鈴木光司のレビュー一覧
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『リング』の外伝的な『レモンハート』、『らせん』のこぼれ話的な『空に浮かぶ棺』、『ループ』のその後を描いた『バースデイ』という3つの短編がまとめられたもの。
正直言って、『レモンハート』と『空に~』の部分は、既に元の作品で結果や過程を知ってしまっているだけに、あまり楽しめなかった。元の作品からカットされた部分のような感じで面白くない。それで期待を下げられてしまったせいかどうかは分からないが、『バースデイ』はとても感動した。『ループ』も最後は将来への期待と希望のような形で終わっていたが、さらにそれを超える期待、希望が描かれていた。特に「手と手を~」のシーンは、小説を読んで久々に感動した、とい -
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友達が失踪しちゃって、その友達の妻と一緒に探している内に新興宗教のイザコザに巻き込まれちゃってさぁ、って話です。
うーん、、淡々と進んでいって淡々と終わるみたいな、、、。
ちょうどこの間読んだ、伊坂のモダンタイムスとちょっと似てましたかね。
時期的にはこっちの小説のほうが先ですけど。
あんまり登場人物のキャラが好きくなかったですかねぇ。
特に友達の妻の打算的なところとか、主人公のノラリクラリとしたところとか。
それにあの夢は結局何だったのかしら?
ただ、最後の章はなんとなく良かったですね。
ドラマとか映画とかでも、~年後~ とか好きです。 -
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シンプルなタイトルで、1〜2時間程で読めてしまう程ページ数も少なく、読みやすかった。が、肝心の「なぜ勉強するのか」に対しての答えである、「理解力」「想像力」「表現力」を豊かにする為という主張の具体的な根拠には、納得しがたいものがあった。科学的な記述で説得しようとするのだが、信憑性に欠け、煙にまかれてる感じがして腑に落ちない。しかも、それらのテーマが前半部分で終わっている様な印象を受け、どストレートなテーマだけに、真っ向勝負でもっと掘り下げて欲しかった。
しかし、後半部分は駄目だという事はなく、「日本は母性が強い社会」「理想としての武士道は常に失われ続けていた」という所は、ヤンキー達の持つ幼 -
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日本人はこういうものだと決め付けているかんじや、男性的・女性的といった考えを多用しているかんじに馴染めなかった。
でも、鈴木さんは膨大な勉強量を経て、うやむやにではなくはっきりと自分の立場を提示している。そしてこれは多くの日本人にとってかなり勇気のいることだと思う。
鈴木さんの世界の捉え方が自分に馴染まないものであっても、教育に対する考え方には本当に共感した。
以下引用↓↓↓
勉強は、小金稼ぎのテクニックを身につけるためにするものではありません。「理解力(読解力)」「想像力」「表現力」の能力を養って、世界を覆う膨大な量の情報を取捨選択し、世界に共通なものさし(論理)で判断し、勝ちある