鈴木光司のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
短編集でありエッセイだと感じました。まったく怖くないですが最恐見聞録なので、怖いわけはない。
なので正しくは、恐ろしくはないです最も恐ろしくもないです。基本的に海の話よりも船の話が多く興味がないと読み続けるは困難でしょう。各話が短いので気持ちとしては読み易いのかなとは思います。
しかし見知らぬ土地や見知らぬ部品見知らぬ船の名称、各部パーツの名前が出てくるのとそこの説明はあまり含まれていないので私のように土地や船について無知な人間は短編集ともいえども読破が困難でしょう。ただし、写真も多いので実際のページ数よりは文章量が少ないのと文字数もだいぶ節約されてる感じしますので、上記の点を踏まえた上で根気 -
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Posted by ブクログ
どうやら長編らしい。この続きもあるようだ。
正直ヴォイニッチをよく知らないとあまり魅力的に感じられないのかもしれない。
集団事件や薬物、毒、占い、宗教…闇鍋のような作品だが、ホラーというよりはSFである。
科学的根拠に基づこうとするあまりそれがなんなのかわからない怖さは無い。お化けなどのオカルトな怖さを求めるならばおすすめはしないがバイオテロ的な怖さやパニックホラーを望むならば読んでみても良いのかもしれない。私は続編が出たら読むし、それまでは、らせん シリーズを読んで待っていようと思う。好き。読むのはかなり時間がかかった。なぜならば先が予測できてしまう題材だったからだ。