真剣師 小池重明

真剣師 小池重明

596円 (税込)

2pt

就いた職業は無数、人妻との駆け落ちは三回。寸借詐欺騒動を起こし、新聞沙汰にもなった。逃亡と放浪を繰り返したが、将棋だけには破格の才能を持っていた男・小池重明。プロ棋士を次々となぎ倒し、“新宿の殺し屋”と呼ばれた伝説の将棋ギャンブラーが、闇の世界で繰り広げた戦いと破滅の軌跡を描く傑作長編。話題のベストセラー待望の電子化!

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真剣師 小池重明 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    小池重明さんの一生を描いた作品。天才とあほが入り乱れている人物。こんな人がいたんだなーって感じです。将棋に関しては天才であったのかな。今で言えば何か発達障害の様な障害があると診断されるかもしれない。
    いずれにしても、勉強になる作品でした。

    0
    2018年09月30日

    Posted by ブクログ

    どうしようもなく駄目な人間だが、人を惹きつけずに止まない魅力と才能を持つ男の伝記。自分はこういうアウトローの生き方に未だ憧憬を感じてしまう。どうして自分はまとも過ぎるのかとも思う。

    2年以上将棋から離れていた晩年の小池が、アマ名人や奨励会会員などを次々と打ち破っていく「果たし合い」のくだりは何度読

    0
    2016年07月13日

    Posted by ブクログ

    団鬼六と言えばSMというイメージしかないのだが、趣味の将棋では89年から将棋ジャーナルのオーナーとして93年まで私財をはたいて発行を続けた。その団が6年ぶりに小説家として復帰したのが92年に亡くなった新宿の殺し屋こと真剣師の小池重明の懺悔録「流浪記」を基にした本作だった。余命1年と宣告された小池に懺

    0
    2015年08月30日

    Posted by ブクログ

    もう何度か読んでいる本だが、ときどき読みたくなる。
    こんなにわかりやすく、かつ、とてつもないスケールで破綻する人なんて、他にいないだろう。誰にでもできることではない。そこに、憧れのような気持ちを持ってしまう。

    0
    2013年11月08日

    Posted by ブクログ

    まっとうに生きるチャンスは多々あったのに残念だ。
    才能があっただけに悔やまれる人生だったと思う。

    表現を変えれば「健康的・建設的な人生」と「そうでない人生」との
    わかれ道に何度もさしかかり、そしてみごとにそうでない人生を
    選択してしまう。
    これは偶然ではないと思う。

    感情的な生き方から、冷静に人

    0
    2012年08月16日

    Posted by ブクログ

    新宿の殺し屋の異名を持った最強の真剣師小池重明の軌跡を描いた名著。将棋の天才、いや、賭け将棋の天才と呼ばれ破天荒な生涯を遂げた男、小池重明。彼の生き様を垣間見る事ができる。将棋以外はなんとも人間らしいというか、一芸に秀でてはいるものの妙に人間臭いところが共感を呼ぶ。将棋に明け暮れては、女と駆け落ちし

    0
    2009年10月04日

    Posted by ブクログ

    痛快、破天荒、将棋以外は全くダメ男の小池重明を、ポルノ小説界の大御所、団鬼六センセが書き上げた怒涛の人生。読み始めたらやめられません。将棋の綺羅星をバッサバッサと破って行くさまはまさに痛快。でも将棋以外はホントにダメ男です。こんな天才、もう出てこないでしょうねぇ。

    0
    2009年10月04日

    Posted by ブクログ

    ギャンブルに直接絡んではいないが、まさに破滅的人生の生き様を綴った、近年稀にみる傑作だと思う。悲哀、そして愛くるしさ、かっぱエビせんではないが、余りに面白くて、読むことが<止められない、止まらない>僕でした。
    (Feb 15, 2000)

    0
    2009年10月04日

    Posted by ブクログ

    本当にクズでどうしようもない、でも、まばゆい煌きを放ちつづけた純真な男の一生を、一筆入魂で描ききったセミドキュメント。
    私は将棋は駒の動かし方を知っている程度の素人ですが、どんどん引き込まれてゆき、何度も読み返してしまいます。
    そして、どうしようもないほどの喪失感に圧倒されるのです。
    作家名で偏見を

    0
    2009年10月04日

    購入済み

    藤井君とは違う昭和の天才

    久しぶりに読み返した。藤井聡太君と同じ愛知県出身であることに気づいた。もし小池さんが生き返って藤井君やAIと対局したらどんな感想を持つだろう。その対局を先生はどう表現しただろう。

    0
    2021年02月28日

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