鈴木光司のレビュー一覧

  • らせん

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    ネタバレ

    パンツの匂いを嗅ぎ取ることに必然性はあるのか!?笑

    ホラー部分丹念に描かれていたので、じっとり怖かったです。
    エレベーターとかね…二人になるの嫌…。

    ストーリー展開は、主人公の漫画的な直感が結構頻繁に出てきて、それが考察に繋がるところがちょっと強引さを感じなくもなかったけど、医学的な要素が前作よりさらに強まって面白かったです。

    あと、よかったのはラストシーンですね!
    海に始まり、海に終わる。人類の終焉に手を貸し、人類を裏切った主人公が手に入れた何者にも変え難い宝物。
    爽やかさすら感じる終わり方は、自分好みでした!
    自分の願いのために他の全てを投げ打つ系のストーリーはとても好きなんです〜。

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    2023年02月15日
  • らせん

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    そう来たかあ〜〜
    1作目のリングから全く違う視点で話が進んでいきます。
    呪いをウイルスとして見ていく展開がなかなかに斬新で良かった。
    DNAの解読に関してはさっぱり意味がわからなかったけど、貞子の呪いについて深い所まで分かった気がする笑
    特に写真と目の前の女が一致した時は普通にゾワッとしたし、鈴木光司は描写表現が上手いな〜と思いました。

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    2022年11月16日
  • 再生 角川ホラー文庫ベストセレクション

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    いやあ……怖かった。
    ずーっとゾワゾワ落ち着かない話に、オチで心臓が凍りそうになった話も。さすがベストセレクション。

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    2022年11月09日
  • 再生 角川ホラー文庫ベストセレクション

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    綾辻先生以外のお話は読んだことがなかったので、どっぷりと楽しめました。今邑彩さんと小池真理子さんのお話はどっぷりホラー。福澤さんのはラストが不気味。何より初岩井志麻子さん。いや、こんな硬派で素敵な文章を書かれる方だと思わなかったのでわびっくり。他の本も読んでみたくなりました。こうした編者がテーマに沿って選んだものが一冊になってると、読んだことがない作家さんとの意外な出会いがあっていいよね。全体通して楽しめました!

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    2022年09月03日
  • ループ

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    ネタバレ

    おもしろかったけど最期のほうでニュートリノがどうのというのでちょっと読む気がなくなってしまった 未知の素粒子だったから不思議装置に組み込んじゃったんだろうけど
    今度は馨くんのお子さんがリングウイルスを持っていそうなのでまだまだ終わらないかんじする

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    2022年08月25日
  • らせん

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    らせん映画でみてたはずが完全に忘れててこんな流れなんやと思った!
    貞子大量発生の意味理解した

    何となく頭にはあった
    3部作完結のラストは見たいような見たくないような感じでお腹はいっぱいです!
    とにかくらせんよかった

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    2022年08月21日
  • らせん

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    映画リングをうろ覚えでの状態で小説リングを読み、その流れで小説らせんを読む。
    リングの映画と小説のギャップにも驚いたが、今作はさらに驚き。
    個人的にものすごい怖いオバケ、なおかつ生前は絶世の美女? 美男? と表現されていた貞子。
    なんと受肉する。
    飲むし食う。
    勝手にミステリアスで儚げな美人を想像していたので、なんかショックである。

    冗談はさておき、面白かった。
    世の中は大変なことになりますよ、的な匂わせで終わったが、主人公はハッピーエンド。
    子を持つ親にとって、これ以上の救いはないと思う。

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    2022年08月19日
  • らせん

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    いやー。あのTheホラーの定番かのように思っていた「リング」が「らせん」でまさかの方向に展開していく。当時きっと誰も予想できない続編だったのだろうな。
    完全フィクションとしてホラーを楽しんでいたはずが、なんだかこれに近い事柄が現実にあっても不思議じゃないな…と、ものすごい設定なのに思わされるあたりがヒットしている所以なのだなぁ。面白い!というより感心に至った。

    そういえば映画シリーズのどれかで、貞子が虫みたいにうじゃうじゃと大量発生して、もはやホラーでもなく爆笑してしまったことを思い出した。なるほど、あれも案外原作の設定にちゃんと乗っかってたのか?と思ったが見直すほどではないのでやめとこっと

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    2022年08月16日
  • ループ

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    ネタバレ

    個人的に3作の中で一番固くて読みづらかった。ガンとかDNAとかぶっちゃけよく分からん!

    前作とはまた異なる主人公か、、、と思いながら読んでいたら、まさかそう繋がるとは!と言った感じでした。
    リングシリーズの主人公は高山だったんだな〜!

