朝井まかてのレビュー一覧
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ネタバレ2015/12/9
これもおもしろかった。
にわかにまかてさんブーム。
お以乃の恋は成就してもよかったんだけど。
江戸に帰れる人で。
あっちこっちでたくましく稼ぐ3人が好きだ。
ごろちゃんに「逃げろっ」と言われて「やなこったっ」って返すとこも好き。
『すかたん』のときも思ったけど妙に映像化を考えてしまうお話だなー
お蝶が石原さとみってのは私の中で決まったけど後はどうしましょう。
お以乃が難しい。
お志花は松下奈緒にしよう。
お以乃…ガッキーが好きだからもうガッキーで。よし。
ちなみに『すかたん』は東出昌大と井上真央ちゃんと決めました。
映画化してくれんかな。 -
Posted by ブクログ
工業の近代化に伴う大量生産によって、手仕事やその文化自体に陰が差し始めた大正後期〜昭和初期と、AIを使えば大量生成が可能となった現代はとても似て見える。民藝運動と柳宗悦、河井寛次郎、濱田庄司ら三人をいま描く意味はそのあたりにあると思います。
出力された創作物全般に対して個人的なことを言えば、私はずっと薄っすら忌避感を持っている。止めろと激烈に怒鳴りつけるほどではない、見ていると何となく居心地が悪くなるそんなレベルのを。労働性(繰り返しの中で得られる技術)や伝統性(先人たちの積み上げによる庇護)、他力性(風土や伝統といった不可視の力による支え)といった民藝品が持つ特性を生成物は殆ど有していないか -
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吉川英治文学賞
エンタメ系小説最高峰の吉川英治文学賞を受賞したということで読む。
度重なる放蕩により、大坂の骨董商から追い出されたどら蔵(どらぞう)こと寅蔵が江戸でさまざまな人に出会い、骨董修行をする話。
なのだが、骨董の世界は、騙し騙されるのが日常のようで、何が正解かはわからない。
一両というと大変な大金なのだが、今でいうオークションで簡単に何十両もつり上がってしまう。
そこには贋作や修復品も混ざっており、真面目に商売を大きくしていくという王道のなにわの商売物ではない。
チャラい上方者の主人公もなんだか好きになれなかった(だからこそ、どら蔵なんだけど)。
ここ最近読んだ小説(宮本輝の -
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柳宗悦の家で女中として働くサチの見た、柳家の暮らし、宗悦と彼の友人である河井寛次郎、濱田庄司との交流、民藝運動の歩みが描かれる。日常生活の中の道具に美を見出し、その美しさを世に伝えようとした彼らの活動。そのために気に入った道具を好きに買うのだが、そのためには勿論資金が必要。稼ぐためには働かないと公言する宗悦を、妻である兼子が歌って稼いで支えている。兼子さんはパワフルで潔く、濃やかな気遣いのできるとても魅力的な女性である。
兼子さん含め、作る料理がとても美味しそう。そしてとても贅沢である。旬の食材、当時一般的だったとは思えない肉や乳製品。洋食のメニューも豊富で、ご相伴にあずかりたいと何度も思った -
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一時は近世の実在人物を描いた歴史小説が多かったまかてさん、2023年の『どら蔵』に続く(間に『グロリアソサエテ』が入ってますが)、原点回帰的な人情物の時代小説~連作短編~です。
主人公の水茶屋・ささげやの女将のお玉は予知能力者。とは言え、ささやかな能力で、手に触ることによってその人の数年後の姿が思い浮かぶと言うレベル。持ち込まれる悩みも左程の事は無く、予知能力はあくまで背景です。物語は亭主を事故で亡くし苦戦するお玉と、それを取り巻く人々の助け合いを描く人情物の時代小説です。違和感を感じさせない話の持って行き方や、季節感の織り込み方など流石に慣れたものです。
ただ、ちょっと人名に苦戦。最初に登場