平成古書奇談

平成古書奇談

880円 (税込)

4pt

3.3

フリーライターをしながら作家を志す25歳の馬場浩一は、街の古書店、野沢書店に出入りしている。店主の野沢勝利と娘の玲子と懇意にしながら、趣味や仕事、執筆の資料として出会う古書を通じて不思議な事件や謎にぶつかる。古書マニアの著者が知る業界の事情を巧みに盛り込み、SF、ホラー、ファンタジーを横断する連作集。平成の隠れた古書ミステリが初書籍化。日下三蔵氏による編者解説も併録。

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平成古書奇談 のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ 2023年07月29日

    日々の続きのような不思議な話。テンポよく読み進められて面白い。
    古書の知識があれば尚更面白いだろうなぁ。神保町は憧れの地だ。

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    Posted by ブクログ 2022年07月13日

    街の古書店を舞台にした連作短編集。基本的には古本がテーマだが、SF風味だったりホラー風味だったりといろいろ入っている。

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    Posted by ブクログ 2023年05月27日

    横田順彌が無類の古書マニアというのは知らなかった。昭和のハチャメチャ・パロディSF作家というイメージしかなかったので。
    横田順彌が平成になってから文芸誌に掲載していた古書ミステリ系の連作短編を、横田順彌の没後、日下三蔵が纏めて書籍化したのが本書。
    作家志望のフリーライターの青年と、脱サラして街の古本...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2023年04月05日

     フリーライターの主人公が、古書にまつわる不思議や謎に遭遇する連作短編集。各編ごとに、SF、ミステリー、ホラー、ファンタジーの要素があって、多少の出来不出来はあるものの、古書に関する蘊蓄も勉強になり楽しく読むことができる。
     友だち以上恋人未満の彼女との恋の進展も、今の時代ではちょっと感はあるが、そ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2022年12月09日

    古本にまつわる事件に巻き込まれるのは「ビブリア古書堂〜」と同じなんですが、あちらよりも地味で神保町などの古本街にあるお店に近く馴染みがありイメージしやすい。短編集。

    各話どういう話で終わるのかわからないのは本と同じ、見た目ではわからない。それが面白い。

    ぼんやりとしたまむたいなオチの話も、その方...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2022年09月17日

    横田順彌の単行本未収録だった古書を題材にした連作短編を文庫化したもの。
    作家志望の青年と、行きつけの古本屋店主とその娘が主人公の古書を題材にした連作だが、SFだったりホラーだったりミステリだったりとその内容はバラエティに富んでいて全体的に軽めのテイスト。

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    Posted by ブクログ 2022年07月31日

    古書にまつわる、というよりは古書をきっかけに紡がれる連作集、という感じでしょうか。ファンタジーっぽいのやホラーっぽいのやミステリー風なのやいろいろ。自分に合うのがあったら当たり、という感じで読むのがいいかな。

    0

    Posted by ブクログ 2022年07月24日

    フリーライターをしながら作家を志す25歳の馬場浩一は、街の古書店、野沢書店に出入りしている。店主の野沢勝利と娘の玲子と懇意にしながら、趣味や仕事、執筆の資料として出会う古書を通じて不思議な事件や謎にぶつかる。古書マニアの著者が知る業界の事情を巧みに盛り込み、SF、ホラー、ファンタジーを横断する連作集...続きを読む

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