山形浩生のレビュー一覧

  • 21世紀の資本

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    ネタバレ

    分厚いし難しい。
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    資本収益率は経済成長率を上回る。
    投資の重要性を再認識した。

    貧富の格差を是正するための方法が詳らかに書かれていたのが印象的。
    累進資本課税というのが出てきたが、現在の日本で施行されている累進課税ではだめなのか疑問。

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    2024年09月01日
  • 貧乏人の経済学――もういちど貧困問題を根っこから考える

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    「経済発展によって、もう世の中からは貧乏なんてなくなる」と言われて久しいが、しかし実際のところは格差だけが広がり、貧乏な人はあいかわらず貧乏のままだ。世の中がこんなに豊かになっているにもかかわらず、貧乏人は貯蓄の手段がなく(ので貯蓄もせず)、保険にも入れず、事業のための借り入れもできず、結局貧乏から抜け出す手段がない。貧乏人への救いの手は途中にいる様々な人々によって搾取されて当人に届かない上、予防接種や基本教育のように効果が見え難い施策は今度は人々が見向きをしないのだ。

    そんな現状を打破するために、ランダム化対照試行をひっさげて「貧乏を打破するボタン」を探して回る著者たちの研究成果をまとめた一冊。マイクロファイナンスも医療の拡充も、貧乏を根絶する銀の弾丸にはなり得ないが、状況を良くしていることは確かであり、正しい人々に正しいプロモーションで正しい仕組みを届ければ、貧乏は少しずつ改善されるのだという、経済学と社会学と心理学を組み合わせたような一冊。

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    2024年08月23日
  • OPEN(オープン):「開く」ことができる人・組織・国家だけが生き残る

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    OPENでいられることが社会を進化させるマインドセットであると読み取れた。それを様々な事例から説明し納得感が得られた一方で、社会が閉鎖的であると衰退を招く点についても同様に高い納得感のある筆者からの示唆を感じる読後感がある。
    変化を恐れ忌み嫌うのではなく、それを所与のものとして受け入れる度量を持つべきと思えたのがこの本からの学びであった。

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    2024年07月12日
  • 才能の科学 人と組織の可能性を解放し、飛躍的に成長させる方法

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    育児をする上で参考にできるのでは?と思い読んでみた。才能と練習の積み重ねで、いかに効果的かつ目的を明確にした質の高い内容で取り組めるかに尽きると理解した。あとはいかに自発的に継続できるかもポイント。
    まぁ、プロではなくそれなりに成果を出すくらいなら、何を始めるにしても遅いと言うことはないと理解した。
    何か始めたいと思った時、それがすぐに出来る環境は作ってあげたいと思った。

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    2024年04月23日
  • 資本とイデオロギー

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    「資本とイデオロギー」という題名だが、内容は、格差というものは何か、それが悪化している現在はどんな世界なのか、それを克服出来るのか、を歴史と膨大な統計を使って分析する壮大なもの。
    著者の主張ポイント(最も危機感を持つ未来予測)は、バラモン左翼と商業右翼の権力(ブルジョアブロック)の思い上がり(高所得者有利の政策・高教育インテリ富裕層の過度な称賛)が、社会の混乱に憤激する大衆の暴走、つまり暴動を伴う移民排斥や自国中心主義の台頭を許すのではないか、というもの。

    今日の民主主義の混乱は、市民的、政治的な領域において、経済学が他の社会学から独り歩きしすぎたのが原因。経済学者は、「持ち合わせてもいない技能や分析能力の独占」をたびたび主張したがる930

    2013年にフランス社会党政権は同性婚を合法化した。これには実践カトリック(月に一回以上教会に通うカトリック)とイスラム教徒投票者双方が非難した。しかしそれでもイスラム教徒投票者の9割以上は左派政党に投票した。これは、同性婚の問題など些末で、危機的なのは自分たちを国外追放することを堂々と政策に掲げる右派(国民戦線ら)の台頭だから。左派政党は右派のこの政策に真っ向から反対する718

