イシヤマアズサのレビュー一覧

  • なつかしごはん 大阪ワンダーランド商店街

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    楽しい大阪の商店街めぐりの本かと思ったらタイトルのアタマにあるのは「なつかしごはん」……? そうか、商店街で見たり買ったりした懐かしい食べものがテーマだったのか。
    いやいや、そうはいっても色濃く商店街ごと、お店ごとの個性がほとばしる大阪の商店街の様子。この本では密かに歩いていてあんまりお店の人とのやりとりとか書いていないんだけど、それでも濃くそしてかわいらしい大阪の商店街の様子を知ることができた。著者ならではの目のつけどころも面白かった。こういうの関東の商店街でも成立するかしらん。

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    2024年09月16日
  • 明日町こんぺいとう商店街 招きうさぎと七軒の物語【電子限定特典付】

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    懐かしくほのぼのとした短編集。昭和の味を出していて、人情物と言えるかも。シリーズ化しているようなので、続きも読んでみたい。それぞれの作家さんの雰囲気と特徴があって楽しめた。微かなリンクもニヤリとする。

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    2024年08月31日
  • 明日町こんぺいとう商店街 招きうさぎと七軒の物語【電子限定特典付】

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    やはり作家ごとの色があって、合うものもあれば合わないものもあり。
    ただ、全体的にそう転がってくれてよかったー、という気持ちになる終わり方ですっきりはする。

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    2024年08月18日
  • おおきなおさら

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    この絵本はこどもよりもおとなのこころにじんわりしみわたる絵本ではないかな。最後の箱の中のメッセージを見つけるところが素敵。

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    2024年07月10日
  • 明日町こんぺいとう商店街 心においしい七つの物語【電子限定特典付】

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    ネタバレ

    【収録作品】
    一軒目「サクマ手芸店」寺地はるな
    二軒目「ツルマキ履物店」蛭田亜紗子
    三軒目「川平金物店」彩瀬まる
    四軒目「~中古楽器・中古レコードの買取・販売~しゑなん堂」芦原すなお
    五軒目「インドカレー ママレード」前川ほまれ
    六軒目「カフェ スルス~コアラちゃんの巻~」大島真須美
    七軒目「おもちゃ屋『うさぎや』」山本幸久

    明日町こんぺいとう商店街シリーズ4

    あったらいいなと思える商店街。

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    2024年06月22日
  • 俳句ステップ!

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    俳句を作っているおとなしくて地味な七実。ある日自分の俳句が他の人の名前で賞をとったことを知る‥という話。俳句について知り、また作ってみたいと思わせる話だが、そこにちょっとした事件が加わっているところがおもしろい。子供向けだが、楽しく読んだ。

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    2024年06月11日
  • ゆきうさぎのお品書き あらたな季節の店開き

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    シリーズ第十弾にして最終巻。

    小料理屋〈ゆきうさぎ〉を舞台にしたこちらのシリーズも本作で完結ということで、まさに“総まとめ”な感じの内容となっております。

    にゃんこ目線のプロローグから始まり、最終話「卯月いろどり春物語」の中に、碧(タマ)&大樹を中心に、これまで登場した各キャラクター達のショートストーリー七編が入っています。
    先代の雪枝さんの〈ゆきうさぎ〉開店の日のエピソードから、碧のバイト最後の日(ここで都築さんもちゃんと登場してよかった)の話を経て、ミケさんと蓮君、スズさんファミリー、慎二君、零一さん・・と皆それぞれの進む道が描かれており、前日談から後日談まで”幕之内御膳”のように楽し

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    2024年06月09日
  • 明日町こんぺいとう商店街 心においしい七つの物語【電子限定特典付】

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    シリーズ4弾

    『サクマ手芸店』寺地はるな
    糸子さんと充輝の不器用な親子関係のなかに温かさが良い
    康恵さんと城戸の関係が切ない

    『川平金物店』綾瀬まる
    主人公がなんて可哀想な人と思ったら、、
    意外性のある生き物
    その生き物が商店街を歩く
    理由が涙ぐましい
    傷ついた茂さんにジイちゃんはじめ商店街の人々が温かく優しい

