鈴木光司のレビュー一覧
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購入者:古野(2007.4.21)「読解力」「想像力」「表現力」を身につけて社会をより良く、しいては人類の進歩に貢献するために。と。返却
貸出:桑畑(2007.6.12)
もし子供に「なんで勉強しなあかんの?」って聞かれたら少し困りそうですがこの本を読んでそのあたりがクリアになりました。何事もなんとなくではなくしっかりとした裏づけを持つことが大事でそれが何か発言する時の説得力につながるのだなとあらためて感じました。
返却:(2007.6.19)
貸出:衛湖原(2007.11.7)返却:(2007.11.20)
勉強する意味を今更ですが、理解しました。子供に伝えていきたいと感じました。
貸出:鈴木(2007.12.18)子供のころ、良く親に勉強しろと言われました。勉強だけが、すべてじゃないと当時は思い、親に聞いても勉強する意味を教えてくれませんでした。自分の子供には勉強する意味を教えたいですし、勉強以外の事も学んで欲しいと思います。
貸出:山本 資(2009.4.25)
小さい頃から「勉強しなさい」と言われ続けてきて、大人になってからもっと勉強したいと思うようになってきている中でどんな事がかいてあるのかと思い、借りました。
感想は一言ずっと勉強だなぁとしみじみ感じました。。。
返却:(2009.5.3) -
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「リング」より複雑で、科学的で、そして怖かった。
前作は、呪いのビデオを観ることで死へのカウントダウンが始まり、そのビデオをダビングして他の人に観せることで、そのカウントダウンをストップすることができる、というシンプルな構造だった。死へのカウントダウンは、暴行されて殺された山村貞子の怨念によるもので、それはウイルスのように増殖して、多くの人に蔓延することを欲していた。だから、呪いの増殖に手を貸した=ダビングした人は、その呪いから解放されることができた。
今作は、呪いの蔓延媒体が、ビデオを観るというシンプルな行為だけでなく、その呪いに書かれた書物を読むとか、他の方法でも広がるようになっていた。そして、観てしまった人女性が突然妊娠し、山村貞子を“出産”することで、呪いの増力に加担するという現象も起こった。
わたしはもともと科学的な話やSF小説が苦手だから、後半の展開はちょっと突拍子もなさ過ぎて、ついていけなかったかな・・・けれど、呪いが広まる媒体がビデオだけではなくなったとなると、この本を読んで、山村貞子の存在と彼女の呪いについて知ってしまったわたしも、もしや・・・?なんて考えた瞬間は、背筋がスーッと寒くなった。 -
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ネタバレリングを読んだ勢いで、らせんも読んだ。
映画「リング」のイメージで和製ホラーだと思って読むと、かなり裏切られる。幽霊的な怖さはほぼ無く、SFホラーだった。
本作では、完全に人間として生きている貞子が現れて、主人公の安藤と映画デートするシーンがある。
貞子はデート中、ハンバーガーを爆食いしたりしていたので、「ただの食いしんぼうかよ…全然怖くないやん」と思っていたら、自分の膝に落ちたアイスを、人目も憚らず膝に顔を近づけて舐め回す……といった描写がなんとも不気味で、「やっぱこの女、普通の人間じゃない……」と思わせてくれた。
でもこの作品に対して一番言いたいこと、それは
安藤、性欲に負けすぎじゃない!?
舞の家で舞の下着の匂い嗅ぐの、キモすぎるよ!
