鈴木光司のレビュー一覧

  • 楽園

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    ネタバレ

    友人に勧められた一冊。
    リング、らせんで有名な鈴木光司の著作ということなのでホラーを想像していた。

    作者の名前以外何の情報も無しで読んだので意外性もあり、物語をどう収束させていくのか気になり、無心にページを捲ってしまった。

    あらすじなど何も見ないで読んで欲しい。
    ★4

    ってことで以下ネタバレってほどのことは書いてませんが、読む予定がある人は今すぐブラウザ閉じて本屋に向かうか、電子書籍を買いましょう。

    3つの作品が収録。遥か太古のゴビ砂漠から始まり時空を越えてリンクするんですが、その加減が絶妙です。

    自分の人生も…。
    と思いを馳せてしまいます。
    ラブストーリー的な部分もあるし、もっと大

    0
    2014年05月15日
  • リング

    購入済み

    リングを初めて読んで

    一気に読みました
    ストーリーは知っていましたが、
    実際に読んでみると細部に渡って知ることが
    でき満足感があります
    貞子には、怖いというより哀れさを感じました
    最後が知りきれとんぼなので、その後が気になる
    作品です

    2
    2014年05月01日
  • エッジ 下

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    ホラーと称して良いのか、けれど、やはりホラーだという結論に至る小説。あり得ないようで、あり得ないと言い切れない。だからこそ、怖い。

    0
    2014年04月12日
  • エッジ 下

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    力技にねじ伏せられた感。が、「この発想はなかった!」という点で高評価。

    とはいえ、人が次々理解不能な状況で失踪するという『謎』を解いてはいるのだが、創作ではなく、どちらかといえば作者の知識を総動員した仮説を読まされているよう。
    なのでフィクションとしては物足りなかった。

    あと、人物に魅力的な人が一人もいなかったのも致命的。
    女主人公が、いかにも「クールに見えて実は脱いだらスゴイんです、実は淫乱なんです」という男の夢満載感でさっぱりいいと思えず。残念。

    0
    2014年02月05日
  • 楽園

    壮大

    壮大です。

    0
    2013年10月12日
  • エス

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    レビュー書き忘れてました。

    リング、らせんシリーズの続編(番外編?)的な位置づけの
    文庫を読みました。

    特にらせんが好きだったので、のめるように読みましたが、
    まぁやっぱりらせんのワクワク感は超えないですねぇ。
    この作品は感覚的な表現が多くて、どうもビビっと来ませんでした。

    いつかあの快作を超える作品を書いてくれることを祈ります。

    0
    2013年07月19日
  • なぜ勉強するのか?

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    肝心の勉強についての記述は少ない気はするが、興味深い点は多々あった。

    特に日本の男性性と女性性の倒置について。
    男性性を「論理」、女性性を「情緒」と簡単に割り切ってしまうと、日本は明らかに女性性(情緒)の強い社会だ。
    作者はこれまで日本で「男らしさ」と思われていたものは単に男が女に甘やかされたうえにできた空中楼閣であると指摘する。

    たしかに「デカダン」や「無頼」といえば男が一度は憧れる「男らしさ」の典型だが、日本文学では太宰治にしろ織田作之助にしろ、なんとも頼りない姿で描きだされる。「女に甘やかされ」ているというのはまさにその通りであるし。でも自堕落な男ほどモテるよね。

    「世界に生じるほ

    0
    2013年01月17日
  • エッジ 下

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    人が消失する事件を追っていくうち、ものすごい真実にたどり着く。SF小説。

    数学的なアプローチから多次元宇宙を導き出す、という難解な物語だが、面白かった。

    0
    2012年11月12日
  • エッジ 下

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    ホラーというよりは完全なるSFかな。確かにホラー的な要素もあるが。宇宙の真理とは何か、時空とは何かといったことを考えさせられる作品。物理化学の要素が物語に現実味を与え、最後まで興味深く読めた。思うにこの世で一番不思議なのは人間の存在だな。

    皆さんのレビューを見ると否定的なものが目立つが、自分には面白かった。

    0
    2012年08月20日
  • エッジ 上

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    世界各国で発生する失踪事件。やはり、日本でも失踪事件は発生する。事件の核心は…角川ホラー文庫の作品だが、SF的な展開。一体、結末はどうなるんだろうと思いつつ、上巻を一気読み。『リング』のような衝撃は無いが、非常に面白い。

    主人公のライター、冴子の父親の失踪の謎も気になるところ。

    0
    2012年08月20日
  • エッジ 上

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    人が消えていくー
    ホラーと歴史とサイエンスが混ざって読み応えがある。
    はじめは読みにくかったが、途中から引き込まれて一気に読んだ。

    0
    2012年05月28日
  • 光射す海

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    鈴木光司らしいです。ひとことでいえば。描写の生々しさや、狂気さはさすが。大作、とまでいかないけどずっしりさも軽さもあり集中して読んだ。