    上記の2作品が良かった

    人気作家さんが描く商店街
    現代に失われつつある人情味があり
    通いたくなるお店ばかりだった

    疲れた私の心が癒された

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    2024年06月07日
  • 明日町こんぺいとう商店街2 招きうさぎと六軒の物語【電子限定特典付】

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    シリーズの第2弾

    シリーズ1に登場したお店が出てきて
    繋がりをもって読めた

    吉川トリコさん
    『カサブランカ洋装店』
    意外性があって
    ライトな語り口調のなかに胸をつかまれて
    心に残るものがあった

    シリーズ1に比べて
    読んだことのない作家さんが多く
    新しい作家さんとの出会いが嬉しかった

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    2024年06月05日
  • ゆきうさぎのお品書き 風花舞う日にみぞれ鍋

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    シリーズ第九弾。

    小料理屋〈ゆきうさぎ〉を舞台にしたハートウォーミングストーリー、連作四話+序章&終章が収録されております。
    ※今回は、巻末レシピの掲載はありませんでした。

    順調に交際を続けている碧(タマ)と大樹。
    二人は挨拶&観光も兼ねて、大樹の実家である箱根の温泉旅館・〈風花館〉を訪問することに。
    本来なら、のんびりと箱根デートを楽しむ予定だったのですが、思わぬ旅館スタッフの欠員で、大樹がヘルプに入ることになり、さらにはあの厳格な大樹の祖母・葉月さんが体調を崩してしまい、観光どころではなくなってしまいます。
    「彼氏とラブラブ温泉デート」のはずが「気難しいお祖母さんの看病」をする羽目に・

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    2024年05月22日
  • お弁当代行屋さんの届けもの

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    お弁当の代行を営む元料理人のところに舞い込む依頼。

    従弟がワトソン状態?
    色々な手足となって、料理人の知りたい事を
    調べてきてくれます。
    出てくる料理も当然美味しそうではあるのですが
    これ、商売として料金成り立ってないような??

    アレルギー、思い出、初めての…の3話分短編でした。

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    2024年05月08日
  • まほうのアブラカタブレット

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    今は小学校から1人1台タブレット。
    特にコロナ禍から加速したような‥
    そんな昨今を象徴する一冊。
    私はついて行けないわ(汗)

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    2024年05月02日
  • ゆきうさぎのお品書き 白雪姫の焼きりんご

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    シリーズ第八弾。

    小料理屋〈ゆきうさぎ〉を舞台に描かれるほっこりストーリー、連作四話+序章&終章が収録されております。
    ※今回の巻末レシピは、第一話(表題作)「白雪姫の焼きりんご」で、“ミスター当て馬”(毎回このキャッチコピーで申し訳ない・・( ̄▽ ̄;))・都築さんの双子の姉(!)の椿さんが作った“焼きりんごのハッセルバック風”が載っております♪

    そうなんです!あの都築さんに双子のお姉さんがいたなんて、驚きでしたね。
    このくだりでは、都築さんの複雑な家庭事情と彼がりんごが嫌いな理由が明かされるのですが、今回椿さんときちんと話せたことと、彼女が作った前述の“焼きりんご”(とはいえ、レシピは大

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    2024年05月02日
  • ゆきうさぎのお品書き 母と娘のちらし寿司

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    シリーズ第七弾。

    小料理屋〈ゆきうさぎ〉を舞台に描かれるハートウォーミングストーリー、連作四話+序章&終章が収録されております。
    ※今回の巻末レシピは、第四話(表題作)「母と娘のちらし寿司」で、碧と大樹が仲良く一緒に作った“ちらし寿司ケーキ”が載っております♪

    教師になる為に試験勉強を頑張ってきた、タマこと碧ですが、なんと思わぬ急病で教員採用試験を受けられなくなってしまいます。
    気持ちを切り替えて私立校の教員に応募するも、狭き門ということもあり苦戦を強いられてしまいますが・・。

    就活が上手くいかなくて、凹んでしまう気持ちはすごくわかるので、碧に共感&応援しながら読みました。
    そんな碧を心

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    2024年04月12日
  • ゆきうさぎのお品書き あじさい揚げと金平糖

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    シリーズ第六弾。

    小料理屋〈ゆきうさぎ〉を舞台にお送りする、連作四話+序章&終章が収録されております。
    ※今回の巻末レシピは、第二話「八十八夜の筑前煮」に登場した、先代女将・雪枝さんのご友人、十和子さんの思い出の一品である“筑前煮”と、表題作の第四話「あじさい揚げと金平糖」で大樹の叔父・零一さんが作った“あじさい揚げ”が載っております♪

