団鬼六のレビュー一覧

  • 美少年
    単なるエロ小説として読めばいいのか、文学として読めばいいのか、よくわかりませんが、まぁどう読むかは人それぞれってことで。

    これ読むと、SとかMとか軽く言えなくなる笑

    表題の作品が、読んでて可哀そう過ぎて辛かった。
  • 快楽なくして何が人生
    [ 内容 ]
    真面目くさって一生懸命働いたって、この世は夢のようなものだ、遊べ、遊べ―快楽の追求こそ人間の本性にかなった生き方なのだから。
    だが、自分がこれまでに得た快楽は、はたして本物だったのか?
    男にとって本物の女とは何か?
    そしてセックスとは?
    末期の腎不全を患いながらも、唯一の延命策である人...続きを読む
  • 真剣師 小池重明
    生活方面はとんでもなくダメダメ人間だけど将棋だけは強いって、ホントにこんな人がいるんだね。壮絶すぎる。 
  • 果たし合い
    上司が貸してくれた本。筆者はまあ、ある世界での超有名人であるのは承知の上で、随筆の達人であるとの推薦だった。
    一つ一つのお話は、随筆にしてはそれなりのボリュームで、最初少し戸惑ったが、いや、なんとも読ませる。ネタばれだが、これはある雑誌に連載した作品集。よって、あるものがお題になっている。ただ、その...続きを読む
  • 美少年
    読んでいて「うおお・・」となった。
    BLではなく性的嗜好やらをこういう視点で描いた好色文学。
    SM陵辱あり。
  • 美剣士
    団鬼六原作のアレンジ。幕末舞台、脱藩した下級藩士と彼を慕う少年剣士の物語。『美少年』 同様救いがないが、語り部の老女と聞き手の元武士のやりとりに、残酷な時の流れと一抹の余韻が残る。原作は未讀だが、大体想像が附くような氣もw
  • 美少年
    菊雄の、女らしさが怖い。女の持つ、強い負の感情が怖いです。

    それと同時に、女らしいしおらしさが優美で可愛くもありますが。


  • 美少年
    団鬼六×小野塚カホリせんせというだけでぐっとくるものがありますね。そしてその期待を見事に裏切らないお仕事ぶり。すばらしい。
    これは早く読みたいなーとずっと思ってたんだけど読んだ後めちゃくちゃ沈む・・沈むよー。
    ジャンルがジャンルだからるんるんと手に取ったりした日には。
    だってこれ脳みそにガーンてくる...続きを読む
  • 美少年
    表紙に釣られ購入。単なるBLかと思いきや全然そんな事は無く。そこらのBLを期待して購入すると痛い目見ます。
    これぞデカダンス!という感じ。BLの域を超えた立派な作品。
    ラストで微欝な気分になりました。
  • 美少年
    授業中に読んでふきだした作品です。その後真面目に読み返してみたらとても奥が深いというかわたしってとてもノーマルだなぁと思いました。これ読んだら自分がどノーマルだって証明されるよ。
  • 美剣士
    なんか久しぶりに小野塚の納得できる作品を読んだなーってかんじです。悲しくてエロくてきれいで、うーん。懐かしい、この感じ。
  • 美少年
    すいませんわたしもうマゾ名乗るのやめます。自分がいかに半端者か思い知らされました。凄いよ、団先生。本当のSMって身も心も同時に甚振るんだね…。勉強になりました。他のも読んでみたいな
  • 美少年
    小野塚カホリ。
    原作は団鬼六。
    辛いです、これ・・・・。
    菊雄が本当に実在してたなんて。信じられません。
    凄く綺麗な人だ。
  • 美少年
    タイトルの他四編。
    縛っていじめてSMの世界。「不貞の季節」が作者の話なのか、フィクションなのか気になるところ。年季の入ったおじさまの匂いと言葉遣いが卑猥さ倍増。
  • 美少年
    団鬼六の名作『美少年』を漫画として描き切れるのは、小野塚氏だけだと感じます。彼女の描く、仄暗く濃い色気の匂い立つような「美少年」。凛とした瞳、陵辱に塗れながらそれを受け入れ、しかし崩れてしまう弱さ。原作共々、素晴らしい作品だと思います。

    (以下蛇足)
    一般向けばっか描いてると思ってたらそうか、5年...続きを読む
  • 真剣師 小池重明
    村山聖も子どもの頃指したという将棋の真剣師だが、幸せとは言いにくい人生。天与の才能を勿体無い、と思うのは筋違いかもしれないが。
  • きみはぼくのもの 第二巻 秘密の契約

    話が動くのはこれからですね

    家庭の事情で音大に通えなくなりそうな美青年は映画への出演を承諾したようですが、主人公の小説家、自分の描いた作品を読み返し、どうじゃな?でも見たい、とはなっていましたね。
    同じマンション内に住むようにはなって、やはり恋仲になるんでしょうかね。
  • きみはぼくのもの 第一巻 女流作家と美少年

    森田老人って

    原作者・団鬼六氏ご本人がモデルなんでしょうかね。作画自体は悪くはないですが、果たして読み続けるほどの作品になっているか、どうでしょうね?
  • きみはぼくのもの 第一巻 女流作家と美少年

    遅い

    1巻だけ読みました。ちょっと物語の進行が遅い気がしました。1巻読んだだけでは続き読みたいな〜と思える内容じゃなかったで。
  • 真剣師 小池重明
    実在した「真剣師」である小池重明の半生を綴った長編小説。
    小池は将棋はべらぼうに強いが、ギャンブル、酒、女にのめり込む癖があっために、アマ棋士では当時最強だったにも関わらず将棋界から追放を喰らったという破天荒な人物であった。

    「偏り」とは「才能」であると言える。何かにそこまで入れ込めること自体が並...続きを読む