山形浩生のレビュー一覧

  • 9 プリンシプルズ 加速する未来で勝ち残るために

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    ネタバレ

    原理であって、これを読んですぐに何かが変わるのはむずかしいなと感じた。
    ただこれからの時代を生きる指針(本書の表現を借りるならコンパス)として、行動していけば、未来は変わっているかもしれないと希望を感じられる本だった。

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    2018年03月26日
  • 不道徳な見えざる手

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    期待していたほど面白くはなかった。自由競争による市場最適化という概念は行動経済学の普及によって華々しく否定されたわけだが、ここでは一歩進んで(後退して?)「自由競争」の中では詐欺や犯罪者も同じラインで競争していて、均衡状態の一部になると主張される。そんなことは言われなくても当たり前の話だが、言われなくても当たり前の話に気付かないところが経済学の本領発揮なので、それはいい。しかし、ありとあらゆるマーケティング活動を詐欺同然に告発し、あまつさえ言論の自由まで脅かす主張には与せない。大切なのは、様々な心理的バイアスを理解し啓蒙することで、均衡の中に含まれる間違いや犯罪を減らしていくことであって、全て

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    2018年03月10日
  • 9 プリンシプルズ 加速する未来で勝ち残るために

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    言いたいことの核となる部分は理解できるのですが、やたらクドイ印象です。

    また、目次を見て、「9つの原理と、実例を用いた原理の説明からなる構成」を想定して読み始めたのですが、「原理」と「説明」は、必ずしも対応しているようには見えませんし、話も、あっちこっちに飛び移って(たとえば、ある「原理」のところに、他の「原理」の「説明」となっている部分が多々ある印象)、非常に読みづらかったです。

    自分がバカなだけなのかもしれませんが、あまり、読み手を意識していない印象を受けました。
    書き手が悪いのか、企画がまずいのか、編集者がダメなのか、原因はよくわかりませんが、つぎ込んだリソースに対し、このアウ

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    2018年02月25日
  • 去年を待ちながら〔新訳版〕

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    異星間同士の戦争に巻き込まれ、リーグ星人と泥沼の交戦状態にあった人類。そんな人類の独裁的指導者モリナーリの主治医となったエリックは、妻キャシーに騙されて新型のドラッグJJ-180を飲んでしまう。ドラッグを飲んだエリックの意識は遠く1年後の未来に飛ばされ…

    物語の展開が継ぎ接ぎ的な印象だったり、回収されない伏線があったりと、正直腑に落ちないところもある本書ですが(むしろディックらしい?)、訳者あとがきで詳しく解説されており、理解の助けになりました。リーグ星人との異星間戦争という大きな動きに隠れて、エリックと妻キャシーとのとてもプライベートな問題に焦点をあてた本書。あらためて考えてみると、本書の

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    2018年02月11日
  • 角川インターネット講座10 第三の産業革命 経済と労働の変化

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    玉石混交な感じです。しかもタイムラインがかなり広がっていて、既に歴史になっている文から、3年位前にかかれていて今読むとちょっとなというものから並んでいるので。ノウアスフィアの開墾はきちんと読んだことがなかった歴史的な文で、これは素晴らしい。あと、9章のインターネットと金融、5章のメイカー運動とファブ社会、2章のクルーグマンの文とかはとても興味深く読みました。他の人は他の章がいいかもね。まあそういう本です。

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    2018年01月27日
  • 9 プリンシプルズ 加速する未来で勝ち残るために

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    これまでのビジネスで活躍した人を例に、うねるような世の中の多様性を垣間見ながら、これからの未来を生き残るための思考のヒントになるような考え方を興味深く読むことができました。

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    2018年01月27日
  • 不道徳な見えざる手

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    概要: 自由経済では誰かが誰かをカモにしている。金融(サブプライムとか); 健康(シナボン); 広告; 政治(ロビイング)。自由市場を信じ過ぎるな
    感想: 言ってることは正しいと思うが、懐疑主義以外に個人ができる対処がない。処方箋がない問題提起に見える

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    2017年12月30日
  • 9 プリンシプルズ 加速する未来で勝ち残るために

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    思ってたより具体例とかがあってわかりやすかった
    ただ、学生である自分としてこれらを実行する場がまだないな
    いや、多様性を身につけて、リスクを犯して、実践すればいいんだろうけど、

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    2017年12月22日
  • 9 プリンシプルズ 加速する未来で勝ち残るために

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    「インターネットが世界をどんどん変えていくからそれに備えよ本」飽きたなあ・・・というのが正直な感想。テンション上げて真に受ける人にはすごく良いこと書いてある。「○◯でサクッと稼ぐ」みたいな、15匹目のドジョウ的ビジネス書を読むよりは数倍有益ですが、個人的にはもうお腹いっぱいでした。

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    2018年01月30日
  • 去年を待ちながら〔新訳版〕

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    「時を越える新種のドラッグ」
    「昆虫型宇宙人との星間戦争」
    「×夫婦の不和・・・」
    「ディック的モチーフの乱舞」確かに帯にあるそのもの。
    ※予言能力のある登場人物(実際活用されず?)
    と未来への跳躍は、キャラ被りだなぁ

    マクロとミクロ泥沼の二つの戦いのなかで、
    並行する未来を見てなお、いまに変化の何かを見出そう、
    いや結局のところ、、、希望と諦めとが混濁
    ファンタジーという言葉が似合う幻想ではなく
    バッドトリップ臭が強く感じられる浮遊感。
    実は、まともに人間らしい素直な会話ができているのは
    タクシーとのみ!?