    フランスの社会党・共産党は戦前から前後にかけて資産・所得課税による国営事業や福祉などに力を入れた。そして賃金労働者を最も重要な支持者としたため、彼らには様々な控除を用意した(そのため彼らは実質、無増税であった)。しかし低所得の自営業者(農民・商人・職人)には「彼らは所得を過小申告する不正」をするので、控除を認めないか、複雑な確定申告を要請した。これが農民・商人・職人の左派不審になった708

    2000年くらいまでは教育水準の低い者が左派に投票して、高い者が右派に投票していた。これが21世紀になると教育水準の低い者は右派に投票し、高い者は左派に投票するようになる。この傾向は年々大きくなっていく。それはイギリス、フランス、アメリカどこも同じ傾向。左派政党は労働者の党から高学歴の人々の党へと変身した。左派を支持する高学歴を「バラモン左翼」と呼ぶ695

    ロシア帝国は末期に多くの債権を発行した。ロシアフランス同盟や、ロシアの賄賂の影響で「ロシア債権は安全で堅実」キャンペーンがマスコミで展開された。これにフランスをはじめ欧米諸国の富裕層が反応して大量の債権を買った。しかしロシア革命が起こるとソヴィエト政府は債権の全面的償還拒否をした。米英仏はソヴィエトに兵を送ったが無駄に終わった。420

    日本の王政復古による急速な社会ー経済的近代化の実現は、前代未聞376

    「アファーマティブアクション」はアメリカで生まれたのではなく、独立後のインドで始まった345

    ヨーロッパがインドを「発見」したのは、ポルトガル王国がイスラム教国を挟み撃ちにできる国、はるか遠方にある未知のキリスト教国「プレスタージョンの王国」を探すことから始まった。そこでバスコ・ダ・ガマが探険にのりだし、喜望峰を発見してアフリカ東海岸沿いを訪ねたが、どこにもキリスト教国は無かった。そこで更に船を進めインドに到着して、ケララ州のヒンドゥー寺院を発見し、これを「キリスト教の神殿」と誤解して、リスボンに帰り「ありました!」と報告したから323

    インドのカーストでは道徳と規律が重要視される。菜食主義やアルコール禁止など。そのなかで特に性欲・愛欲には厳しい。そのため未亡人の再婚がタブーであり、思春期前の少女の結婚が重要視される313

    植民されたアメリカ大陸が20世紀を迎えると、南北で違いが起きた。南(ラテンアメリカ)では人口の大半がネイティブ・奴隷・白人の混血となった。対する北は、人口増加したがほとんど混血が進まなかった253

    ハイチは1805年に歴史上初の黒人奴隷反乱と、独立宣言を行った。やがて、1824年独立は承認されるが、その条件に、フランスのハイチ奴隷主に「奴隷を手放した損失補てん」が含まれていた。ハイチ政府はこれを完済するのに130年かかった。218

    歴史を決定論的に読むよりも、過去の出来事を思想の十字路や分岐の可能性として見るほうが興味深い122

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    2024年05月07日
  • The CODE シリコンバレー全史 20世紀のフロンティアとアメリカの再興

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    シリコンバーを取り巻く75年の産業と政治の歴史。全編588頁のボリュームに圧倒されながら、読み終える頃には一つの旅を終えた気分になる。

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    2024年02月12日
  • 無形資産が経済を支配する―資本のない資本主義の正体

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    アメリカの経済学者による無形資産について述べた本。企業が発表する財務諸表では、有形資産のみが記されているが、「のれん代」といわれる資産やシステムやソフトウェア、ガバナンスや教育など、企業の経済活動に大きく影響する無形資産の価値が、大きくなってきている。しかしながら、この無形資産はその価値を数値化しづらく、影響も測り難い。これら無形資産の特徴を纏めており勉強になった。内容はやや発散的であり、体系的ではないところが残念。

