高田大介のレビュー一覧

  • 図書館の魔女 烏の伝言 (下)

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    ユシャパという名前のお姫様

    本来は 味方だったはずの廓 そこが預かった貴賓たちを売り飛ばしている。

    という情報をつかむ

    お姫様の救出

    孤児集団 山から送ってきた剛力衆 そこにニザマの近衛衆が加わる。

    廓に住む猿という人斬り

    裏切り者の情報

    最後に隠れた寺院に マツリカ登場

    わ、やっと現れた!

    マツリカがみんなの話しを聞いて シャーロックホームズのように 事件を組み立てる。

    埋められていた黒という少年 黒犬 烏つかいのエゴン

    ドラマチックな物語です。

    面白かった!

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    2021年12月27日
  • 図書館の魔女 第四巻

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    ニザマ帝による宦官中常侍との決別宣言の影響
    アルデシュの説得プレゼン
    戦争の過程と維持で必要になる物資と費用
    領土を得た仮定の展望
    新たな農地と農法の提案
    揚水技術の説明
    双子座の追跡
    帰路のあれこれ
    エピローグ


    前半の交渉はキリン無双すぎ(笑)
    いや、まぁこうなることはわかってたけどね

    そして、間諜がいる事を前提に行動している人たちの凄さ
    ニザマ帝とマツリカの頭の中はどうなってるのかね?

    マツリカの交渉術というか、ピンチも全て利用して、それをさも最初から考えていたことかのような振る舞い
    ほぼまとまった交渉の弱点を利用して、技術の価値を操作して情報を得るとかって、詐欺師のやり口ですよ?(笑)


    双子座の追跡に関しては、描写が微に入り細に入り込んでいる
    でも、何故かその場面が脳内に再生されない不思議
    表現が冗長な気がするんだが、私の想像力や知識のなさが原因なのですかね

    それにしても、ヴァーシャールヘイ……
    ってか、あんな生物兵器のような疫神をどうやって管理運用してるんですかね?
    あの人数をちゃんと適切な使い方をできるように管理するって、かなりコストがかかると思うんですが……
    ま、そこはフィクションってことで


    帰途のマツリカの強欲っぷり
    ま、それが人を救う形になってるのが面白いところ

    証文のやりとりの伏線がここで生きてくるとはねぇ
    物語の構成というかキャラクターの配置の妙ですね


    エピローグはマツリカらしいし、キリヒトらしい


    全体を通じて
    壮大なボーイミーツガール物語という理解がしっくりくる
    そして、自分の存在意義を自分で選ぶという、自己実現の話なんだな

    それでいて、知識エンターテイメントの要素や国家レベルの謀略など、知識と洞察力が必要だったりと懐が深い


    あと、タイトルからはファンタジーな印象を抱くのに、作中では結果的に非現実的要素を全否定する超リアリズムな物語になっている不思議
    架空の国のはずが、まるで世界史のどこか一部を切り取ったかのような、地理・歴史、キャラクターの設定が凄い


    総じて冗長な表現が多いと思われるのは、著者が言語学者であるのが理由なのだろうか?
    そのせいで頭の中でイメージ化するスピードと物語の内容の進行が大幅にズレている気がする
    もっと簡潔な表現と描写で文量が半分くらいだと私に丁度いい感じだろうか?

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    2021年11月06日
  • 図書館の魔女 第二巻

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    全4巻中、2巻での出来事
    ハルカゼとキリンの来歴
    地下水道の詳細
    政治のあれこれ
    マツリカ暗殺計画
    キリヒトの本当の役目
    マツリカ、キリヒトの境遇の相違


    キリヒト、カッコいいじゃないか
    自分の本来の能力を見せるシーンの前のところが切ない
    そして、その後の態度とかさー

    あと、そんな雰囲気のところに、イラムの指摘
    そうそう、キリヒトは自分の仕事を全うしただけで、褒められこそすれ、遠ざけられるようなものではないんだよー

    そんなキリヒトに対してマツリカが暗闇で涙を流しながら気づかれないようにしつつも、キリヒトも同じく涙を流してるとか
    キリヒトに仕込み杖を持たせない判断とか
    胸がキュンキュン来てしまう

    まぁ、キリヒトの役目に関しては、読者には最初から何となくは開示されてたんだよなー
    そもそも、名前がキリヒトって時点でねぇ?

