鈴木光司のレビュー一覧

  • 再生 角川ホラー文庫ベストセレクション

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    ネタバレ

    カバーイラストは濱口真央。

    ■綾辻行人 「再生」 (『亀裂』、『眼球綺譚』)
    中高生の頃に既読。再読。
    思った以上に・・・・の「・・」で笑ってしまった。

    ■鈴木光司 「夢の島クルーズ」 (『仄暗い水の底から』)
    中高生の頃に既読。再読。
    当時はすごい大人の話だと思っていたが、マルチ勧誘というしょぼさとヨットという対比が、実に大人っぽい。
    またヨット好きの作者らしい描写(専門用語)もきりっとしている。

    ■井上雅彦 「よけいなものが」 (『怪奇幻想短編集 異形博覧会』)★
    面白いアイデア。
    よく会話文が連続するときに陥りがちな混乱を逆手にとって。巧み。

    ■福澤徹三 「五月の陥穽」 (『怪談

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    2023年10月24日
  • 貞子さんとさだこちゃん

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    映画は駄目だったらしいが、漫画はまあそれなりには読める。
    しかし映画がヒットしていれば売り上げも少しは違ったかもしれないが、相変わらず持ってない人だわ津々巳あや。

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    2023年10月03日
  • 再生 角川ホラー文庫ベストセレクション

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    読んだことのある話が最初2話続いたので
    同じ本を買ったかと焦った。
    オーストリア人の幽霊にイラつく。

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    2023年07月30日
  • 遊びの時間は終らない

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    都井邦彦著「遊びの時間は終らない」とそれにちなんだ作品のアンソロジーだそうで表題作は確かに楽しかったのですが他の作品はそれほどの爽快感がありませんでした。

    ■心覚えのための簡単なメモ

    [▽]鈴木光司「生きる時間は終わらない」/脚本家、スランプ、樹海取材、自殺者、遺留品、ラブドール。
    [△]天祢涼「遊びの時間は終わっても」/炎上、特定厨、連続殺人者、モザイクアプローチ、記号化。
    [△]嶋中潤「遊びの時間が凍りつく」/ロシア、宇宙開発、モスクワ、蚤の市、ブランのタイル、詐欺に引っ掛かりやすいオーラ、地下鉄駅。
    [○]都井邦彦「遊びの時間は終わらない」/銀行強盗対策訓練、犯人役刑事の予定外の行動

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    2023年06月11日
  • バースデイ

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    ネタバレ

    短編集。特に三本目は、ループの後日談となってます。
    ループがあまり受け入れられなかった自分でも、これはこれでひとつの帰結じゃないかと納得するに至りました。
    それ単体では蛇足感がある高野舞の出産を描いた一本目も、最後のハッピーバースデーに繋がると考えれば、綺麗な形の短編集でした。

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    2023年03月01日
  • 鋼鉄の叫び

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    峰岸中尉にモデルはいるのか?という、忠信そのもの的な余韻が強い。忠信と菜都子と雄幸はどれもダメだったけど、中尉には惹かれた。フィクションじゃなく、ちゃんと知らないといけないなと思う。

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    2023年02月23日
  • ループ

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    ネタバレ

    前二作をこんなふうに使うとは、すごい思い切りですね!
    ただ仕掛けは面白かったけど、ストーリーの展開が遅くて……。
    参考文献がとっても多い!なので、たしかに読み応えのある考察がいっぱいなんだけど、ストーリーの推進力になってないような……
    エリオットのはぐらかしも、キツかったですね……サムライ8じゃないんですよ!?馨といっしょにイライラを共有しようていう訳じゃないですよね…

    あとがきに、リング→らせん→ループ、最初から全体の構想があったわけじゃない、ということがあとがきに書いてありました。そこから、ここまで膨らませて書き上げられるのは、すごいなと思いました。
    (細かい齟齬はある気もしますが…山村

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    2023年02月15日
  • エス

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    ネタバレ

    竜司は急速に老いて亡くなったのではなかったか…??

    途中まですごく怖かったが、途中から話が出来すぎて冷めてしまった。

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    2023年02月13日
  • ループ

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    完全にSF作品と豹変笑
    凄いなあ、、ウイルスが、医学的なものからコンピューターに変わってしまうとは…
    中だるみがあるのと、専門用語が多すぎて挫折しかけたけど、最後の衝撃はなかなか凄かった笑
    らせんと上手く繋げてきたなあ…
    楽しめました。

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    2022年11月26日
  • エス

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    貞子は強姦されて殺されたんだから性的なことは嫌悪しそうなのに、自分のコピーを妊娠させて増やすって方法に矛盾を感じる。無性生殖だからいいのか?

