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続発する失踪事件は、その規模を急激に拡大しつつあった。その謎を追う冴子は、ついに失踪前の父が南米ボリビアで書き残した手記にたどり着く。その中に、冴子は世界の仕組みを解き明かす鍵を見つけるのだった。恋人、霊能者、物理学者の力を借り、すべての答えに迫る冴子だったが……!? 父はなぜ、どうやって姿を消したのか!? そして人々の消失の真の意味とは!? 壮大なスケールで描く傑作サスペンス・ホラー、下巻!

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    人が消えてゆく──長野、新潟、カリフォルニアで、人々が突如“消失”する怪現象が起こった。そんな中、フリーライターの栗山冴子は、ある一家が忽然と姿を消した“一家失踪事件”の謎を追い始める。18年前に父が、やはり消失ともいえる突然の失踪で行方不明となっている冴子は、一連の事件の中に、人類が経験したことのない未曾有の世界的異変を嗅ぎとるが……!? 世界の基盤を揺るがす恐怖を描く、サスペンス・ホラーの傑作!上巻。
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    続発する失踪事件は、その規模を急激に拡大しつつあった。その謎を追う冴子は、ついに失踪前の父が南米ボリビアで書き残した手記にたどり着く。その中に、冴子は世界の仕組みを解き明かす鍵を見つけるのだった。恋人、霊能者、物理学者の力を借り、すべての答えに迫る冴子だったが……!? 父はなぜ、どうやって姿を消したのか!? そして人々の消失の真の意味とは!? 壮大なスケールで描く傑作サスペンス・ホラー、下巻!

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    ユビキタスが面白かったのでこちらも続けて。三体の世界観を少し身近にした感じ。
    科学がもたらす恐怖でディストピアなんだけど、前向きになりたくなる言葉を残してくれて、読後感は良い。
    もっとたくさんの作品を残してもらいたかったです。

    0
    2026年06月07日

    Posted by ブクログ

    ひさびさの大ヒットだった
    物理が好きな人じゃないと、後半しんどいかもしれません

    話は、連続失踪事件の謎解きから、どんどん広がります

    物理定数に変化がおきてもわたしは気付けないな…

    0
    2012年02月07日

    Posted by ブクログ

    太陽の黒点だとかってより宇宙の相転移だったと、そしてグングン進んで人や物質が消える状態に。地球ってか銀河系が消滅する前に、失踪の原因だったワームホールに逃げ込んで別の宇宙へって。んでなんと精二がパパだったと、悪魔へと堕ちた。んで冴子はワームホールくぐったら帝王切開で生まれてくるとこに。精二が落ちて自殺するのに直撃され母は死んじゃうって。
    ちょいまとめ方雑な気もするけど面白かった。

    0
    2014年07月11日

    Posted by ブクログ

    ホラーと称して良いのか、けれど、やはりホラーだという結論に至る小説。あり得ないようで、あり得ないと言い切れない。だからこそ、怖い。

    0
    2014年04月12日

    Posted by ブクログ

    力技にねじ伏せられた感。が、「この発想はなかった!」という点で高評価。

    とはいえ、人が次々理解不能な状況で失踪するという『謎』を解いてはいるのだが、創作ではなく、どちらかといえば作者の知識を総動員した仮説を読まされているよう。
    なのでフィクションとしては物足りなかった。

    あと、人物に魅力的な人が一人もいなかったのも致命的。
    女主人公が、いかにも「クールに見えて実は脱いだらスゴイんです、実は淫乱なんです」という男の夢満載感でさっぱりいいと思えず。残念。

    0
    2014年02月05日

    Posted by ブクログ

    人が消失する事件を追っていくうち、ものすごい真実にたどり着く。SF小説。

    数学的なアプローチから多次元宇宙を導き出す、という難解な物語だが、面白かった。

    0
    2012年11月12日

    Posted by ブクログ

    ホラーというよりは完全なるSFかな。確かにホラー的な要素もあるが。宇宙の真理とは何か、時空とは何かといったことを考えさせられる作品。物理化学の要素が物語に現実味を与え、最後まで興味深く読めた。思うにこの世で一番不思議なのは人間の存在だな。

    皆さんのレビューを見ると否定的なものが目立つが、自分には面白かった。

    0
    2012年08月20日

    Posted by ブクログ

    理系嫌いの人に薦めたい、理系情報満載の本。
    ある日、世界最先端のスパコンの中で、3.15・・・でおなじみのπ(パイ)の数値が、五千億桁をすぎたあたりから消え始める。ハワイの天文台では星の消失が確認される。そして、アメリカの砂漠で、日本の片田舎で、忽然と人が失踪する・・・・
    人々の消失が持つ意味とは。世界には何がおきているのか。感覚で理解できる領域を超えた、宇宙規模の恐怖が思い知らせること、それは「世界は私たちが思っているほど、堅牢にはできていない」ということだった・・・

