山形浩生のレビュー一覧
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人々が経済合理的に活動するという前提で構築されたマクロ経済理論に対する批判の書で、リーマンショックを含めた経済危機を説明するものとして世間でも高く評価されています。
読む前までは、「アニマルスピリッツが必要」ということを、勝手に非合理的だが冒険的な投資行動が経済には必要だということを言うのかと思っていました。しかし、ここでの「アニマルスピリッツ」の定義はそういうものではなく、もっと広い非合理的な行動のことを指しています。
具体的には、アニマルスピリッツ(非合理的行動)の5つの側面として、
1)安心、2)公平さ、3)腐敗と配信、3)貨幣錯覚、4)物語、を挙げています。これが本書の主張の肝 -
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タイトルでもある「アニマルスピリット」という言葉は、書中に何度も出てくるが、訳者によればケインズの「一般理論」において出てくる言葉であるという。元々の邦訳では「血気」と訳されていたようであるが、本書においては、経済的合理性だけで行動することができない人間の意味で使われているため、言葉の持つ印象と乖離することからそのまま、「アニマルスピリット」としてそのまま引用されている。さて、そのアニマルスピリットであるが、基本的に5つに分類されている。1.安心2. 公平さ3.腐敗と背信4. 貨幣錯覚5. 物語こうした要素が人々の合理的な判断を限定的なものにし、ときに非合理的な行動をもたらすという。本書は、著
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アニマルスピリット
・非経済的な動機や不合理な行動。
・行動への突発的な衝動。
・10年後の収益なんて推計できない。不確実ななか、決断を下すのはアニマルスピリット。
・5つの側面=安心、公平さ、腐敗と背信、貨幣錯覚、物語
社会主義者
・政府は、自ら人を雇うことで失業を解消する。
アダム・スミス
・「見えざる手」
・民間市場は政府の介入なしに自分の力で「見えざる手によるかのように」完全雇用を保証してくれる。
・自由市場資本主義は基本的には完璧で安定している。政府が介入する必要はまったくない。
・人々が、自分の経済的利益を合理的に追求すれば、「相互に有益な生産と交換」が行われ -
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