貫井徳郎のレビュー一覧

  • 迷宮遡行

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    貫井さんともあろうお方がどうしたんですか?っていうぐらい行き当たりばったりな終わり方。妻の失踪に大きな謎が…でも蓋を開けてみたらそうでもないし。主人公の人格のブレ具合も不自然。親友を殺されたからって、復讐の鬼と化したからってそこまで根本的に人格は変化しない。まるで別の人物。頼りない、うだつの上がらない男が冒険するところにこの物語の面白さがあっただけに後半は残念。そして終わり方はもっと残念。

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    2014年06月01日
  • 警官の貌

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    今野敏、誉田哲也、福田和代、貫井徳郎による警察小説アンソロジー。独立した四編の、趣きの異なる作風が楽しめます。
    恥ずかしながら、誉田哲也以外の方々は初見で(^_^;)
    警察小説の短編は難しいのか?・・・どれも軽く仕上げてる印象は否めません。
    警察小説入門編としては良いと思いますが、私的にはチト物足りないですかね・・・

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    2014年06月01日
  • 警官の貌

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    警察小説アンソロジー。作家陣の内、福田和代以外の三人(今野敏、誉田哲也、貫井徳郎)はファンといってもいい程好きな方たち。感想としては誉田哲也と貫井徳郎の作品が良かった。貫井徳郎の短編は初めて読んだが、長編同様の深いテーマ(今回は死刑の在り方)と、驚きの真相は健在。さすが!

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    2014年05月23日
  • 警官の貌

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    近年、大きなブームが継続中の警察小説の四人の作家によるアンソロジー。
    読み比べると、四人の個性が出ていて面白い。特に今野敏氏はベテランらしい安心感と渋さがたまらない。若手筆頭格の誉田哲也氏はギラギラした野心を感じるし、福田和代さんの通訳捜査官という設定がユニークだ。貫井徳郎氏の作品は死刑制度の功罪が描かれ、社会性をテーマにする氏らしい。

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    2014年05月19日
  • 天使の屍

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    中学二年生の息子の自殺の原因を探る父親。そんな中、息子の同級生による第二、第三の自殺事件が起きる‥。

    中学二年生は難しく危うい年頃だから、では納得できない子供達の行動や考え方だった。
    あまりにもリアリティがなく無理がある。生理的嫌悪感もあり、貫井作品にしてはイマイチな出来だった。

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    2014年05月12日
  • 夜想

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    ネタバレ

    うーん、宗教の話?
    人は弱った時に何かに頼りたくなるもの。人から言葉をもらって生きる自信をもつのは悪い事でないけど、結局、自分が前に進もうという気力がないと何も始まらない、って感じかなあ。
    貫井作品の中ではあまり好みではなかったかも。

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    2014年04月27日
  • 警官の貌

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    それぞれ趣向を凝らした、警察小説アンソロジー4編。
    今野敏「常習犯」は、小説ではあまりなじみのない捜査三課盗犯捜査の刑事が主人公。
    誉田哲也「三十九番」では、留置担当官が主役。
    福田和代「シザーズ」は、通訳捜査官という役職が登場。
    貫井哲郎「見ざる、書かざる、言わざる」では、死刑制度に言及する。
    長編の醍醐味はないが、いろいろな役職の発見と、各作者の作風を楽しめる。

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    2014年04月20日
  • 夜想

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    家族を突然の事故で失った雪藤は、その絶望の中から救ってくれた不思議な能力を持つ女子大生、遥を中心に教団をつくり上げる。どの様にして新興宗教、カルト教団などが発生するのか参考になる。専門的な解説は期待できないが、切っ掛けとしては十分である。続編として、小さな集団から巨大宗教に成長するストーリーを期待したい。

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    2014年04月11日
  • 天使の屍

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     現実に起こりうるかどうかを問うのは愚問として、なかなかないタイプのミステリーだと思った。「子供の規律」と言うものは確かに存在するけれど、それ一言で大人、もしくは読み手との溝を作ってしまうのはなんだか残念。もっと子供の規律を理解するように動いてもよかったと思う。ただし、そちらの規律を受け入れていくと結末は変わると思う…。僕としてはバッドエンドのようになったほうが面白味はあるように思った。後味は最悪でしょうが…。

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    2014年04月09日
  • 警官の貌

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    競作?
    アンソロジー?
    ……この手の本の良さは、まだ読んだことのない作家を試し読みが出来るという点。
    過去、同じような競作本をきっかけに「では、長編も読んでみよっか」と、京極夏彦や柴田よしきを読むようになった・・・。

    さて、本書。好きな作家2名と未読作家1名を含む全4編。

    【今野便】
    さすがの安定感。
    安心して読めた。キャラの立った二人の刑事の長編も存在する模様。読むべし。

    【誉田哲也】
    彼の作品の中では、自分の好み的にはちょっと残念。
    まあでも、誉田さん“らしさ”が健在な点は、安心。

    【福田和代】
    初読み。
    面白かった。ぜひぜひ長編も読んでみよう……本書購入の、一番の収穫。
    短編のみ

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    2014年04月03日
  • 被害者は誰?