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    2012年05月15日
  • 貞子3D ──復活

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    面白くて読んでたらいつの間にか深夜…。


    初めて貞子関連作品を読むなら、事前知識として「映画版・リング(日本版)」を見ておくことをオススメします。この作品自体“映画のノベライズ化”というのもあると思うが、「見たら一週間後に死ぬビデオ」(貞子最初のスタートはビデオテープ)の謎を突き止めたのは“女性”となってる。(小説版リングでは男性)。違和感なく前作から見ていきたいとなれば、映画版リング→本作と流れるのがいいかと思います。

    エピローグに入る最後の文章で、一瞬「?」とクエスチョンマークが駆け巡った。なんで、こんな書き方してんの、と。
    理由はすぐわかる。(というより、エピローグに書いてある)

    0
    2012年05月15日
  • 貞子3D ──復活

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    ネタバレ

    貞子3D-復活

    15年前、ビデオを見たら1週間後死ぬという呪いのビデオが噂になっていた。
    呪いのビデオの謎を突き止めようとした女性が箱根の井戸で山村貞子の死体を発見した。
    そして、その貞子の怨念は、祈祷師によって取り除かれたが、貞子の怨念は、祈祷師の中にいた。
    祈祷師は、貞子の怨念とともに、再び井戸の中に封印しようと試みたが、それから15年後、柏田という男が世の中への復讐のため、その封印を解いた。
    柏田は、貞子を復活させようとしていた。幾人の女性を殺人し、井戸へ葬り去ったが、上手くいかず、ついには自分の命をささげた。
    しかし、貞子がインターネット上を行き来することができるようになっただけで、

    0
    2012年05月05日
  • 楽園

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     すすめられて読んでみました。物語はゴビ砂漠から始まってアメリカに渡る。しかも恐ろしく長い月日をかけて。(現代では飛行機でわずかな時間だけれども・・)人類の歴史と共にそこに宿った人の強い思いを成就させるべく物語は進んで行く。ま~「最後はここか。赤い鹿はここまで旅してきたのか。」と納得で読み終えました。

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    2012年04月28日
  • エッジ 下

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    理系嫌いの人に薦めたい、理系情報満載の本。
    ある日、世界最先端のスパコンの中で、3.15・・・でおなじみのπ(パイ)の数値が、五千億桁をすぎたあたりから消え始める。ハワイの天文台では星の消失が確認される。そして、アメリカの砂漠で、日本の片田舎で、忽然と人が失踪する・・・・
    人々の消失が持つ意味とは。世界には何がおきているのか。感覚で理解できる領域を超えた、宇宙規模の恐怖が思い知らせること、それは「世界は私たちが思っているほど、堅牢にはできていない」ということだった・・・

    『リング』で有名な鈴木光司氏による、SFホラー・・・というジャンルらしいけれど、個人的には「理系男のロマンチックさを感じた

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    2012年02月26日
  • エッジ 上

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    ホラー文庫出版だし著者はリングの鈴木光司だしで、めためた怖いのを想像されたあなた、大間違いです。
    これは物理や数学が嫌いで本ばっか読んでた文系の人に、「あれ、物理とかって意外と楽しくね?」と思わせる小説です。私はいま猛烈に物理を勉強し直したい。というかこういう面白い視点から世界を見れるようになるためのツールが物理の知識だと教えてくれる先生と出会いたかった。

    詳しい感想は下巻で。

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    2012年02月25日
  • エッジ 上

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    鈴木光司がリングシリーズ以来久しぶりに書くホラー。
    面白かった。さすが、鈴木光司! という感じ。
    だけど、上田しおりや小松左京に比べてインパクト弱いかも。

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    2012年05月27日
  • エッジ 下

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    ホラーと書いてあるので、超常現象系をイメージして読み始めたところ、意外にも本格的なサイエンスフィクションで、面白い展開でした。謎の連続失踪から始まり、星か消え、さらには数学や物理学の定理までは崩れ始め、宇宙中が危機となるというお話しですが、開始当初の何も分からない状態でもゾクっとして、物語が進み理解が深まったらまたゾクっとしてと、色々な段階で異なるゾクっとか味わえる文章構成は秀逸でした。数字や物理に疎くても、その基本を無理なくしっかり理解できるように解説してあるのも良かったです。

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    2012年02月07日
  • なぜ勉強するのか?

    Posted by ブクログ

    なかなか参考になりましたね。
    この本を読んで一番の驚きは、リングの著者という事ですね。

    ジャンルが全く異なりながら、こんな哲学的な本も書いているとは本当に驚きです。

    中盤からは、著者の考えで社会の在り方も言っています。
    社会に出てから、競争が無いと言う箇所は私の見方では同意出来ませんでしたが、問題の根本的な部分もしっかりと説明しており、参考になります。

    もう一度読んで理解を深めたいと思います。

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    2011年03月22日