鈴木光司のレビュー一覧

  • エス

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    「リング」「らせん」「ループ」「バースデイ」に続き。
    最初は続編だって知らないで読んでて、進むうちにいろいろ繋がってきて一気に読んじゃいました。
    「らせん」からそうだけど、ただのホラーじゃない感じがすごく好き。
    高校生の時にリングを読んで15年・・・早いな!

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    2013年06月03日
  • バースデイ

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    「リング」シリーズの番外編。

    一番読みやすいと思う。
    貞子の劇団所属時代のエピソードや、
    「ループ」のその後の話など計3つの短編で構成されている。

    何度読んでも、「レモンハート」は切ない感じがたまらない。

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    2013年04月26日
  • エッジ 上

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    終末希望、というのではないと思うけど、こういう話にはぞくぞくする。そして、ハッピーエンド(何事もなく済んでしまう)より、こんな結末を気持ちよく感じる。

    「神々の指紋」が大好きだったので、懐かしくもあり…。

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    2012年09月18日
  • エッジ 下

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    ひさびさの大ヒットだった
    物理が好きな人じゃないと、後半しんどいかもしれません

    話は、連続失踪事件の謎解きから、どんどん広がります

    物理定数に変化がおきてもわたしは気付けないな…

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    2012年02月07日
  • 楽園

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    太古のゴビ砂漠。部族の若者ボグドは、美しき少女ファヤウを自らの力で迎え入れ、夫婦となるが、他部族の襲撃により引き裂かれてしまう。ボグドは、遙か彼方に連れ去られた妻の姿を求め、一人旅立つが…!?そして、舞台は18世紀南太平洋、現代アメリカの地底湖へ。時空を超えた愛の邂逅と、戦うがゆえに手にできる“楽園”の意味を壮大に描く、日本ファンタジーノベル大賞優秀賞受賞作にしてデビュー作。

    ・レビュー

    古代→中世→現代という時代を舞台にした三部構成だが、物語は一貫する意志で繋がる。
    特に面白いのは18世紀南太平洋を舞台にした第二部。鈴木光司の作品には個性的で特異なキャラクターが登場するが、第二部のタイラ

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    2014年04月20日
  • 光射す海

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    ネタバレ

    読んだ後に何か心に残る本というのは久しぶりだ。
    日頃小さいことで悩んだり躓いたりすることがあるが、人生はそんなもんじゃない。
    それこそ「一歩踏み出すごとに、あやふやな確立に支配された世界に乗り出すようなもの」だ。
    読んだ後は「前向きになろう、何事にも正面からぶつかっていこう」という気になった。
    こんな想いが覚めなければいいなと思った。
    また、読みやすさにおいても評価したい。とにかく無駄なシーンとかが一切なく、どのページを読んでいても飽きることなく楽しめた。ジャンルはヒューマンミステリーなのだが、さゆりの謎の行動、徐々に明かされていく真実、真相を知った時のショック、決してスピーディーな展開という

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    2012年08月17日
  • なぜ勉強するのか?

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    本当にすばらしい骨太の本だった。
    なかなかここまで考え方に芯がある人はいないと思われる。
    「男」そして「父親」として生きていくのに迷いがあるときにもってこいの良書です。

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    2011年05月14日
  • なぜ勉強するのか?

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    理解力・想像力・表現力という3つの能力を、勉強することによって磨くことが必要…自分自身に最も欠けている能力だと思う。
    日本人は情緒的な国民なので、論理が必要…僕自身もよく考えず、その場の感情だけで、判断してしまうことが多いので、しっかり勉強して、論理力を養いたい。
    昔は良かった、という言葉を僕も使うことがあり、おじさんだなと思う。あと、過去のあの時に戻りたい、というフレーズも思ったり、言ったりしないようにしたい。未来が良くなっていくために、勉強したいし、本も読みたい。
    この本はそんなに厚くなく、読みやすく、すごく気持ちを高めてくれる本です。これを読んで、さらに読みたい本が増えました。

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    2011年04月24日
  • バースデイ

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    やっと四作全部読み終わったー!

    バースデーは言わば三つの集大成。
    全ての話が微妙に絡み合って成立してるから、全部読んでないと理解しがたいと思う

    読み終わって全部に納得できたし、予想は裏切られるし、何より最後まで読み手を引き離さない鈴木光司の文がやっぱり好き

    評価ほんとは4だけど、リングシリーズの最後の作品だから5で
    てかこれ、絶対ホラーではない

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    2011年04月04日
  • なぜ勉強するのか?