その行為がキモすぎて、直後に起きた怖いシーンが全然入ってこなかった…
あと、通りすがりの幼女を見て「成長したら舞のような美人になるだろう」って思うシーンも、なかなかキモい。
そう思うと、舞から処女の匂いを感じ取ったという心の声も、舞が生理であることを察したことも、舞の排卵日を予測するのも、すべてキモく感じた。
排卵日や生理のことは話の展開上必要だったのかもしれないけど、下着の匂いを嗅ぐシーンはいらんやろ。
全体を通して面白かったけど、私にとっては安藤のキモさが一番印象に残った作品だった……。 -
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『潰える』をテーマに、最恐の執筆陣が書き下ろした短編ホラーアンソロジーです。
今回の収録作品は、澤村伊智:ココノエ南新町店の真実、阿泉来堂:ニンゲン柱、鈴木光司:魂の飛翔、原浩:828の1、一穂ミチ:にえたかどうだか、小野不由美:風来たりて。それぞれの作者によって全く異なる色合いのホラー小説が展開される。
アンソロジーということで、未読のホラー作家さんの開拓の意味も含めて読んでみましたが、本来私は大層な偏食家だったことを思い出したという感じでした。全編頑張って読みましたが、鈴木光司さんの『魂の飛翔』は一読ではうまく話が理解できず、今一怖さを感じられませんでした。
今作品集で怖い!でも好き!と思うのは断然小野不由美さんの『風来たりて』でした。営繕かるかやシリーズの短編ということだったので、最後にはきっとなんとかなるだろうと思っていましたが、短編でありながらも流石のジェットコースター展開でした。小野不由美さんのお話は上って上って落ちるジェットコースターのような展開が非常にスリリングだと常日頃思っています。どこまで上るのかもわからないし、落ち始めたらどこまで落ちるかもわからない。周りの風景が事細かに描写されるからこそ上っている間も落ちている間も怖い。そんなお話でぞわぞわとした恐怖を丁寧にすり込んで下さるのが、怖いのですが大好きです。
このようなアンソロジーを読んでみるのも、読み口を変えるという意味ではいいかもしれませんが、今回は新規開拓には至りませんでした。またどこかのタイミングでチャレンジしたいと思います。 -
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ネタバレホラーの金字塔といえばリングじゃないですか。ということで読んでみたんですけどこれを映画にした人すごくね?という感想になってしまった…。
最初のなにかが起きる前触れのようなゾワゾワする描写は怖かったんですが、如何せんいつ、あの貞子の出てくる演出がくるのか…!とドキドキしてしまいそれがダメでした。だってそんなシーンないんだもん!!!貞子テレビから出てこやん!
たった1週間の間に怒涛のように全てを解き明かし貞子を見つける主人公のスピード感はちょっとおもろかったです。友達も凄いよね。こういうホラー作品の友人って裏では敵のような形が多いような気がするんですが、今回は違いましたね。むしろ主人公のために一生懸命やってくれていて…柴咲コウはどこに行ったんや!?と思ったけど私が思ってるこれは着信アリだ…。リングは松嶋菜々子ですね。
いやーほんとにこれから映画の演出考えた人が凄いですね。 -
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ネタバレ映画は未見。
タイトルを見てギャグパロディとしか思えなかったのだが、蓋を開けてみるとリングの設定を受け継いだ正統派ホラー作品だった。
呪いのテープがVHSのままなのは、リング世代的には嬉しい。
だが時代設定は令和とのことで、リング・ウイルスはより感染を広げられるネットの海へと触手を伸ばす……と思いきや、デジタル移行に苦戦していてさもありなん。
あっさり成功してしまえば、序盤で語られていたように人類滅亡コースだろう。
呪いは経年により弱毒化しているらしい。
骨組みだけ残ったという表現を見て、モノマネの定番になったり、始球式に参加する貞子の姿が脳裏をよぎった。
ダビングで呪いを人に移すという解呪方法は無効になっており、条件を満たすと人を死に至らしめる所は同じなので、弱毒化していても質の悪い呪いである所は変わっていない。
最終的に対処法を見つけ出し、それがタイトルへと繋がっていく流れは見事だった。
本作で一番ヒヤッとしたのは、双葉が逃げるシーンで下腹が痛んできたと言ったシーンだ。
リングシリーズの知識があると更に楽しめるので、未読の方はこの機会に原典に触れてみることをおすすめする。 -
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南極の氷のボーリングから始まる物語。この南極の氷を4つの家へお土産として配るところからどんどん不穏な雰囲気が。氷はどうなるのと思っていたら、植物の研究の話、宗教の話になり、本当に結びつくのと思っていたら、どんどん話の深みに入って、抜けられなくなって3日で読破。
植物に生命力を感じていただけに、どんどん植物と人間とのつながり、関わりが出てきて背筋がゾッとした。私的プラスポイントは、主人公が不倫から引き寄せた案件。どれもこれもが人間らしくでも現実味が根拠としてあるようであり得ない話。
とても面白いかと言われると、どうしても大きな世界の話なので理解しかねるところもあるのでなんとも言えないが、3日で読破したことが私の心が動かされた証拠だと感じた。