【感想・ネタバレ】図書館の魔女 第一巻のレビュー

あらすじ

鍛冶の里に生まれ育った少年キリヒトは、王宮の命により、史上最古の図書館に暮らす「高い塔の魔女(ソルシエール)」マツリカに仕えることになる。古今の書物を繙き、数多の言語を操って策を巡らせるがゆえ、「魔女」と恐れられる彼女は、自分の声を持たないうら若き少女だった。超弩級異世界ファンタジー全四巻、ここに始まる!

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Posted by ブクログ

大好きなシリーズ。重厚な文章と緻密な設定、静謐な筆致、完全な世界観。魅力的な登場人物達と先の読めないストーリー。極上の物語です。主人公の正反対な2人がとっても切ない。
続きが待ち遠しい!!

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2024年08月12日

Posted by ブクログ

 片手にこの小説、片手に辞書、それでもわからないときはインターネットで言葉を調べながら読んだ作品です。これまで読んできた中で読み終わるまでに一番時間がかかりましたが、それに見合う読書体験ができました。人生で一番読み応えがあって、感動し、満足させてもらいました。こんなに趣味が読書で良かったと思ったことはありませんし、今小説を読んでいる!という充足感が最高です。

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2022年02月16日

Posted by ブクログ

気持ちが波に乗るのに時間はかかる本かもしれない。でも、中盤から面白くなってくる!今は色々な登場人物の目論みやマツリカの作戦の伏線が張り巡らされている、そんな段階だということはやんわりと掴めるけれど、一体それが何かはわからない.... これはまだ第一巻で四巻まで続くとは... そこまでこの緊張感はワクワクは続くのか...?

この本の中で全部が第一部なんだけど、節となる段落の題名が毎回始めの分の冒頭というのも面白い!この作者はよっぽど題名で物語をくくりたくなかったんだな、って思った!そして、作者を調べてみたらきちんと言語について学んだ人らしく、だからこんなに深くに言葉について言及、探求した本ができるのか、と納得。表面的知識で物語を描いているのではなく、その道を貫き博士過程までとった人が言語、言葉という抽象的で私たちが欠かせないツールへの愛を詰め込んだ物語、そんな気がした!

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2021年06月14日

Posted by ブクログ

難しい言語が使われていて、最初はかなり苦労しました。しかし物語は自分好みで最後の方はその言語が心地良く感じられました。

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2021年05月08日

Posted by ブクログ

以前に1度読んだのですが、再度読み直すことにしました。これは中学生の時に読んだ作品なのですが改めて読み返してみると以前は気付かなかったことに目が行ったり、よりいっそう理解出来たり、新たな発見があったりと、再びこの作品の奥深さを認識しました。

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2020年09月02日

Posted by ブクログ

最新刊を読んでからの再読。
あちらと比べての格段の読みやすさにびっくり。
こんなにサクサク読めるシリーズだったのね、最初は。
そして、キリヒトとマツリカの初々しさったらない。まあ、かわいいこと、かわいいこと。
手繋ぎ地下水路デートは、ほんのりブラタモリ風味。
外国語の習得にはその言葉を話す人と恋人になるのが最短ルートだというけれど、この巻は本当にそんな感じ。自分の言いたいことをわかってほしくてたまらない相手に恋をするのは当然だよね、うんうん。
さて、二巻を読むか。

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2025年11月02日

Posted by ブクログ

シリーズ第1巻。
重厚な設定のハイファンタジーです。
前半は、説明が多いですが、後半は、ワクワクしながら読み進めました。
作者が言語学者なだけあって、本当にありそうなストーリーで面白いです。
続きが気になります。

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2025年10月14日

Posted by ブクログ

メフィスト賞受賞作
最初は退屈だったけど中盤あたりから面白くなってきた
ただ、全4巻の最初の一巻ということもありまだまだ話が始まったばかりの感じはある
あと、ちょっと言葉が難しくて読みにくいかな?

