貫井徳郎のレビュー一覧

  • 自薦 THE どんでん返し

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    6人の本格ミステリ作家によるアンソロジー。
    どんでん返しという点では、タイトルがハードルを上げているのでそれほど驚愕した話はなかったが、どの作品もそれぞれ作家の個性が出ていると思う。
    ベストは貫井徳郎、好みなのは東川篤哉。

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    2017年08月25日
  • 愚行録

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    愚行・愚考だらけ、モラルもなく各々が自分を正当化し都合のいいように捉える。現実もこのような考え方の人間ばかりでいやな時代だと思う。最初の記事が最後そうつながるのか!兄妹は育った環境が悪かったのか、兄の考え方やコメントがほしかった。夏原はまだまとも、田向も学生時代の若い過ちで許せるが二人の結婚後の生活もどうだったか興味がわく。

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    2017年08月02日
  • 新月譚

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    難しいなぁ。貫井氏は何を語りたかったのだろう。
    何が幸せなのか?というテーマだったのか?
    通してみれば、そんなにおもしろい内容ではなかった気がする。でも先が気になって読み進める。
    顔を変えて手に入れた数々のものは全て夢だった。
    つまり、顔を変えた時に和子は全てのものを喪っていたのか?
    難しい。

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    2017年07月31日
  • 失踪症候群 <新装版>

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    ネタバレ

    最初は「失踪をした若者を密かに探す、警視庁の中の特命課」という設定だったはずだが、いつのまにか薬物取引をめぐる半グレ捜査という風にテーマがずれてきてしまっている。
    これならば特命課が出てくる必要はなく、暴対が出てくればよいのでは?
    特に難しい捜査でもなさそうだし。

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    2017年07月29日
  • 愚行録

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    映画とはずいぶん違っていたのね。全部語りで少々物足りない。尾形って人のことをそんなに書く必要はあったのかな。映画は良く出来ていたと思う。

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    2017年07月27日
  • 失踪症候群 <新装版>

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    まさに本格ミステリーといった感じで引き込まれた。暴力的な描写が怖かった。それだけ表現力がすごい。次も早く読みたい。

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    2017年07月02日
  • 夜想

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    新興宗教をテーマにした物語。
    救いと狂気の揺らぎの中から、宗教の本質?に迫っていくような物語でした。

    新興宗教やカルト集団がどのように立ち上がっていくのかが理解できる物語です

    主人公雪藤は事故で妻子を失って絶望の中惰性で生きている人物。そんな雪藤が遥と出会ったことから、人生が変わっていきます。遥はその人の触れたものから気持ちを読み取ることができる特殊能力を持つ人物。たまたま雪藤の落し物に触れてしまったときに雪藤の心の絶望を理解し、共感することで雪藤に癒しをあたえます。

    彼女によって救われたと信じた雪藤はこの経験をより広く人に知らしめたいという活動をすすめ、ついには「コフリット」という会員

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    2017年07月01日
  • 私に似た人

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    201706/無理やりな人間関係もありつつ、ほっとする結末や後味悪い結末を織り交ぜたちょっとリンクしていく形式の短編集。やっぱりヘイトさんの話が一番印象的。

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    2017年06月18日
  • 愚行録

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    著者の作品は初読。文体は嫌いではない。有吉佐和子の名作「悪女について」のような展開かと期待したが、徐々に湊かなえ風になり最後はこんなもん?て感じ。起承転までは良かったが、結がなあ。残念です。まあ他も2・3読んでみたいです。

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    2017年06月16日
  • 殺人症候群 <新装版>

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    何とも救いのない話ではあった。

    前2作を読んでいれば印象が違ったかも知れないが、裏の捜査チーム各人の行動理由が良く見えない。

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    2017年06月14日
  • 失踪症候群 <新装版>

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    警察が秘密裡に抱える捜査部隊の話。
    すごい人達の集まりかと思いきや、環というボス以外はなんだか普通。なんか違和感。

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    2017年06月08日
  • 失踪症候群 <新装版>

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    ドラマはまだ観ていないけど面白そうだったので。文章はさすがに上手いけど、警察の抱える非合法組織という設定には余り目新しさはない。

