鈴木光司のレビュー一覧

  • リング

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    ネタバレ

    知り合いに勧められてみてみた!
    短くさくっと読めておもしろかったけど、映画を知ってるから怖さが物足りなく感じちゃった。
    映像の不気味さとタイムリミットによる精神的に追い込まれてくる恐怖はあるんだけど、その間は何かが出てくるわけじゃないからかな?

    でも解決策がわからないってほんと絶望すぎる…そして最終的に読者も恐怖に陥れてくるのが上手い。
    エスみてみようかなぁ

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    2025年12月05日
  • タイド

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    この作品は『リング』シリーズの現状最後となる作品だ。約三十年という長い時間をかけて構築されたユニヴァースの変容と集約を感じさせる一作。総決算とも呼ぶべきシリーズの再定義がなされている。それを是と受け取るかは読者次第だが、巨大なものが終わる時の重厚な響きを感じる。

    この物語の主題は「家族」。呪いの連鎖が、血縁や自分自身の記憶というミクロな関係性へと収束していく構造が鮮烈だ。
    中心にいるのは高山竜司。彼はこのシリーズに欠かせないどの小説にもいない特殊な立ち位置の存在であり、今作でも彼の記憶や存在が複数のレイヤーをまたいで展開される。現実、虚構、内省……その多重性と多様性が、物語の駆動力となってい

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    2025年11月02日
  • エス

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    貞子で有名な『リング』シリーズ二作目『らせん』の主人公である安藤満男の長男、安藤孝則を新たな主人公とした続編。ファンならめちゃくちゃ面白い。

    本質的な魅力は時代の変化に伴う「呪いの変容」にある。かつてはビデオテープだった呪いの媒体が、今回は自殺動画へとアップデートされている。メディアの変化とともに、呪いも抽象化され複層化する。その変容のさせ方が鈴木光司らしく巧い。もはや「見たら死ぬ」ではなく、「逃れられない宿命」そのものが呪いの本質になりつつある。それでも、どのような形に変わっても根底には「意志」や「運命」という主題が通底している。この作家は常にそれを描いてきたし、それこそがシリーズの根幹だ

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    2025年11月02日
  • ユビキタス

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    富豪の夫婦から存在するかわからない孫を探す依頼をうけた探偵は、調査すると南極の氷と新興宗教での原因不明の連続突然死の共通点を発見。

    植物中心の地球の進化。
    生物学的な難しい話は、なんとなーーーくしか分からなかったけど、植物が植物×人間のキメラを作りたがってるってことは理解した!
    本当は人間が植物を育ててるわけではなく、植物に育てられているのかも( ;´Д`;)

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    2025年10月30日
  • ユビキタス

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    初めて読む著者のかたでした。
    内容全てを理解できたとは到底言えないが、世界の大半を占めている植物が動物よりも立場が上で、植物が実は遺伝子等にて動物を操るという発想は面白かった。

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    2025年10月28日
  • リング

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    男女4人がある時同時に別々の場所で突然死した。捜査に乗り出た主人公は、4人が死の一週間前に一本のビデオテープを観ていたことを突き止める。そのビデオには不可解な描写と観た者の死亡を予言する内容が含まれていた…!主人公は1週間以内にビデオの真相を暴き、除霊する事が出来るのか。
    一番の特徴は、圧倒的なホラーでありながら科学的かつ論理的な立場から作品が成立しているということであろう。というのも、呪いのビデオという超自然を、ウイルスの概念と結び付けられることにより、ある程度のリアリティを持たせることに成功しているだけでなく、ウイルスとVHSとに(輪・情報媒体・自己増殖不可という)共通点を見出し、関連付け

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    2025年10月28日
  • ユビキタス

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    ネタバレ

    都内近郊で、男性が突然死するという事件が
    連続で発生。南極観測船の乗組員が帰国の際に
    持って帰った南極の氷を土産としてもらっていた
    ことが彼らの共通点だった。
    富豪の老夫妻から孫を探してほしいとの依頼を
    受け、探偵の前沢恵子は、夫妻の亡くなった息子、敏弘が生前に付き合っていた女性の調査を開始する。その女性は以前、新興宗教団体
    「夢見るハーブの会」で起きた集団変死事件の
    生き残りだった。
    一見、関係ないような事柄に共通点を見つけた
    恵子は、物理学者の露木、ジャーナリストの
    上原、雑誌記者の有里と共に真相を追う。
    ‥‥というのが、おおよそのストーリー。
    何百年も前の大気を取り込んだ南極の氷に
    絶滅

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    2025年10月17日
  • ユビキタス

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    『あの本読みました?』という番組に鈴木光司さんが出ていて本作を知り、借りた1冊。植物が持つ力は未知で、もし植物が人間いらんと思ったら即人間は全滅するんだなと、ぞっとした。科学的、数学的観点の部分は文系の私には難しかったが、面白かった。
    葉緑体を持った蘭が今後どう生きていくのか、気になる、、、!