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2024年11月27日

Posted by ブクログ

ちょっと難解な文章の運びがなんとも面白い。そして、徐々にマツリカとキリヒトの関係、先行きが楽しみになってきた。
最近は家族の買った本が回ってきて、湊かなえの本を数冊読んだけど、対極に位置する気がする。彼女の文体はよく言えば読みやすく、悪く言えば平易な話し言葉ばかりで、なんか薄っぺらい。
反対に、この本は難解な表現や描写が多く、ちょっと鼻につくくらいだが、だんだん面白くなってきた。

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2024年09月28日

Posted by ブクログ

まだほとんど物語は動かない1巻。
作者のことばへのこだわりがいささか古風だが格調高い文章、えらぶ単語から読み手に伝わる。語彙力を高める読書だ…
ただその文体にハードルを感じないでいただきたく。文盲同然のキリヒトと手話話者であるマツリカ様がどのように会話するのか、読み進めると明らかになってくるが、その方法が悶えるほどにロマンチックなのである。

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2024年09月09日

Posted by ブクログ

本屋のPOPがとても熱く語っていたので気になって購入したのが始まり。文庫第1巻は導入部分の世界観がなかなかしっくり来ず、何度も読み返したのだが、その後はどんどん面白くなって一気読みだった。 
既刊すべて、ふと読み返すと最後まで読んでしまうという危険な作品。
私は無人島に持って行くならこの作品と決めている。だから、高田大介さんにお願いです。早く続きを書いてください!

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2024年06月14日

Posted by ブクログ

「言葉」というものを改めて考えさせられる作品。
ストーリー自体は大きく進むことは無い。
この後の話のための情報を撒き散らしている感じ。

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2023年04月04日

匿名

購入済み

世界観や設定から、とてつもない熱量を感じる作品。
とにかく濃厚でハードなハイファンタジーです。
キャラも非常に魅力的で、会話の内容も興味深くて楽しい。
一巻は起承転結の「起」なので、分厚い設定に浸っていただきたい。

#カッコいい

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2023年02月13日

Posted by ブクログ

描写がとても丁寧で、ゆっくりと時が流れていきます。登場人物が魅力的で、容姿や表情が豊かに想像できました。

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2023年01月02日

Posted by ブクログ

G 2022.12.28-2022.12.31
実は再読。
あらためて読むと作者の博識に舌を巻く。
わたしには理解できないところもあるけど、それも含めて読書の楽しみを堪能できる。
キリヒトの人柄に触れるのはこれからか。

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2022年12月31日

Posted by ブクログ

1-4巻読み終わったので感想をば。
文体が難解で独特・途中途中で挟まる専門的な話題、と結構読みずらい作品でした。
ただ文体にさえ慣れてしまえば以外となんとかなるように感じました。
専門的な話題の方に関しては、ストーリーに根深く関わってくる訳ではなかったので分かるなら+‪αで面白い要素。
分からなければ要点だけ把握して、流し読みすれば物語がわからなくなることはないと思います。

ストーリーに関してはネタバレになってしまうのでちょっとだけ。
政治系のもので、最初は取っ付きにくいかなと不安でしたが、2巻以降は加速度的に面白くなっていき、ページ繰る手が止まりませんでした。伏線も結構露骨に貼られていて後半になればなるほど、といった感じです。
ただ終わり方が個人的には不満でやや消化不良気味です。外伝があるようなのでそちらに期待。

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2022年06月16日

Posted by ブクログ

4巻まで通読しての感想として、一巻全てを費やして「起」です。おおむね一冊づつで「起承転結」と思って良いかも。一巻では人物と世界観、この物語を読むに知るべきことが訥々と語られて、その合間にガッツリとした「言語学講座」が挟まります。正直、ページを繰る手が進まない…語彙が難解、小難しくて足踏み状態。すごく読むのに時間がかかりました。
が、一巻抜けてから本領発揮。人物たちの深掘りが始まり、物語が軋みを上げて走り出し、一気に読み口が軽快になっていきます。最初「これ必要?」と思う言語学講座も、のちのちいろいろなところを補完し始めて、「言の葉を手繰る物語」が紡がれていきます。
小難しいというレビューに読もうか迷っているそこのあなた、一巻で挫けそうなあなた、ぜひ2巻まで頑張って!一巻さえ切り抜けたらぜんっぜん最後までいけますよー!

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2022年03月04日

Posted by ブクログ

面白かったです。二巻以降もどんどん複雑に面白い展開になっていきそうです。ただ単語が難しくて辞書片手に読みました。

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2021年11月25日

Posted by ブクログ

ちょっと長いので、読むのに疲れてしまうところもある。でも、ドキドキハラハラで面白かった。4巻の後日談もそのうち出ないかな。

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2021年04月04日

Posted by ブクログ

入り込むのに時間がかかるし、本が好きな人じゃないと少し難しいかなと思った。ただ、読み進めていくと面白いなと思った。

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2021年03月17日

購入済み

とにかく2巻まで読むように

最初はとっつきにくい感じでしたが、勧めどうり2巻まで読んでなるほどと、自分の見逃したところを確認するため直ぐに1巻を読み直しました。
はやく先を読みたいけど、見落としもしたくない
ゆっくり楽しめる物語だと感じました。