    「あのライト兄弟は、世界初の飛行の後で、もっと優れた飛行機の開発に時間を費やすどころか、特許を侵害していると思った競合開発者と戦うのにほとんどの時間をかけていた」p14
    「雇用と解雇に制約の多い国は有形資産に多くを投資し、無形資産への投資は少ない」p44
    「(コンピュータによる定型作業の置き換え)電話交換所での交換作業、生産ラインでの反復作業、銀行での現金払い出しなどだ。そして過去数年でコンピュータはさらに賢くなった。飛行機の搭乗券を発券し、スーパーでレジ打ちをして、電話でありがちな質問に答えてくれる。こうしたコンピュータがますます安くなると、企業は低技能労働者をコンピュータで置き換えるほうがずっと得になる。その結果、労働者の需要は下がり、したがってその賃金も下がる」p181
    「企業戦略、経営、会計、経済学の専門家に投げかけるべき最も重要な実務的質問は「どうすればうちの企業が他を出し抜けるだろうか?」というものだ」p275
    「(無形資産についての本書の結論)
    1. 有形資産から無形資産への長期的なシフトが起こっており、今なお続いている。
    2.このシフトの大半は企業のバランスシートや国民会計に登場しない。会計士や統計学者は無形支出を投資としては計上せず、日常的な経費扱いにするからだ。
    3.無形資産が生み出す無形の知識ベースの資産はスケーラブルで、サンクコスト(埋没費用)を持つ。そしてその便益はスピルオーバーし、他の無形資産とシナジーを示しがちだ」p353

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    2023年10月26日
  • OPEN(オープン):「開く」ことができる人・組織・国家だけが生き残る

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    ■■概要・感想■■
    ○人類の歴史を振り返ったときに、OPENさを基調とした組織は発展し、クローズドな組織は発展しなかった。その実例たんまりで解説した本。
    ○これとFACTFULLNESSとを続けて読んだことで、自分の常識が古くて間違ったていたり、懐古主義だったりすることに気づくヒントを得られた。
    ○OPENであることの重要さとともに、Closedになってしまう心境、本能、実例などがある。両方の側面から見ることで、それでもOPENでいることは大事。というか、今まで成功した事例は、ホントはclosedにしたかったけど、openにせざるを得なかったという状況が、全体のレベルアップに貢献したということになったのだと感じた。

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    2023年08月08日
  • 才能の科学 人と組織の可能性を解放し、飛躍的に成長させる方法

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    才能ではなく努力
    10000時間法則
    著者は元卓球のアスリートとは知らなかった。好きこそ物の上手なれなのは間違いないけど、努力し続けられるエリアを持てる事こそ才能な気がする。そしてその様な環境を得られる運も大事。でも天性のものなんて無いと思えるとフェアな気がして生きる希望が持てるかもね。

    部下やアスリートを褒める時は知性を褒めるのではなく、努力を褒めるのは大事というのはちょっと気をつけるかな。ついつい直感で君は優秀とか言ってしまうので…

    読みやすいが、多少説明というか具体例が冗長な部分があって飽きる。プラシーボ効果の話とか最後の黒人アスリートの話とかはもっと簡潔でも良いのでは…

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    2023年07月03日
  • 才能の科学 人と組織の可能性を解放し、飛躍的に成長させる方法

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    勉強の出来る人、スポーツで秀でた結果を出す人などに体して、生まれ持った才能と片づけてしまう事が多いが、著者は卓球でイギリスチャンピオンとなり、オリンピックでイギリス代表になった。
    その著者が「才能なんてものはなく、すべては努力」と言っている。
    タイガーウッズやベッカムなど、スポーツで世界を魅了する選手は、小さいときから、自分の意思で練習を練習とも思わず、何度も自分の限界を超える練習を続けていた。
    傑出するために近道がある証拠は一切無い。と言うセリフは有機をもらえる反面、成功の会議を握るのは才能ではなく練習なのだ。と言う言葉は、自分のこれまでのしてきたことを振り返り反省すべき点が数え切れないほどあるなと暗くなってしまう。

    より賢く、より深く、より目的を持って訓練(練習)する目的性訓練をすることが、実力を飛躍的に向上させる練習方法

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    2023年05月26日
  • 「社会正義」はいつも正しい 人種、ジェンダー、アイデンティティにまつわる捏造のすべて

