鈴木光司のレビュー一覧
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ネタバレ映像から文字、そして映画へ...終盤の貞子拡散のスピード感は今までのホラーテイストなじわじわと迫る恐怖に比べると、急すぎて、理屈としてもあまり納得いかんなぁと思ったが、見方を変えればホラーからSFへの鮮やかなシフトチェンジともとれる。確かに論理的には可能なのだ。ただそれがホラーの分脈ではなくなっただけ。
じっとりとした土着的とも言えるホラー(井戸なんかは番町皿屋敷を意識させる)と人類の黄昏を描くSFを遺伝子という普遍的なファクターでこうも見事に繋ぎ合わせることができるのか。オカルト的な怪異である貞子が自らの言葉で語りだした瞬間、人類を滅ぼそうとする宇宙的スケールの侵略者となる。この変身が面白い -
Posted by ブクログ
ネタバレニュースを見て、シリーズを再読しようと久しぶりに手に取りました。
どんどん事実が明らかになり謎が解明されていき、これからどうなっちゃうのか鳥肌が立つ。やっぱりらせんは面白い。
ビデオテープが懐かしい。ダビングや上書き、した事がない若い人はきっとりんぐのホラー感やらせんの論理の腹落ち感が違うんだろうな。公衆電話から連絡したり、ファックスで写真を送ったり、本にならないと世の中の人に広く伝えられない原稿だったり。時代独特の情報の集めにくさが、より恐怖を増している気がするし、登場人物しか知り得ない状況が貞子の再生を後押ししてる気がする。
ハリウッド版ザ・リングでテレビから這い出る解像度が高いよく -
Posted by ブクログ
ネタバレ鈴木光司さんの本は初めて読んだ。
中学生の時、あんだけリングに夢中だったのに。これのジャンルは何だろう
SFかミステリーかホラーか…………
とにかく自然が1番怖いなと思う。
全く未知の想像や予測がつかない自然。
いつも読み終わったら参考文献もみるんだけど、著者は全て読んでるのかな、参考文献めちゃくちゃある。でも読んでないとこれだけの壮大なストーリーは出来ないよな。ほんで新人類が誕生したけどどうなるんだろう。終わりは希望しかない!って感じだったけど。細菌こわい、ますます引きこもりが加速する。
追記:これを読んだあとに映画「ノウイング」をみたんだけど、意識的に聖書が頭の中にあったのか………たまにこ -
Posted by ブクログ
ネタバレ『リング』である程度呪いの正体も掴めたし、呪いをキャンセルする方法も見えてたと思っていました。そのため、今作の序盤で主人公たちが呪いの存在に気づいて調査が始まった段階では、『リング』で行われた調査がまた振り出しになってそれを読まさせられるのかと心配していました。
しかし、そんな心配は杞憂でした。同じ事件でも『リング』とは異なるアプローチでの調査でしたし、なにより、『リング』ではただの怪異として表現されていた現象についても科学的に調査して真相が明かされていく。さらに、新たな謎が幾つも生まれて解決されていく…。もう読む手が止まりませんでした。
ある意味、SFですよね、この作品は。
『リング』より -
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再読。みなさん書いてますがもはやホラーではなく完全SF。すごく面白かったけど。
鈴木さん、前2作の伏線回収したように見えて、実はどうも後から辻褄合わせたっぽいぞ…(あとがきより)。驚愕。えええ!多少強引なところあるしまだよくわからんことも多いがすごくない? 1998年て、ニュートリノが発見されたのも同年らしいんですが…ホントすごくない?っていうかニュートリノて何…ではある笑笑
これも皆さん書いてましたが、例の未亡人との描写がねぇ。彼女の描写が少なすぎて、何処を好きになったのかわかりづらい。最初貞子かと思ったくらいだし。病室での情事を回想するくだりも、えっそんなにまじまじ見ちゃってまさか2つと -
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ネタバレ
浮遊する水 鈴木光司
これあれじゃね?仄暗い水の底のやつって思いながら読み終わったら仄暗い水の底だった。びっくりした。
猿祈願 坂東眞砂子
ラストが本当に怖かった。不倫許せない人間なので、いい気味とか思えそうだったけれどもそんなこと吹っ飛ぶぐらい怖かった。読み終わってからヒェって声出た。
影牢 宮部みゆき
怖かった〜。語り口調の小説苦手なのに、すっと頭に入るのはさすが。驚くほどのどんでん返しはなかったけれど、ため息が出る感じの気持ち悪い怖さ。ずっとへばりつくような不気味さというか不快感があって、最後にそれがなんとなく意味がわかる感じ。
集まった四人 三津田信三
読んでる間ずっとぞわぞわ