鈴木光司のレビュー一覧

  • ループ

    Posted by ブクログ

    なかなか面白いと思いましたけれども、少々ついていけないところが…社畜死ね!!

    ヽ(・ω・)/ズコー

    膨大な資料を読んで書かれておられるんでしょうけれども、やはり専門分野に話が及ぶと付いていけなくなり…

    でもまあ、解説者もおっしゃる通り、鈴木氏の描写力というのかな、人物造詣というか、そういうのが異常に上手い! と僕も思うのでありまして、物語としてはともかく、人物描写とかね、そういう、鈴木氏の持ち味でもって最後まで読めた感じですかねぇ…社畜死ね!!

    ヽ(・ω・)/ズコー

    リングシリーズはこれにて終了なんでしょうか!? 寂しいやら何やら…なんかここまで読んできて物凄い遠くまで、というか

    0
    2024年07月16日
  • 再生 角川ホラー文庫ベストセレクション

    Posted by ブクログ

    どの話も怖かったです。
    綾辻行人さんの話は別で読んでましたが、再読しても怖かった。澤村伊智さんの話はあのシリーズですね。面白かったです。

    0
    2024年07月15日
  • 影牢 現代ホラー小説傑作集

    Posted by ブクログ

    傑作ホラーを集めたアンソロジー。1993年以降に発表された全8編を収録する。「七つのカップ」の姉妹編。
    浮遊する水(鈴木 光司)
    猿祈願(坂東 眞砂子)
    影牢(宮部 みゆき)
    集まった四人(三津田 信三)
    山荘奇譚(小池 真理子)
    バースデー・プレゼント(綾辻 行人)
    迷い子(加門 七海)
    赤い月、廃駅の上に(有栖川 有栖)

    読み終えると、なんとなくじんわりゾクッとくる作品ばかり。さすが実力派作家の皆様だと感じる。

    0
    2024年04月12日
  • エッジ【上下 合本版】

    購入済み

    人が消えたり、星が消えたり、現実にはありそうもない話ですが、そこに物理や科学での説明が入ってくるとどことなく現実味を帯びてきてハラハラしながら読み進めました。そして冴子の父親の行方がかなり想定外です。

    0
    2024年03月02日
  • なぜ勉強するのか?

    Posted by ブクログ

    子供に対する、なぜ勉強しなくてはならないのか、という素朴な疑問に答える一つの解として、説得力があり、納得性が高い。将来の人生に役に立つ、というシンプルな答えを子供に対してしていたが、それを理解力、想像力、表現力の3つの力で表現していたのは論理的で分かりやすかった。社会に出てからは答えのない問題に対峙することが増えるし、自分自身が考え、決断し、行動することが求められて行く。そのためには、義務教育の基本的な知識と理解は必須な上、その後に学ぶ幅広いジャンルの深い造詣があることが必要なのだ。考えることの楽しさと、懐古主義に陥らず、今よりも明るい未来を作るために必要なこと、として勉強の大切さを表現してい

    0
    2024年02月11日
  • らせん

    Posted by ブクログ

    これもなかなかのぶっ飛び具合でしたねぇ…社畜死ね!!

    ヽ(・ω・)/ズコー

    前作からどう繋げてくるのかな…? と戦々恐々とした気持ちで読みましたけれども、お話の方向性が…いやはや…前作はそれこそホラー…といった感じでしたけれども、今作はなんだか科学的な書物でも読んでいるみたいな気分になりましたとも…

    作者の鈴木光司氏は論理的にこの物語を書き上げた、とインタビューなどでもおっしゃっているようなんですけれども、なるほど…確かに論理的に構成された見事な小説であると思いました! 社畜死ね!!

    ヽ(・ω・)/ズコー

    終盤の展開はなんだか…いやはや…ここまで来ると笑えてもきますけれども、とり

    0
    2023年12月30日
  • ブルーアウト

    Posted by ブクログ

    1890年の「エルトゥールル号遭難事故」を元に書かれた、爽やか系小説です。
    終始、串本のキレイな海がイメージされる清涼飲料水のような月9的物語。(恋は無いけど)
    たまには、こう言う分かりやすく、誰も撃たれたり刺されたりしない話もいいですね。

    0
    2023年12月26日
  • らせん

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    リングが記者の書いたの日記が小説になり、さらに映画化されてウイルスが拡散していくという描写が現実とリンクしていて面白かった。現在はもはや貞子は、パチンコになったり政見放送や始球式に出たりなど一種のギャグキャラと化している。この小説を読むとそれこそが貞子の目的であることがわかる。当時この小説読んだ人はまさかこの貞子という不気味なキャラクターが、未来このように扱かわれてるとは思ってないだろう。
    続編のループでもそうだが、鈴木光司先生の先見の明は凄まじいと感じた。

    0
    2023年09月17日
  • 再生 角川ホラー文庫ベストセレクション

    Posted by ブクログ

    名作の寄せ集めなのでもちろん良い
    ただ半分は読んだことある作品だった
    読んだことなくて面白かった作品が収録されてる短編集を買うことにした

    0
    2023年09月03日
  • らせん

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    前作のリングは映画等で概ねの内容を知っていたものの、その続編となる今作は全くの初見で読んだ。
    リングが意味がわからない事を恐怖とする正統派なホラー小説だとすれば、今作のらせんはホラーを科学的に解明していくようなドキドキ感があった。
    理解不能な恐怖ではなく、どこまでもリアルで書かれている事が理解できるからこその恐怖というホラーではあまり見ない怖さがあって良かった。
    次作のループは完結編となるらしいので、貞子の野望がどうなるのか、人類はその野望に打ち勝つことができるのか、とても楽しみに読みたい