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    15 現状

    26 イタリア、アメリカ、フランスのポストモダニズム
    33 近代主義的二分法(客観的普遍性と主観的個人)から、それに対する懐疑主義によって局所的ナラティブ重視=文化構築主義へ
    35 ポストモダニズムの原理と主題
    40 リオタール
    44 ポストモダニズムの左翼性(人類がもつ抑圧的権力構造は非難されるべき)
    45 反証可能性よりも理論的原則と世界観に依拠

    67 クレンショー「インターセクショナリティ」

    82 ポストコロニアリズム

    110クィア理論
    115 リベラルとポストモダニズム
    116 規範性を排した接頭辞 hetero cis thin
    117 クィア理論とは
    121 フーコー
    124 クィアの政治目標
    127 バトラー
    129 パロディの政治
    134 セジウィック
    137 リベラルフェミニズムやLGBTアクティビズムとの違い
    138クィアへの批判

    146 白人の人種差別廃止
    148 貧困から言説と権力へ

    189 リベラルフェミニズム
    192 多様性

    205 障害の社会構築主義的見方の変遷

    7章まで

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    2023年04月20日
  • 才能の科学 人と組織の可能性を解放し、飛躍的に成長させる方法

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    「才能」とは「努力」である、と言うこの書。様々な意見、評価、立証等が載っているが「才能は結局努力次第」とある、が果たしてそうだろうか。天才などもって生まれた才能は努力ではなく「環境と他人が、家族が見出した結果」でもあると思う。一般的な「才能」とは「努力」も大きな要因だが、体内・脳内に潜む持って生まれた「天性」が必ずやある(才能=特技)と私は思う。スポーツのできない人に「努力」でスポーツ選手になれと言ってなれる人はいないと同じで、人間には「天性」があり、それは人それぞれの「才能」が隠れているだけだと信じたい。「天性」があるから「努力」でその才能が伸ばせるのだと、信じたい。ゴルフプロの双子(岩井姉妹)の優勝は、そんな背景があると信じたい。

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    2023年04月18日
  • ナラティブ経済学―経済予測の全く新しい考え方

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    20230324-0503 ノーベル経済学賞受賞者で、恐怖指数など様々な経済分析の手法を
    提唱しているロバート・シラー教授による新たな経済分析手法についての紹介本、といえばよいのだろうか。人々の語る「物語」=ナラティブに人々は魅了され、熱狂し、経済を動かし時にはバブルも生じさせるということか。訳はこなれていて読みやすいが、自分の読書速度が著しく遅いので大変時間がかかってしまった。筆者の提言にすべて納得できるわけではないが、日本のバブル経済の熱気を思えばそうなのかもしれない。

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    2023年05月08日
  • 21世紀の不平等

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    非常に難解だった。理解出来た点をいくつか。
    高技能者が便利な仕組みを作れば世の中便利になるが、低技能者は失業し、格差が広がる。考えもしなかったが、確かにネットの発達で店舗は減少している。ただ、運送業者は忙しくなっており、店舗からすると失業という形にはなるが、全体を俯瞰すると再分配されているとも取れる。
    資本所得の増税はすべきだと思う。問題なのは貯蓄しすぎな事なので、資産に合わせて課税されないと不満しか出ないだろう。
    とにかく未来の世代のためになる富の分配が必要で、皆が同じ意識を持つ事が大事だと思う。

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    2023年03月17日
  • 才能の科学 人と組織の可能性を解放し、飛躍的に成長させる方法

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    1 どんな本?
    遺伝的に決まる才能なんてもの存在せず。傑
    出性は目的を持った練習とフィードバックのル
    ープで決まる事を説く本。人種の特徴にまで言
    及した本は初めて見た。

    2 なんで読んだの?
    (1) 子育てに役立てたいから。
    (2) 教育に役立つ知識が欲しい。
    (3) 具体的な教育の仕方を更新した状態。

    3 構 成
    3部10章構成310頁
    自伝バイアス、著者の卓球経験から始まり、
    人種の色眼鏡を捨てる事ができたならば世
    界を変える事ができると締めくくる。1/2は
    本書の主眼である才能と言う幻想に費やさ
    れている。

    4 著者の問題提起
    傑出するのに才能が必要だと思って無いですか?

