鈴木光司のレビュー一覧
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ネタバレ『リング』である程度呪いの正体も掴めたし、呪いをキャンセルする方法も見えてたと思っていました。そのため、今作の序盤で主人公たちが呪いの存在に気づいて調査が始まった段階では、『リング』で行われた調査がまた振り出しになってそれを読まさせられるのかと心配していました。
しかし、そんな心配は杞憂でした。同じ事件でも『リング』とは異なるアプローチでの調査でしたし、なにより、『リング』ではただの怪異として表現されていた現象についても科学的に調査して真相が明かされていく。さらに、新たな謎が幾つも生まれて解決されていく…。もう読む手が止まりませんでした。
ある意味、SFですよね、この作品は。
『リング』より -
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再読。みなさん書いてますがもはやホラーではなく完全SF。すごく面白かったけど。
鈴木さん、前2作の伏線回収したように見えて、実はどうも後から辻褄合わせたっぽいぞ…(あとがきより)。驚愕。えええ!多少強引なところあるしまだよくわからんことも多いがすごくない? 1998年て、ニュートリノが発見されたのも同年らしいんですが…ホントすごくない?っていうかニュートリノて何…ではある笑笑
これも皆さん書いてましたが、例の未亡人との描写がねぇ。彼女の描写が少なすぎて、何処を好きになったのかわかりづらい。最初貞子かと思ったくらいだし。病室での情事を回想するくだりも、えっそんなにまじまじ見ちゃってまさか2つと -
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ネタバレ
浮遊する水 鈴木光司
これあれじゃね?仄暗い水の底のやつって思いながら読み終わったら仄暗い水の底だった。びっくりした。
猿祈願 坂東眞砂子
ラストが本当に怖かった。不倫許せない人間なので、いい気味とか思えそうだったけれどもそんなこと吹っ飛ぶぐらい怖かった。読み終わってからヒェって声出た。
影牢 宮部みゆき
怖かった〜。語り口調の小説苦手なのに、すっと頭に入るのはさすが。驚くほどのどんでん返しはなかったけれど、ため息が出る感じの気持ち悪い怖さ。ずっとへばりつくような不気味さというか不快感があって、最後にそれがなんとなく意味がわかる感じ。
集まった四人 三津田信三
読んでる間ずっとぞわぞわ -
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読みやすいホラー短編で読みやすかった!
個人的に好きな作品は
●綾川行人の「再生」
テレビでタレントが、「切れ味の良すぎる包丁で自分の指の一部を切り落としてしまって、しばらく経ったらその切り落とした部分が生えてきたんですよ!」って話してたのを思い出した。
人間の再生力の限界ってどこなんやろう?ってこの話を読んでまた思った(^^)不気味なお話です。
●福澤徹三の「五月の陥穽」
窓際族の影の薄いサラリーマンが屋上で昼休憩してて落としそうになったタバコを拾おうとしたらビルとビルの隙間に落ちてしまって、その隙間に挟まってしまってさぁどうしよう!ってお話。
サラリーマンとしても夫としても影が薄い主人公 -
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ネタバレループのその後の話。
正直無くても世界観は変わらないけれど、モヤモヤしてた部分がすっきりしたイメージはあった。繋がりのある3本の短編集で、前3作の様に理論詰めや構造理解のものではないため、文章としては読みやすいと思われる。そのためか、1日で読み切ることができた。
レモンハートでは、らせんにおいて貞子のイメージが「彼女も人間だったのだな」というところから、また再びつかめない存在へと変化した。突然変異ではあったにせよ貞子の存在とはなんだったのか。それがハッピーバースデイでの貞子を見るとなおさら不思議な思いになる。
遺伝子情報の進化と共に、人間の存在そのものの自浄作用も輪廻的に繰り返しているあたりが -
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ネタバレ恐らく最初からSFだと思って読まないと、脱落してしまうだろうなというイメージ。私はホラーよりも科学的説明がされた方が好きなので、すごく腑に落ちた。途中難しいように思えるところも、スピードに乗って読むと苦なく読める。
しかし、後から考えてこじつけた割にしっかりと意味も存在も繋がってしまうのが、鈴木光司ワールドの真骨頂だと思う。リングすらもホラーからSF・哲学・科学に変えてしまった。少しキャラクターの違いは感じられるが、それはまさに一卵性双生児のごとく、環境によるもので、二見の両親に育てられたからだろうと読めた。さらに仮想空間という存在をチラつかせておきながらも、それが舞台そのものになるとは思わ -
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ネタバレほぼ同時間に突然死した男女4人。ライターの浅川はこの死に不信感をもち調査を進めていくうちに自分もその事件に巻き込まれていく。
超有名ホラー作品の原作。映画版はホラー色を全面に押し出したストーリーみたいだけど、原作はミステリ色も強いストーリーだった。超能力が絡むけど、地道に呪いのビデオを解析して調査を進める過程が面白かった。竜司は今回の事件解決の立役者だったけど、結局助からなかった。また実は童貞のまま死んでしまったという事実もあり、竜司がどういう人間だったのか結局分からずじまいとなってしまった。貞子の睾丸性女性化症候群と天然痘、そこからウイルスの特徴である増殖が繋がり、呪いのビデオを他人に見せな -
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ネタバレ初読時、あんなに怖かった、そして夢中になって読んだ『リング』『らせん』の世界の「設定」を知ってしまって随分ショックを受けたことを思い出した。
「作り物なんだから何でも起きる」みたいに見受けられたからだ。
あれから随分年月を経て改めて文庫版で読んでみると「時代が追いついた」「それでいてまだ時代が追いついていない」と率直に驚かされた。
世界が随分作り込まれているのに、『リング』の頃から練られていた訳では全くなく、全て後付け設定なのも恐ろしい。
先生の世界観の構築はどうなっているのだろう。
馨、おまえそうだったのか!と言わざるをえない『ループ』
前述どおり、これまでの『リング』特に『らせん』の答え