あらすじ
フレンチシェフの眞琴が始めた“お弁当代行屋”にやってくる「忘れられないお弁当」を求める人たち。眞琴は依頼人の思い出の中からレシピ、味付け、そして想いを読み解き、“あの味”を再現していく――。
...続きを読む感情タグBEST3
Posted by ブクログ
お弁当代行屋を営む真琴と義理の甥の陽仁は、お弁当を届けるだけでなく、依頼人のギクシャクした親子関係、夫婦関係までほぐしていく。
大切な人と、記憶に残る食をともにしたい、積み重ねていきたいと改めて思った。
Posted by ブクログ
凄腕料理人がお弁当を通して家族の問題を解きほぐして行く。
アレルギー問題のある親子であったり、老いた男の昔の味であったり、熟年夫婦の転機であったり。
どれも想像できるような美味しい描写。
そして、ホームズとワトソンの様なコンビ(にしては助手の行動力が素晴らし過ぎるかな)でもんだいを解決する。
明るい家族の真ん中にお弁当があって、いい作品だなと思った。
Posted by ブクログ
心暖まるほろっとした話でした。
アレルギーの話を読んでいて、いかに自分が無知かを思い知らされました。
その食品に入っていなければ良いと思っていましたが、原材料も遡って考えなければいけないなんて…。
老夫婦のお互いを思いやるが故のすれ違いにも涙が出ました。こんな素敵な夫婦になりたいですね。
もっと読みたくなるような内容でした!
Posted by ブクログ
最近このジャンルの本増えてるせいか あまりに安易なのが目につくようになって残念…と思っていたけれど これは 久しぶりにきっちり涙腺がじわっと緩むようなしみじみしたいい話ばかりだった。料理もきちんとしてるし。
料理ってすごい愛情手段だなぁ。
お弁当ってその最たるものかも。
だからこそ 手が込んでても混んでなくても
えーっと思うようなものでも
忘れずに 何かの折に思いだしたり
良くも悪くも 笑い話になったりするんだろうなぁ。
続編が出れば読みたいケド できたら この2人の恋愛は必要ないってことと ムスコちゃんのことは 遠い将来の最終話までお預けにしておいてほしいってこと希望。その方向でお願いします 笑。
Posted by ブクログ
アレルギーの話はここまで考えないといけないのね
という驚きがあるものでとても勉強になりました
食品アレルギー恐るべしです
今後 お父さんが乗り越えていけるのか
気持はいけても 実際の食事はどうなのか
ちょっと心配になりました
Posted by ブクログ
積読本 ★3.5
食に関する本は面白いし、お腹が空く
重度のアレルギーは大変だ。
私も子供も少しアレルギーを持っていて、
食べたいものを我慢することもたまに
大人はともかく、子供はかわいそう
妻を事故でなくして、小さな子供を抱える男性
それだけでも大変なのに、小麦、卵、牛乳など
ダメなものが多すぎる
本当に大変すぎる、、、と切なくなりました
そんな食に対しての問題を解決しながら
丁寧に依頼主に向き合う眞琴と陽仁のペアが
心地よかったです!