    5 命題の至った理由
    卓球の英国代表だった著者の考察から生まれ
    た疑問。その疑問を解決する科学的根拠から。

    6 著者の解
    傑出には努力の量と質が大事(運も)遺伝的
    な物は関係が薄い。

    7 重要な語句・文
    (1) 傑出才能説
    (2) 才能至上主義
    (3) 神秘の花火
    (4) 関連性がモチベーションを産む
    (5) あがりのメカニズムとその回避法
    (6) フィードバックループ
    (7) 成長思考
    (8) 行動を褒める。
    (9) 能力は褒めない。
    (10) 感情は皆一様に遺伝子に組み込まれている。

    8 感 想
    既知のリマインドにもなったし、新たな学び
    にもなった。
    刺さったのは人種にすら遺伝的特徴は薄い事。
    外見ぐらい。私の偏見が薄らいだ。世界は一つ
    になれると感じた。
    深く知りたい事は内的動機の出し方。やる気
    を出す事ができればなんでも出来ると思う。
    人に勧めるなら目的性訓練とフィードバック
    ループ。誰もが何にでもなれる。
    私がタイトルをつけるなら「才能を否定する
    科学」

    9 TODO
    (1) 子供の能力を評価しない。
    (2) 子供の行動を褒める。
    (3) 失敗なんかない事を伝える。

    10 問 い
    人間とは?

    11 答 え
    皆一緒

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    2023年03月05日
  • 9 プリンシプルズ 加速する未来で勝ち残るために

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    伊藤穣一が未来を予測する9つのキーワード。どれも鋭い切り口なのだが、MITなどでの研究事例がベースになっていて少し馴染みが薄いのと、やや自分には翻訳が読みづらいところがあり、消化しきれない感じであった。

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    2022年12月30日
  • 才能の科学 人と組織の可能性を解放し、飛躍的に成長させる方法

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    ネタバレ

    神童は非凡な遺伝子を持っているのではなく、非凡な育ち方をしているだけ。
    「何がいけないのかわからなければ、何が良いかも絶対にわからない」ので、フィードバックは必要不可欠。
    知能を褒めると「頭が良い」レッテルを失うことを恐れるようになり、努力を褒めると継続して挑戦するようになる。才能神話が至上の世の中では簡単ではないが、努力思考の褒め言葉を常に繰り返すこと。

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    2022年11月27日
  • ナラティブ経済学―経済予測の全く新しい考え方

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    ネタバレ

    ノーベル賞学者、ロバートシラー教授の本なので、期待して読んでみた。

    ナラティブ経済学、物語経済学による「全く新しい経済予測の考え方」ということだったが、、、

    グーグルNグラムという過去の文献のテキストマイニングデータを使った、経済史とキーワードの振り返りが主で、少し冗長だった。

    あれ?経済予測は??補遺の数式を解けってこと??

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    2022年08月28日
  • OPEN(オープン):「開く」ことができる人・組織・国家だけが生き残る

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    自由でオープンな方がいいよね、という考え方に反対する人はそんなにいないはず、だけど一方で自分たちとは違う人たちを排除しようとしたり線引をして仲間とそれ以外を分けたくなる衝動も内に秘めている。
    オープンだという自覚には疑いを持ったほうがいい。どこかでクローズドへの憧れや欲求のようなものが実はあるのかもしれない、と思っているくらいが、丁度良いのかもしれない。

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    2022年07月17日
  • 経済のトリセツ

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    いつもの山形節って、過去に発表した雑文を集成したものだから当然か。
    少し古い話題が多いが、過去のおさらいをするにはちょうどよかったかもしれない。

    一本芯が通り、ブレない氏の考え方には同調できる部分が多い。ただ、日本を救うかと思われたリフレの行方はどうなるのだろうか。あまりうまく進んでないように思えるが、そこらへんの所をもう少し知りたかった。

    失われた20年が30年、40年にならない様になんとかしないといけないと思う。
    少子化対策をしっかりできれば、じわじわ回復できると思うが。

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    2022年05月08日