高田大介のレビュー一覧

  • 記憶の対位法

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     お試し読みで、ジャンゴのやんちゃな雰囲気とアフメドとのコンビ感に惹かれたのと、古楽に興味あったので購入。
     舞台は2017年のフランス・リモージュ。新聞記者のジャンゴは祖父の遺品整理に訪れた村で、祖父の遺した20あまりの黒檀の箱を入手する。
     その箱の中で見つかった楽譜の紙片の謎を早く知りたかったわたしには、そこまでが中々に長かった〜

     フランスの戦争の傷、移民とテロ、表現の自由、歴史の捏造と対抗、など、今の日本の社会でこそ意識しなければならないテーマが、対話を通した知識の塊で書かれる。半端ない分量で。
     キャラクタはそれぞれ魅力的なんだけど、ひとつひとつのテーマについての語りがすこし冗長

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    2025年07月30日
  • 新しい法律ができた

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    25人の作家による、
    『新しい法律ができた』
    から始まるショートショート集。
    多崎礼さん、東川篤哉さん、霜月流さん、五十嵐律人さんの作品が良いと思った。
    くどうれいんさん、赤川次郎さんも短いなかでしっかりまとまっていて、流石プロ作家さん。
    残りのうちの半分くらいは、まあ、言いたいことは分かるんだが、消化不良のまま本になっちゃったかな、という感想です。玉石混淆ですね。

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    2025年07月06日
  • 新しい法律ができた

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    「新しい法律ができた。」という一文から始まる短編小説が25編載っています。
    25人の書き手が、もしこんな新しい法律ができたら、という視点でお話を綴ります。

     「新しい法律」ができた理由がそれぞれ興味深いです。
    例えば、
    ・金子玲介さん「ルパちゃん」では、「少子化対策」のために「子どもがわりに人口知能を搭載したぬいぐるみを所持することを禁止する法律」ができます。
    ・日野瑛太郎さん「推し活制限法」では、「推し活にハマり過ぎて身を持ち崩す人が出た」ために「推し活への課金上限を制定する法律」ができます。
    (わたしが、ぜひ読んでみたいと思っていた、くどうれいんさんの場合は、)
    ・くどうれいんさん「ショ

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    2025年06月28日
  • 新しい法律ができた

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    新しい法律ができた、から始まる物語を色んな書き手が描く1冊。

    新しい法律ができているわけだから、世界設定がSFっぽかったりディストピア感を感じるものがあったりして、楽しく読めた。
    その他にも、ぞっとする物語、切なくなる物語、短い中でミステリーのような作りになっている物語…
    叙述トリックが含まれているものや、ばかばかしいと思ってしまうような内容の法律が大真面目に取り扱われる物語など、本当に色んな味がする1冊。

    なかでも殺人を罰する法律が"新しい"法律として制定される「もう、ディストピア」が特に良かった。
    有り得ないはずの世界に説得力があって冷たい汗をかく。


    「ルパちゃ

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    2025年06月19日
  • 新しい法律ができた

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    「新しい法律ができた。」で始まるショートショート集。全部で25作。一行目は全員一緒というシリーズの五作目です。作家によって同じ言葉から広がるイメージが様々で、おもしろかったです。

    金子玲介「ルパちゃん」、矢野帰子「日本国民に英語の勉強を義務づけへ」、くどうれいん「ショートケーキの夜」、五十嵐律人「革命夜話」が私のお気に入りです。特に「革命夜話」の最後の一文には、重みを感じました。

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    2025年06月14日
  • 図書館の魔女 第一巻

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    1巻ではあまり話が動かなかった。
    終盤に動き始めたようだけれど、まだどこへ向かっているのか検討もつなない

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    2025年01月14日
  • 図書館の魔女 烏の伝言 (上)

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    なかなかマツリカもアカリも出てこない。で、上巻読み終わったけどまだ出てこない。
    ひょっとして、最後まで出てこないのか⁉︎
    本編の登場人物は、今の所一人しか出てきてません〜

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    2024年11月29日
  • 図書館の魔女 第三巻

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    本編のメインどころではないけれど、イラムが本当に好き
    エピソードを読んでるだけで元気がでる

    そしてラテン語履修しとけばもっと楽しめたかもなという後悔した

    イズミルの名前はトルコの市に由来してたりするのかな

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    2024年11月26日
  • まほり 下

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    ネタバレ

    助かって良かった〜〜、最後宮司に一喝する所が本当にスカッとした。
    お母さんもそうだったのか。と。
    切ないし怖かったけど展開がとても面白かった。

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    2024年09月09日
  • 図書館の魔女 第一巻

