団鬼六のレビュー一覧

  • きみはぼくのもの 最終巻 閉幕~そしてエピローグ~

    購入済み

    セールだったので、試しに購入してみましたが、まあまあという感想です。
    話の長さからしたら納得かもですが、絵は綺麗でした。

    #切ない

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    2025年01月10日
  • きみはぼくのもの 第二巻 秘密の契約

    匿名

    ネタバレ 購入済み

    話が動くのはこれからですね

    家庭の事情で音大に通えなくなりそうな美青年は映画への出演を承諾したようですが、主人公の小説家、自分の描いた作品を読み返し、どうじゃな?でも見たい、とはなっていましたね。
    同じマンション内に住むようにはなって、やはり恋仲になるんでしょうかね。

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    2023年05月10日
  • きみはぼくのもの 第一巻 女流作家と美少年

    匿名

    購入済み

    森田老人って

    原作者・団鬼六氏ご本人がモデルなんでしょうかね。作画自体は悪くはないですが、果たして読み続けるほどの作品になっているか、どうでしょうね?

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    2023年05月10日
  • きみはぼくのもの 第一巻 女流作家と美少年

    購入済み

    遅い

    1巻だけ読みました。ちょっと物語の進行が遅い気がしました。1巻読んだだけでは続き読みたいな〜と思える内容じゃなかったで。

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    2023年02月02日
  • 真剣師 小池重明

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    実在した「真剣師」である小池重明の半生を綴った長編小説。
    小池は将棋はべらぼうに強いが、ギャンブル、酒、女にのめり込む癖があっために、アマ棋士では当時最強だったにも関わらず将棋界から追放を喰らったという破天荒な人物であった。

    「偏り」とは「才能」であると言える。何かにそこまで入れ込めること自体が並大抵のことではない。
    人は長期的にも短期的にもさまざまなことにバランスを取ろうとする。しかし、それは凡人の発想で、圧倒的な才に恵まれてそれを自覚してしまった人は圧倒的にそれに偏ってしまう。将棋にしろ、スポーツにしろ、仕事にしろ、このように圧倒的にバランスを失ってしまう人は一定数存在する。

    また小池

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    2022年11月30日
  • エロスの記憶 文藝春秋「オール讀物」官能的コレクション2014

    購入済み

    女性にオススメ

    初めてこういった分野に足を
    踏み入れてみました。
    内容は総じてソフトな印象で
    幸いでしたね。ノーマルな志
    向の?女性向けの一冊だと思
    います。

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    2021年02月26日
  • 真剣師 小池重明

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    囲碁も将棋もプロになるのはとても厳しい/ 年齢制限が設けられ、小さな頃から地域では天才と称される子どもたちが全国から集められ、その中でも特に抜きんでる天才が生業とするものである/ そんなプロたちをも蹴散らしてきた在野の天才、自己流将棋、新宿の殺し屋、小池重明の生涯を描いた作品/ 何年も将棋を触らず、肉体労働に従事、酒を飲んでろくに研究もしない、それでも毎日そればかりやっているプロに勝つ/ 日陰の天才/ すべての元凶は一番はじめの奨励会試験を飛ばしたこと/ もったいない/

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    2018年10月08日
  • 真剣師 小池重明

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    団鬼六による、将棋指し小池重明の評伝。
    謙虚なようでどこか図太く、とにかく将棋が滅法強い一方で、生活は破茶滅茶、でもどこか憎めない、というキャラクターを描き出しています。
    「こんな人が本当にいたんだ」と驚きながら読み進めていたら終わっていました。
    将棋の出来ない私でも楽しめましたが、将棋を知っていれば、よりその凄い指し口を実感出来るのかもしれません。
    評伝でありながら、著者の小池重明への愛情も感じられる鎮魂歌のようでした。

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    2017年01月05日
  • 快楽なくして何が人生

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    寝取られ体験がいくつか書かれていて、プラトニックな初めての彼女を寝取られるという経験は著者の原点かもしれない。寝取られの暗い悦楽を描いた金字塔「不貞の季節」、これなどを読むと寝取られは、快楽には痛みを伴うという、著者の人生の象徴のように思える。

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    2015年08月05日
  • 真剣師 小池重明

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    ネタバレ

    ・ストーリー
     最初に,最後を匂わせて,ストーリーテラーから徐々に離れていく,という書き方は読者をひきつける。

    ・キャラクター~テーマ~世界観
     この本は小池重明のキャラクターだけでもっている。
     モーツァルトを思わせる破滅型の天才。人間として出来損ないであるが,出来損ないであるという弱さが,そして絶対に将棋だけは負けないという矜持が背反し,人を引き付ける魅力となっている。ある人は,こんな人がプロに勝ちまくっていることに痛快感を覚えるのだろう。ある人は,このような男に嫌悪を憶えるだろう。
     しかし,議論を呼んでもそれこそが人間的な魅力であり,これが本作のテーマであり,団鬼六の愛する世界観でも