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    2025年10月11日
  • 影牢 現代ホラー小説傑作集

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    ネタバレ

    とても豪華なアンソロジー集。
    ただ、傑作選ということもあり決まったテーマは特にないので、なんとなくとっ散らかったイメージがある。
    最もインパクトがある…というよりは厭な印象を受けたのは、鈴木光司さんの『浮遊する水』。再読のはずだけれど、やはり厭だ。

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    2025年09月30日
  • ユビキタス

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    ネタバレ

    地球の大半を占める植物が人間を操作しているという点は興味深く、本当にそういう部分もあるのではと思えたほど。
    やや偶然性が強く、すっと流れない部分を感じました。
    最後の展開は自然界の争いによるもので、自然の力には人間など小さな存在だと感じました。

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    2025年09月21日
  • 潰える 最恐の書き下ろしアンソロジー

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    最恐感はないけれどなかなかに楽しめた一冊。展開は828の1、オチはニンゲン柱が結構好き。あとは冬彦ー!とツッコミたくなった

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    2025年09月15日
  • ユビキタス

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    私の好きな心霊由来のホラーではなく、SFでした。

    結びにありましたが、人間のように言語を駆使することは無くても、植物同士がなんらかの方法でコミニュケーションを取れるのならば、地球環境に著しくダメージを与え続ける人間を駆逐する為、人間だけを一掃する環境にこの星を作り替えてしまうかも知れない。

    今週、またまた米の恥知らずが『温暖化はデマだ!』というデマを撒き散らしていた…CO2削減に与するつもりは無いと表明しているのだろうが、植物たちの目(?)に触れないことを切に祈ります。

    おうトランプよ、植物怒らせんなよ!

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    2025年08月18日
  • ループ

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    ストーリーや設定は面白かったが、やはり女性キャラが出てきた途端主人公がおかしくなる。女キャラが全員同じ。

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    2025年08月13日
  • らせん

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    リングシリーズ2
    映画は見ていたのでこんなだったかなぁと思いながら読みました。
    映画見返したくなりました!

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    2025年08月13日
  • 潰える 最恐の書き下ろしアンソロジー

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    角川ホラー文庫30周年を記念し、最大の恐怖を詰め込んだアンソロジー第1弾。
    なんの前情報もなく読んでいたらシリーズの一環で知っているキャラクターが登場して来たりでうれしい驚きもあり、どの作品も楽しめた。
    中でも原浩「828の1」がよかった。初めて読む作家さんだったけど、終盤の畳みかけ具合が良い。

    同時発売の「堕ちる」続編の「慄く」も読みたい。

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    2025年07月30日
  • アイズ

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    角川ホラー文庫に同名タイトルを見つけて
    久しぶりの鈴木光司さんです

    「鍵穴」
    大学生の時の友人のアパート
    鍵穴から除いた部屋
    心不全で亡くなっていた友人
    その跡地のマンションを買ってしまう
    呼ばれちゃったね

    「クライ・アイズ」
    二組の男女
    一夜のカップと愛人のカップル
    それぞれの思い違いが不幸を呼ぶ

    「夜光虫」
    客とのクルージング中に海上で娘を見失う母親のホステス
    海に浮かぶ子を見つけてしまうが、それは男の子
    これは、怖い
    リアルにありえる勘違い

    「しるし」
    両親と姉弟の家族の中に母方の祖母が入り込む
    少しづつ崩れる関係性
    玄関の表札の印と絡めてオカルト的に

    「檜」
    映画で見つけた自

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    2025年06月30日
  • 潰える 最恐の書き下ろしアンソロジー

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    “最恐のアンソロジー”ってどれぐらい?とドキドキしながら読んだ。
    ホッとした…まだ耐えられるレベルだったわ。
    面白いけど『にえたかどうだか』の主人公にはなりたくないなと思った。
    子供系の話はいろんな意味で恐いから苦手。
    ただ個人的に『828の1』が一番恐かったかも。
    主人公がその意味に気づいた瞬間から、ゾワゾワするのが止まらなかった。

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    2025年06月29日
  • 影牢 現代ホラー小説傑作集

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    基本的に大体の時間は良質な恐怖作品を摂取したい!と嗅ぎ回っているような生活をしている。しかしどういうタイプの怖い話を摂取したいか、というのは日によって随分異なる気がする。
    アンソロジーの良いところは、特に下調べせず手に取っても、なにかしら気分にぴったりな作品に出会えるところ。
    今回しっくりきたのは三津田信三『集まった四人』、小池真理子『山荘奇譚』。
    山あいの怪談が気分だったのかもしれない。


    ーーーーー以下ネタバレーーーーー


    三津田信三『集まった四人』
    これ絶対アカンやつ!という序盤の電話シーンや神社絡みの伝説から期待膨らむ。知らない者同士で曰く付きの山に行くとか嫌やなぁ...。山あいに

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    2025年06月14日
  • ループ

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    リングの非現実的な世界の話って。
    そもそもこーゆー世界の話だったのでという。根本的な概念から見直しが起きるお話です。
    らせんまでの世界観で良いと私は思います。

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    2025年06月14日
  • らせん

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    リングもそうだしらせんも映画の予告編しか見たことないけどごっついホラーものと思ってたら、原作小説はめちゃめちゃサイエンス系サスペンスって感じで、ほどほどな恐怖感で楽しめました。(映画は絶対怖くて無理)
    終盤、それほんと。。?的な科学が大量発生し、ラストは本当に予想がつかなかった。貞子はビデオから出てくるだけの人だと思ってたのに、、笑
    3部作ラストの「ループ」はもはやホラーというよりSFになりそうな予感ですが、ここまできたら読み切ってみようと思います。

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    2025年06月03日