山形浩生のレビュー一覧

  • 「お金」って、何だろう?~僕らはいつまで「円」を使い続けるのか?~

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    巨頭同士の対談で期待した割にはイマイチ。岡田さんの発想の飛び方があまり面白くないし、山形さんは終始マジメというか、ただあきれて消極的な返ししかしていあい、という感じだった。

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    2015年12月27日
  • ヴァリス〔新訳版〕

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    「ヴァリス」の簡単な解説を読んですぐに思い至ったのは、ウイリアム・バロウズの「裸のランチ」だ。クローネンバーグの映画をきっかけに高価なハードカバーを意気揚々と買い込んだのはいいが、その難解さに途中で放り投げてしまった苦い経験がある。だから「ヴァリス」も同様な経験をするのではないかといささか不安ではあるが、この作品がディック最晩年の傑作であることは疑いようのない事実である。
    読みながらの印象として想起したのは、なぜか舞城王太郎の「ディスコ探偵水曜日」だった。神学的なこと、劇中劇、主人公と作家の同質性など神秘体験を味わっているような不思議な気分がなんとなく質的に似ていたのかもしれない。
    後半の劇中

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    2015年11月23日
  • アニマルスピリット―人間の心理がマクロ経済を動かす

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    ケインズ理論とヒックスの乗数効果
    安心乗数=安心感の変化がパニックを引き起こす
    衡平理論

    貨幣錯覚=名目金額の影響を受けること

    パニックは理性の外にある

    効率賃金理論=需要と供給で決まる賃金より実際の賃金は高い=やる気を引き出すため。サボらないように。

    貯蓄率は国ごとに違う。国富とは無関係。

    トヨタ自動車とアルゼンチンの国営自動車会社との違いは自信と自負の差による。経済学は考慮できない。

    トービンのq

    貨幣錯覚も住宅投資をすばらしいもののように思わせる一因。

    ローンを売り渡すことができるようになったことが、リーマンショックの遠因である。

    ISLM理論。

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    2015年10月31日
  • そして日本経済が世界の希望になる

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    グルーグマン氏は日本の経済、政策に対しては好意的な方ですね。。日本という国が今後も成長をし続けてほしいという点では自分も同意ですが、現在の政策については大企業優位であり、既得権益者への政策であり、良いものだとは思わないのですが。

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    2015年08月26日
  • 21世紀の資本

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    やっと読み終わったが、行きつ戻りつしながら半年近くかかってしまった。
    もうブームは去ってしまったのか・・・
    富と所得の分配について再度考えさせられるきっかけになったこと、関連する日本経済構造のベースはアメリカではなくヨーロッパに近いことが再認識できたことは大いにメリットであったが、正直それ以外いまいち得たものがなかった。
    私の意識が低すぎるのかも知れないが。

    2回目
    発刊当時は上記の様に感じたが、今になって書かれていることがようやく理解できるようになった気がする。
    ピケティ少し先を行き過ぎていたのかも知れない。これから再評価されるのではという気がする。

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    2022年03月06日
  • 角川インターネット講座10 第三の産業革命 経済と労働の変化

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    ネタバレ

    SNS、人工知能、ビットコイン、クラウドソーシング、メイカーズ、オープンソースなどインターネット絡みで近年話題になったことを1冊にまとめて紹介されている。

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    2015年08月23日
  • そして日本経済が世界の希望になる

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    まあ、だいたいオーソドックスな経済学に基づいて、アベノミクスを正当化するような内容なんだけど、「日銀法を改正して『雇用の最大化』という機能を持たせることができれば、日銀自身にとってもそれがインセンティブになる」ってのは確かにそうかも。しかし、さらなる金融緩和競争のすすめ、ってのも凄い話ではあるね。
    終盤の英語話が、なかなかウケた。アメリカ人もイギリス人も、英語以外の言語勉強した方がいいと思うよ。

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    2015年07月24日
  • 21世紀の資本

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    やっと読み終わった。長い。長いよー。
    さんざん言われてるように、r > g(資本収益率 > 経済成長率)が議論の出発点。そしてそれが資本の集中と大きな経済格差につながること、その格差を是正するための政策を議論する。話としてはとてもシンプル。
    それがこんな大著になるのは、世界中の膨大なデータを収集し、詳細に実証して見せているからで、そうして構築された議論はやはり力強いし説得力がある。
    ただ、あまりに長く込み入っているので、通読するのはやはりしんどい。かといっていろいろ出てるピケティ本も玉石混淆ぽいし。とりあえず手っ取り早くおさえるには、山形浩生(訳者)の解説PDFがいちばんいいと思う

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    2015年05月10日
  • 「お金」って、何だろう?~僕らはいつまで「円」を使い続けるのか?~

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    今ある貨幣経済が当然・最善のものではない、経済はナマモノだってことが感覚的に理解できる本でした。
    時代に敏感にならなくちゃいけないように思ったよ。

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    2015年04月21日
  • 角川インターネット講座10 第三の産業革命 経済と労働の変化

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    インターネット経済の原理、産業の変化、産業を取り巻く環境。ネットやITは経済効率という点では産業革命のような劇的な変化は起こしていない。産業形態も、既存産業の一部の延長にすぎない。量ではなく質的な変化が起きた。

    産業とは、生きていくための場所をつくり手段をつくるもの。世の中で起きている、面白い動きを概観することができました。

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    2015年05月23日
  • 「お金」って、何だろう?~僕らはいつまで「円」を使い続けるのか?~

