団鬼六のレビュー一覧

  • 快楽なくして何が人生

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    ネタバレ

    半生記?人生記?どう言うんだろう?あ、自伝か。
    時系列的に前後するエピソードもありちょっと混乱するかも。
    しかし内容的には独自の考えを貫き通しており嫌悪感を持つ方もおられるだろうが「そういう人」と割り切れるならば、そして共感できる人であれば面白い。

    自分的には「女の源泉」という表記に感動したので4

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    2011年10月27日
  • 美少年

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    単なるエロ小説として読めばいいのか、文学として読めばいいのか、よくわかりませんが、まぁどう読むかは人それぞれってことで。

    これ読むと、SとかMとか軽く言えなくなる笑

    表題の作品が、読んでて可哀そう過ぎて辛かった。

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    2011年09月11日
  • 快楽なくして何が人生

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    ネタバレ

    [ 内容 ]
    真面目くさって一生懸命働いたって、この世は夢のようなものだ、遊べ、遊べ―快楽の追求こそ人間の本性にかなった生き方なのだから。
    だが、自分がこれまでに得た快楽は、はたして本物だったのか?
    男にとって本物の女とは何か?
    そしてセックスとは?
    末期の腎不全を患いながらも、唯一の延命策である人工透析を拒否するSM文豪・団鬼六が、破滅的快楽の境地へと向かう!
    死を目前にして、人生の価値を問い直す、現代社会への痛切なメッセージ。

    [ 目次 ]
    第1章 透析拒否
    第2章 快楽教団の構想
    第3章 怠惰・放蕩は遺伝
    第4章 変質者第一号
    第5章 女性の純潔と魔性
    第6章 不倫天国と愛人論
    第7章

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    2011年06月05日
  • 真剣師 小池重明

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    生活方面はとんでもなくダメダメ人間だけど将棋だけは強いって、ホントにこんな人がいるんだね。壮絶すぎる。 

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    2010年10月15日
  • 果たし合い

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    上司が貸してくれた本。筆者はまあ、ある世界での超有名人であるのは承知の上で、随筆の達人であるとの推薦だった。
    一つ一つのお話は、随筆にしてはそれなりのボリュームで、最初少し戸惑ったが、いや、なんとも読ませる。ネタばれだが、これはある雑誌に連載した作品集。よって、あるものがお題になっている。ただ、そのお題に寄りかかった話ではなく、ひとつひとつの話が、しっかりとした構成を持ち、かつ、筆者の巧みな文章力によって、ものすごく読み応えのある作品になっている。プロの文章力とはこういうものかと感服した。
    随筆のような体裁だが、一つ一つが優れた短編小説の趣をなし、珠玉の私小説集といってもよいと思う。幕末歴史フ

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    2010年07月09日
  • 美少年

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    読んでいて「うおお・・」となった。
    BLではなく性的嗜好やらをこういう視点で描いた好色文学。
    SM陵辱あり。

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    2010年05月08日
  • 美剣士

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    団鬼六原作のアレンジ。幕末舞台、脱藩した下級藩士と彼を慕う少年剣士の物語。『美少年』 同様救いがないが、語り部の老女と聞き手の元武士のやりとりに、残酷な時の流れと一抹の余韻が残る。原作は未讀だが、大体想像が附くような氣もw

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    2009年10月04日
  • 美少年

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    菊雄の、女らしさが怖い。女の持つ、強い負の感情が怖いです。

    それと同時に、女らしいしおらしさが優美で可愛くもありますが。


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    2009年10月04日
  • 美少年

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    団鬼六×小野塚カホリせんせというだけでぐっとくるものがありますね。そしてその期待を見事に裏切らないお仕事ぶり。すばらしい。
    これは早く読みたいなーとずっと思ってたんだけど読んだ後めちゃくちゃ沈む・・沈むよー。
    ジャンルがジャンルだからるんるんと手に取ったりした日には。
    だってこれ脳みそにガーンてくるもん。美少年かあ。残酷な言葉です。