    0
    2023年09月03日
  • ループ

    Posted by ブクログ

    当時読んでたら幻滅してたかもしれんが、色々分かってて読むと面白いSFだった。リングとらせんの背後の出来事。結局これは高山竜司の物語なのだなと。
    しかし肝心な「貞子とはなんだったのか」が明かされない。なぜ彼女の念から生み出された映像に停止コードが埋め込まれていたのか。想像するには、貞子自身がループに仕掛けられたウィルスなのか、自然発生したバグコードなのか。 「エス」はどうなってるんだろう。

    0
    2023年08月28日
  • らせん

    Posted by ブクログ

    復活した貞子の、奔放かつ、しおらしく、知的な振る舞いに戸惑う。映像でモンスターとして描かれる貞子とはまた違うパーソナリティで面白い。
    こうなってくると、貞子の意思なのか天然痘ウィルスが引き起こした絶滅回避システムか、分からなくなるな。

    0
    2023年08月28日
  • ループ

    Posted by ブクログ

    リング三部作完結

    読み終わりました…!
    リング、らせんと一気読みしたんだけど、ループは時間がかかりました。
    なんせSF系全般昔から苦手でして、、これはもうホラーではなくSFですね。
    だけど面白い。一気にはいけなかったけど完結編、凄すぎて…よく言えば味わってしっかり堪能出来たかな。

    リングを読むならここまでしっかり読むべき。
    楽しかったです。

    0
    2023年07月25日
  • らせん

    Posted by ブクログ

    ………これは…

    『リング』だけで読むのやめていたら勿体無いやつ…(;´Д`)




    『リング』は序章にすぎません。

    内容は、より化学的になっていきます。

    怖いかと聞かれると、全然怖くありません。

    と言うか、面白いので、夢中になって読みました。先が気になる(*´艸`)

    ホラーというより、サイエンス・フィクションの方が近いと思う。
    こういう展開、大好き♡

    でも基本は貞子なので、ホラーですよね。
    恐怖というより、真相に鳥肌が立ちました。

    『リング』しか読んでいない人、かわいそう…。
    今すぐ読みましょう笑

    監察医の安藤は、学生時代の友人である高山竜司の解剖をすることに。
    彼の遺体から

    0
    2023年07月08日
  • ループ

    Posted by ブクログ

    鈴木光司による「リング」シリーズ、第3作。「リング」シリーズは、この後『バースデイ』、『エス』、『タイド』と刊行されているが、本作『ループ』が一応の完結作となっている(「リング」三部作)。

    科学者である父親と優しい母親の下、平穏な生活を送る小学生の馨。「自分の存在を含めた世界の仕組みをどうにか解明したい」と夢見て、科学者である父親と自然科学について語り合う日々を送っていた。ある日、地球上のマイナスの重力異常地域と"長寿村"が存在する地域が一致していることに気付く。そのことを両親に話した馨は、その一つであるニューメキシコに家族で旅行することを約束する。しかしその直後、馨の父

    0
    2023年05月27日
  • 再生 角川ホラー文庫ベストセレクション

    Posted by ブクログ

    岩井志麻子と澤村伊智がよかった。

    岩井志麻子先生、バラエティ出てきた時文章との差にぶっ飛んだもんな。今回も硬くて陰鬱な空気感。読み慣れるまでちょっとかかる。

    学校は死の匂い。うん。好意、真っ直ぐ返ってきてほしいよね。古市くんがいい人格付与されてるなぁ。

    0
    2023年05月19日
  • 再生 角川ホラー文庫ベストセレクション

    Posted by ブクログ

    どれも面白かった。
    著書に『リング』がある鈴木光司の作品にはリアルな生々しさがあった。
    特に好きだったのがビルとビルの隙間に落ちる『五月の陥穽』。
    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
    角川ホラー文庫約30年の遺産!90年代から現在までの最恐セレクション。

    1993年4月の創刊以来、わが国のホラー・エンターテインメントとともに歩んできた無二の文庫レーベル、角川ホラー文庫。その膨大な遺産の中から、時代を超えて読み継がれる名作を厳選収録したベストセレクションが登場。大学助教授の〈私〉が病院で知り合った美しい女性、由尹。ミステリアスな雰囲気をたたえた彼女は、自分の体は呪われていると告げる。ともに

    0
    2023年05月04日
  • エス

    Posted by ブクログ

     得体のしれないホラーっていうのはやっぱり身にしみて面白い!少しづつ変化する首吊り動画、妻の周辺に忍び寄る影、そして自身の空白。それらがどうなるのか?グイグイひきつけてる
     一方でリングの世界の話である。どこかここはデジタルの世界で超常現象めいたこともそれ関係なんでしょ?と思ってしまう事がある。面白いし過去作知らないとすべてを楽しめないが知ってると冷める部分もあるのが悩ましい

    0
    2023年04月10日
  • ループ

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    前2作読んでないけどまさか貞子がループの世界のバグとは。

    それよりも仮想空間の世界は現実と全く同じ様になるのに、最初の生命だけはこちらでつくらないといけない

    ってのがこの世界もループなんだと思わせる

    0
    2023年02月27日
  • ループ

    Posted by ブクログ

    前作二作はそういうことだったのー!!
    あのひたすら怖いだけだった貞子がまさかこんな壮大な話になっていくとは…!

    0
    2023年02月19日