    他の作家さんの小説だけど、誉田哲也の武士道シリーズで桐谷先生が(きりたに)ではなく(きりや)と読む理由がわかったときの衝撃たるや
    そんな読書経験があったので、もしや?とは思っていたからなぁ

    続きを早く読みすすめる

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    2021年10月27日
  • 図書館の魔女 烏の伝言 (下)

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    大満足!
    下巻も最初は建造物や環境の説明ばかりで飽きがきたが、途中から港湾都市を巡る冒険からマツリカ登場まで息もつかせぬ疾走感でクライマックスへ。
    マツリカの推理がことごとく腑に落ち伏線回収。
    後半一気読みで読後感は期待を裏切らなかった。
    新刊の「霆ける塔」が楽しみだ。

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    2021年09月11日
  • 図書館の魔女 第四巻

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    終わった。
    すごい話だった。
    本当に面白い本を読んだ満足感でいっぱい。
    長い長い物語で、言語学者だという作者が紡ぎ出す文章を読むのは結構大変だったけど、丁寧に読むことができてよかった。
    魔女と呼ばれている人物が主人公だけど、魔法は出てこない。
    架空の世界の外交小説でありつつ、少年少女が心通わせる物語、敵対する者や衛兵たちとの胸が熱くなる戦いと友情。
    もう盛りだくさん。
    終わるまで長かったけど、もう少しで終わり…となると、この世界から離れるのが淋しくなって、ちびちびと読んだ。
    続編も出ているようなので、そちらも読んでみようと思う。

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    2021年08月19日
  • 図書館の魔女 第四巻

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    ほんと、一生のお願い!
    この小説はぜひ読んでみて!
    読んだ後に、もし面白くなかったという感想だったら、もう

    『kazzu008に騙された!!』

    とネット上で滅茶苦茶炎上させてもいいですから!!

    この小説は、カテゴリー的にいうとファンタジー物になるんだろけど、そんじょそこらのファンタジーとは全くちがいますね。
    火を噴くドラゴンも出てこなければ、魔法も出てきません。
    雰囲気的には、古代ヨーロッパと中国を合わせたような世界が舞台。

    そこで活躍するのが、
      「高い塔の魔女」と恐れられている少女マツリカ

    魔女と言っても、先ほど言ったように本当に魔法を使うわけではなく、その知識と知略で世界を変えてしまうような能力を持っているのです。

    そのマツリカのもとに一人の少年が送られてくるところから物語は始まります。

    その少年の名はキリヒト。
    彼の役目は、マツリカの手話通訳。

    そう、「高い塔の魔女・マツリカ」は声を出すことができないのです。

    「声なき少女」が知恵と勇気で世界を動かすという壮大な物語なのです。

    いや~。本当に面白かった。
    しかもこの本は著者のデビュー作なんですよね。
    そして著者の本職は『言語学者』。本書のなかでも民俗学に通じるような言語学の幅広い知識が散りばめられ、そちらの方でも満足度も半端ありません。

    世界を動かすというストーリーも最高だし、マツリカとキリヒトの
      ボーイミーツガール
    的な要素もあり、そういった胸キュン(←死語)シチュエーションが好きな方も満足させてくれるはず(笑)。

    文庫本で4巻。しかも内容は非常に濃いのでがっちり読み応えがあります。
    それでも2巻の後半くらいからキリヒトがなぜマツリカのもとに送られてきたかという理由が明らかになっていくと、もうページをめくる手が止まりません。
    おっと、これ以上はもう書けないなww

    マジでおすすめの本ですから、ぜひ未読の方は手に取ってみてくださいね。

    久しぶりのレビューでちょっと力の入ってしまったkazzu008からのお願いでした!

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    2021年05月20日
  • 図書館の魔女 第四巻

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    架空の世界の物語なのでそれだけでいうとファンタジーだけど、魔法や何やらは一切出てこなくて、外交、緻密に組み立てられたストーリーがすごく面白かった。最終巻は泣きつつ、締めくくりも本当にしっくりきて他の小説とはまた違った満足感。

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    2020年12月20日
  • 図書館の魔女 烏の伝言 (下)

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    ネタバレ

    遂に!最後の最後で出てきましたマツリカ様!最後で謎の全てを見聞きしただけで紐解いてしまう。安定のマツリカだ。また今作も前作に負けず劣らずの傑作だった。何故読み終わりたくないと思ってしまうのだろうか。この作品はまるで生きているもののよう。これほどまでに他作品と一線を画しているのは何故なのか。それは内容の期間が短いからなのだと思う。他の作品でも同じ領域まで達しているものもあると思うが、それらの多くが主人公の一生であったり、長い時間を描いているから満足してしまうのだと考えた。こんなに、驚きと感動を、与える作品に出会いたいし、生み出したいとも思うようになれる。

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    2020年09月03日
  • 図書館の魔女 烏の伝言 (上)