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    2022年08月11日
  • 再生 角川ホラー文庫ベストセレクション

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    依って件の如し、良かったなぁ。
    読んでいるだけで灰色の空とじっとりとした空気を感じられる作品でした。

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    2022年06月30日
  • ループ

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    リング3部作の3作目。
    今作はホラーというより、SF作品だった。
    色々ありつつも前作の最後に繋がる展開だったのは、すごいと思った。

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    2022年05月14日
  • 再生 角川ホラー文庫ベストセレクション

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    澤村伊智、岩井志麻子、鈴木光司さんの作品は既読だったので、それ以外の作品を。こういう感じの怖さか、という作品が多かったけど、中では鳥の話が面白かったです。短編は手っ取り早く面白くていい。

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    2022年05月01日
  • バースデイ

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     短編集であり、ループの後日談。自分の知りたかった部分はないものの物語はしっかり終わる
     ゾッとするような文や、官能的な表現やら色々書くがロマンチストなのかもと感じさせる。なんだそれはと思わず突っ込みたい部分もあるが、心地よい終わりであった

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    2022年04月27日
  • ループ

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     らせんを読んだのはだいぶ前で話は結構忘れてたものの、前作については結末あたりについて覚えていればあとは大丈夫で助かった。
     数字や小難しい言葉並ぶのが、話はスルスルと読めてしまう。未知の病の話でありながらも物語の基本は人の情や性と取っ付きやすいものであるためか。主人公が賢いながらも若さゆえとも人間的にクズっぽいともいえる絶妙さがあるのも好き
     途中弛んでる部分や突っ込みたい部分があるもののスルスルと読ませる文章でキッチリ最後まで終わらせたのは良かった

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    2022年04月27日
  • 再生 角川ホラー文庫ベストセレクション

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    表題「再生」は伊藤潤二の「富江」のような不気味さがあり、
    それを受け入れてしまう語り手もまた気持ち悪すぎる。

    「鳥の巣」の結末にもひんやりとさせられた。

    「依って件の如し」
    「ぼっけぇきょうてぇ」でも読んだけど
    今読み返しても岩井志麻子の作品はこの作品集のなかでも圧倒的だと思う。

    明治時代(?)の陰鬱で貧しい小さな村で交わされる会話や
    情景描写は読んでいて息が詰まりそうになる。
    結末まで一気に読んでしまえるほど引き込まれた。

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    2022年01月23日
  • バースデイ

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    リング→らせん→ループと読んだのでその勢いで。
    最後のハッピー・バースデイは良かった。
    やっぱりあの子はそういうことなんだろうか、、

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    2022年01月13日
  • ループ

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    リング3部作の最終作。相変わらず面白い。好みで言えば前作の方が好きなのだが、ここまで予想を裏切る展開はなかなか味わえない。3部作として傑作だと思う。

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    2021年04月11日
  • ループ

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    ガンを発症させるウィルスが世界を席巻していました。生命科学を専攻する二見馨の父・二見秀幸も、病に侵されて入院を余儀なくされます。馨は、父が療養しているする病院で、一児の母・杉浦礼子と出会い、たがいに愛しあうことになります。

    一方で馨は、情報科学者だった父が関わった人工生命プロジェクト「ループ」に、ガンの進行をくい止めるヒントを求めて、アメリカへ渡ることを決意します。そこで彼は、「ループ」プロジェクトを発案したクリストフ・エリオットという老人に出会い、信じられない話を聞かされます。

    現在、世界中を恐怖に陥れているガン・ウィルスは、「ループ」の中で生まれたというのです。さらにエリオットは、「ル

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    2021年03月01日
  • アイズ

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    不思議な話たちが集まっていてとても面白く読ませていただきました。因果応報な感じのテーマでどの話もとても良かったです。
    個人的には人形の話と、海の話が好き。

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    2021年01月05日
  • ブルーアウト

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    鈴木光司さんといえばホラー小説のイメージがある(私もそう思っている)が、リングを初めて読んだあと次にと思い取りかかったのがデビュー作の楽園だった。楽園の時代を超えたスケールの大きさに圧倒されてファンになったことを覚えている。ファンになったのはリングではなかった。
    さて、本作ブルーアウトも時代を超えたスケールの大きさを感じる作品。明治時代に遭難したトルコ船の乗組員たちの物語と、その遺品を探しにきたトルコ人の案内をするダイビングショップの女性の物語が絡み合っていく。
    専門用語も多いし、トルコ人たちの名前も耳慣れない。若干の読みづらさがあったことは確か。でも、やはり面白い。解説にも書いてあったが鈴木

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    2020年10月24日