    前巻のラストで何とも不穏な雰囲気で登場したのは、大樹の叔父・零一さん。
    彼は大樹に、亡くなった先代女将の遺産の遺留分を請求してきます。
    その請求金額を支払う為には〈ゆきうさぎ〉を売却しなければならない・・?
    急にやって来た叔父に、とんでも請求をされて途方に

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    2024年03月06日
  • モツ焼きウォーズ ~立花屋の逆襲~

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    ネタバレ

    実家が商店街の もつ焼き屋をしている主人公。しかし、都市開発のせいで もつ焼き屋以外の商店街のお店は立ち退きをさせられた。
    店を立ち退きから守るため、先祖代々伝わる妖術などを使いながら都市開発側と大騒動をする物語だった。

    ヤンキーや妖術などが出てきて、ファンタジーに近い物語かなと思った。
    もう少し普通の設定で、都市開発とどう関わるのかという物語が読みたかった。

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    2024年02月22日
  • ゆきうさぎのお品書き 祝い膳には天ぷらを

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    シリーズ第五弾。

    若き店主・大樹が作る料理が魅力の小料理屋〈ゆきうさぎ〉を舞台にお送りする、連作四話+序章&終章が収録されております。
    ※今回の巻末レシピは、第一話「親子丼が結ぶ縁」で〈ゆきうさぎ〉のバイトに応募してきた小学生(!)の郁馬君がに出された“親子丼”と、第二話「睦月ゆずみそ冬物語」で碧の亡き母の元教え子の七海ちゃんが食べていた“味噌グラタン”が載っております♪

    前述の巻末レシピにも抜擢されたグラタンや、第三話「おひとりさまに乾杯」で、お客様相談室というストレスフルなお仕事を頑張っている凛々子さんが食べたビーフシチュー等、今回の〈ゆきうさぎ〉は洋食が美味しそうで、洋食党の私として

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    2024年02月14日
  • ゆきうさぎのお品書き 親子のための鯛茶漬け

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    シリーズ第四弾。

    小料理屋〈ゆきうさぎ〉を舞台にした、ハートウォーミングストーリー。
    連作四話+序章&終章が収録されております。
    ※今回の巻末レシピは、序章で大樹が蓮と慎二君に朝食としてふるまった“中華粥”と、第二話(表題作)「親子のための鯛茶漬け」で碧の友人・玲沙と、彼女のお母さんとその再婚相手の三人の為に大樹が作った“鯛茶漬け“が載っております♪

    主人公・碧(通称タマ)がバイトをしている、小料理屋〈ゆきうさぎ〉に、前巻で登場した老舗和菓子店の息子・黒尾慎二君(通称クロ)が新しくバイトとして加わることに。
    一方、菜穂さん(通称ミケ)は、〈ゆきうさぎ〉と掛け持ちしているバイト先の書店から契

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    2024年01月13日
  • ゆきうさぎのお品書き 熱々おでんと雪見酒

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    シリーズ第三弾。

    小料理屋〈ゆきうさぎ〉を巡る“おいしい”ハートウォーミングストーリー。連作四話+序章&終章が収録。
    そして、この巻から巻末にレシピがついております~♪(今回は“牛肉のしぐれ煮”と“おやき”)

    大樹の弟・瑞樹の妻で大樹の幼なじみでもある、ひかるが何故か変装して〈ゆきうさぎ〉を訪れます。
    大樹の実家の家族の好物ばかりを注文するひかるには、どうもお悩みがあるようで・・。

    はい。今回も大樹のお料理に癒されております~。
    瑞樹の好物“牛肉のしぐれ煮”。10年前に人生に挫折していた男性を救った“熱々おでん”。仲違いしたオジサンたちの仲直りの橋渡し役(?)“だし巻き玉子”。商店街活性

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    2023年12月02日
  • とっておきのおやつ。 5つのおやつアンソロジー

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    「たぬきときつねと恋のたい焼き」阿部暁子 なかなか面白かった。少女マンガ単行本1冊くらいのプロットがテンポよく中編にまとめられている。

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    2023年11月12日