日下三蔵のレビュー一覧

  • キスギショウジ氏の生活と意見

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    ホラー風味、ミステリ風味が多い感じ。アイデア勝負の「OEの謎」や、切れの良い「R依存対策条例」が好み。

    目次
    十五パズル
    記念品
    飛び入りの思い出
    お別れ
    変身
    お父さんの新聞
    ダイエット・ペット
    公聴会
    オーバードーズ
    国境の南
    アイウエオ
    われらの農場を守れ
    鉄の胃袋
    OEの謎
    文通
    ブラボー
    家庭の幸せ
    キスギショウジ氏の生活と意見
    R依存対策条例

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    2026年03月23日
  • 影絵の街にて

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    絵本で読んだら面白そうな、可愛らしいイメージのわくお話しが印象的でありながら、少しダークな雰囲気のある短編まで、作品の幅が広いなと感じた。

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    2026年03月02日
  • 箱の中のあなた ──山川方夫ショートショート集成

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    ネタバレ

    印象的でゾワッとする良い話が多かった。ただ刺激的な話というだけでなく、生き方や家族、伝統などがテーマとして根底にあるようなものをいくつか感じ、短いストーリーの中で色んな人生を垣間見ることが出来た感じだった。乱歩もゾワッとだけど、乱歩はもっとじっとりとしている感じだが、山川方夫はスーッと冷たい風が通り抜けるような感じだ。短編だったが、話がたくさん入っているので読み切るのは大変だった。

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    2026年02月18日
  • 紙の罠

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    表紙が隠された状態で手に取った1冊。

    目まぐるしく変わる展開が面白かったです。

    誰が味方で誰が敵なのか分からないまま進むドキドキ感が読んでいて楽しかったです。

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    2026年02月01日
  • 箱の中のあなた ──山川方夫ショートショート集成

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    年末、しかも今年の5冊を選んだ矢先にとんでもなくすごい小説に出会った。驚く展開のある作品もあるとかいうレベルじゃなく、全ての話に衝撃の展開が待ち受けている。一個一個について感想書きたい。
    「夏の葬列」「菊」が秀逸。

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    2025年12月30日
  • ビショップ氏殺人事件 曽野綾子ミステリ傑作選

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    表題作含む六作品収録の短編集
    いずれの作品も楽しめました
    ミステリ小説も書いていた人だったんですね
    表題作は横浜の山手が舞台でした
    家政婦さんや居候など登場してきて
    犯人は誰なのかと新聞記者が調べるが・・・
    気になる作家さんがまた増えちゃいました

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    2025年12月12日
  • 赤い猫 ──ミステリ短篇傑作選

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    ネタバレ

    三影潤の『白い部屋』、植物学者と拓の共演『青い香炉』、植物学者の妹『子をとろ 子とろ』とシリーズ探偵が出る作品が好きだけど『小さな矢』『赤い猫』などそれ以外の作品も良くできていて面白い。良い短編集です。

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    2025年12月11日
  • あるフィルムの背景 ──ミステリ短篇傑作選

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    編者推しの前半部分はほぼ男女関係や恋愛のもつれ、性的倒錯などに関わる短編ミステリ。嫌ミスという括りになるのかはともかく、読後感は当然ながら爽快ではない。
    後半は一捻りある「奇妙な味」の短編、ショートショートであり、個人的にはこちらのほうが好みであった。

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    2025年11月01日
  • 堕地獄仏法/公共伏魔殿

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    SF短編集にハマって、この筒井康隆氏の短編集をも手に取って読んでみた。

    まず物騒なタイトル、中身もまあ物騒(社会通念的に?)だった。

    これが50年前くらいに書かれていたのかと思うとかなりの慧眼、未来視でもしたのかと思うほどだった。解説にもあるように、人間の本質が変わらないということだろう。

    気に入ったのは「いじめないで」「一万二千粒の錠剤」の二つ。
    「うるさがた」「懲戒の部屋」などは読んでて没入し、かなりイラついた(これはかなりいい意味で)。

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    2025年05月14日
  • 怪奇小説集 恐怖の窓

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    遠藤周作の「こわい話」を集めた短編集。怖いと言ってもどストレートに幽霊が出てくるものはほとんどなく、好井まさおさん言うところの「ナニソレ」話が多いのだけど、サブタイトルにもなっている「恐怖の窓」をはじめ、めちゃくちゃ怖いと言うわけでもないけど記憶の隅に残ってしまうようなじっとりした話が多くて良かった。
    あと、「戦中派」という人たちがいたことが衝撃だった。簡単に言えば「戦時中の方がよかった」という人たちだと思うんだけど、まあ確かにそういう人もいたかもな…と思わされた。「平和(仮)」の世の中では自分を保てなくなってた人、結構いるのでは。
    私が子供の頃は、祖父をはじめ戦争に行った人たちが5-60代だ

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    2025年05月09日
  • キスギショウジ氏の生活と意見

