貫井徳郎のレビュー一覧

  • 迷宮遡行

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    貫井さんの第2作「烙印」を基に書き下ろされた作品。妻に逃げられた頼りない無職の男。妻を探し始めるが、次第にヤクザの抗争に巻き込まれることに…。…妻と取り戻せるのか。妻は一体何者なのか。知りたくて一気読みしたが、貫井さんにしてはどうかなぁという感じの作品でした。

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    2016年10月27日
  • 明日の空

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    貫井さんらしくない単なる若者の恋愛小説かと思いきや、終盤で展開が…。でも、他作品とは異なり淡々とした青春ミステリー?でした。今回は後味も良く、スッキリとした読後感。こんな作品も書かれるんですね、貫井さん。

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    2016年10月27日
  • さよならの代わりに

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    劇団「うさぎの眼」に所属する駆け出し役者和希の前に現れた未来から来た美少女。劇団内で起こる殺人事件を防ぐため、二人は協力することになるが。SF青春長編ミステリー。
    作者の得意とする社会派ミステリーに比べると物足りなさを感じてしまう。未来から来たなら、もっと違う攻め方もあるように思ってしまうし。ふわふわしたまま終わってしまう。

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    2016年10月16日
  • 北天の馬たち

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    馬車道に事務所を構える探偵を主人公にした連作短編かと思いきや、1つの物語になっていた。しかし、結末の無理矢理感は否めない。

    毅志がマスターを務める馬車道の喫茶店の二階に入居した山南と皆藤の二人の探偵。そんな二人の探偵に惹かれた毅志は、探偵に弟子入りするが…

    貫井徳郎にしてはミステリーの面白さも、深みも余り感じない作品だった。

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    2016年10月07日
  • ドミノ倒し

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    終わりに近づくにつれて話がだんだんと複雑になっていきどういう終わりになるのだろうとものすごく不思議でした。
    終わってみればすべてが理解できて、納得がいったのですが冷静に考えると非常に不気味で恐ろしいです。

    ただ終わり方が個人的にはなんとなく、あー、そっちか。というような感じだったので別の終わり方が良かったなぁとも思いました。

    個人的に中盤が事件と事件が絡み合っていくところが主人公と同じように色々と考えを巡らせることができて楽しかったです。

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    2016年10月03日
  • 北天の馬たち

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    201610/横浜市民なので、この舞台には点数が甘くなってしまう。面白かったけど、オチの無理矢理感と説明調が惜しい。淑子が何故そんな旦那でもひかれたのか、山南と皆藤が何故そうまでして守ろうとするのか、その肝心なとこが説明台詞じゃ伝わってこないので…。

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    2016年10月01日
  • 北天の馬たち

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    貫井徳郎による、青春ミステリ。
    お話としてある程度しっかりした骨組みと、相応に安定感のある文章により、読んで後悔ということはない。
    ただ、筆者の作品にしては顛末が無難すぎる。特に終盤、もう少し予想を裏切る展開があってもよかった。
    キャラクターは立っていたので、出来れば、もう少し短編とかで個々の事件鐔を読んでみたかった。
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    2016年09月29日
  • ドミノ倒し

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    ネタバレ

    貫井徳郎作品の中のダントツの最下位。文体も下品だし、会話も上滑り、一番悪いのはこのオチである。ところどころのロジックや展開はおっ、と思わせることがあるだけに、ここまでぶん投げる真相というのは残念極まりない。伏線も何もあったものではなく、どうしたんだ、何がしかったんだ、としか言いようがない。貫井徳郎がこれを書いたという趣向だけは面白いので、それだけを楽しみに読むべき。

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    2016年08月27日
  • ドミノ倒し

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    ネタバレ

    軽いノリで。。。もっとズドーンと重い貫井テイストが好きなのだけれども。
    結末はなるほどねという感じ。田舎の町にありがちな、「当たり前」という風習。それが法に触れてても。

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    2016年08月10日
  • 明日の空

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    表紙に夏を感じたので手にとってみた。短いのですぐ読み終えた。
    ミステリーとしてはイマイチだが、青春ストーリーとしては面白かった。ミステリーにしなくても良かったんじゃないかな?
    安易に登場人物同士でくっつかないのもいい。

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    2016年07月22日
  • さよならの代わりに

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    主人公にも読者にも気を持たせるだけ持たせる引っ張り方をするけど、ラストに特に意外性もなく、ホントに素直に終わるので、肩透かしを喰った気分。
    もやっとした話が書きたかったのかな

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    2016年07月20日
  • 被害者は誰?

