高田大介のレビュー一覧
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個人的に本の世界観が想像し難いこともあって、1巻は読み進め辛く、丁寧な描写も話の展開が遅いだけに感じていたけど、2巻はずっと読みやすく、話も断然面白くなってきます。
まあ何となく予想できたけども、キリヒトやっぱりね。Posted by ブクログ -
結局このニ作目は、下巻の後半漸くマツリカ登場!してからのネタバラシに集約される。
カロイが何者か気づいてから、一ノ谷の一行がいつ登場?と待ちわびていたけれど、ホントに最後かぁという感じ。
鳥飼エゴンの活躍は読み終えれば、なるほど本の題名にふさわしいなと。揺るぎない思いがあったこともかっこいいしね。
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大人向けファンタジー。
冒頭からなかなかヘビーな内容で、グロテスクで残酷でかなりずっしりきた。
説明部分が異様に長く、小難しいけれど、そこがこのシリーズの醍醐味なんだと言い聞かせて。
ストーリ時代のテンポはいいので、なんだかんだいってもページをどんどんまくってしまう。
慣れない個人名、それぞれの所属...続きを読むPosted by ブクログ -
最初はとっつきにくい感じでしたが、勧めどうり2巻まで読んでなるほどと、自分の見逃したところを確認するため直ぐに1巻を読み直しました。
はやく先を読みたいけど、見落としもしたくない
ゆっくり楽しめる物語だと感じました。 -
面白い、ただちょっと説明的な記述が多すぎかな、必要だとは思うけどもう少し少なくしてもいいと思った。
続編を読みたい。
シリーズの本があるから読もうと思ったら続きってわけではなさそうなんで非常に残念Posted by ブクログ -
今回は、とある剛力たちの話。姫を安全な場所までつれていくために近衛と一緒に護衛する。船に乗せなければならないけれど、なかなか告げ口だらけの町では思うように動けず、一旦廓へ。結局廓が一番危ない巣窟で、ほぼ囚われの姫を助け出し逃げなければならない状態に。
エゴンには幸せになってもらいたい。とりあえずみん...続きを読むPosted by ブクログ -
下巻は姫様の救出から始まる。そして帰らない鼠の子の救出。 カロイの正体はやはり。しかし、マツリカやハルカゼが出ると安心するなぁ…マツリカとワカンの会話は面白かったし。 また、牛目という新たなニザマ(ミツクビ)の刺客も出てきたし…双子座であるヴァーシャが知ってたり、キリヒト並とはびっくりしたけど…...続きを読むPosted by ブクログ
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面白い。
前作に劣らない。むしろ本作のほうが面白い。
ただ鼠たちが、山賊ばかりが、信を貫いている。
ただ、キリヒトが出ないことだけが残念。
更なる続編に期待。
ちなみに今回はファンタジーというよりミステリーか。最後のマツリカと、ワカンによる謎解きがそう思わせる。
以下、特に胸が熱くなった箇所。...続きを読むPosted by ブクログ -
いよいよ物語が動いてきた。
キリヒトの正体?については、1巻からのこれでもかという描写に、むしろ、え?マツリカたちは気づいてなかったの?と思ったが、明かされる舞台設定とタイミングが絶妙。対比してカシムやイラムの反応がほのぼのして、おもしろかった。
2巻最後の、マツリカとキリヒトの夜中の道行き?が最高...続きを読むPosted by ブクログ -
面白かった!
上巻読み終えた時はそこまでじゃなかったけど、全部読んだらやはり期待を裏切らない面白さ!
前作の話や登場人物が少し絡んでるので、前作をもう一度読み直したくなった。
中世架空の世界のファンタジーミステリー。
ああ、やはりなとわかる部分もあるのだけど、陰謀の全貌はラストまで読まないとわから...続きを読むPosted by ブクログ -
前作よりも言葉の密度は薄く感じた。
その分読みやすくはなっているので、あとは好き嫌いだと思う。
ストーリーは相変わらずおもしろい。
キリヒトには早く戻ってきてほしい。Posted by ブクログ -
いよいよ面白くなってきた。ストーリーが流れている時と、言葉や政治について語られている時の緩急がある。語られている言葉の面白さもあるし、小説として書かれている言葉も大切に選ばれているのが分かるので、聞き慣れない言葉でもきちんと理解したいと思う。
四巻も楽しみだ。
2017/7/30Posted by ブクログ -
山賤たちの視点で描かれており、思考が一般人レベル?であるためか、前作よりもすいすい読めました。
(いかんせん、高い塔の人たちの会話は高度すぎてたまに付いていけない…)Posted by ブクログ -
前2巻まで、さんざん読みにくいだのルビが変だの言ってきたが、…面白かった。悔しいけど。
2巻からお抱えになった衛兵たちが良い味を出していて物語に活気が与えられている。キリヒトも相変わらずかっこかわいい。
キャラ読みにも耐えうる人物配置になり、内容も軽くない。
いいんじゃないか。Posted by ブクログ -
第三部 一ノ谷、ニザマ
文献学講義と糸繰る者達
新しい護衛たちと少しずつ慣れていく。マツリカを襲う凶事と国を襲うかもしれない凶事。ほぐす事が出来るのか。
時々読めない漢字があって、もどかしくなる。さっき読んだページにルビが符ってあったと思って探すけど見当たらない。辞書を引く...続きを読むPosted by ブクログ -
キャラクターの個性がどんどん出てきたのと、物語が大きく動く。
マツリカに起こる事件、みんなで物事の解決に向かおうとする学者達、近衛兵たちのそれぞれ、そしてニザマ帝の登上。
盛り上がったところで4巻へ。
2016.11.1Posted by ブクログ -
ワシは結構「交渉」が好きで、骨のおれることだけど、互いの言を重ね理解を深め、互いの得を生み出せる交渉が出来るとものすごい達成感がある。片やだけが得する交渉は交渉ではなく、形を変えた恫喝だ。本巻後半の交渉は大変美しく、読み惚れてしまった。
相変わらず、良くも悪くも読みごたえがあり、理解に相当なアタマ...続きを読むPosted by ブクログ -
<第3巻あらすじ>
深刻な麦の不作に苦しむ第三国がマツリカたちの敵国にそそのかされて戦端を開こうとしていた。
方々を廻り、いかに戦争を回避するか悩むマツリカ。
そんな折、マツリカとキリヒト含む護衛一行が城に戻る最中、ちょうど祭りが開催されていた。
そこで人気だったのが傀儡師による人形劇で、マツ...続きを読むPosted by ブクログ