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    ネタバレ

    なんと、シリーズ第2回であるこの作品ではキリヒトやマツリカはおほか前作の登場人物は誰も出てこない!時系列は前回の続きのようであるが……。それでもやはり面白い、流石高田大介先生。今回は、幼い頃の怪我で障害を得てしまい、上手く話せない鳥飼いのエゴンというキャラが登場する。言葉がギミックとなるこの作品、果ては副題に「烏の伝言」とまで付いているのだから、どんな役割を果たすのか(エゴンは主に烏を伝書鳩のように用いる)とても楽しみだ。

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    2020年09月03日
  • 図書館の魔女 第四巻

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    何故こんなにこの作品は素晴らしいのだろうか。生まれて初めて「読み終わりたくない」と感じた小説だった。私が小説の中で特徴を感じる観点の1つして”科白以外の文”がある。ここでは客観的な文が多いが2種類ある。1つ目は”世界を俯瞰”している視点と”第三者の目”という視点である。特に後者は珍しいと感じる。この視点があることで、読者はまるでその場にいると感じ、臨場感や緊張感を肌で感じるかのように読み進めて行くことができる。更に、最後の場面は続きを匂わせる雰囲気で、読みたいなと思う。

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    2020年09月03日
  • 図書館の魔女 第三巻

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    ネタバレ

    何が凄いってもう、何一つ無駄のない文と知識に裏付けられた内容構成である。一つ一つのセリフに意味があるからだ。しかとも、「このときはまだ、ミツクビの凶手が迫り来ることに気がついていないのであった」という続きが気になる文言も折々に差し込んでいるため、読むことを止められないのである。更に内容を構成する謎は全て知識に基づいて練り上げられ、解説もされるため、私を魅了してやまないのだ。ラストがどうなるのか非常に楽しみである。すぐ第四巻を読もうと思う。

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    2020年09月03日
  • 図書館の魔女 第二巻

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    この小説の最も優れている点は、なんと言っても内容の奥深さだと思う。リアリティーを究極まで追求した訳ではなく、作品という枠に収めつつも限りなく深く濃い内容を内包しているため、魂の琴線に触れる仕上がりとなっているのだと思う。今の言葉でいえば「まじ尊い」という気分である。小説の限界や可能性を押し広げた作品であると行っても過言ではないだろうか。この作品と作者がより評価されると嬉しい。

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    2020年09月02日
  • 図書館の魔女 第三巻

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    マツリカが狙われ、まんまと●●●●を奪われてしまいます
    しかし、どんどんストーリーは大きく展開していき…

    面白いです
    おすすめします!

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    2020年03月19日
  • 図書館の魔女 烏の伝言 (下)

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    面白かった。
    ようやく登場したマツリカが彼女の権威など関係ない面々に無邪気に扱われたり、ハルカゼがやけに可愛らしい姿を見せたりと、やっぱりレギュラーが登場すると楽しさが増える。
    まだまだ物語は進行途上のようなので、続きを早く読みたくなりました。

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    2020年03月08日
  • 図書館の魔女 第二巻

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    1冊目に散りばめられた伏線が次々と展開していき、キリヒトの本来の役目が明らかとなる
    読み進むたびにワクワクが止まらない!

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    2020年02月29日
  • 図書館の魔女 第四巻

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    面白かった‼
    剣は人を分断する。言葉は人をつなげる。
    マツリカが追い求める、”彼我の間に、言葉を交わすチャンスはなかったのか?”という問い。言葉によって世界を平らかにできる、という証明。
    言葉が人を人たらしめているのならば、言葉でつながっていくことこそが、人の在るべき姿だと思った。

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    2020年01月09日
  • 図書館の魔女 烏の伝言 (下)

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    めっちゃ面白かった!

    前作と同じくらいの面白さにびっくり仰天です!
    今後の作品も購読確定しました!
    次回はキリヒトの話だったかな?
    早く文庫で出て欲しい!

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    2019年08月18日
  • 図書館の魔女 第四巻

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    とても面白かった!

    最後のハラハラドキドキの展開、大好きです!
    まさかのオチもあって文句なしの傑作!

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    2019年08月18日
  • 図書館の魔女 第三巻

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    マツリカの片手を奪うほどの攻撃を仕掛ける相手も只者ではない強敵で、逆に緊張感が増して面白くなってきたと思う!

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    2019年08月18日
  • 図書館の魔女 第二巻

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    突然の巨人の出現でファンタジー感がぐっと上がって、さらにキリヒトの正体が明らかになったことで物語にぐっと引き込まれた!マツリカの難しい話も最初はダラダラ読んでいたが、今では理解して読まねばと一種の使命感みたいなものまで感じる。
    井戸のシーンでは専門的な言葉や専門家でも難しい知識が密かに散りばめられていて、筆者の勤勉さに驚愕しました!

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    2019年08月14日