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    評価経済社会を唱える岡田氏と今ブームの21世紀の資本の翻訳者でもある山形氏の経済についての対談した一冊。
    金利とプロジェクトの相関関係や経済と貨幣は相関関係がある。モノがあって、カネが動かすヒトがいることなど経済の根幹が本書で理解できました。

    本書では岡田氏の評価経済社会を軸として話は進み、それをもとに山形氏が応えていますが、評価社会経済の理論と山形氏の資本経済の理論とは全く水と油のようで噛み合ってない印象を受けました。
    例えば公共事業の話は小さいコミュニティなら評価社会の原理は通用しそうだが、市町村、国家単位のレベルになると山形氏の資本経済の原理でないとうまくいかないだろうと感じました。

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    2015年03月18日
  • 発明家に学ぶ発想戦略―イノベーションを導くひらめきとブレークスルー

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    どのような発明家がどのようにして発想したか、
    ということをまとめてある本。
    最初のあたりは面白いのだが、結局はそれぞれの
    発明家の伝記になっていて、発想戦略を知る、という
    点では目次だけにエッセンスが入っている。

    あとは、各発明家の細かいエピソードから、
    参考になりそうな言葉を引用してみている。

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    2015年01月23日
  • 「お金」って、何だろう?~僕らはいつまで「円」を使い続けるのか?~

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    昔「お金なんて制度がいつまであるか分からない」みたいなこと知人が言ってたけど,このことか。貨幣経済にとって替わる評価経済を強調する岡田氏とそれをたしなめる山形氏の対談,という感じ。
    動産,不動産ではない時間産という個人資産とか,信用や人間関係を背景にした地域通貨・組織通貨・個人通貨とか。単なる妄想でもなくて,岡田氏は実際に評価経済の実験場としてFREEexなるシステムを運営してるらしい。年会費12万円で岡田氏との距離を買ってる人が150人みたいな話にはちょっと驚いた。
    何だかポジティブな話で,クリエイティブで稀少価値ある人たちはそれで大いにやっていけばいいだろうけど,でも世の中の大半は今まで通

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    2015年01月19日
  • 「お金」って、何だろう?~僕らはいつまで「円」を使い続けるのか?~

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    岡田斗司夫が山形浩生に金融と経済について語らせる前半と、岡田斗司夫が持論の評価経済について語る後半。
    後半の方がおもしろい。
    岡田斗司夫の言う評価経済って、なんか昔の主宰者が強い劇団みたいだな。
    ちょいちょい出てくるSFや経済の本が参考になりそう。

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    2015年01月08日
  • 「お金」って、何だろう?~僕らはいつまで「円」を使い続けるのか?~

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    岡田さんと山形さんのお金についての対談本。いいかんじに話がかみ合わないのがいい。
    お金についてのわかりやすい説明、というふうには思えなかったけど、岡田さんの発想が奇想天外なので、おもしろい。ただ、その岡田さんがぶっとびすぎているせいで、前提とされている話とかがつかみづらいと感じたのだけども。
    お金で社会がまわっていくのがいちばんいいとは思えないけど、評価経済社会になりきるのは、すごくむずかしいことやと思った。

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    2015年01月05日
  • そして日本経済が世界の希望になる

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    20141014 読んでるんだけど、ただ文字を追ってる。頭に入ってこない。文章は読みやすいから、自分の頭が足りないだけ…

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    2014年10月14日
  • REMIX ハイブリッド経済で栄える文化と商業のあり方

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    書き出しのスーザの話は面白い。彼は魅力的な味方だろう。しかし、読んでいても説得的に感じない。レッシグはもっとできる子、だよね。。

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    2014年06月30日
  • そして日本経済が世界の希望になる

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    クルーグマンの持説をしらなかったので、うっかり読んでしまったが、結局阿部ノミクスは持論に近いということでほめている、という理解でいいんだと思う。
    結果的にどうなるか見守りたいです。
    読み返さないと思うけど、本棚行

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    2014年04月16日
  • アニマルスピリット―人間の心理がマクロ経済を動かす

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    過去の世界的な恐慌、日本の失われた20年、昨今の金融危機、
    これらは伝統的な経済学の理論では説明できない。
    なぜなら、伝統的な経済学は人間が合理的、つまり、
    インフレを加味した実質価値で判断でき、統計や確率の計算を間違えず、
    自制心があって貯金もできる、そんな前提に立っているが、
    人は実際には感情があって、勘違いもする。
    そういう、従来の理論で加味していなかった人間の部分を
    「アニマルスピリット」と名づけて、これが無視できない影響がある、
    という内容。

    訳者のあとがきにもあるが、
    普通の人からすると当たり前すぎて、経済学者ってそんなことも分からないの?
    と思ってしまいがちだが、分かっていない

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    2014年01月09日
  • そして日本経済が世界の希望になる

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    アベノミクスが正しいということを有名なポール・クルーグマンが説明した著書。内容には概ね賛成する。歴史的な事実を抑えているところも共感が持てる。しかし、他のレビュワーの方も書いていますが、「違和感」を感じる。今世界のGDPは、60兆円。金融資産は220兆円と聞いています。実体経済の3倍の規模の金融経済がある。この中で、さらに金融緩和を進めたら、信用が拡大する一方で、いつか爆発するしか道がないと思うのです。 その中で、「金融緩和をどんどん進めなさい」という筆者の主張は、違和感というか怖い? どこか、リスクを見落としている感じがする。 その違和感かな・・・ 頭では理解できるが腑に落ちないというのはこ

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    2013年12月08日