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    あれ?あれ?っと何度も前にさかのぼって読まなくてはならない。まんまとだまされてしまった。狂気的な内容はないが、だまされた感はほんのり味わえる。
    狂気的内容が好きな私にはすこし物足りなかった。

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    2014年02月23日
  • 天使の屍

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    父親が息子の自殺の真相を解明しようとする中で、親として今まで子供の何を見つめてきたのだろう・・・と後悔する姿はとてもやるせなく、なんとも言えない気持ちにさせられます。それでも、親と子の絆の回復を図ろうとする父親の思いには、それが例え遅すぎたとしても胸に迫るものがあり、色々と考えさせられました。最後に明らかになる真相は「えっ、そんなことで?」と疑問に思うところもあるけれど、「子供の論理」ではそれしか選択肢が無かった、ということでしょうか。

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    2014年02月22日
  • さよならの代わりに

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    推理小説かSFか、それとも恋愛小説か?文体は読みやすく話の展開もどうなるのだろうと期待がかかるが、最終的になんだかな?って言う終わり方。タイムスリップものとして捉えると、おきまりの競馬で大儲け、ってこれ競馬やる人がいつも夢描く展開。主軸は、恋愛なのかもしれないが、いろんなことが未解決のまま。ちょっと消化不良の感があるが、貫井徳郎は好きな作家だからまあいいか。

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    2014年01月25日
  • 転生

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    臓器移植に関するミステリー
    最近よく移植してから観るようになった女性とのすてきな出会いの話と一瞬思いそうだが、やはり違った。
    だんだん緊迫した雰囲気になる。スピードがあまりにも早くてさっと終わってしまった感が残ったが、ちがった貫井さんの小説の雰囲気を楽しめた。

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    2013年11月26日
  • 明日の空

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    青春ミステリー。人が人に認められるということの、なんと偉大なことか…一人ひとりが偏見のない受けいれるものの捉え方をするようにすれば、世の中はもっとさわやかになるんだろうな、と強く感じた作品。青春だもん。

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    2013年11月13日
  • 被害者は誰?

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    貫井徳郎にしては軽い作品かと思って読んだが、
    四編の小説はいずれもクセモノ。
    一筋縄にはいかず、仕掛けがあって面白かった。

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    2013年11月08日
  • 被害者は誰?

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    今まで重い作品ばかりだったので、コミカルなキャラと明るい雰囲気に面食らいました。漫才みたいな掛け合いはあまり肌に合いませんでしたが、よく練られたプロットですし、トリックの使い方に著者のセンスを感じました。
    ベストは【名探偵は誰?】 ですが、単独で読むとオチが解らない気がしました。

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    2014年11月26日
  • 天使の屍

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    中学二年生の一人息子が飛び降り自殺してしまいます。そして、遺体からはある薬物が検出されます。なぜ息子は死ななければならなかったのか。原因はいじめなのか。それとも…。遺された父親は真相を求めて、息子の級友たちを訪ねて回る…というお話です。
    設定にかなり既視感がありましたが、陰惨で救いのない少年たちの心の闇や、息子の自殺の謎を絶対に解明しようとする父親の強い想いが巧く描かれていると思います。
    真相は「そりゃないだろ」とは思いましたが、何気ない会話などに伏線がさり気なく潜ませているところは流石だなと思いました。

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    2014年11月26日
  • 明日の空

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    内容(「BOOK」データベースより)
    帰国子女の栄美は桜の美しさを楽しむ余裕もなく、不安いっぱいで日本の高校での初日を迎えた。幸いにも友達ができ、気になる男の子とも仲良くなれたものの、やがて辛い別れを経験することに…。時は流れ、大学生となった栄美の前に現れたある人との出会いをきっかけに、高校時代の思い出はまったく別の形を見せてゆく―。『慟哭』の著者が仕掛ける、忘れられない青春ミステリ。

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    2013年11月11日
  • 明日の空

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    貫井さんの本にしては珍しく軽めのタッチ。ラストのネタばらしについてはなるほど~というかんじだったけど、なんか伊坂の「アヒルと鴨~」と乾くるみの「イニシエーション・ラブ」が合わさったみたいな、既読感のある作品だったので、評価は並、で。ワタシの中ではなぜかずっとエイミーは山本美月ちゃんのイメージでした。

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    2013年07月29日