山田ルイ53世のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ルネラジリスナーなので購入。男爵がラジオで普段から言っていることをギュッとまとめた一冊。男爵は自虐気味に自分の人生を語るが、多くの名も無き芸人が世間に名を知られる前に消えていく世界で、50歳を過ぎても生き抜いてる。才能のある人だからこそ、人生を諦める姿勢を表に出しても、周りは受け入れてくれるのだと思う。30歳そこそこで凡人の私が人生諦めてますという姿勢でいても、後ろからケツを叩かれるか、ひっそりと左遷されるだけである。男爵を批判しているわけではないが、我々凡人は少なくとも職場では、内心はどうであれファイティングポーズを取り続ける必要があると思う。とはいえ、プライベートな部分では肩の力を抜いて生
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Posted by ブクログ
この本は人をかなり選ぶ内容になってます。夢に向かって走っている人ではなく夢を持てない人・諦めた人向けの内容だと感じました。
私自身筆者と同じ人生観が近いこともあって腑に落ちる場面が多かった。夢を語ること持つことを推奨する本が多いのは分かっています,そしてある方が人生を俯瞰で見た時に輝いてみえるでしょう。ただ私の人生的に「心からやりたい・なりたい物事」に「出会った試しがない」のは事実なので夢否定ではなくその土俵から降りる気楽さを教えてくれました。
作中のフレーズで【負けを抱えると書いて抱負】【言いたいことほど言わない方がいい】【無限の可能性を捨て可能性を絞る】【罪ではないが詰みである】【 -
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Posted by ブクログ
前著「一発屋芸人列伝」で多くの芸人達を
鋭い視点で分析して、軽妙な筆致で表現
した内容から一転、今作では自身の一発芸
人としての悲しくも、笑える日常をこれま
た絶妙な比喩を駆使して描き出しています。
一発屋であるがゆえの本当にリアルな日常
には涙を誘います。
しかしその矜持はいささかも衰えていない。
よく言われる「プロ意識」という言葉。
この言葉は「何も成し遂げたことがなさ
そうな素人」から発せられることの方が
格段に多い、と愚痴ります。
このメンタリティは山ちゃんに通じるもの
があります。
いつもファイティングポーズを忘れずに
生きることを目指す人に送る一冊です。 -
Posted by ブクログ
一発屋芸人である著者のエッセイです。
文章がとても読みやすくて面白いので、スラスラと読めてしまいました。
一発屋というと世間からはバカにされがちな部分もありますが、一度であっても売れた経験があり、今でも知名度はすごくあるわけで、なんだかんだ仕事はあるんだという裏側も知れました。
一発屋という扱いをされることで自虐的な書き方はされていますが、そういう風に人をバカにするような人に対するツッコミもあったりして全くその通りとうなずく部分もあります。
若いころに引きこもりの経験もあったり、しんどさを理解されているので、どこかあきらめたようなでも前向きなような生き方は参考になります。
生きづらさ -
Posted by ブクログ
面白い。
そして、とってもうまい!
彼の、人間としての矜持、プライド、そして、現実の哀しさ、周りの人間の態度の痛さ、わりと淡々とそして軽妙に書かれています。
私はこの本を読んで、まったく共通点のない彼との人生だけれども、たくさん共感できるところがありました。
ちょっとした過去、もがく現在、それでも持ってしまう矜持やプライド、そんな中でそれでもいいじゃないか、今なんとかやってるんだから、とそんな気持ちになれた本でした。
やりたいことだけやっていく♪みたいなキラキラ本なんかより、よっぽど冷たくだけど、しっかりと支えてくれる本だと思います。
簡単に読めるのも、なおよし。