鈴木光司のレビュー一覧

  • 楽園

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    鈴木光司のデビュー作、ホラーじゃなくってファンタジー、愛を語る。男女の赤い糸が3世代にわたりつながっている。そのスケールのデカさに圧倒されるのだが、どの話も尻つぼみ感は否めないかも

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    2018年02月11日
  • タイド

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    (オーディオブックにて)
    いわゆる「リング」の続編。リングは本当にすごかったので、様々な続編やら背景にまつわるものやら、たくさん作品として書かれていますが、ちょっと食傷気味です。
    でも読まずにいられないんですよ。

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    2017年12月31日
  • バースデイ

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    ループを読んでしまうとどうしても怖さが半減してしまうのは仕方がないかもしれない

    礼子が孕んでいる子はいったいなんなのか
    お腹の中で歌をうたい、ちょっと出てきてまた子宮に引っ込む子とは・・・

    なんだか続編が出てもおかしくない気がした

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    2021年12月30日
  • 光射す海

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    鈴木光司といえばリング。ホラーを期待して読んだが、やや恋愛、記憶喪失、闘病など人間模様が描かれた文学チックな内容。そこのみにて光輝くを観て何故か思い出した。

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    2017年06月12日
  • エス

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    山村貞子の呪いに端を発したシリーズも、この物語で一応の決着をみるのだろうか。
    衝撃的な印象を残した「リング」。
    言いようもない圧倒的な恐怖に塗り込められた世界がそこにはあった。
    何と言えばいちばんシックリくるのだろう。
    勢いがない・・・激動の過渡期をこえて、貞子にまつわる物語もひとつの落ち着くべき場所に落ち着いた。
    そんな感じがしてしまった。
    それでも、やはり「リング」から始まったこのシリーズの存在は大きい。
    ウィルスが蔓延していくシステム、時を越えてもなお続くほどに深い呪い。
    罪があるなしに関わらず、巻き込まれていく理不尽さ。
    映像化もされたけれど、原作の強烈さを抜くことはできなかったように

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    2017年03月20日
  • アイズ

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    死者に呼ばれる又は連鎖する話しが多い。ちょっと怖い感じの話しの短編集。それほどではないがそれなりに面白い。いつも読んでる小説と違った雰囲気で気軽に読めた。

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    2016年12月10日
  • エッジ 下

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    (上下巻共通)
    出だしの雰囲気はよかったのに、途中がものすごい残念。
    大事件やらパニックやらが下巻までほとんどでてこないっていうね。
    これなら、上下巻にせずに 1 冊くらいの分量でもよかったんじゃないかと思うんだけれど。
    そもそも、コンピュータのくだりがダメダメすぎる気持ち。
    プログラマなら、まずはウィルスを疑うだろうし、そもそも計算結果が違うのが物理的に違うとは言えないだろうって思うのがすじではなかろうか。(^^;
    その違和感だけで、物語に集中できなかったなぁ。
    逆に詳しくない人なら気にせず愉しめたのかもしれないけどね。

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    2016年11月27日
  • エッジ 上

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    (上下巻共通)
    出だしの雰囲気はよかったのに、途中がものすごい残念。
    大事件やらパニックやらが下巻までほとんどでてこないっていうね。
    これなら、上下巻にせずに 1 冊くらいの分量でもよかったんじゃないかと思うんだけれど。
    そもそも、コンピュータのくだりがダメダメすぎる気持ち。
    プログラマなら、まずはウィルスを疑うだろうし、そもそも計算結果が違うのが物理的に違うとは言えないだろうって思うのがすじではなかろうか。(^^;
    その違和感だけで、物語に集中できなかったなぁ。
    逆に詳しくない人なら気にせず愉しめたのかもしれないけどね。

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    2016年11月27日
  • バースデイ

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    ネタバレ

    どうして映画「リング0」の副題をバースデイにしちゃったんだろう。
    まあ「レモンハート」では響きが爽やかすぎてホラーファンの集客が望めなかったのかもしれないけれど、「バースデイ」でなくても。
    原作のバースデイが意味する対象と、映画のもつバースデイの意味合いが180度逆なのにどうしてそれをチョイスしたのか。

    それはさておき、原作リングファンからは評価が低いと聞くこの本ですが、分子生物学だなんだが得意ではない私からすると、眉間にシワを寄せずに読めて楽でした。

    「バースデイ」の胎児エコーのシーンで嫌な推理をしてしまいましたが、杞憂に終わりホッとしました。ストーリー上不可能とされていることでも、「な

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    2016年10月13日
  • アイズ

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    かなり難解な本ばかり立て続けに読んできたのでちょっと休息、ということでエンタメ系小説を開いた。
    昔読んだ「リング」シリーズは私には「怖い」感じはなかったが、面白く、しかも次々と意想外な視点を提案し、描破しぬけるストーリー構築の力業に魅力があった。
    その鈴木光司さんの「ホラー」短編集である。
    ホラーといっても、さほど恐怖感を激しくあおるものでもなく、どちらかというと「世にも奇妙な物語」にふさわしいような、軽めの印象だった。
    この本を絶賛する気は無く、また、この本にべた惚れした読者をくさす気も無い。個人的に気になった点を書いておく。
    大半の短編小説が、最初の方で主要な登場人物が出た際に、日本語漢字

