山形浩生のレビュー一覧

  • 貧乏人の経済学――もういちど貧困問題を根っこから考える

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    五常・アンド・カンパニーの慎さんがお薦めしていたのをきっかけに購読。
    貧困を巡る根本的な教養が凝縮されている一冊。
    経済や金融のみならず、教育が社会にもたらすものの大きさを知らしめてくれる内容でもありました。

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    2025年06月09日
  • 21世紀の資本

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    ネタバレ

     格差が生まれる原因に興味があり読んだ。
     多くの人が望む資本の蓄積に拡大再生産する性質があり、放置すると格差の固定化につながる、との結論は驚いた。

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    2025年06月09日
  • 動物農場〔新訳版〕

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    ネタバレ

    人間を追い出した動物達が理想の農場を作り上げようとするが、知恵を持った豚が権力を持ちやがて独裁を始める風刺話。
    選挙で有る事無い事相手を貶めて勝ちを得たり、七戒と呼ばれる七つの約束事が豚のいいように改変されたり、不満を持つ者を反乱者扱いして追放したりと理想の農場は徐々に恐怖の農場へと変貌していく。
    最初は笑って読んでいたが段々恐ろしくなってきた。
    ジョージ・オーウェルが1943年にソ連をモデルに書いたそうだが、今現在、当てはまる国が沢山ある。日本も例外では無い。お米問題にしてもなんか変だ。国民の一人としてできる事はなんだろうか?
    知恵のある豚に搾取されていて良いのか?オーウェルが警笛を鳴らして

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    2025年06月08日
  • PLURALITY 対立を創造に変える、協働テクノロジーと民主主義の未来(サイボウズ式ブックス)

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    本書の示す「PLURALITY」は多元性という意味を通り越して差異のある社会の成員がコラボレーションするための技術であると述べる。民主主義や資本主義の行き止まりにあるかのように感じられる現代社会と、シンギュラリティを目の当たりにしている現代の情報技術をつなぐ「PLURALITY」によって、歴史の終わりの終焉を乗り越えた新たな協働社会を築くため本。

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    2025年05月20日
  • 資本主義が人類最高の発明である:グローバル化と自由市場が私たちを救う理由

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    タイトルどおりの内容。ただし、その内容を細かなデータに基づいて立証しているところが、凡百の通俗評論家との違いである。マスコミが、資本主義のためにひどい生活を強いられていると表現している人たち(例えば、ウーバーのギグワーカー)の多くが、自分たちの生活をそれ以前よりも良いものと評価していると言うデータは驚かされる。取り敢えず読むべき本。

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    2025年05月16日
  • 動物農場〔新訳版〕

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    ネタバレ

    80年前の小説とは思えない、まるで現代社会かのような面白くてゾッとするお話でした。

    ブタたちは狡賢く、ほかの動物が学べない(学ばない)のをいいことに、欺瞞たっぷりの話術で丸め込み、黙らせてしまう。無知な羊たちを洗脳し味方につけ、屈強な取り巻きを作るべく仔犬を隔離して偏った教育を行う。やり方が巧妙で、実に汚い。
    けれど、他の動物たちは「何かがおかしい」と思っても、羊(大多数の意見)に負けて深く考えず、育った仔犬(恐怖)に負けて声を上げることもない。空腹で疲れ、人間に打ち勝ったかつての栄光だけを誇りに、或いは諦めと無関心でなんとか生きている。実際のところは皆 ブタたちのために生かされていると言っ

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    2025年06月07日
  • 21世紀の資本

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    データのまとめ方が秀逸。
    そして、恒常的に資本収益率が経済成長率を上回る状態が世界各国に何をもたらすかということを真剣に受け止めなければならないのだと理解した。
    格差社会化は日本に限った話ではない。これが行きつく先はどんな世界なのかと思うと希望がなくなってくる。

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    2025年05月12日
  • 服従の心理

    購入済み

    論文形式でさまざまな服従に関する実験とその結果が書いてあります。
    実験結果には疑問符が付いているものの、考え方などは確かにと納得させられる内容だと思います。

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    2025年05月03日
  • 貧乏人の経済学――もういちど貧困問題を根っこから考える

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    素晴らしい本でした。読み味がライトでさらっと読み進められるにも関わらず、金言が豊富でメモが捗った。貧困問題を照らしつつその目線は人を見ているので、射程が幅広くどんな人が読んでも得るものが多い本だと思った。

    最後奥付見て2012年初版でびっくりした。ここ数年で出たものと読みながら勝手に勘違いしていた。

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    2025年04月11日
  • 貧乏人の経済学――もういちど貧困問題を根っこから考える

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    貧乏な人を悲劇の主役に添えた貧困対策はうまくいかない。貧困が生まれる仕組みやプロセスなど全体像を把握しないとダメだって本。

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    2025年03月25日
  • 資本主義が人類最高の発明である:グローバル化と自由市場が私たちを救う理由

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    資本主義を通して人類の歴史を知る。
    サピエンス全史ともまた違った扇情的なニュアンスも多分にありつつ、資本主義の成り立ちに感心させられる部分も多い。

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    2025年03月17日
  • 資本主義が人類最高の発明である:グローバル化と自由市場が私たちを救う理由

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    資本主義は格差を生み出すだけの残酷な世界、という先入観をデータを使って見事に覆してくれる本。

    ただしいいことばかりではないことも教えてれます。それはたくさん失敗することがあるということ。それでも自由な選択肢がある方がいいじゃない?

