イシヤマアズサのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
こんぺいとう商店街2弾目は、前作よりも胸の奥がチクリとしたり、ひりひりしたり、しんみりしたりするお話が多かった。
けれどやっぱり、この商店街のお店はどこも居心地が良いのです。
おまち堂のひじきにはちょっと泣けた。
栄養と思いやりたっぷりの料理には体だけでなく心も満たしてくれる力がある、はず。
水沢文具店もいいなぁ。
落ち込んだ時に元気の出るお話を書いてもらいたい。
欲しい言葉をくれる、といえば鳥吉のキヨちゃん。
こういう優しさ・友情に弱いのです。
人生の迷い道。行き止まりに見える時には益のあるアドヴァイスよりも、一緒に怒ったり泣いたり笑ったりしてくれる、ただそれだけのほうがいい。
そして -
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購入済み
シリーズ第2弾。スカイツリーを見上げる下町の片隅に、ひっそりと息づく商店街を舞台に人間ドラマ。ひとつの商店街を舞台に6人の人気作家が紡ぐ、ほっこりおいしいアンソロジー。
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Posted by ブクログ
授業で使うタブレットが魔法のタブレットに変わる話。
今どきの話だなぁ。
魔法をたくさん使ったらどんな願いも叶えられると言われて、魔法を使いまくる、いたずらっ子の主人公・こたろう。
でも、そんな上手い話があるわけなくて……。
タブレットの妖精?タブーと体が入れ替わってしまう。
どうにか元の体に戻りたいこたろうの奮闘記。
まぁ最終的には元に戻るんだけど。
ひどいことをされたのに許すこたろうはちょっと作り話っぽいけど、実際作り話だし……。
それよりこたろうがいたずらしたベンチやうさぎ小屋や植木がそのままになってることに気づいて、そっちの方が気になった。
どういう対処になるんだ、あれは。
お -
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Posted by ブクログ
スカイツリーを見上げる 下町の片隅に、ひっそりと 息づく商店街『 明日町こんぺいとう商店街』。シリーズの4作目です。金平糖の角は24個。24軒のお店が集まっていて、今回はその中から7軒のお店のハートフルなエピソードが収められています。
お店ごとに作家が交代するのがこのアンソロジーの特徴で、私は前川ほまれさんの描いた 5軒目の『インドカレー ママレード』が心に残りました。
2軒目の蛭田亜紗子さんの『ツルマキ履物店』の回はちょっとテイストが違い「あら?」と思いましたが、色々な作家さんを読めるのがこのシリーズの良さなので、こんなテイストもありだな、と思いました。
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