    『リング』で有名な鈴木光司氏による、SFホラー・・・というジャンルらしいけれど、個人的には「理系男のロマンチックさを感じた」というプッシュの仕方をしたい。俗な感じで失礼します。
    初めてこの人の『楽園』を読んだとき、「なんてロマンチストなんだ・・・」と感激した覚えがあります。時空を超えても君を~・・・というのはもはや少女漫画の鉄板領域じゃないか、それをここまで爽やかに力強く書かれるとすがすがしいもんなんだなぁ・・・と。以来この人の作品の中ではホラーからちょっと距離をとったものの方がすきなんですが、本作にも同様の印象を受けました(ただ恋愛小説ではないです、全く)。
    それでいて、「自分の周りで起こっていること」を理解(感知?)した瞬間のずしんと来る怖さも孕んでいる。面白いバランス。「リング」とかとはスケールも種類も違ったホラーなので、夜トイレにいけなくなる系のホラーを期待していると物足りなく感じると思うけれど・・・描写の凄惨さや残酷さを売りにしない、読み手の想像力を爪弾く仕掛けを得意とする作家さんなので、ぞくっと感はちゃんと埋め込まれてます。「世界って得たいが知れない」という怖さ。
    ただ、扱ってるテーマが派手なのに地味に感じられるのは・・・結局テンポ的に「盛り上がり」の演出に欠けるからか?好みは別れそう。
    そしてオチについても賛否両論ぽいですが、私は至極「鈴木さんぽい」と感じて概ね「賛」。デビルマン登場にはわろたけど。


    数字が乱れたり、数字上の定理が崩れることは、物理法則の崩壊の前触れである-
    パイの小数点以下に突如ゼロが連続して出てきたところで、星が急に消えたところで、私はすぐには恐怖を感じない。その事象が起こる仕組み、「異常」が起こる前の「私たちが正常として受け入れてるもの」が起こる仕組みを、ちゃんと理解してないから。
    ただ、そんな中高と物理の時間が苦痛で仕方なく、理系分野には必要以上に触れないようにしてきた私は、大人になってこういう本を読むにつれ、天体や数字、地学・・・と、「理系」として遠ざけてきた領域に対してロマンを感じるようになってきました。
    哲学や社会学にも通じる、なぜ世界はここにこの状態であるのか、より良い世界はどういう構造で作られるのか、という疑問への探究心。とても力強く、からっとしたロマンチックさ。そのドライさが危うく、また魅力的。
    本作で扱われてる情報の組まれ方の正誤については、私には分かりません。が、分かりたいとは思う。物理の本、入手しちゃったぐらい。

    あとがきにも書かれているように、普遍性のあるおはなしなので、翻訳されて広く世界に読まれて欲しい。
    絶望的恐怖に襲われながらも力強く未来を希望する人間の姿を、どの作品にも感じる作家さんです。

    0
    2012年02月26日

    Posted by ブクログ

    ホラーと書いてあるので、超常現象系をイメージして読み始めたところ、意外にも本格的なサイエンスフィクションで、面白い展開でした。謎の連続失踪から始まり、星か消え、さらには数学や物理学の定理までは崩れ始め、宇宙中が危機となるというお話しですが、開始当初の何も分からない状態でもゾクっとして、物語が進み理解が深まったらまたゾクっとしてと、色々な段階で異なるゾクっとか味わえる文章構成は秀逸でした。数字や物理に疎くても、その基本を無理なくしっかり理解できるように解説してあるのも良かったです。

    0
    2012年02月07日

    Posted by ブクログ

    (上下巻共通)
    出だしの雰囲気はよかったのに、途中がものすごい残念。
    大事件やらパニックやらが下巻までほとんどでてこないっていうね。
    これなら、上下巻にせずに 1 冊くらいの分量でもよかったんじゃないかと思うんだけれど。
    そもそも、コンピュータのくだりがダメダメすぎる気持ち。
    プログラマなら、まずはウィルスを疑うだろうし、そもそも計算結果が違うのが物理的に違うとは言えないだろうって思うのがすじではなかろうか。(^^;
    その違和感だけで、物語に集中できなかったなぁ。
    逆に詳しくない人なら気にせず愉しめたのかもしれないけどね。

    0
    2016年11月27日

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