山形浩生のレビュー一覧

  • 死の迷路

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    ネタバレ

    神学とSFという、相反する領域が合わさっている特異なSF小説だった。更に仮想世界と殺人事件の要素も加わっていたので、お腹一杯になった。仮想世界は、今では映画やゲームでもお馴染みのアイデアだ。しかし、本書が発売された1970年当時の人々には珍しく、非常に驚いたのではないだろうか。もしかしたら本書は、仮想世界を初めて世に知らしめた本家本元なのかもしれない。誰か教えて!(笑)

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    2019年10月19日
  • お金の改革論

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    ケインズが語るお金(金融)のあるべき姿

    一世紀近くも前に書かれた内容が今でも陳腐になっていないのは、ケインズの先見性が凄いのか、人の営みはそれほど変わることがないからなのか。

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    2019年08月23日
  • そして日本経済が世界の希望になる

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    山形氏の解説があるとは知らなかったが、相変わらず言いたいことを言う人のようだ。ノーベル賞をとったクルーグマン氏に対しても遠慮がない。

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    2019年08月12日
  • 貧乏人の経済学――もういちど貧困問題を根っこから考える

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    内容が難しく、調査結果も割と詳細に書かれているので、研究材料としてもある程度は活用できるかと思われる。

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    2019年05月01日
  • 不道徳な見えざる手

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    自由市場が最大の経済的利益をもたらす原則を見直すべきだということをノーベル経済学賞受賞者であるジョージ・アカロフ氏とロバート・シラー氏が警鐘を鳴らした書。標準的な経済原理の一般均衡と同様に自由市場には粉飾と詐欺が発生する「つり均衡」が成立するとしている。重要な指摘だと思われるが、とにかく読みづらい、訳のせいかと思ったが、訳者が特に翻訳にあたって困難な部分はなかったと言っているので、原文がわかりにくのかもしれない。したがって、一般大衆が粉飾と詐欺を回避する方法はわからず、一般大衆はただ手をこまねいて見ているだけしかない、身も蓋もない結論になる。政府の役割をもっと評価すべき(政府の規制が過少である

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    2019年03月17日
  • 9 プリンシプルズ 加速する未来で勝ち残るために

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    vucaワールドにおける9つの行動原理を、具体例とともに書いた本。抽象化された表現が多いがゆえになかなか掴みづらいが、行動を評価していく軸になりうる9つは、日々振り返るための軸としてみるにはいいかも。
    過去の歴史から紐解かれてもいるので、教養として勉強になる。インターネット、ムーアの放送、シンギュラリティ、人工知能に詳しい彼らだからこそかけた文脈。
    権威より創発、プッシュよりプル、地図よりコンパス、安全よりリスク、従うより不服従、理論より実践、能力より多様性、強さより回復力、ものよりシステム。

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    2019年03月09日
  • ハードウェアハッカー~新しいモノをつくる破壊と創造の冒険

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    ニセモノのSDカード解析の話がとてもおもしろかった.もちろんほかの製作物の話,ハッキング(物理)の話も.DNAと重ねる話のところは生物を履修しなかったこともあり(?)特に理解できず申し訳ない感じ.

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    2019年02月19日
  • ハードウェアハッカー~新しいモノをつくる破壊と創造の冒険

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    中国の現状を理解する入門書に適しており、そのスピード感には圧倒される。
    前書きとPart2までは、非常に勉強になる良書。
    特に日本の読者に向けた著者の前書きは、1度目を通すべきだと思う。
    著者の経験をベースに書かれた本書は、Part3の6章以降は著者の製品にまつわる内容であるので、読み飛ばすなり軽めに読むのが適している。

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    2019年02月14日
  • 不道徳な見えざる手

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    ノーベル経済学賞コンビの本なので期待したが、リーマンショック時のCDSバブルなど、自分が詳しいだけに、翻訳のイマイチさが際立ってしまい、その他の部分は、全般的に頭に入らなかった。。やっぱり翻訳本はダメだ。。合わない

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    2019年02月13日
  • ハードウェアハッカー~新しいモノをつくる破壊と創造の冒険

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    中国では偽物・コピー商品が蔓延しているが、非常に短期間に小ロット・低コストでモノづくりをやってのける中国のものづくりのパワーに我々も恩恵を受けている。知的財産の考え方が西側とは異なると著者は言う。深センに乗り込んで新しいアイデアを実現してきた著者のオドロキの経験談が書かれている。最後には遺伝子の話まで出てきて頭がついていけないが、エレクトロニクスのソフト・ハードを素早く作り出したい人にはお勧めしたい。

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    2019年01月04日
  • 9 プリンシプルズ 加速する未来で勝ち残るために

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    ちょっと、自分の知識レベルが追いついていなかったかも。読んでる途中で退屈になって、読む意欲がなくなってしまいました。

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    2019年06月02日
  • 9 プリンシプルズ 加速する未来で勝ち残るために

