山形浩生のレビュー一覧

  • そして日本経済が世界の希望になる

    Posted by ブクログ

    内容は既出が多いものの、デフレ脱却を唱えるアベノミクスを注意深く見守り、その成果に期待し援護射撃を行うとともに米国そして世界の経済運営にも是々非々で語り、その未来を展望する。

    法人税減税、TPP等に関する考察もとても興味深く、日本国債の空売りはウイドウメーカーとして、消費税の引き上げは反対のようです。

    30年後の世界経済はビッグデータにより可能性を拡大されたITが牽引するとのこと、今後のICTそしてAIの発展がとても楽しみです。

    0
    2013年09月16日
  • 発明家に学ぶ発想戦略―イノベーションを導くひらめきとブレークスルー

    Posted by ブクログ

    「発明家たちの思考回路」を改題再出版したものらしい。
    発明に必要となる11項目が発明の現場でどの様に機能したかを解説。
    過去の発明家の実例が多数。

    翻訳本なので仕方がないが、我が国の特許法、特に職務発明のあり方に議論を掘り下げていきたいところ。

    0
    2013年09月13日
  • さっさと不況を終わらせろ

    Posted by ブクログ

    もっと早くアベノクスのような政策を実施していればと思う。今、財政再建の為の消費税増税がほぼ確定しているが、もっと早くやれる事を、十分量、十分な期間実施するとしていれば、財政問題にしばらく目をつむってクルーグマンの言う正に「さっさと不況を終わらせる」事ができていたと思う。

    0
    2013年09月01日
  • アニマルスピリット―人間の心理がマクロ経済を動かす

    Posted by ブクログ

    行動経済学でマクロ経済現象を解き明かそうとするのは面白いが、アニマルスピリットのフレームワークである「安心、公平、腐敗・背信、貨幣錯覚、物語」はもうちょっときっちりと固めて欲しかった。第2部の各論は面白い。

    0
    2013年07月18日
  • さっさと不況を終わらせろ

    Posted by ブクログ

    ノーベル経済学賞受賞の著者による不況に対する提言、というのは生ぬるく、かなり強烈な論調で現在の経済施策に対する批判とこれからどうすべきかを記している一冊。

    ターゲットはアメリカとヨーロッパ。日本はちょっとしか触れられていない。だが、置かれている状況はほとんど同じだと思っていい。

    著者の理論は説得力があるのだが、著者による反語調の記述が、著者の主張を非常にわかりにくいものにしている。訳者解説でなんとなく分かった感じ。自分の知識不足も大きいんだろうな。

    そのため、評価は星3つ。

    0
    2013年04月28日
  • さっさと不況を終わらせろ

    Posted by ブクログ

    ポール・クルーグマンが、なぜ金融緩和によるインフレが不況時に有効なのかを分かりやすく解説。

    デフレでは→個人の消費の減少→企業の収入の減少→設備投資ができなくなる→給料少なくなる→個人の消費の減少・・・
    という悪循環が生まれ、ここで誰かが資金を注入しなければいけません。
    簡単に言うと、これができるのは政府だけであって、政府が金融緩和政策を行うべきだと解いている。

    さらに、金融緩和政策によってデフレが解決しないのは、量や時間が足りなかったせいで、金融緩和そのものが無効なわけでもないと論じている。

    とにかく、この経済学の分かりにくい現象をわかりやすく平坦な言葉で、例を使って解説してくれるので

    0
    2013年04月07日
  • さっさと不況を終わらせろ

    Posted by ブクログ

    本書の中心的な主張は、流動性の罠に陥った経済の下では、財政政策と金融政策(一時的でない継続的な金融緩和)の両方が必要だということである。これは、マクロ経済学の初歩中の初歩であるISーLMモデルの意味するところと基本的に一緒であり、特に目新しさはない。

    ただ、「実際」の経済ではIS曲線やLM曲線がどのような形(傾き)で、外生変数の変化に対して、どれ位の幅でシフトするのか(シフトしないのか)が分からないのが厄介な所である。

    結局、不況に対する万能薬はないので、(1)効果があると考えられる政策は全てやる、(2)効果が出るまでやり続ける、(3)政府が景気回復に対して強いコミットメントを持つ、という

