【感想・ネタバレ】快楽なくして何が人生のレビュー

あらすじ

真面目くさって一生懸命働いたって、この世は夢のようなものだ、遊べ、遊べ―快楽の追求こそ人間の本性にかなった生き方なのだから。だが、自分がこれまでに得た快楽は、はたして本物だったのか? 男にとって本物の女とは何か? そしてセックスとは? 執筆当時、末期の腎不全を患いながらも、唯一の延命策である人工透析を拒否したSM文豪・団鬼六が、死を目前にして、人生の価値を問い直す、現代社会への痛切なメッセージ。

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

父親が自称相場師で、
本人は将棋好きの文筆家。
SM小説等がヒットした。

破天荒で非常識にも写る生き方だが、
真面目に堅く生きがちな人には正反対の
価値観に触れることによって視野が広がる
のではないだろうか。

不謹慎で不道徳だが、当たり前に洗脳されてないが故にそこに真理もある。

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2016年07月18日

Posted by ブクログ

ネタバレ

半生記?人生記?どう言うんだろう?あ、自伝か。
時系列的に前後するエピソードもありちょっと混乱するかも。
しかし内容的には独自の考えを貫き通しており嫌悪感を持つ方もおられるだろうが「そういう人」と割り切れるならば、そして共感できる人であれば面白い。

自分的には「女の源泉」という表記に感動したので4

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2011年10月27日

Posted by ブクログ

ネタバレ

[ 内容 ]
真面目くさって一生懸命働いたって、この世は夢のようなものだ、遊べ、遊べ―快楽の追求こそ人間の本性にかなった生き方なのだから。
だが、自分がこれまでに得た快楽は、はたして本物だったのか?
男にとって本物の女とは何か?
そしてセックスとは?
末期の腎不全を患いながらも、唯一の延命策である人工透析を拒否するSM文豪・団鬼六が、破滅的快楽の境地へと向かう!
死を目前にして、人生の価値を問い直す、現代社会への痛切なメッセージ。

[ 目次 ]
第1章 透析拒否
第2章 快楽教団の構想
第3章 怠惰・放蕩は遺伝
第4章 変質者第一号
第5章 女性の純潔と魔性
第6章 不倫天国と愛人論
第7章 放蕩人生
第8章 転落もまた楽しからずや
第9章 三年周期
第10章 堕落の美学

[ POP ]


[ おすすめ度 ]

☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
☆☆☆☆☆☆☆ 文章
☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
共感度(空振り三振・一部・参った!)
読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)

[ 関連図書 ]


[ 参考となる書評 ]

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2011年06月05日

Posted by ブクログ

寝取られ体験がいくつか書かれていて、プラトニックな初めての彼女を寝取られるという経験は著者の原点かもしれない。寝取られの暗い悦楽を描いた金字塔「不貞の季節」、これなどを読むと寝取られは、快楽には痛みを伴うという、著者の人生の象徴のように思える。

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2015年08月05日

Posted by ブクログ

SMの大家、団鬼六の自伝的エッセイ。あまりにも破天荒な生き方すぎて、自分の生き方を考えてしまう。かっこいいおじいさんでした。「一期は夢よ、ただ狂え」

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2013年01月19日

Posted by ブクログ

すげー!
わけわからん!
人生好きなように生きたらいい!
著者にとってああいう生き方が自然だったのでしょう!

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2010年07月04日

Posted by ブクログ

SM作家団鬼六先生の自叙伝です。

快楽主義のススメを説く、あるいは本物の快楽とは何かを問うものかと思ったら前述の通り自叙伝だったので肩透かしでした。
小説は読んだ事が無いのですが、好奇心旺盛で女性の謎に惹かれ追い求めた方なのだと思いました。
女性の割り切りの良さを再確認できたのが収穫でしょうか。
(女性は妊娠期限があるので引きずるヒマがない)

ちなみに、際どいエロ描写はありません。残念ながら(?)

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2009年11月08日

Posted by ブクログ

破天荒な生き様の感じで始まったし、それを強調したい様だけど、その裏には意外と真面目に生きている様に感じるところが垣間見えた。

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2009年10月04日

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