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    2015年06月15日
  • 美少年

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    ネタバレ

    ある意味分かりやすい堕ち様。

    あああオカマ口調はやめてちょうだいっ←…。
    よいとまけの美○様の若かりしなイメージでしか見れなくなってしまった。

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    2015年05月05日
  • 美少年

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    2015年22冊目は、今年に入って2冊目の団鬼六作品。

    妻を弟子に寝取られ、嫉妬にかられる「不貞の季節」

    独自の倒錯的官能美感を吐露しているような「美少年」

    男の器というものを感じさせられた「鹿の園」

    以上の短編が3篇。

    そして、日活ロマンポルノ、初代SMの女王谷ナオミの半生を回顧録的に綴った「妖花」

    新潮文庫の団鬼六作品は『檸檬夫人』に続いて2冊目。この2冊に共通するのは、どちらも私小説的な短編集だということ。そして、SMの巨匠、倒錯文学家という肩書きからは少々想像付きにくい、女々しいまでに嫉妬深い一面。また、独特なユーモア感覚を持つ、人間臭い部分がとても目立つ。

    300p程度

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    2015年04月28日
  • 美少年

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    ネタバレ

    バンドマン×女形オカマ
    絵柄から分かる耽美系。エロス。内容も少しハード。
    女との絡みあり、SMプレイあり、死別。
    おおお…と嵐のように話が展開していきました。

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    2015年03月25日
  • 真剣師 小池重明

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     プロ棋士になるには厳しいルールがある。プロ棋士になれなかった真剣師の小池重明は、将棋ではアマはもちろん、プロにも負け知らずの生活破綻者なのである。将棋は確かに強いのだが、飲む打つ買うのデタラメな生活を続ける。結局、そんな生活にも終止符が打たれることになる。生涯、大好きな将棋との縁が切れない、彼の将棋を愛しつづける姿に感動を覚えた。

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    2014年08月23日
  • 真剣師 小池重明

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    大崎善生「赦す人」を読んで、小池重明という人に団鬼六氏以上の強い印象を受けた。まさに破滅型の天才。本書は、期待に違わぬ達意の文章で、紛れもない天分を持ちながら、ついにまっとうな道を歩むことなく死んでいった愚かで愛すべき男の人生を浮かび上がらせている。

    本書を読むと、少し前までは将棋界というのも今とはずいぶん違ったものだったのだなあということがよくわかる。谷川名人、そして羽生名人の誕生というのがいかに大きな出来事だったのか、門外漢の私にも少し理解できたように思った。

    小池重明氏はちょうど時代の変わる潮目に巡り合わせたということなんだろう。彼がもう少しだけ後に生まれていれば、棋界を席巻したので

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    2013年04月10日
  • 真剣師 小池重明

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    これは傑作だ。そして怖い。まだこれが途中団鬼六が茶化して書いたみたいに、時代劇なら良かった。そうではなくて、舞台が昭和や平成で、場所は新宿や横浜や所沢だ。
    私はこういう踏み外した人生が怖い。

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    2013年03月29日
  • 真剣師 小池重明

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    賭け将棋で収入を得て、生計を立てる真剣師。プロも何人も破り、史上最強の真剣師だった小池重明を描いたノンフィクション。天才であると同時に、将棋以外は何をやってもダメな超破滅型人間。「破滅の美」をまさに体現している。破滅の美に若干の羨望を覚えると共に、教育の重要性を感じる一冊。子供には読ませちゃダメ。

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    2013年01月27日
  • 快楽なくして何が人生

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    SMの大家、団鬼六の自伝的エッセイ。あまりにも破天荒な生き方すぎて、自分の生き方を考えてしまう。かっこいいおじいさんでした。「一期は夢よ、ただ狂え」

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    2013年01月19日
  • 手術は、しません―父と娘の「ガン闘病」450日―

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    私は団鬼六さんの著書を読んだことがないけれど、鬼才なんだろうなとは思っていました。
    この本を読むと、生きることを最大限味わい、愉しみ、書いた人であることがわかる。そして愛すべきステキなキャラクターだったことがわかる。透析とガンに蝕まれながらも、病気と共存していく、「死ぬまでは生きてるよ」その言葉そのままの人生に乾杯です。

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    2011年10月22日
  • 死んでたまるか 自伝エッセイ

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    面白かった。
    読んですぐレビューを書くべきだった。

    母が購入した本だが、母は作者の若き日の出来事に受けて、爆笑していた。
    私はむしろ、作者の晩年について興味深く読んだ。

    特にこの本は、作者がこれまで雑誌などに執筆して来たエッセイを、少年期~青壮年期、中年~老年期と分けて、エッセイそのものも年代順に掲載しているのだが、さらにはエッセイのタイトルの下に、その当時の作者の年齢が書かれているのだ。

    ネタばれには当たらないと思うので書く。
    例えばこんな具合である。

    第一話 ジャパニーズ・チェス・・・十三歳(昭和二十年)
    第十五話 牛丼屋にて・・・六十二歳(平成五年)

    といった具合である。
    私が

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    2011年11月06日