山形浩生のレビュー一覧

  • CODE VERSION 2.0

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    ネタバレ

    インターネットの規制の話。現実とネットの世界との違いが生み出すいろんなことが影響してるが、容易に規制が進むというのは理解できる。それを見越して、全てを規制しないように規制が必要だと。不完全さを残すために、「自由」を守るために。矛盾してるようでも、真っ当と思える。でも、山形浩生さんの役と解説が無いとすんなり頭に入らなかったろうな。いつもの如く笑。

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    2020年01月13日
  • お金の改革論

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    山形の訳のおかげなのだろうか。間宮訳の「一般理論」などと比べて、親しみやすい丁寧な叙述だ、と感じる。ケインズは決して突き放すような冷徹な文章ではなく、わかりやすいように書いているのだと。

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    2020年01月06日
  • スノーデン 独白 消せない記録

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    ネタバレ

    - ドキュメンタリー。小説かと思わせるような面白さ。映画を見るつもりで選んだので、狙い通りの正解。満足。
    - 彼女リンジーの日記をそのまま載せていた、という最後の章は、その意味で最も読み応えがあった。リアリティがある。FBIってここまでするんだなーという感想。
    - ところどころ具体的な技術の話があり(それは別にいらんけどな~)というのもあったが、全体として展開は早く、良かった。
    - というか29歳とかの話なのか・・という思い。
    - そして何もまだ解決されてない、というのが現実であり、それがもっともリアルかもしれない。

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    2020年01月03日
  • 貧乏人の経済学――もういちど貧困問題を根っこから考える

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    まとめ

    経済学は大きな立場を表明してきた
    ex)資本主義の是非

    ところで世の中の公的政策には、上手く機能していないものが多く存在している。
    なぜ機能していないかというと、政策担当者は脳内のイメージにのみ頼って政策を作っているからだ。

    経済学は、このような政策1つ単位をよくデザインするために有効な道具である。
    思い込みで政策を考えるのではなく、上手く行くためにはどうすればいいか分析することができる。
    具体的には、国民に行動してもらうためにはどのようなインセンティブをつければいいかを考えることができる。

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    2019年11月08日
  • ハードウェアハッカー~新しいモノをつくる破壊と創造の冒険

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    最初の方は、家電メーカーのメカ屋だったこともあるのでまあそんなもんだろうというか、ヒケとかゲートとか別に本で読まなくてもいいかなーと思ってたんたけど、途中から、偽造のSDカードをどうやってみつけるのか?とか、中国のエコシステムは?とか、あげくの果てはDNAをCRISPRでやるのってまあハックだよね。って言って、そこを類似で語り出すところはもう最高。比喩ってのはやっぱアイディアのベースなんだよね。

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    2019年10月15日
  • 9 プリンシプルズ 加速する未来で勝ち残るために

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    MITはどのような理念で運営されてるか?
    結果として、外部の変化に適応するプロジェクトを運営できるのか?

    その実現のための指針が記述されています。
    これらの指針は、会社そしてそこで働く私たちの行動指針、価値にも再考の余地を与えてくれるはずです。

    地図よりもコンパス

    記載されていた指針の一つです。
    組織には、方角があれば、あとは自律的に機動的に対応ができるということ。

    私は私の行動を振り返る書籍となりました。

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    2019年09月25日
  • 9 プリンシプルズ 加速する未来で勝ち残るために

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    これからの社会や人生を意義あるものにするために必要な9つの原則について、伊藤穰一さんとジェフ・ハウさんが解説するもの。未来予測も入っていて、参考になる。「権威より創発」「強さより回復力」「能力より多様性」など、ぼんやりと感じていたことを簡潔に言語化してくれ、事例も紹介しているので、ハラオチしやすい。解説にあった「共通して重要なことは、楽観的に面白がる能力」という一言に全てが集約されていると思う。

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    2019年07月21日
  • ハードウェアハッカー~新しいモノをつくる破壊と創造の冒険

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    書名は『ハードウエアハッカー』となっているが、いわゆるハッキングではなく、メイカームーブメントにまつわる、とても幅広い話題を扱っている。

