フェイス・ゼロ

フェイス・ゼロ

1,430円 (税込)

7pt

3.4

内相紹介
ロボット学の表情工学(エクスプレツシヨン・エンジニアリング)を専攻する教授に、文楽の人形遣いであり人間国宝の吉田(よしだ)左衛門(さえもん)が依頼したのは、“無表情の表情”の首(かしら)の制作。
しかし、それはひとが目にしてはならない“顔(フエイス)”だったのだ――。
文楽を題材にしたSFミステリの表題作ほか、すべてがマニュアル化された巨大ハンバーガーチェーンの歯車が静かに狂いだす「メタロジカル・バーガー」など、
ジャンルの壁を超え、悠然と佇(たたず)む傑作短篇群がここに集結。全篇初収録。

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フェイス・ゼロ のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2021年09月25日

    「トワイライト・ジャズ・バンド」と「逃げようとして」が面白かったかな。「冒険狂時代」は落ちがあってSF第一世代の作品みたいな感じ。

    収録作品一覧
    溺れた金魚/夢はやぶれて(あるリストラの記録より)/トワイライト・ジャズ・バンド/逃げようとして/エスケープフロムアクラスルーム/TEN SECONDS...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2021年07月20日

    表題作の「フェイス・ゼロ」がすごく面白かった。
    本当に何の感情もない無表情って言われてみれば確かにない。
    そのほかの短編も面白かった、多ジャンルなお話を書くひとだなと思った。

    表紙がかっこよくて買ってみて良かった。

    0

    Posted by ブクログ 2023年09月17日

    短編集。
    妖しい系、本格SF等、内容はいろいろ。
    でも、理解出来ないのもあった。読み手の頭が付いて行けない、というのが正直なところ。

    0

    Posted by ブクログ 2021年08月23日

    山田正紀の小説は初めて読んだが、想像していた以上に奇想繚乱だった。日本SF傑作シリーズというより異色短編傑作シリーズじゃないのかと思ってしまうくらい。印象的な短編は『メタロジカル・バーガー』と『魔神ガロン』。『メタロジカル・バーガー』は画一化は必ずしも悪くはないが、その行きつく先に薄ら恐ろしくなる。...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2021年06月24日

    著者名買いしちゃう作家の一人なんだけど、
    これが好きって作品は特に無いのよね。
    でも買っちゃうし、読むの途中で止めちゃった事は無い不思議

    0
    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2021年06月26日

    山田正紀氏の未刊行作品から、SF・ホラー系統の作品を集めた短編集。最近の作がほとんどだが、「冒険狂時代」だけテイストが昭和だなあと思ったら、執筆年度が飛び抜けて古い作品でした。
    全体の色合いとしてニューロティックな傾向が強く、ホラー傾向の作ではアイデンティティの不安が恐怖の源泉になっていたり、オチの...続きを読む

    0
    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2022年06月30日

    「恐怖と欲望幻想」なSIDE Aも良かったし、「科学と冒険」なSIDE Bも面白かったです。
    「一匹の奇妙な獣」「フェイス・ゼロ」「魔神ガロン 神に見捨てられた夜」が特に好みでした。SIDE Bに偏ってるな。。
    『戦争の子供たち』も気になるのに、構想だけで創作されなかったみたいなのは残念です。SFの...続きを読む

    0

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