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    SFの日常系短編集。

    どこかの星の変わったストーリーを紹介している
    感じ。

    ちゃんと各章にオチがついているのが
    素晴らしい。

    草上仁(くさかみじん)の本は初めて読んだが、
    星新一の正当な後継者と言ってもいいくらい
    期待出来る。

    SF初心者にもおすすめの一冊

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    2025年04月28日
  • 丹夫人の化粧台 横溝正史怪奇探偵小説傑作選

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    ネタバレ

    横溝正史、怪奇探偵小説傑作選。

    怪奇要素は薄めでミステリ寄りな短編集。

    言葉や文化に時代を感じるけどあまり気にならずに楽しめた。
    基本話が暗くて個人的には大好き。犯人の自死エンドとか多い。

    地味に双子ネタ2つも入れてきてる。
    犯人が分かって終わりじゃなくて色々パターンある。

    「犯罪を猟る男」と「青い外套を着た女」がすき。

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    2025年04月16日
  • 箱の中のあなた ──山川方夫ショートショート集成

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    純文学作家のショート・ショート集。星新一のような統一された様式のようなものはなく、純文学短編のように読めるものから、SF、ミステリーまで、多岐にわたるジャンルごとに筆致も変化する。
    特に冒頭の「親しい友人たち」シリーズが様々なジャンルのあわいを行く、「奇妙な味」があり好ましかった。

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    2025年03月17日
  • 静かな終末

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    眉村卓先生、初読みと思います。面白かった。
    社会人の悲哀を感じられたとこが印象的でした。
    ゾッとしたり薄ら寒くなったり……表題作が特に好きでした。その瞬間がわからないというのは、救いなのか苦しみなのか。
    「怨霊地帯」「墓地」「錆びた温室」もよかったです。

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    2024年09月18日
  • 箱の中のあなた ──山川方夫ショートショート集成

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     終戦直前の疎開先で起きたある出来事のため、少年だった男は暗い記憶を持ち続けてきたが、長じてその地を再訪してある場面に遭遇し、自らの責任はなかったと解放の感を持ったのも束の間、思いがけない事実を知ってしまうという「夏の葬列」、教科書で読んだその作品が、作者の作品を読んだ初めてだった。どんでん返しの面白さとともに、戦争の悲劇とは言え救いようのない結末に恐ろしさを感じた記憶がある。

     その後、作者は山川方夫という人であり、芥川賞の候補に何度もなったこと、ショートショートと呼ばれる作品を多数書いたこと、若くして交通事故で亡くなってしまったことなどを知った。

     本書は、著者のショートショート全編を

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    2024年07月31日
  • 長くて短い一年 ──山川方夫ショートショート集成

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    山川方夫のショートショート集。山川方夫というと随分昔に代表作?である「夏の葬列」を文庫で読んできりで、イメージとしては純文学の人という認識だったので、文学的なものからミステリやSF仕立てのものまでこれほど多様なショートショートを書いていたとは知らなかったし意外であった。収録されたものではやはり「夏の葬列」の印象が強かったが、「頭の大きな学生」や「僧侶の夢」といったSF風の作品もなかなかのもの。
    巻末には都筑道夫、星新一との鼎談も収録されておりこちらも興味深い。

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    2024年05月15日
  • マインド・イーター[完全版]

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    ネタバレ

    水見稜。1980年代のみに活躍し、作品数も10作に満たない作家でありながら、今でも名前を見ることがある。
    特にこのマインドイーターは良いニュアンスで名前が出されているのを目にし、一度読んでみたいと思っていた。

    読んでみた感想は「これが30年以上前の作品なのか」というもの。
    MEとの壮絶な戦いを期待していた私には肩すかしではあったが、決して期待外れでは無く、人間の内面、特に弱い部分や気持ちの移ろいの描写はすばらしいものがあった。
    近年のSFでは忘れられている感もある「地球を離れて人間は生きられるのか?」というテーマも含まれていて、宇宙から俯瞰して見た「生きる」とはどういう事かを考えさせられる。

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    2024年02月08日
  • 見習い天使 完全版

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    佐野洋さん凄いなあ。良く考えられていて面白い。
    良くこんなに面白い色んなはなしが思い付くなあ。
    なお、天使は狂言回し。話の最初と最後に出てきてお話には直接出てこない。でも、いないとさびしいと思う。そんな感じ。ミステリショートストーリー。
    個人的に表紙イラストは解説読み終わったあとだと宮永さんが良かったなあとちょっとだけ思いました。

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    2024年02月05日
  • 江戸川乱歩全短篇(2)――本格推理(2)

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    本編には長めの短編推理ものが収められており、各話とも表の推理、どんでん返し、裏の推理という展開が無理なく織り込まれているため読んでいて面白い。第一部の短編推理ものより断然良い。

    長編の推理ものはないのだろうか。

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    2023年12月05日
  • 見習い天使 完全版

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    見習い天使というタイトルに惹かれて購入。
    ほんわかした優しい物語とおもいきや、男性にウケそうなショートミステリーでした。
    1話毎にオチがあり、クスッと笑いながら読みました。
    次第に作者の考えていることがわかり、オチが想像できましたが、それも楽しみの一つになっていました。

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    2023年11月09日