    0
    2013年01月25日
  • さっさと不況を終わらせろ

    Posted by ブクログ

    要するに、公共支出の大胆かつ継続的な執行による雇用の拡大と有効需要の創出が不況脱出の妙手であるというケインズ理論の導入こそ、今、必要とされている政策であり、デフレ下での増税はもってのほか、ということは理解できた。しかし、日本語はなかなか難解である。

    0
    2012年10月23日
  • FREE CULTURE

    Posted by ブクログ

    文化財産の保護を目的とする著作権保護法に伴う利権や、
    さらなる弊害について述べる。危機に際し、パテントがどのように機能するのか、医薬品、オープンソースソフトウェアなど事例は多い。

    0
    2012年07月26日
  • 貧乏人の経済学――もういちど貧困問題を根っこから考える

    Posted by ブクログ

    有効な援助方策を見出さんがために、いくつもの貧困社会で「実験計画法」を使う、というのは、ちょっとアブナイ話ではないのか。レヴィ=ストロース的「民俗学」という西洋至上主義がにじみ出ているぞ。

    0
    2018年10月14日
  • 要約 ケインズ 雇用と利子とお金の一般理論

    Posted by ブクログ

    ケインズの一般理論のいわゆる超訳。
    平易な言葉で書いているが、内容はやはり難解。

    美人投票の話は結構有名なので、こういう文の中で出て来たんだという部分はあった。

    現在の国の状況を当てはめて考えてみると、この理論が必ずしも最適解にはならないとは思うけど、
    色々な可能性を検討するという意味ではある程度の指針にはなると思う。

    0
    2012年03月05日
  • アニマルスピリット―人間の心理がマクロ経済を動かす

    Posted by ブクログ

     山形浩生訳ってことで読もうとしたけれど挫折。
    時に動物的な野心や衝動は、社会を好まざる方向へ傾けるけど
    そのスピリットがないと社会は進まないってことです。
     
     真面目に働く人々は社会を回すことはできるけれど、社会を
    進めることはできず、アンビシャスな人は社会を進めることは
    できるけれど、社会を回す歯車には収まれない。

    まぁ大多数の人間が歯車なわけなんですが

    0
    2011年11月20日
  • アニマルスピリット―人間の心理がマクロ経済を動かす

    Posted by ブクログ

    p77「根源的なプロットはたった20種類しかないー探求、冒険、追跡、救出、脱出、復讐、謎、競争、負け犬、誘惑、変身、変化、成熟、愛、禁断の愛、犠牲、発見、過剰の幸福、上昇、下降」

    アニマルスピリットの要因を、安心、公平性、腐敗、錯覚、物語の5つに分類している。
    バブルの解説と同時に、有名経済学者の考え方もわかりやすく書かれている。
    全体としてわかりやすかったが、難しい記述もあり、また質問に対する回答という形式のため、流れで通して読めるものではなかった。
    もう一度読みたい本。

    0
    2011年01月15日
  • REMIX ハイブリッド経済で栄える文化と商業のあり方

    Posted by ブクログ

    「CODE」はテクノロジーがどんな社会を生み出しうるか、という現状整理であり思考実験であったのに対して、これはどんな社会を目指しうるのか、という行動指向のもの。だから、
    CODEほどのカチッとしたロジカルさはないし、思想面でも納得のいかないところがある。レッシグの実現したい社会がほんとうにいい社会なのか、まだ納得がいかない。それでも一つの可能性として、商業経済と交換経済とのハイブリッドの形はありうるだろうし、ただ商業経済だけを考えるのでは片手落ちであることは疑いようがない。

    ひとつ疑問なのは、こういうかたちで社会制度を考えているひとというのはどの程度いるのだろう。とても可能性があると思うのだ

    0
    2010年09月23日
  • アニマルスピリット―人間の心理がマクロ経済を動かす

    Posted by ブクログ

    行動経済学の紹介の常として、合理的経済人を前提とした今までの経済学では不十分、という書き方をする。それは確かにそうだけど、それは今までの経済学が間違っている、ということじゃない。