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    2022年10月28日
  • 再生 角川ホラー文庫ベストセレクション

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    色々なテイストのホラーを楽しめる1冊。
    何話かは読んだことがあったけれど
    再読も良き。

    井上雅彦 「よけいなものが」
    短い話だけれど、私的にはゾワゾワ度高し。

    福澤徹三 「五月の陥穽」
    これは生理的な恐怖。
    思わず叫び出したくなる。

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    2022年07月09日
  • 野人力 オヤジが娘に伝える「生きる原理」(小学館新書)

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    鈴木光司さん自身の生活の根底部分を、お嬢様と手紙のやり取り形式で記述された共著です。子供心に父親の不可解な行動に疑問を持ち、それらの意味を人生訓として紹介されています。その一貫した態度は、「自分で考え行動する」ということであり、社会の中で生きていく哲学を伝えています。その一貫した姿勢は見事で、真似し難いものですが、私自身も娘と接する際の参考になるものでした。野人的姿勢を持ちたいものです。

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    2022年06月10日
  • ブルーアウト

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    1890年に起きた「エルトゥールル号遭難事故」をベースに現代と1890年二つの時代の物語が並行して語られる海洋小説。
    現代の主人公は串本のダイビングショップでインストラクターとして働く若い女性・高畑水輝。彼女のもとへトルコ人青年・ギュスカンが訪れるが、彼の祖先はエルトゥールル号遭難の際、生き残ったムスタファだった。高畑家もルーツを遡ると遭難したトルコ人たちの世話をしており、二人は数奇な運命で結びつけられていたという設定。
    海底に沈んだ祖先の恩人の遺品を見つけたいギュスカンは水輝とともにダイビングするがアクシデントが起きる。
    二人がアクシデントに立ち向かう様子とエルトゥールル号の遭難シーンが交互

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    2021年10月31日
  • 楽園

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    高校生くらいの時、映画リングをきっかけに鈴木光司作品を読みましたが、ホラー作家のイメージでしたが、全然。
    ストーリーテラーです。光射す海や楽園、ループなど、めっちゃ良かったです。

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    2021年09月25日
  • 光射す海

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    学生の時、読んだかなぁ。内容はうろ覚えですが、当時めっちゃくちゃ面白かった気がします。圧倒的な孤独とは?みたいな。

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    2021年09月23日
  • 楽園

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    太古の時代から現代まで、数世代に引き継がれて結ばれて行く、壮大なラブファンタジー。
    どっちかてと、もう少しコンパクトな恋愛ものが好きなので、そこまでのめり込めなかった。
    鈴木光司さんの恋愛世界観なら、ループが好きです。ループの恋愛もそこそこ壮大ではありますが。

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    2021年09月19日
  • ブルーアウト

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    1890年に和歌山県沖で起きた「エルトゥールル号遭難事故」をテーマにした作品。
    救助活動を通して生まれた日本とトルコの絆や、関係者の子孫の新たな繋がり、人の誕生の奇跡、などとても興味深い内容で、一気読みしました。

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    2020年11月27日
  • 貞子3D ──復活

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    見ると死ぬと言われる「呪いの動画」。茜の勤める女子高でもその噂が流れており、どう噂の流布を食い止めるか苦心していた。同時期に黒い手形の痣を持つ不審死が複数出現し、警察は調査に乗り出すが、次第に事態はあり得ない方向に向かっていく。



    「リング」で誕生した貞子はもはや伝説的。はじめに貞子が生まれ、社会現象を巻き起こした「リング」から12年の時を経て再び別の作品として映画化されるというのは本当にすごい。そして、こちらの小説はその映画のノベライズ版。さて、ビデオの時代から飛躍的に映像技術が進歩している現代が舞台のため、貞子もよりハイテクになっていた。ビデオを媒介として呪いの動画を拡散していた時が懐

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    2020年09月22日
  • 鋼鉄の叫び

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    「鋼鉄の叫び」鈴木光司
    ヒューマンドラマ。彩度の高い光景。

    すこしSFが入る日本軍兵士物語かと思っていたら、あにはからんや骨太のヒューマンドラマでした。
    登場人物ひとりひとりが、濃いなあ。

    なぜ、この物語が描かれなければならなかったのか、についてはかなり気になりながら読んでいました。
    鈴木光司がこうしたえげつないほどに男女のエゴを書き出していることも他作に比べて特筆だし、最終的な結末が選択して選んだ愛、という点も、読む人によっては嫌悪感を覚える向きもあろうかと思う。
    何が鈴木光司をそれに駆り立てたのか、これを読まれることで何を読者に感じられると思ったのか?

    ただし、少なくとも、鮮烈な生へ

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    2020年08月04日
  • 神々のプロムナード

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    鈴木光司『神々のプロムナード』講談社文庫。

    鈴木光司の作品は『リング』シリーズ以外は全く面白くない。本作も評価が低いのを承知で読んでみることに。だいぶ前に古本屋で購入していた100円文庫。何しろ未読の手持ち本が無いのだ。

    新興宗教をテーマにしたミステリー小説である。途中までは、まあまあ面白いのだが、ストーリー展開にリズムが無い。全体のバランスが悪いのだ。登場人物の行動の理由を一つずつ説明するかのようにどうでも良いことを長々と理由を説明し、肝心なことをあっさりと疑問が残る形で説明しているためだろうか。そして、結末、真相は呆気ない。途中で著者が力尽きたような……

    冒頭で深雪が松岡が急に結論か

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    2020年06月04日