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    相変わらず作者の緻密な文献調査に基づく物語だと舌を巻く思いで読むファンタジー小説。

    但し序盤は背景描写が多くやや耐えながら読むことが必要

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    2024年07月30日
  • 図書館の魔女 第一巻

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    世界観はファンタジー好きにはたまらんが、言語学要素が強すぎて前半挫折してもおかしくないかもしれない。まだまだ物語の序盤だからこれから盛り上がっていくのだろうなと。
    ただ、設定世界観諸々はハマる人は大好物!

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    2024年07月18日
  • 図書館の魔女 第三巻

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    ネタバレ

    負傷した護衛兵とイラムとのふれあいにちょっと目がうるむ。後半、マツリカの左手が封じられ、ニザマに乗り込む4巻へ続く。

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    2024年05月31日
  • 図書館の魔女 第二巻

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    ネタバレ

    キリヒトと買い食いを楽しむマツリカだが、後半キリヒトの正体に衝撃を覚える。なんとなくICOのイメージを抱くキリヒト。このさきキリヒトの生い立ちが描かれるのだろうか。

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    2024年05月12日
  • 図書館の魔女 第三巻

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    ニザマ帝との面会。根回しといくつかの切り札で満を持して外交に切り込む高い塔の面々、がぜん面白くなってきた。少数精鋭すぎる。
    塩害を語り古歌の韻律を論じ政治に踏み込む、どこかの世界の文系科目の授業を受けてる気分になってきた。マツリカ、表紙も挿絵もないから想像が膨らむ。幼く聡く不遜な少女。
    文字に埋もれていた少女と張り詰めた武の道しか知らない少年の感情と関係の行方をおばちゃんはニヤニヤしながら読み進めるのです。

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    2024年03月26日
  • まほり 下

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    大学生の裕が母の出自を探るためある村を調べる話。探していくうちに怪しげな伝承が浮かび上がり、別口で調査する少年と出会い、どう終着するのか気になる。裕の成長や、学者達のスタンスも個人的見所。民俗学の奥深さを知る、まほりってそういう意味なのか。

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    2023年10月17日
  • まほり 上

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    大学院進学を考えてるちょっとクールな裕。
    ある日突然、あまり話したこともないゼミのグループより卒研のことで相談される。
    テーマはズバリ『都市伝説の伝播と変容』…

    相談に乗ってるうちにある『都市伝説』にひかれてく。
    現地(裕の地元)に行き調査が始めるが…

    感想は下巻で〜m(_ _)m

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    2023年09月20日
  • 図書館の魔女 第一巻

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    大作の1巻目だが、今のところ、話がどう転ぶのか分からず、世界観のセットアップといった状況で、やや説明文が多いため読むのに疲れる。特に、建築学、民俗学、言語学、などの学問的知識の説明が多いため、物語が前に進むというより前提知識をインストールしているかのよう。作者の知識量が凄いことは分かったが、2巻以降、幾分かストーリーが面白く転がってくれることを期待している。評判いいし、大丈夫だとは思うが…

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    2022年08月03日
  • 図書館の魔女 第二巻

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    ネタバレ

    前回気になるところで終わったから、すごく楽しみにしてた!
    相変わらず言葉が難しい。
    ファンタジーなんだけど、ゴリゴリの政治問題みたいな感じで、すごい難しいんだけど面白い。

    マツリカが襲われた辺りから一気に面白くなった。
    キリヒトの役割。伏線はチラチラ出てたんだろうけど、全然気づいてなかった(笑)
    マツリカとキリヒトは今後どうなっていくんだろうな。
    個人的にはもっと仲良くなってほしい。

    次巻どう展開していくんだろう。
    気になる!

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    2022年08月02日
  • まほり 上

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    民俗学や社会学的な研究者が史料をどう考えるか、どのようにレファレンスを利用するか。
    そんな手法や史料との向き合い方を学べた。
    言葉が独特でリズムを掴むのにちょっと戸惑って、読み進めにくかった。

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    2022年08月01日
  • 図書館の魔女 第一巻

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    序盤の序盤。説明の巻って感じ。
    言葉も難しくて、なかなか読み進められなかったけど、後半は気になる終わり方。
    井戸が今後どう関わってくるのか続きが気になる!

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    2022年02月21日