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    2017年11月29日
  • 9 プリンシプルズ 加速する未来で勝ち残るために

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    21世紀に大事な9つのルールについての解説。
    印象にのこったのは以下。
    教育よりも学習を重視する、という概念だ。学習は自分でやること
    遺伝子シーケンシングは、ムーアの法則の六倍の速度で、価格は低下
    人生で、周辺視力モードと集中した実行モードとを切り替える能力は、おそらくひらめきを活性化するための最も本質的な技能の一つだろう。
    すべてのねじは、頭を平らにして、ねじ山角度は六〇度ちょうどにすべき。単純な提案──工業部品の最もつつましいものの標準化──は交換可能な部品の開発を引き起こした
    子供たちは気鋭のプログラマから受け身の利用者になった。(GUIの弊害)
    言われた通りにしているだけでノーベル賞を

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    2017年11月01日
  • 不道徳な見えざる手

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    ネタバレ

    自由市場というシステム自体がカモと釣り師が必然であり、その仕組みを説く。それを克服するための示唆が見当たらなかったが、システムを破壊して、カモと釣り師が発生しえない社会を作るというよりは、個人としてその両者に巻き込まれないようにする、というのが現実的と理解。

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    2017年10月29日
  • 新教養としてのパソコン入門 コンピュータのきもち

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    本書の中で著者は、コンピュータに詳しいギークたちは、「コンピュータのきもち」が理解できると述べています。突拍子もない言葉に聞こえるかもしれませんが、著者の考えを自分なりにまとめてみると、コンピュータやネットワークをブラック・ボックスとして捉えるのではなく、特定の役割を担っている複数のサブシステムの集積として捉える感覚が身についているということなのだと思います。そうした感覚がそなわっていれば、今コンピュータやネットワーク上で起こっている出来事を立体的に把握することができるし、トラブルに見舞われても複数のサブシステムのうちのどこに問題が生じているのかを考えることができます。

    そして、それぞれのサ

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    2017年09月15日
  • そして日本経済が世界の希望になる

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    クルーグマンへのロングインタビュー、Eメールなどの質疑応答を通じて、日本経済の展望について語ってもらったのが本書。発売が2013年なので、2017年の今から見るとアベノミクスへの評価が少々古びたものとなっているが、『道草』や『経済学101』で、有志がクルーグマンの論説を翻訳したものを除けば、日本語で読めるクルーグマンの論説で一番新しいものである。

    クルーグマンが日本政府に勧める経済政策は、金融政策としてはインフレターゲット、減税などの財政政策、この二つのポリシーミックスである。日本の公的債務を結構気にしているせいか、赤字国債を発行する公共事業にはあまり乗り気ではないようだ。その点はアメリカ政

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    2017年08月21日
  • 9 プリンシプルズ 加速する未来で勝ち残るために

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    メディアラボ所長・伊藤穰一氏の新著を読んだ。ブロックチェーンからバイオ技術まで、生き馬の目を抜くテクノロジーの進化。その表層面ではなく、深層に焦点を当てながら、9つの原理が導出される。それぞれに目新しさはないが、そのロジックは見事。

    断続平衡

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    2017年08月15日
  • 21世紀の不平等

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    不平等縮小のための15の提案。再配布だけでなく、移転前所得の不平等を減らすための施策。議論の基礎としての歴史や経済学、実現可能性の考察が加わる。

    社会で育ち暮して普通に当たり前と認識してきた富に関する前提が、そうではない世界もあり得るということを示してくれた。

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    2017年07月16日
  • 人類のやっかいな遺産

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    人種が違えば遺伝子も違い、遺伝子の違いは文化の違いを生じる、という主張。

    人種による差異に切り込んでいった、という点では評価できますが、根拠がまだまだ希薄な印象。
    著者の主張の正しさ(誤り)がはっきりするのは、これからの研究の進展次第、ですかね。

    全体的にくどくて、若干読みにくい文章でした。
    そのあたりも、やや残念。

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    2017年07月01日
  • 服従の心理

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    実験についての論文と言うか調査記録の様な感じ。実験内容と結果については様々なパターンで試すので研究者じゃないと面白くないだろうが、参加者の追跡調査については実に興味深かった。

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    2017年06月26日
  • 死の迷路

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    目的も告げられぬまま辺境の惑星「デルマク・O」に送り込まれた男女14名。彼らが目の当たりにする光景は、謎めいた構造物に人工蠅、不完全な複製を作り出す生命体などなど…奇妙な惑星を舞台に、ひとりまたひとりと不可解な死を迎えるメンバーたち…緊迫感溢れる展開で魅了する本書は、著者自身の神秘体験も交えたサスペンスSFです。

    舞台となる惑星自体が奇妙であることに加え、何らかの欠陥を抱えた登場人物が時折遭遇する奇怪な体験(このうちのひとつが著者の神秘体験のようです)の影響もあってか、物語には常に異様な空気が漂っています。この辺りはディックが得意とする描写なのでしょうが、とにかく不安を抱きつつ読み進めること

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    2017年06月22日
  • さっさと不況を終わらせろ

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    タイトルの割には面白くなかったです。
    冗長すぎます。

    ただし、訳者解説は秀逸。
    ここだけ読めば十分です。
    さすが山形浩生。

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    2017年05月17日