鈴木光司のレビュー一覧

  • リング

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    ・初めてホラー小説を読んだけど、謎を解明していく感じがミステリーぽくて面白かった。

    ・他のホラー小説も読んでみてもいいかなと思えた。あ、続きあるんだ、、気になる。

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    2025年11月06日
  • ユビキタス

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    恐ろしい…
    人間は植物のパシリ。。。

    時代や環境に応じて変化し、踏まれても、抜かれても再生する植物の生命力やしたたかにゾワッとする。
    全ては植物の思いのままなのかも…
    と考えずにはいられない。
    さすが鈴木さん。
    重厚なホラー小説です。

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    2025年11月02日
  • ユビキタス

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    鈴木光司さんは、初めてよみましたが面白かった。
    ホラーのイメージでしたが、ホラーでは、くくれない気がします。
    植物が意思を持って人間をコントロールしようとする…はたまた人間に言語を司ったのは植物だなんてよく考えつくなぁとびっくりです。
    ところどころ難しくて理解しきれなかったけど、面白かったです。

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    2025年10月27日
  • リング

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    昔読んだけど、なんとなく読み始めたら止まらなくなりました。普段ミステリーとかホラーとか読まないので、たまに読むと引き込まれます。
    すごく良くできてる話だなーと思いました。
    令和の今は考えられないような描写や表現もあり、平成を感じました。

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    2025年10月21日
  • リング

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     最初パラパラと斜め読みしたときは、浅川がビデオを見たあと電話がかかってくるところがメチャメチャ怖かったんだけど、こうしてじっくり読んでみると、ホラーとは言ってるけど、すごく論理的に組み立てられた話だという気がする。ビデオが念写(念像)によるものっていうのも、俺にはギリギリ論理的な回答に思えるし。その分怖くなくなっちゃったけど。「星を継ぐもの」みたいなジャンル外の推理小説ってとこかな。オマジナイを見つけたと思ったら実は・・・、っていう展開もうまい。
     しかし、こうなってくるとホラー小説というものについてちょっと考えちゃうなあ。結局正体がわかって理に落ちちゃうと、オカルトでも怖くなくなっちゃうと

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    2025年10月20日
  • 潰える 最恐の書き下ろしアンソロジー

    購入済み

    面白かったけど

    面白かったけど、私的にはそこまで最恐ではないかも。

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    2025年10月18日
  • ユビキタス

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    ホラーかと思ったら完全にSFだった。SFは興味がないジャンルだったので読んだことなかったが、SF作品が好きな人は賢い人が多い印象だったのはこういうことかと思った。アホな自分は頭痛いし眠くなって何度も挫折しそうになりながら読んだ。

    近所に森があるくらい自然豊かな田舎住みの自分は植物の名前にも疎いので外が怖いくなった。植物め!野菜いっぱい食ってやるからな!

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    2025年10月08日
  • リング

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    主人公が男性であったり、色々と設定が映画と違うので驚いた。ホラーというよりSFっぽい感じもする。後半の展開で急にキャラクターの印象が変わり、次作も気になる終わり方だった。

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    2025年10月07日
  • ユビキタス

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    ネタバレ

    最近、書店の本棚の移り変わりを眺めていると、「植物の知性」が一つ流行りのテーマとなっているように感じる。
    動物史として描かれる自然史を植物の側から再解釈して、それを一つのスペクタクルにまとめ上げる。
    植物学だけでなく、南極氷、ヴォイニッチ写本やカルト宗教など、複数のテーマをコラージュのようにまとめ上げる腕はさすが鈴木光司!と感嘆。

    リングが有名すぎてホラー作家という印象が強いが、ループや本作など、SF作家としてもっと評価されて良いのでは?と感じる

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    2025年10月04日
  • ユビキタス

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    「人間が生きることを許されているのは、植物の意に沿うように動いているときだけなのだ。」本文より

    以下ネタばれ?!アリマス

    本書は植物の視点から地球史を見直すという切り口ですが、まさに目から鱗でした。

    地球の長い歴史の中で、人間の歴史はほんのわずかといわれています。
    その人間は今、地球にやさしく、緑を守ろうと言っていますが…
    「…緑を守る?思い上がりも甚だしい。」
    と本書は手厳しいです。まあそうかもしれませんが。

    かつて瀬名秀明さんは『パラサイトイヴ』でミトコンドリアが意志を持ったら…というシミュレーションをしてくれました。
    鈴木さんは今回シアノバクテリアで物語を創造してくれました。

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    2025年09月21日
  • 潰える 最恐の書き下ろしアンソロジー

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    6名の作家による書き下ろし短編集。どの話も面白かった。鈴木光司さんの「リング」の誕生にまつわる前日譚のような話も入っていた。