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    ネタバレ

    MITメディアラボの伊藤穣一氏と共著者であるジェフ氏のPrinciplesを示したもの。正直この人の文章や語り口は難解。方向性として何が言いたいかは理解できるが、それまでのStoryがちょっとよくわからない。時間をおいて再読したい。

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    2018年12月24日
  • 9 プリンシプルズ 加速する未来で勝ち残るために

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    【由来】


    【期待したもの】


    【要約】
    ・これまでと同じ考え方では立ち行かなくなる、まわせなくなる。

    【ノート】
    ・9つの原則というのは次の9つで、自分にとっては直感的に分かりやすいもの、よく分からないもの、分かるけど首肯しかねるものが混在している。

    ・権威より創発
    ・プッシュよりプル
    ・地図よりコンパス
    ・安全よりリスク
    ・従うより不服従
    ・理論より実践
    ・能力より多様性
    ・強さより回復力
    ・モノよりシステム

     比較するフォーマットになっているのは、かつては通用していたパラダイムが変容しているということを端的に表現されている。自分はITベンチャーなど、小回りの聞く小さな組織ば

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    2018年10月28日
  • 聖なる侵入〔新訳版〕

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    【ノート】
    ・ヴァリス三部作の2作め。本作は一番ちゃんとSFしてる。他の惑星も出てくるし、超越的存在も出てくる。未来世界も面白く描かれてる(「キリスト・イスラム協会」なんてのが世界を牛耳ってる)。
     前作でその存在を提示されたヴァリスも出てくるし、作品としてまともにまとまっている。

     ただ、ラストの解釈はどうしたもんなんでしょうかね?

    【目次】

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    2018年10月28日
  • 麻薬書簡 再現版

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    最強(?)の麻薬、ヤーへを求めての旅。
    時々少年を求めて、時々ラリってみて。
    そのあれこれを書簡で交わすバロウズとギンズバーグ。
    トランス状態の脳内をそのまま文字に起こしたような文章は、不思議なドライブ感がある。

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    2018年10月25日
  • 21世紀の不平等

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    現代の経済的不平等の解決策について、オックスフォード経済学者により書かれたもの。ピケティの「21世紀の資本」では富の実態を明らかにしたが、これに続き富の不平等を是正するための方策を具体的に述べている。所得税最高税率65%、児童手当や年金の増額など、社会主義に近い大きな政府を目指す政策を推奨していると思われる。論証は論理的かつ学術的であるが、労働者のインセンティブ維持が難しいように思う。イギリスを題材にしていることから、必ずしも日本に適用できない部分もあると思う。富の実態を詳細なデータで示したピケティの「21世紀の資本」の方が興味深かった。
    「中国とインドのジニ係数は50%に近く、北欧諸国のお

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    2018年10月24日
  • アニマルスピリット―人間の心理がマクロ経済を動かす

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    タイトルでもある「アニマルスピリット」という言葉は、書中に何度も出てくるが、訳者によればケインズの「一般理論」において出てくる言葉であるという。元々の邦訳では「血気」と訳されていたようであるが、本書においては、経済的合理性だけで行動することができない人間の意味で使われているため、言葉の持つ印象と乖離することからそのまま、「アニマルスピリット」としてそのまま引用されている。

    さて、そのアニマルスピリットであるが、基本的に5つに分類されている。

    1.安心
    2. 公平さ
    3.腐敗と背信
    4. 貨幣錯覚
    5. 物語

    こうした要素が人々の合理的な判断を限定的なものにし、ときに非合理的な行動をもたら

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    2018年10月08日
  • アニマルスピリット―人間の心理がマクロ経済を動かす

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    タイトルがわかりやすくてよい。
    行動経済学の核となっている要素を一言で言い表している。
    旧来の経済学が合理的な人間を想定して組み立てられているのに対し、現実にはアニマルスピリットを考慮せずには成立しないと言うこと。

    安心、公平さ、腐敗と配信、貨幣錯覚、物語。

    個人的には、なかでも公平さに関心を寄せられた。

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    2021年08月08日
  • 21世紀の資本

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    r>g 「資本収益率が産出と所得の成長率を上回るとき、資本主義は自動的に、恣意的で持続不可能な格差を生み出す。」
    いろんな国の税制データを駆使しながら、歴史を紐解きながら、上述の文章を証明していく本。
    当たり前のことを当たり前に忠実に細かく記述していく作業。。 トマピケティは大変だっただろうが、読む方もめっちゃ大変な1冊。

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    2018年08月01日
  • MONEY もう一度学ぶお金のしくみ

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    本書の「はじめに」にあるとおり、現代では「中国がアメリカに対して財を本来より安く売っていると非難」していたり、ビットコインを含めた独自の通貨があると摩擦が生じたり、安倍政権がインフレを国民に約束していたり、不思議なことが起きている。

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    2018年04月30日