    中身は、Part1については「EMSで行う小規模量産」のテキストである。通常のメーカー勤務であってもこの内容を身につけるためには2〜3年の実務経験が必要だろう。筆者は手探りで数年の経験、それをもとに行われたMITでの授業を書籍化してあり、短時間でポイントがつかめる。実務初心者も、まずこういった本を読んで知識をつけると良いだろう。製造BOMの話(どんな情報が必要か)、DFM(Design for Manufacture)の話、射出成形の話(現在の標準的な技術

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    2019年06月10日
  • ハードウェアハッカー~新しいモノをつくる破壊と創造の冒険

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     題名や副題から想像する内容とはずいぶんと違っていた。本書は、タブレットのような電子基板が組み込まれた装置またはデバイスのようなハードウェアを量産するための仕事の進め方という内容である。
     生産は中国で行うことを想定しており、深圳での実際の量産立ち上げ経験をもとに、中国メーカーとの付き合い方から、設計のポイント、量産前試験、出荷、品質の大切さ、公差の重要性まで、ハードの量産について一通り書かれている。
     メーカーまたは工場で働いている人にとっては基礎の基礎というようなことまで言及しており、ソフトウェア業界の人にとってはそれすらも新しい学びなのかもしれないと思った。
     これを読めば、モノを量産す

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    2019年05月20日
  • ハードウェアハッカー~新しいモノをつくる破壊と創造の冒険

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    工業製品のモノづくりの現実を知る機会は意外に少ない。生産技術の本でも工場見学でもある一面しか知ることができないが、本書ではオープンハードウェアの量産を通して著者が経験した実態が書かれており貴重な内容だ。加えて興味深いのは、中国で横行するコピー商品について、必ずしも悪い面ばかりでなく必要に迫られて出てきた一面があり、また技術の優秀さが見られると紹介している。さすがXboxのハック本で名を馳せた著者だけのことはある。ただ遺伝子の話題は、読み物としては面白いが本書の内容としては些か冗長にすぎる。それに続くインタビューもブログで十分ではないか。改版/改訂の機会があれば削ってスリムにすることを奨めたい。

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    2019年04月23日
  • 去年を待ちながら〔新訳版〕

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    当時のディックの奥さんが作品に影響を与えてるらしい作品。それをこんな面白い話に仕立てるんだからすごい。ちなみに途中で登場人物がこんがらがりましたが…

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    2019年03月13日
  • ハードウェアハッカー~新しいモノをつくる破壊と創造の冒険

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    ‪不思議な本だ…確かに「ハードウェアをハック」する話なのだが対象はスマホから遺伝子まで幅広く、挙げ句の果てには「法の境界に挑む」と堂々宣言。そのルーツは第2部で西欧と中国における知的財産の違い(オープンソースと公开)を通して語られる。深圳で活動してきた著者だからこそ中国式イノベーションに思う所があるのだろう。現在は変態(褒めてます)でも未来では当たり前の考え方になっているのかも?‬

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    2019年01月03日
  • ハードウェアハッカー~新しいモノをつくる破壊と創造の冒険

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    工学の本か、lifehackの本か判断が難しいが
    Lifehackの本だと思う。

    工学の人は、よく「発明の呪い」にとらわれて、先にすすめなくなることがあるが、
    この人は、うまいこと理学的「発見的手法」で乗り切ってる気がする。

    NeTVが一番ぼくの分野に近いと思うけど、ブロック図を見ても、チャキチャキと実装できる気がしなかった。
    あのときもう少しLinuxにハマってたらあるいはと思うが…。
    特に法的なライセンス的なHackが一番苦しい。
    作っても公開できないのは、モチベーションが続かない。仕事ならまだしも

    あと、中共の「公開」文化は、ぼくの言う
    「最初に著作権を退治したものが21世紀的な中

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    2018年11月18日
  • 服従の心理

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    話に聞くだけではどこまで信用できるのか分からないような印象を持っていた実験だが、こうして細部を知るとなかなか説得力がある。でもなお、この実験での「服従」の度合いが驚くべきものではあるとは言え、その絶対的な水準からあまり多くを汲み取るのも勇み足である気がある。巻末の山形解説もその点、面白い。引き換え、いろいろ条件を変えて服従度合いへの影響を探るあたりは興味深い。

    また、ミルグラムがベトナム戦争でのソンミ村虐殺などに極めて強い問題意識を持っていたこともはじめて知った。山形氏によれば、それがミルグラムの視野を狭めているということで、たしかにその側面は否定できないが、単に心理学の実験というだけではな

