風俗、伊勢詣りの様子等、
    きちんと描写されているところは、さすが。
    他の登場人物も良かった。特に、柄杓作りの正ちゃん(^^♪
    洒脱なご隠居一行も・・・彼等のように将来、三人組がまた、
    仲良くお伊勢詣りに出掛けられたら良いなぁと思いました。
    しゃんしゃんと♪

    0
    2019年01月24日
  • ぬけまいる

    購入済み

    ,とにかく面白い

    TVの放送を見て、物足りなさを感じたので、購入しました。やはり、本の方が格段に面白い。

    0
    2018年12月21日
  • 藪医 ふらここ堂

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    漢方医学を取り扱った時代小説かと思ったが
    それだけではなく、どちらかというと人情噺。

    意外な展開にておどろいた。

    0
    2018年11月25日
  • ぬけまいる

    Posted by ブクログ

    テレビドラマの放送が始まった。
    書名は知っていたけれど、読んだことがなかったので、ドラマ第一話を見た。
    騒々しくて、内容もガチャガチャしていて、正直、なんじゃこりゃ、と思った。
    「昔はいけてたのに」という思いは、もちろん江戸の人にだってあったのだろうけれど、表現がそのまんま。
    ネオ時代劇(ミュージカルでもなんでもありのエンタメ時代劇)かと思ったのだ。
    それで、第一話で見るのをやめた。
    でもー、なぜか原作を読んでみようと思い立ってしまったのだ。

    お伊勢参りのガールズ・ロードムービーといった趣の小説。
    読んでみると、だんだん猪鹿蝶の三人に愛着がわいてくるから不思議。
    三人が自分の境遇を振り返り、自分が行くべき道をそれぞれ納得して進んでいくように変化していく。
    端的に言えば、二十八の三人(現代の年齢感覚だとアラフォーくらいにあたるだろう)が、本当の大人の女になっていくお話、と言えるだろうか。
    ここ辺りが丁寧描いてあって、納得して受け入れられるからだろう。
    特に、男勝りのお以乃の、次郎長との恋と別れはいい。

    時を重ねることによって見えてくる人間の多面性みたいなものに着目しているのも面白い。
    自分にも、友にも、「昔から変わらないなあ」という面があれば、「前はそんなじゃなかったのに」という面を見出したりする。
    ちょっとしたことだけど、それが人物像のリアリティにつながっているのかな、と思う。

    0
    2018年11月10日
  • ちゃんちゃら

    Posted by ブクログ

    江戸時代。
    跳ねるように身軽な若い庭師の成長物語。草木や水、石、光、空気まで想像できる瑞々しい文章。
    と、思って読んでいたら…。だんだん不穏な方向へ話が進んで、これってアクション、ミステリーなのか?

    とっても面白い本に出会えたという嬉しい気持ちの反面、なにか物足りない、いや、多過ぎるんだと感じました。

    庭師として、また人としての成長。親方や先輩たちの庭造りの素晴らしさ。恋愛模様。
    ミッション・インポッシブル的な終盤もいいけど、そんなに混ぜないで~。

    0
    2018年08月28日