    ただ美少年が記号的・偶像的に描かれているのではなくその尊さや気品と平行して可愛らしくいじらしい様が見え隠れするのがとても良かった。あとがきでの作者の言葉を借りれば、この本そのものが正に上方文化の優美だなあ。

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    2011年05月13日
  • 美少年

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    表紙に釣られ購入。単なるBLかと思いきや全然そんな事は無く。そこらのBLを期待して購入すると痛い目見ます。
    これぞデカダンス!という感じ。BLの域を超えた立派な作品。
    ラストで微欝な気分になりました。

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    2009年10月04日
  • 美少年

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    授業中に読んでふきだした作品です。その後真面目に読み返してみたらとても奥が深いというかわたしってとてもノーマルだなぁと思いました。これ読んだら自分がどノーマルだって証明されるよ。

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    2009年10月07日
  • 美剣士

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    なんか久しぶりに小野塚の納得できる作品を読んだなーってかんじです。悲しくてエロくてきれいで、うーん。懐かしい、この感じ。

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    2009年10月04日
  • 美少年

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    すいませんわたしもうマゾ名乗るのやめます。自分がいかに半端者か思い知らされました。凄いよ、団先生。本当のSMって身も心も同時に甚振るんだね…。勉強になりました。他のも読んでみたいな

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    2009年10月04日
  • 美少年

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    小野塚カホリ。
    原作は団鬼六。
    辛いです、これ・・・・。
    菊雄が本当に実在してたなんて。信じられません。
    凄く綺麗な人だ。

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    2009年10月04日
  • 美少年

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    タイトルの他四編。
    縛っていじめてSMの世界。「不貞の季節」が作者の話なのか、フィクションなのか気になるところ。年季の入ったおじさまの匂いと言葉遣いが卑猥さ倍増。

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    2009年10月04日
  • 美少年

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    団鬼六の名作『美少年』を漫画として描き切れるのは、小野塚氏だけだと感じます。彼女の描く、仄暗く濃い色気の匂い立つような「美少年」。凛とした瞳、陵辱に塗れながらそれを受け入れ、しかし崩れてしまう弱さ。原作共々、素晴らしい作品だと思います。

    (以下蛇足)
    一般向けばっか描いてると思ってたらそうか、5年ぶりなのか。彼女に「ボーイズラブ」という言葉は使ってほしくないなァ。「ジュネ」のもつ背徳性のが似合う。

    (以下十代で初見の頃の感想)
     段団鬼六原作
    「美少年」という言葉の似合わぬほど『女』の菊香。
    妖艶さと潔癖さと弱々しさを持ち合わせた。
    男であることも女になることも叶わず、異端の存在。
    女以上

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    2011年07月18日
  • 真剣師 小池重明

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    村山聖も子どもの頃指したという将棋の真剣師だが、幸せとは言いにくい人生。天与の才能を勿体無い、と思うのは筋違いかもしれないが。

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    2009年10月04日
  • きみはぼくのもの 第三巻 淑女とピンヒール

    ネタバレ 購入済み

    セールだったので購入してみました。
    絵は綺麗です。
    知らない世界観でした。
    お金のためにそうゆう世界に行くのか、もとからそうゆう世界が好みなのか。

    #深い

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    2025年01月10日
  • きみはぼくのもの 第四巻 第一幕

    ネタバレ 購入済み

    セールだったので購入してみました。
    絵は綺麗です。
    体は手入れても、心は手に入れられない。
    知らない世界観でした。

    #切ない

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    2025年01月10日
  • きみはぼくのもの 第五巻 第二幕~現実と夢の間に~

    購入済み

    セールだったので購入してみました。
    自分の理解の世界が狭いのか、少し難しかった。
    そうゆう世界観もあるんだなと思いました。

    #切ない

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    2025年01月10日