山形浩生のレビュー一覧

  • PLURALITY 対立を創造に変える、協働テクノロジーと民主主義の未来(サイボウズ式ブックス)

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    ネタバレ

    第1部 「Plurality」を“読まずに”読んだ体験として

    本書を一文一文なぞるように読むのではなく、関連する理論や自分の実務経験と接続しながら“立体的に眺めた”というのが、今回の読み方だった。物理学の相対性理論や量子力学、三体問題、さらには生物学のエピジェネティクスといった、一見日常から遠い法則群が、実は社会や民主主義とフラクタルに相似である、という直感からスタートしている。そのうえで、自律分散システムやAI、インターネットの設計史(ウィーナー、リックライダー、ジンメル、八木・宇田アンテナ、光ファイバ)を、自分の手元のゲーミングPC上の環境構築や、自治体の「課長」の権限感覚と重ねながら読

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    2026年02月28日
  • お金の改革論

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    原題は「A Tract on Monetary Reform」というもので、「貨幣改革論」などとも訳されているようです。
    ケインズ大先生が、かの「雇用・利子および貨幣の一般理論」(The General Theory of Employment, Interest and Money)を世に送り出したのは1936年ですが、本書はその13年前、第一次大戦後の1923年に発表されました。
    当時は、一部の国において戦後の激しいインフレやデフレに悩まされていた時代であり、お金(貨幣)が経済に与える影響について考察する内容です。

    特に目を引くのは、やはりインフレとデフレに対する考え方でした。
    お金の価

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    2026年02月26日
  • PLURALITY 対立を創造に変える、協働テクノロジーと民主主義の未来(サイボウズ式ブックス)

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    今回、私は「プルラリティ」という言葉がなかなか理解できませんでした。
    また、audibleで聞き始めたので、難解な言葉や慣れないカタカナ単語が出てくると、わからないままどんどん進んでしまい、一周聞いただけではなかなか内容が頭に入ってきませんでした。結局、3、4周ほど繰り返し聞きました。

    これまでの自分といえばまるでぎゅうぎゅう詰めの歩行者天国を流されるまま歩いていたような感覚でした。そして身動きできないことに疑問も持っていませんでした。この本が提示する「色々な考え方を認めながら、一つのより良い方向を見つけてゆく」という考え方はとても新鮮です。意見が違うは分断だと思って言いました。
    ぎゅうぎゅ

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    2026年02月24日
  • 動物農場〔新訳版〕

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    久々に本でぶち飛んだ
    巻末の作家による序文案は、文章に対してありがたいとさえ思ってしまった笑
    いままで読んできた本ベスト5には入れたい

    カオスな時代を生身で経験したからこその重みがすごい
    まさに知的な反抗って感じでかなりくすぶられた

    オーウェルあんた最高にロックだよって感じ

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    2026年01月30日
  • 資本主義が人類最高の発明である:グローバル化と自由市場が私たちを救う理由

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    諸悪の根源にされがちな資本主義の悪者ぶりを少しニュートラルに戻す本。
    巻末の山形浩生氏の解説が最高に分かりやすかった。

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    2025年12月20日
  • 動物農場〔新訳版〕

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    共産主義への批判として書かれたものだが現代のいかなる権力構造にも当てはまって面白い。いつの時代も権力者は、
    「都合のいいように過去や決まりを変え」
    「自分たちの身内の利益のみを追求し」
    「それが幸せであると家畜を洗脳する」
    ということが書かれていた。今の日本も随分マイルドだが口を開けば悪夢の民主党時代よりはマシ、というような人もいて段々この本のような末路を辿るのかと怖くなった。
    権力に支配される家畜にならないように本を沢山読んでこうと思う。ただ何より、好きにものを言える時代や社会でよかった。

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    2025年12月20日
  • 資本主義が人類最高の発明である:グローバル化と自由市場が私たちを救う理由

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    近年、資本主義は「新自由主義」の文脈で批判されることが多く、自分も北欧のような社会民主主義こそ理想だと思っていた

    しかし本書では、むしろ真の自由市場こそが、極端な貧困や格差を和らげ、温暖化対策も前に進めうると論じられている

    国家こそが一番のボトルネックなのかもしれない。
    自分にとってマイルストーン的一冊。

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    2025年12月09日
  • 資本主義が人類最高の発明である:グローバル化と自由市場が私たちを救う理由

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    少なくともある程度は納得できるんじゃないかな。
    訳者の解説が巻末にあるんだけどそれがとても秀逸で、それだけでも読む価値はある。
    それで自分でも確かめたいなら中身読むでもいいかもしれない。
    強度のある話なので読んでおいて損はない。
    反論するならするでかなり手強いので勉強にもなる。

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    2025年12月09日
  • PLURALITY 対立を創造に変える、協働テクノロジーと民主主義の未来(サイボウズ式ブックス)

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    ようやく読んだ!多分1/3も理解していないです。
    でも恐らく今後の人生でこの本を思い出すことは多いでしょう。「あーこれPluralityで言ってた思想、あるいは技術だ! 」と。