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    2018年11月05日
  • さっさと不況を終わらせろ

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    先に読んだ「財政破綻は回避できるか」とはまるで真逆のことを主張している。
    あとがきに主張がまとめてある。
    「いま(2012年)はまだ、リーマンショック以後の不景気が続いていてまともに回復していない。そして失業者の技能や労働市場での価値の低下から、その害が一時的なものではなく、長期的な被害になりつつある。だから景気回復策をきちんとやろうということだ。
     そして、その手法も明快。昔ながらのケインズ的な財政出動をやろう。赤字国債を出して、大量の公共事業をやろう。いままで行われている景気刺激策は小さすぎる。これまでの規模の数倍をどーんとやるべきだ。…そして中央銀行はそれを金融緩和で徹底的に支援すべきだ

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    2021年08月08日
  • 9 プリンシプルズ 加速する未来で勝ち残るために

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    訳がおかしくて理解できず、結局、洋書で読んだ方がわかりやすかった。
    MIT Media Laboのジョイイトウによる、イノベーションを起こすには、スピードが求められる現代における大事なプリンシパルとは。
    マップよりコンパスを。これが最もいい言葉だ。細かく計画していったとしても、結局修正修正。それであれば、コンパス、つまりは方向性をしっかり決めて、あとは全力で進む。途中、色々困難もあろうけど、それをその場で臨機応変に対応する。MBAホルダーが計画して、そこから金を集めて、デザイナー、エンジニアに作らせるのはBIつまりインターネット以前の話。インターネットが登場したあとは、イノベーションコストは限

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    2018年09月28日
  • ヴァリス〔新訳版〕

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    ネタバレ

    神秘体験とそれに合致するシンクロニシティへの出会い、友人たちのサークルを巻き込みながら神性に到達しようと試みる壮大な物語。
    ある意味これを今の自分が読むこと自体が神秘体験的で、まさかのフィクションと現実の入れ子構造神秘体験。私もどっかの人工衛星からピンク色の光線を脳内に照射されているのかもしれない。

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    2018年07月15日
  • 9 プリンシプルズ 加速する未来で勝ち残るために

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    ネタバレ

    ・教育よりも学習を

    ・創発民主主義
    アラブの春としての成功
    同時にイスラム国も生んだ
    トランプもサンダースも、率いたのではなく、乗った

    ・中心から周縁へのpushではなく、
    周縁で起こるイノベーションにあわせて
    資源をpullすること。(人材然り)
    ストックではなくフローになる時代
    個人の心の持ちようとして、オープンネス

    ・想像プロセスにおける標準化の重要性
    ねじの形を標準化することで効率化

    ・MIT「デモするか死ね」「液体のようになりたい」

    ・子供は、学習意欲がある。
    それを伸ばすのが大人の仕事

    ・良心的な不服従
    そこから生まれる新しいアイデア

    ・理論体系で考えていると、理論上

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    2018年07月11日
  • 9 プリンシプルズ 加速する未来で勝ち残るために

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    伊藤穰一とジェフ・ハウの共著を山形浩生が訳しているというのだから、読みたくなるではないか。全体的に(まあ、Joi にとってはいつもの通り)リベラルに寄り過ぎているので慎重に読まなくてはいけないが、社会全体がそちら方向に倒れてきつつあるというのもまた事実だ。我々の世界は確かにランニングシューズから超音速ジェットに乗り替えつつあり、このペースチェンジは、硬直化しやすく変化への対応が苦手な日本にとって特に深刻なダメージを与えかねない。ここ2、3年が勝負どころだろう。

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    2018年06月14日
  • 服従の心理

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    見ず知らずの人に「殴って下さい。」と言われて実際に手を出せる人はまずいない。
    だが、実験室を用意し、実験参加の求人広告に応募してもらい、白衣の指導者が参加者に実験の概要を説明し、
    簡単なテストに間違える仕掛け人と電撃発生装置を用意したならば、その電撃の強さを最大値まで設定できる人間は多い。

    本書は各所で引用されるミルグラムの服従実験を、スタンレー・ミルグラム自身が語る一冊。
    驚くような新事実が載っているわけではないが。
    実験室の様子、与えられる役割、種々の条件設定、結果データの数値など、引用では省かれる詳細がよくわかる。

    だが、本家だからといって実験に対する考察が十分にされているとは言い難

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    2018年10月20日