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2018年01月28日

Posted by ブクログ

ファンタジーということで楽しみにしていた作品
魔法などはないけれど、現代とは違う文明って感じでとても良い
今作の1巻に関しては説明が多く淡々としている印象
現時点ではのめり込むまではいかないけれど、物語の世界観や雰囲気は好きかな
会話の方法とか凄く興味深く感じられた
指話、なんとなくなイメージで想像はしているけれど、イメージが合っているかは分からない笑
そして時々漢字が分からないけど、調べることで勉強になるなと思ったり
綴られる文章は凄く素敵だなって思う
2巻はどのように進むのか期待してしまう
マツリカの物語ではなく、マツリカとキリヒトの物語なのだろうか
それともキリヒトの物語なのだろうか
その辺も今後が楽しみだな

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2025年10月17日

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あまりピンと来ず
シリーズ物の一作目だからということを差っ引いても退屈だった。これがメフィスト賞とるの?って感じ。この一冊だけだとだいぶきつい。
設定やキャラクターの雰囲気はいいが、地の文の情報量が多く、衒学的で読みづらい。
もっと人物で語ってほしい

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2025年09月26日

Posted by ブクログ

後半急に尊みが爆発した。どういうことや。
ただんー、冗長な表現がおおくない?というのが気になったのと、この一冊読み終えてまだこの小説がどこに向かっているのか見えてこないのとで、とてももやもや……
キャラクターは立っているし、ストーリーそのものは面白いから続きも読むと思うのだけれど……

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2025年08月04日

Posted by ブクログ

1巻ではあまり話が動かなかった。
終盤に動き始めたようだけれど、まだどこへ向かっているのか検討もつなない

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2025年01月14日

Posted by ブクログ

相変わらず作者の緻密な文献調査に基づく物語だと舌を巻く思いで読むファンタジー小説。

但し序盤は背景描写が多くやや耐えながら読むことが必要

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2024年07月30日

Posted by ブクログ

世界観はファンタジー好きにはたまらんが、言語学要素が強すぎて前半挫折してもおかしくないかもしれない。まだまだ物語の序盤だからこれから盛り上がっていくのだろうなと。
ただ、設定世界観諸々はハマる人は大好物!

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2024年07月18日

Posted by ブクログ

大作の1巻目だが、今のところ、話がどう転ぶのか分からず、世界観のセットアップといった状況で、やや説明文が多いため読むのに疲れる。特に、建築学、民俗学、言語学、などの学問的知識の説明が多いため、物語が前に進むというより前提知識をインストールしているかのよう。作者の知識量が凄いことは分かったが、2巻以降、幾分かストーリーが面白く転がってくれることを期待している。評判いいし、大丈夫だとは思うが…

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2022年08月03日

Posted by ブクログ

序盤の序盤。説明の巻って感じ。
言葉も難しくて、なかなか読み進められなかったけど、後半は気になる終わり方。
井戸が今後どう関わってくるのか続きが気になる!

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2022年02月21日

Posted by ブクログ

ネタバレ

キリヒトがマツリカと出会う辺りから
徐々に読みやすくなり、
指話の辺りからワクワクしてきた。
キリヒトのポテンシャルがまだまだありそうなので
それを楽しみに2巻へ行ってみよう。

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2021年11月23日

Posted by ブクログ

序章。なかなか読みすすめられないけれど、なんとかここを越えて2巻以降の面白さにたどり着いてほしいと思う。

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2021年03月23日

Posted by ブクログ

好きなストーリーなんだけど、とにかく言葉が難しい!最初は調べながら読んでたけど一向に読み進まず、とりあえず読んで、またいつかちゃんと調べながら読みたいと思います。
正直途中積読しそうになって、もっとわかりやすい言葉にしてくれたらもっと世界観掴めるかも、とか読みやすいのにとか思ったけど、読み進めるうちに、ひとクセあるのも個性的でいいかなと思うようになりました。と、思うようにしている。

追記:
むしろ他の本がすらすら読めるようになった

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2021年03月25日

購入済み

序盤を乗り切れば面白くなるらしいとは聞いていたが、序盤を乗り切れませんでした。
この調子で2巻目も続くとなると乗り切る自身がない。また機会があったら挑戦してもいいかなと、思ってはいます。

#ダーク

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2024年02月27日

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