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    2017年05月21日
  • 愚行録

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    インタビュー形式で始まるがどんな話が
    始まるのかと引き込まれる様に読ませる。
    人間の嫉妬、恨み、羨望等誰しもが
    持つ感情がそこいらに散らばっている。
    噂話しの様に語られる故人の話しは
    まるで目の前で語られている様に感じる。
    クライマックスはもう一度読み返しが必要かも。

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    2017年05月19日
  • 北天の馬たち

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    2017.5.13-43
    母の喫茶店を継いだ毅志が2階に探偵事務所を構える皆藤と山南を手伝うことになるが・・。
    最後に皆藤達と聡一が知り合う切っ掛けなどが書出て来るが、淑子が何故に敬次のようなとんでもない男と結婚したのかの方がよほど最後まで疑問が残る。

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    2017年05月13日
  • ドミノ倒し

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    2017.5.8-42
    地方都市で探偵業を営む十村が、死んだ恋人の妹から元カレの嫌疑を晴らす依頼を受け、旧友の署長と調べる内に連続殺人の調査をすることになり・・田舎の恐ろしさをパロディ化したような結末。

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    2017年05月08日
  • 愚行録

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    この本を読んでいると「ずいぶん難しそうな本を読んでるね」と色んな人に言われた。
    けれど見た目に反してタッチも軽く、私の苦手な状況描写も少なくてとても読み易かった。
    めった刺し殺人事件でタッチが軽いってどういうこと???って訊かれたけど(笑)
    途中から湊かなえさんの本を読んでいる気になった。

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    2017年05月04日
  • 誘拐症候群 <新装版>

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    このシリーズの特徴は何といってもキャラ立ちの凄さにあると思う。
    「誘拐症候群」では元機動隊員・武藤に焦点があてられている。
    彼が抱える内側に抑え込んでいる苦悩や過去が描かれているが、強烈な印象を残すのはまったく別の人物だった。
    登場場面は少ないのに、その言動から環への興味がそそられる。
    何を考え何をしたいのか?いったいどんな人物なのか?と。
    たとえ不当逮捕であっても、絶対に犯罪者は許さない。
    この揺らがない信念はどこからきているのだろう。
    手段を選ばずに犯人を追い詰めていく環。
    彼の中には被害者の感情すら一顧だにしない冷徹さを環は抱えている。
    警察も把握していいない間に被害者だけが増えていく少

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    2017年04月13日
  • 失踪症候群 <新装版>

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    「症候群シリーズ」の第一作目にあたる。
    幼女誘拐事件の警察の内部対応を描いている部分と、新興宗教に関わっていく男性を描く部分とが同時に進行していく構成になっている。

    ある日突然、愛する者が理不尽にしか思えない出来事で奪われてしまったら・・・。
    あんなにも愛していた笑顔も、もう二度とこの手の中に戻ってはこない。
    生きる気力も、生きていく目的も失ってしまった者が心に抱く感情を「絶望」というのかもしれない。

    正規の警察官ではない者たちがチームを組み、言わば影の警察機構として犯罪に迫っていくという設定が面白い。
    彼らが抱えている闇のようなもの・・・謎は明かされずに終わっている。
    巻を追うごとに徐々

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    2017年04月12日
  • 愚行録

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    練馬に住む一家四人が惨殺された。周囲からは穏やかで平和な一家と噂され、怨恨の線はないようだが犯人が捕まらないまま一年が過ぎた。しかしあるインタビュアーが行った聞き取りにより、夫婦の新たな顔が明らかになり……。

    ただひたすらに登場人物たちが揃いも揃って愚かでとても悲しくなる。関係者たちもみんな愚か。どこからどこまでが個人の印象で真実なのかは微妙なラインのような気もするけど、個々の語りからにじみ出るどうしようもなさは良かった。でもやってることは嫌な女、嫌な男なんだけど、まあいるよねそういう人ってくらいのエピソードだったから、実はこんな裏の顔が!っていうインパクトはあんまりなかった。まあそれくらい

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    2017年04月07日
  • 被害者は誰?

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    さくっと読める短編集。
    叙述トリックものだけど一般的な犯人探し小説ではなく被害者が誰なのか?目撃者は誰?だったり、の発想は楽しく読めた。

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    2017年03月30日