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    2016年08月06日
  • タイド

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    貞子の呪いの起源に行き着く過程が描かれていて面白かったです。ですが、鈴木先生が壮大な仕掛けやファンタジーを展開したいのは分かります、その部分は好きです。リスペクトします。しかし「角川ホラー」という名門レーベルから出している以上、そのドス黒い表紙から私たちは心臓をを凍りつかせるような物語を手に取るたびやはり期待してしまいます。そしてジャパンホラー界の永遠のマドンナの生みの親の作品であれば尚更です。面白い緻密な構成力は健在なので、あの圧倒的な呪いの恐怖がそれこそ波の如く押し寄せることをファンとしては強く願ってやみません。

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    2016年04月26日
  • タイド

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    リング・シリーズの第二シーズンの第2作。

    ホラー小説として幕開けした『リング』はバイオ・ホラー・SFに変貌し、なかなか結末に辿り着かぬようだ。それにしても、どこまで貞子で引っ張るのだろう。

    前半のストーリー展開は面白いのだが、中盤からは次第にマニアックな展開となり、ストーリーに着いていけなかった。リング・シリーズのコアなファンなら楽しめたかも知れない。

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    2016年04月04日
  • 楽園

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    リング・らせんでお馴染みの鈴木光司氏のデビュー作。
    1話目は、グイグイ惹き付けられて、映画の世界。でも、結果どーなったの!?って所で2話目。ここにくるー!?って、ヤラレた感。
    そして、完結の第3話。
    スケールが大きく、読みごたえあるお話でした。
    個人的には2話のタイラーが好きですね(〃艸〃)

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    2016年01月27日
  • 野人力 オヤジが娘に伝える「生きる原理」(小学館新書)

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    おせっかいな機能を捨てろ。子どもに失敗させたくないなら、今失敗させろ。モテない女だけには間違ってもなるな。自分をコントロールできぬ男はダメだ。100%を待たず、

    フツーじゃないエピソードを語る娘と、背後にある考え抜かれたポリシーを語る父。相互に書かれているのが良いです。

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    2016年10月09日
  • 野人力 オヤジが娘に伝える「生きる原理」(小学館新書)

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    「りんぐ・らせん」の鈴木光司親子のやりとり。彼がどんな男であるか、どんな親父であるかが分かる。
    男って自制心のないダメな生き物だから、若い時期から意識的に自制してないといけないんだ、というのは「なるほど」と。でも別に男としてマストではないよな、ダメ男にしっかりした女、という組み合わせもありですから。 なんというか、このタイプの人は周りにいないので、こんな人もいるんだー、ということで興味深かったです。やたら断定する、強がりな男の人の心の内側はこうなのかな、って思った。

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    2015年08月29日
  • アイズ

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    ホラーは苦手だけど、映画が公開されるということで『しるし』だけ読んでみた!思ってたよりは全然怖くなくて、オカルト要素のほうが強かった。ただ映画の予告映像観たら超怖かった…!!これからはドアの魚眼レンズを覗くたびにこの話を思い出してしまう!

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    2015年05月24日
  • 貞子

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    『貞子3D』のコミカライズ版。オチが若干、違う。

    ホラー映画は怖い。だけど、内容が気になる。
    ストーリーだけ知りたい。

    そんな時にうってつけ。大体のあらすじはこれに描かれています。

    映画では説明不足だった箇所が補われていたり、逆に省かれている箇所もあるため、映画の捕捉として抜けているシーンを補完するのにもいい材料。

     映画とは雰囲気が全く違うので映画をご覧になる予定があるのであれば、こちらは補完用として読むべき作品だと思います。

    基本的な流れ、内容は映画と全く同様の為、映画のネタバレになってしまう。
    そういった理由です。
    漫画としてはよくホラー漫画を描いている

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    2014年10月29日
  • 光射す海

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    遺伝子に怯えるという小説は少なくはないが、さゆりの恋人の洋一がマグロ漁船で経験したことを絡ませて人間味溢れた物語になっている。

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    2014年10月19日
  • 神々のプロムナード

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    登場人物がみな老け込んでいるなというか、三十代前半というより四十代と言われた方がしっくりくる雰囲気。

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    2014年03月07日
  • 鋼鉄の叫び

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    章ごとに描く人物が変わるのは全然いいんだけど、
    章の途中で入れ替わったり、唐突に主役が変わったりとか
    ちょっと注意力が散漫になりがちで、少々苦手。

    何も考えずに手にとったこの本が、特攻隊を扱っていたのに
    言い知れぬなにかを感じてしまう。

    途中まで不倫話いるの? と思っていたが、
    最後に必要だったんだなあと納得。

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    2014年02月21日