    合理的経済人を仮定した経済学はどんどん発展しているし、たくさんの経済事象を説明できる。政策立案や制度設計の役にも立っている。ただ、それだけじゃ、全ての経済事象を説明しきれないから、もっと人らしい人を仮定して分析してみよう、ということ。そういう前提がこの本にはある。従来の経済学の成果と限界との両方を最先端でわかっている学者だからこそ書けたわけで、経済学の可能性を示した本であって、間違っても経済学批判の本じゃない。

    0
    2010年07月09日
  • アニマルスピリット―人間の心理がマクロ経済を動かす

    Posted by ブクログ

    著者の2人はともにアメリカ経済界の重鎮で、

    Robert J. Shiller はアメリカ株式市場のバブルを10年前から指摘し、
    George A. Akerlof は『情報の経済学』の始祖であり、
    レモン市場理論と限定合理性の理論を説き、
    2人ともこれまでとは違う経済理論の可能性を開拓しました。

    本稿は2部構成で、

    第一部でアニマルスピリットを説明します。
    安心・公平・腐敗/背信・貨幣錯覚・物語の5つを挙げ、
    経済学の切り口プラス、
    おもに心理学、社会学、哲学、人類学の考えを取り入れ、
    既存の経済理論を修正しています。

    第二部では、金融恐慌に対する8つの論点を解

    0
    2010年07月04日
  • REMIX ハイブリッド経済で栄える文化と商業のあり方

    Posted by ブクログ

    基本的に訳者の山形浩生氏の解説に同意。

    レッシグの言いたいことも分からなくはないが、子供たちを犯罪者にしないというだけの理由で、ファイル共有を合法化するというのはさすがに無理だろう。

    それを合法化するなら、せめて
    ・それにより失われる、RO的著作者達の創造活動のためのインセンティブ、(会社等の支援環境を含めた)創造環境、及びそれらから生み出されるはずだった作品の量

    ・それにより生み出されるりミック作品の量、ファイル共有環境の充実により新たに生み出されるリミックス的ではない作品の量
    を比較し、少なくとも後者が前者と同じ以上でないとだめだろう。

    でもどう考えても、Winnyやマジコンを使

    0
    2010年05月22日
  • アニマルスピリット―人間の心理がマクロ経済を動かす

    Posted by ブクログ

    人々が経済合理的に活動するという前提で構築されたマクロ経済理論に対する批判の書で、リーマンショックを含めた経済危機を説明するものとして世間でも高く評価されています。

    読む前までは、「アニマルスピリッツが必要」ということを、勝手に非合理的だが冒険的な投資行動が経済には必要だということを言うのかと思っていました。しかし、ここでの「アニマルスピリッツ」の定義はそういうものではなく、もっと広い非合理的な行動のことを指しています。
    具体的には、アニマルスピリッツ(非合理的行動)の5つの側面として、
    1)安心、2)公平さ、3)腐敗と配信、3)貨幣錯覚、4)物語、を挙げています。これが本書の主張の肝

    0
    2010年04月04日
  • 新教養としてのパソコン入門 コンピュータのきもち

    Posted by ブクログ

    山形さんたらほんとにパソコンが好きなのね。以上。
    多分パソコンの超右肩上がりの進化の只中にいた人は、そうだよなぁと共感できるのだと思う。

    0
    2010年01月24日
  • アニマルスピリット―人間の心理がマクロ経済を動かす

    Posted by ブクログ

    タイトルでもある「アニマルスピリット」という言葉は、書中に何度も出てくるが、訳者によればケインズの「一般理論」において出てくる言葉であるという。元々の邦訳では「血気」と訳されていたようであるが、本書においては、経済的合理性だけで行動することができない人間の意味で使われているため、言葉の持つ印象と乖離することからそのまま、「アニマルスピリット」としてそのまま引用されている。さて、そのアニマルスピリットであるが、基本的に5つに分類されている。1.安心2. 公平さ3.腐敗と背信4. 貨幣錯覚5. 物語こうした要素が人々の合理的な判断を限定的なものにし、ときに非合理的な行動をもたらすという。本書は、著

    0
    2011年03月16日