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    ネタバレ

    発想が面白いね。犯人探しではなく、被害者とか目撃者とかを探すっていう。
    吉祥院と桂島の会話は軽いけども。読みやすかったです。

    こういう騙される系は、トリックを知った上で再読したいのだけど。。時間が取れず断念。

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    2016年07月06日
  • 鬼流殺生祭

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    既読だったが、細かいところは忘れてたので再読。最後の謎解きはある程度覚えていたけど、それでも中々読み応えある。維新直後という時代背景が重要な意味を持つわけだ。九条・周芳コンビの続編読みたい。

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    2016年07月03日
  • ドミノ倒し

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    201606/物語・結末のブラックさをより強調するためか、キャラ達や文体がやり過ぎなぐらいコミカル調なので、無理矢理感が出てしまってる。真相も終わり方も、似たような小説・漫画等があるので、そこはもう少し貫井風味をきかせて欲しかったけど、面白く読んだ。

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    2016年06月25日
  • 明日の空

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    ネタバレ

    他の貫井作品と比べるとインパクトに欠けるけど、でも爽やかな青春ミステリーでした。
    日本は差別はないつもりでもグルーピングするところがあるね。高校生女子なんてまさにその象徴。帰国子女は、妬みからなんだけどね。。それを上手く描いた作品だったと思う。

    登場人物が少ないのに、アンジーの正体が全く見抜けなかった!さすがです。

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    2016年06月06日
  • 被害者は誰?

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    退職した同僚の置き土産として
    社内に放置されていたので、拝読。

    初版は2003年と、少し古めの作品で
    表紙のイラスト・デザインから推察して
    全く期待せずに読んだのだけれど
    サクッと読める短編に、
    巧妙なトリックがちりばめられた
    本格派・良質ミステリー作品でビックリ。


    王道とは異なって、被害者や目撃者などを
    推理していく一風変わった形式の物語を
    ミスリードをくぐり抜けつつパズルを解きながら
    読み進めていくのだけれど
    最終的にぐるんとひっくり返されたりして
    …ああ、やられた!!となったり。

    構成力・文章力の土台がしっかりしている上
    作品自体の雰囲気が全体的にからっとしていて
    テンポが良く、暗くならずにすいすい読めた。


    個人的には装丁デザインと表紙イラストと
    タイトル・煽り文を変えたら、
    もっと手に取る人が増えて
    評価が上がりそうなのに残念だなーと。
    (勝手ながら…)

    他の方に倣って、実写化をイメージしてみると
    頭脳明晰・容姿端麗だけれど、性格が悪い
    ベストセラー作家・吉祥院役に、錦戸亮さん

    吉祥院の学生時代の後輩で、
    自分の手に余る難事件を持ち込む
    気弱な警察官・桂島役に、濱田岳さん

    で、どうでしょう?
    (桂島役はもう少し背が高いイメージなので
     佐藤隆太さんも良いなーと思うのだけれども、
     錦戸さんとの年齢差を考慮すると、濱田さんかな…)
    などと楽しめるのも、この作品の魅力です。

    明るい雰囲気のミステリー好きは、ぜひ一読を!

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    2016年05月17日
  • 悪党たちは千里を走る

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    題名からもコミカルタッチであろうことは想像できたが、それにしては前半のスピード感が今いちで読んでいて焦れったくなってしまった。ストーリーも驚きの展開は少なく、割りと普通であった。警察は?など、細部が放置されていて気になったのと、ボランティアというきれいごとに収まってしまったのがちょっと、、。

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    2016年05月17日
  • 誘拐症候群 <新装版>

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    前作である「失踪症候群」よりも面白かったです。
    ただ前半には「この後どうなってしまうんだろう?」というワクワク感はあったものの、後半になるにつれて事件の全容が意外とショボイ物で残念。ジーニアスにも全く共感できなかったし。掘り下げ方が足りなかったのでしょうか。
    それにしてもパソコン云々の場面に時代を感じてしまいますね。

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    2016年05月15日
  • 天使の屍

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    ちょっと中学生の描写が大人びすぎている気もしたけど・・・。展開は面白かった。内容的には衝撃的だった。

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    2016年04月06日
  • 警官の貌

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    オフ会、献本で頂きました!警察小説のアンソロジー。

    福田さんは初読みでした。
    今野さん、いいコンビ(誰と?)
    誉田さん、コワ面白い。
    福田さん、もう少しスピード感があってもよかったかな。
    通訳捜査官という立場はとても興味深かった。

    貫井さんは強烈でした、
    ただただ、強烈。


    楽しみました、いい出会いに感謝。

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    2016年03月18日