    しかし、半信半疑なところもある。それは人の主体性を信じすぎてる気がするところだ。自分は民主主義を無意識化する成田悠輔の思想もPluralityの一翼を担うと思う。

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    2025年10月08日
  • 貧乏人の経済学――もういちど貧困問題を根っこから考える

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    五常・アンド・カンパニーの慎さんがお薦めしていたのをきっかけに購読。
    貧困を巡る根本的な教養が凝縮されている一冊。
    経済や金融のみならず、教育が社会にもたらすものの大きさを知らしめてくれる内容でもありました。

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    2025年06月09日
  • 21世紀の資本

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    ネタバレ

     格差が生まれる原因に興味があり読んだ。
     多くの人が望む資本の蓄積に拡大再生産する性質があり、放置すると格差の固定化につながる、との結論は驚いた。

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    2025年06月09日
  • PLURALITY 対立を創造に変える、協働テクノロジーと民主主義の未来(サイボウズ式ブックス)

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    本書の示す「PLURALITY」は多元性という意味を通り越して差異のある社会の成員がコラボレーションするための技術であると述べる。民主主義や資本主義の行き止まりにあるかのように感じられる現代社会と、シンギュラリティを目の当たりにしている現代の情報技術をつなぐ「PLURALITY」によって、歴史の終わりの終焉を乗り越えた新たな協働社会を築くため本。

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    2025年05月20日
  • 資本主義が人類最高の発明である:グローバル化と自由市場が私たちを救う理由

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    タイトルどおりの内容。ただし、その内容を細かなデータに基づいて立証しているところが、凡百の通俗評論家との違いである。マスコミが、資本主義のためにひどい生活を強いられていると表現している人たち(例えば、ウーバーのギグワーカー)の多くが、自分たちの生活をそれ以前よりも良いものと評価していると言うデータは驚かされる。取り敢えず読むべき本。

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    2025年05月16日
  • 21世紀の資本

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    データのまとめ方が秀逸。
    そして、恒常的に資本収益率が経済成長率を上回る状態が世界各国に何をもたらすかということを真剣に受け止めなければならないのだと理解した。
    格差社会化は日本に限った話ではない。これが行きつく先はどんな世界なのかと思うと希望がなくなってくる。

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    2025年05月12日
  • 服従の心理

    購入済み

    論文形式でさまざまな服従に関する実験とその結果が書いてあります。
    実験結果には疑問符が付いているものの、考え方などは確かにと納得させられる内容だと思います。

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    2025年05月03日
  • 貧乏人の経済学――もういちど貧困問題を根っこから考える

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    素晴らしい本でした。読み味がライトでさらっと読み進められるにも関わらず、金言が豊富でメモが捗った。貧困問題を照らしつつその目線は人を見ているので、射程が幅広くどんな人が読んでも得るものが多い本だと思った。

    最後奥付見て2012年初版でびっくりした。ここ数年で出たものと読みながら勝手に勘違いしていた。

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    2025年04月11日
  • 貧乏人の経済学――もういちど貧困問題を根っこから考える

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    貧乏な人を悲劇の主役に添えた貧困対策はうまくいかない。貧困が生まれる仕組みやプロセスなど全体像を把握しないとダメだって本。

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    2025年03月25日
  • 資本主義が人類最高の発明である:グローバル化と自由市場が私たちを救う理由

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    資本主義を通して人類の歴史を知る。
    サピエンス全史ともまた違った扇情的なニュアンスも多分にありつつ、資本主義の成り立ちに感心させられる部分も多い。

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    2025年03月17日
  • 資本主義が人類最高の発明である:グローバル化と自由市場が私たちを救う理由

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    資本主義は格差を生み出すだけの残酷な世界、という先入観をデータを使って見事に覆してくれる本。

    ただしいいことばかりではないことも教えてれます。それはたくさん失敗することがあるということ。それでも自由な選択肢がある方がいいじゃない?

    自分には無理と言い訳ばかりする人には耳の痛い話かも。自分がそうならないように思わせてくれる本でした。

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    2025年02月27日
  • 資本主義が人類最高の発明である:グローバル化と自由市場が私たちを救う理由

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    起業家が利益を出したというのは、彼らが社会に何かを与えた証拠
    利益を得るのは最後

    ゾンビ企業が生き続けると、もっと良い企業に使われるべき補助金や労働力がしばりつけられる

    アリアナマッツカート
    国家がイノベーションの資金を生み出してるという主張、著者は否定的

    著者はピケティにも否定的


    偉大なブレイクスルーは政府の計画や孤高の天才から生じるものではない賑やかなエコシステムから生まれる

    中国は財の市場は認めてアイデアの市場は許さない
    これが続く限り革新的で豊かな経済にはなれない

    イースタリンのパラドックス(豊かになっても幸福度は高まらない)は間違っていた
    幸せはお金で買える、経済成長は

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    2024年11月17日