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    2025年09月21日
  • ユビキタス

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    いやあ〜〜壮大な話だった
    植物の重量は99.7% 動物はわずか0.3%だって
    ちっぽけな存在 植物に操られているって考え方が今まで無かった でも植物が無かったら生きていけないよなぁ 無意識のうちに植物は動物よりも劣っていると考えてしまっていたかもしれない 人間に見くびられようがられまいが、植物は変わらずそこにあり続けるんだろうけど
    読み始めは、南極で色々やってくほのぼのな話かなと思ったら、どんどん暗い感じになってった 死体とかの描写がリアル 科学的な話は難しいところもあって時間がかかったけど、最後まで楽しく読めた
    第六台場に行っちゃうあたりから話がぶっ飛んでる感じした

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    2025年09月18日
  • 最恐見聞録 海の怪

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    「リング」「仄暗い水の底から」を書いた作家の、海にまつわる怖いエッセイばかり集めた本。ご本人が経験豊富な船乗りでもあるらしく、怖おもしろい雑談を間近で聞いているような、ぜいたくな気分になれてよかった。話だけでなく、文章のあいまに時々挟まれているる写真がなぜかとても恐ろしかった。

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    2025年08月31日
  • らせん

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    ネタバレ

    リングの映画すらちゃんと見たことなかったのもあり、思ってた感じと全然違う方向に話が進むので気になってグイグイ読んでしまった。貞子ってこんなに意思疎通出来る存在だったんや(貞子というホラーアイコンのイメージが強すぎた)
    前作で竜司は死に際に舞さんに電話かけてたし、まさか竜司がこんなことするとは…。どこまで意図してやったのかよく分かんないけど舞さんが可哀想と思ってしまった。あと前作のラスト的に浅川の妻子は助かってると思ってたので冒頭からショックやった…。
    じわじわと侵食する宇宙人ものみたいなSF作品。

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    2025年08月23日
  • リング

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    最新号のハヤカワミステリマガジンの特集が「ホラーミステリ」。特に「リング」以降の国内ホラーミステリの隆盛についてまとめている。

    「リング」は持っているはずだが、どうにも見つからないので本屋で購入。ワクワクしながら読みました。ホラーなのでワクワクではいけないのですが笑

    発表当時、純粋なミステリでないので、横溝正史賞の受賞がならなかったらしいが、今の私の感覚だとホラーというよりむしろミステリ。それも「幻の女」のような極上のタイムリミットサスペンス。

    モチーフに人智を超えた物への恐れや畏怖があるが、本作の面白さは、その謎解きと主人公コンビがドタバタ動き回るところにある。

    映画も見てないが、あ

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    2025年07月14日
  • リング

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    ネタバレ

    映画版の方は見たことがないけど、もしかしたらそっちの方はかなりホラー的な脚色が入っているのかな?と思った。本だけを読んだ感想として、SFとホラーを盛り込んだサスペンス小説のような印象を受けた。貞子もミーム的な扱いにならなかったかもしれない。小説ベースだとしたら境遇が悲惨でそういう対象にはなり得ないと思うので。
    主人公の一人称視点で話が進んでいくうちに、精神が疲弊していくタイミングで視点が合わなくなったことはあったけれど、読みやすくて面白かった。あとウイルスのことなんだと思ってるんだよっていう変な面白さもあった。

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    2025年07月09日
  • ユビキタス

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    ネタバレ

    南極の奥深くで氷に閉ざされ眠っていた殺人バクテリアが、南極隊員の"お土産の氷"として日本に上陸!バクテリアによる連続不審死の謎を追うのは、探偵の前沢恵子と、異端の物理学者、露木眞也。ジャーナリストと雑誌記者も加わって、人類を滅ぼしかねない"南極シアノバクテリア"の駆逐に挑んでいく‥。

    生物や物理、化学、宇宙。これらの難しい話を、極力わかりやすく、露木や他の専門家のセリフにして読者に提示してくれる。正直、なんとなくしか理解してないけど、学生に戻って授業を受けている気分になれる。そういう難しい話を土台に、シアノバクテリアがいかに生まれ、いかに現代に蘇ったの

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    2025年07月08日
  • リング

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    本屋でフェアが開催されていて、当時映画館で観たなと懐かしくなり購入。
    個人的に映画で観た時の方が恐かった気がする。思い出補正か?年齢を重ねた故か?
    今読んでも面白いものであることは間違いなく、今度は逆に映画を観たくなった。

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    2025年06月30日
  • ユビキタス

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    結構面白かったんですけど、微妙に既視感があるところとか、年代的に現代ではなくちょっと前くらいの価値観、言葉遣いだな、とかそういう引っ掛かりが幾つかあって素直に楽しめなかったかなーという感じでした。

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    2025年06月30日
  • ループ

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    リング、らせんと続くシリーズ3作目
    リングとは違い最早SFと言った方がよい作品である。
    結構展開としては強引さを感じたもののSFチックな作品も好みであるため面白かった。

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    2025年06月02日