貫井徳郎のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
【2006.11.29.Wed】
維新から7年。欧米の文化がどんどん押し寄せ、いまだ興奮冷めやらぬ帝都東京。霧生家の屋敷で突如起こった殺人。誰が、どうやって、なぜ…。いくつもの謎を抱え、霧生家の呪いが鬼となってゆく。ワトスン役の公家の三男坊九条。ホームズ役の変人朱芳。話の展開としては王道のミステリー小説だ。しかし、時は明治。維新後の東京を鮮やかに描き、欧米の文化がもたらす光と闇をミステリーの中にうまく組み込んでいる。時々出てくる朱芳のうんちくも決して無駄ではなく、ミステリーの本質を突く論理、哲学。次々と出てくる手がかりに心を奪われ、大事なことを忘れているうちに、真相は意外なところから現れる。し -
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気に入らないけど気になる
この作品がドラマ化されることを知り、読んでみました。先が気になるので深夜にわたって一気に読んでしまいましたが…唖然としてしまいました。結末が、はっきりしなかったからです。ホラーを見た時のような怖さと気持ち悪さがありながら、気になる感じが残りました。
尚、私も微笑む人です。色々あって家族以外の人に対面するとき当たり障りないように生きています。
追記:犯人は、職場の人間関係なら、いやだったら捨てたり切り離せたんだけど、家族のことは、うまくあしらったりできなくて自ら短絡的な行動をとってしまったんじゃないかと思うようになりました。有りうることのギリギリだからとても怖いと思ったけど、ないですね。今度 -
購入済み
慟哭……?
かなり最初の部分で犯人が分かってしまい、後半に進むにつれ残念な気持ちが大きかったです。
なので『え?どの辺が"慟哭"なの?』って感じでした……