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    「なぜ勉強をするのか」という問いに対する筆者の答えが一貫して述べられている。学校教育についてあまり考えたことのなかった私であったが、この本を読むことで学校の在り方、勉強の在り方について興味を持つようになった。

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    2010年05月26日
  • バースデイ

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    リングシリーズの番外編のお話。それぞれに出てきた女性達の話が一つずつ、3話載ってます。ホラー色はあんまり強くなく、どっちかというと感動するような話が多いです。

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    2009年10月04日
  • バースデイ

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    リング前、らせん前、ループ後のミッシングリングを埋める短編集。ループで感じたやるせなさをこれですっきりと解消してくれてる。買ってよかったと心から思った本。

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    2009年10月04日
  • ユビキタス

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    かつて、夢中になって読んだ「リング」の作者が16年ぶりに書いた新作。

    とても、楽しみにして手に取った。

    序盤はのめり込むように読み進めたけど、ヴォイニッチ手稿がでてきたあたりから次第に怪しく。

    人探しから始まった物語は、どんどん壮大な展開に変わっていった。しっかりとした物理学や数学の知識を背景にストーリーは続く。

    物理学とか、数学の知識がもっとあったら、もっとのめり込んだのだろうか。

    最後のシーンは映像化されたら、面白そうだって思ったけど、そこまでの持っていき方がちょっと強引な印象を受けたなぁ。

    このままSFな感じが鈴木光司の真骨頂なんだろう。世界観としての視点も新しく、総じて面白

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    2025年12月19日
  • 仄暗い水の底から

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    昔読んだ覚えがあったけど、刷新されていたので再読。怖いというよりも不快とか気持ち悪いという感情が湧き出てくる。それも一種の恐怖ではある。

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    2025年12月15日
  • ユビキタス

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    地球を支配しているのは植物という考え方は面白い。南極の深い場所の氷から古代のシアノバクテリアが復活し人に危害を及ぼす。そこに探偵や新興宗教が絡んで。
    確かにノアの方舟には動物しか乗せてないのは不自然だし、植物の意思で動物は滅ぼせる。リングやらせんのようなホラー感は少なくファンタジーのよう。
    ストーリーとしては面白かったが少々説明が長い。

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    2025年12月14日
  • リング

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    超有名作品。
    昔映画で見た事あるけど小説は初めて。
    結論小説の方が面白かった。
    僅かな糸口から謎を解いていく流れが面白い。
    結末を知らない状態で読んでたらもっと楽しめたとは思う。

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    2025年12月13日
  • リング

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    初めてのホラー小説。
    「貞子が出る」ってイメージしかなかった。
    文字から怖いって感情を抱くのが初めてだった。新鮮。
    描写の気持ち悪さがすごくて、読んでて「ひ〜、目を背けたい!」となっちゃうことがしばしばあったけれど、それでも読むのが止められない。本能で怖がらされて、超常的な力で読ませられているみたいな。

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    2025年12月07日
  • リング

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    91年に刊行された日本ホラー小説の金字塔。のちに映画化やドラマ化もされ、「貞子」は社会現象にもなりました。僕の周りでも普段、ホラーなんて読まない人たちでさえ読んでいた印象があります。

    「呪いのビデオ」を見た人は1週間後に死ぬ。回避するためには、ダビングをして他の人に見せること――恐ろしい速さで貞子の呪いが拡散していきます。練りに練られた構成には感心させられました。

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    2025年12月03日
  • 仄暗い水の底から

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    水に関するホラー短編集
    タイトルのお話は映画でも有名ですね。

    どの作品もじわじわ迫る湿気に気味悪さを感じます。
    やはり水とホラーの親和性は高い!
    底の見えない恐怖、日常に迫る恐怖……

    どの作品も読みやすく面白いものの短編集のためがっつり内容の描写深掘りはなく消化不良で終わった印象があります。
    どの作品も長編でも読んでみたい!絶対面白い!

    リングとはまた違った恐怖です。
    手軽にゾワゾワしたい人は是非!!!!!!

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    2025年12月01日
  • 仄暗い水の底から

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     マンションで起きる怪現象、『ユビキタス』のプロトタイプ、忽然と人間が消失した漂流船や落盤で外界から閉ざされた洞窟など水や海に纏わる七編のどれもが陰鬱な雰囲気とヒタヒタと忍び寄る恐怖の演出が絶妙だった。映画の方も見てみたくなった。

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    2025年11月24日