    自分には無理と言い訳ばかりする人には耳の痛い話かも。自分がそうならないように思わせてくれる本でした。

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    2025年02月27日
  • 資本主義が人類最高の発明である:グローバル化と自由市場が私たちを救う理由

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    起業家が利益を出したというのは、彼らが社会に何かを与えた証拠
    利益を得るのは最後

    ゾンビ企業が生き続けると、もっと良い企業に使われるべき補助金や労働力がしばりつけられる

    アリアナマッツカート
    国家がイノベーションの資金を生み出してるという主張、著者は否定的

    著者はピケティにも否定的


    偉大なブレイクスルーは政府の計画や孤高の天才から生じるものではない賑やかなエコシステムから生まれる

    中国は財の市場は認めてアイデアの市場は許さない
    これが続く限り革新的で豊かな経済にはなれない

    イースタリンのパラドックス(豊かになっても幸福度は高まらない)は間違っていた
    幸せはお金で買える、経済成長は

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    2024年11月17日
  • 資本主義が人類最高の発明である:グローバル化と自由市場が私たちを救う理由

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    資本主義の良さを(改めて)理解できる本。
    私たちの周りでは、成長は無意味だとか、GDPくそ食らえとか、格差が甚大な悪影響をもたらしているとか、これまでの経済システムは限界に行き当たっているとか、いろんなネガティブ意見が飛び交っていて暗澹たる気持ちになりますが、資本主義は基本的に上手く機能していることを様々なデータに基づいて冷静に教えてくれます。
    資本主義の現状と先行きに自信を持てない方は是非読んでみましょう。
    これまで資本主義は様々な問題を解決してきたし、これからも解決してくれるでしょう。
    もちろん、資本主義に様々な問題があるのは事実ですが、マイナス面よりプラス面の方が圧倒的に大きいというのが

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    2024年09月29日
  • 超訳 ケインズ『一般理論』

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    わかりやすい超訳ですが、マクロ経済に関する基礎的な知識がないと難しいと思います。特に序盤の古典派第一公準、第二公準は本書だけでは特に説明がなく、意味がわからないのでその場で諦めてしまうポイントであるため注意が必要です。

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    2024年09月23日
  • 創価学会 現代日本の模倣国家

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    2018年にハワイ大学出版会からでた研究書の翻訳。文献調査とフィールドワークの双方が組み合わされており、とても読み応えがある。ここまでの研究は、これまで殆んどなかったのではないだろうか。特にフィールドワークは、20年近くの参与観察がなされており、幹部ではない会員やその家族の姿に迫っている。

    翻訳に際しては講談社の校閲部がほぼ全ての原典に当たってチェックしたそうで、監訳者による注記も充実している。こういう丁寧な仕事は、書籍というメディアならではの強みなのだと思う。

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    2024年08月19日
  • 資本とイデオロギー

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    931ページの大著。「21世紀の資本」の続編。
    当然熟読は不可能。
    しかし、全頁間違いなく眺めた。
    ピケティの思考プロセスを追うことだけはできたと自負している。

    テーマは「格差」。
    私の問題意識でもある。
    ピケティはこの問題を、古今東西の格差の歴史を追いかけながら、分析を深める。
    格差を正当化するのは「格差レジーム」、格差はイデオロギーだと看破する。

    1950年から80年はそれ以前と比べ、格差が低い水準だった。
    それが今日拡大するきっかけになったのはレーガノミクス。
    このあたりは自分もリアルタイムに覚えている。

    累進課税こそがやる気を失わせ、経済発展を削いでいる。
    課税を低くすれば、能力

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    2024年08月02日
  • 「社会正義」はいつも正しい 人種、ジェンダー、アイデンティティにまつわる捏造のすべて

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    障害者と支援者のところが理解しやすかった。ポリコレやDEIに限らず、事態を悪化させるのは当事者ではなくいつもその外野で、さらにその外野はたいてい自分のことを当事者の代理人と信じて疑わないところが問題なんだよなー。同時に、もし糾弾されたら、知らなかった、では済まないこともよく承知しておいたほうがいい(これはわたしへ言っている) 無知は罪なんだよ

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    2024年07月22日
  • 死の迷路

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    クローズドサークル・ミステリというと、アガサ・クリスティーの『そして誰もいなくなった』を思い出しますが、それをディックがSFでやっているのが面白かったです。

    あらすじ:
    目的を告げられずに、未開の辺境惑星デルマク・Oに集められた14名の男女(男8女5+遅れて男1が参加)。その使命を伝えるはずのテープを再生すると、テープは勝手に消去されてしまいます。そして、誰もが着陸後は二度と飛び立てないノーザーという乗り物できていたことが判明。通信手段も持ち合わせていないことがわかるにいたり、機械とも生物とも分からない生物がいるこの奇妙な惑星に、完全に孤立してしまったことに気付きます。
    そんな状況の中、集め

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    2024年06月29日
  • 「社会正義」はいつも正しい 人種、ジェンダー、アイデンティティにまつわる捏造のすべて

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    読み始めは、少々難解だなと感じました。
    ですが、読み進めていくうちに、昨今のポリコレに纏わる話を聞く度に感じる違和感の原因がわかった様な気がします。

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    2024年05月28日