山形浩生のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ人間を追い出した動物達が理想の農場を作り上げようとするが、知恵を持った豚が権力を持ちやがて独裁を始める風刺話。
選挙で有る事無い事相手を貶めて勝ちを得たり、七戒と呼ばれる七つの約束事が豚のいいように改変されたり、不満を持つ者を反乱者扱いして追放したりと理想の農場は徐々に恐怖の農場へと変貌していく。
最初は笑って読んでいたが段々恐ろしくなってきた。
ジョージ・オーウェルが1943年にソ連をモデルに書いたそうだが、今現在、当てはまる国が沢山ある。日本も例外では無い。お米問題にしてもなんか変だ。国民の一人としてできる事はなんだろうか?
知恵のある豚に搾取されていて良いのか?オーウェルが警笛を鳴らして -
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Posted by ブクログ
ネタバレ80年前の小説とは思えない、まるで現代社会かのような面白くてゾッとするお話でした。
ブタたちは狡賢く、ほかの動物が学べない(学ばない)のをいいことに、欺瞞たっぷりの話術で丸め込み、黙らせてしまう。無知な羊たちを洗脳し味方につけ、屈強な取り巻きを作るべく仔犬を隔離して偏った教育を行う。やり方が巧妙で、実に汚い。
けれど、他の動物たちは「何かがおかしい」と思っても、羊(大多数の意見)に負けて深く考えず、育った仔犬(恐怖)に負けて声を上げることもない。空腹で疲れ、人間に打ち勝ったかつての栄光だけを誇りに、或いは諦めと無関心でなんとか生きている。実際のところは皆 ブタたちのために生かされていると言っ -
購入済み
論文形式でさまざまな服従に関する実験とその結果が書いてあります。
実験結果には疑問符が付いているものの、考え方などは確かにと納得させられる内容だと思います。 -
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Posted by ブクログ
起業家が利益を出したというのは、彼らが社会に何かを与えた証拠
利益を得るのは最後
ゾンビ企業が生き続けると、もっと良い企業に使われるべき補助金や労働力がしばりつけられる
アリアナマッツカート
国家がイノベーションの資金を生み出してるという主張、著者は否定的
著者はピケティにも否定的
偉大なブレイクスルーは政府の計画や孤高の天才から生じるものではない賑やかなエコシステムから生まれる
中国は財の市場は認めてアイデアの市場は許さない
これが続く限り革新的で豊かな経済にはなれない
イースタリンのパラドックス(豊かになっても幸福度は高まらない)は間違っていた
幸せはお金で買える、経済成長は -
Posted by ブクログ
資本主義の良さを(改めて)理解できる本。
私たちの周りでは、成長は無意味だとか、GDPくそ食らえとか、格差が甚大な悪影響をもたらしているとか、これまでの経済システムは限界に行き当たっているとか、いろんなネガティブ意見が飛び交っていて暗澹たる気持ちになりますが、資本主義は基本的に上手く機能していることを様々なデータに基づいて冷静に教えてくれます。
資本主義の現状と先行きに自信を持てない方は是非読んでみましょう。
これまで資本主義は様々な問題を解決してきたし、これからも解決してくれるでしょう。
もちろん、資本主義に様々な問題があるのは事実ですが、マイナス面よりプラス面の方が圧倒的に大きいというのが -
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Posted by ブクログ
931ページの大著。「21世紀の資本」の続編。
当然熟読は不可能。
しかし、全頁間違いなく眺めた。
ピケティの思考プロセスを追うことだけはできたと自負している。
テーマは「格差」。
私の問題意識でもある。
ピケティはこの問題を、古今東西の格差の歴史を追いかけながら、分析を深める。
格差を正当化するのは「格差レジーム」、格差はイデオロギーだと看破する。
1950年から80年はそれ以前と比べ、格差が低い水準だった。
それが今日拡大するきっかけになったのはレーガノミクス。
このあたりは自分もリアルタイムに覚えている。
累進課税こそがやる気を失わせ、経済発展を削いでいる。
課税を低くすれば、能力 -
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Posted by ブクログ
クローズドサークル・ミステリというと、アガサ・クリスティーの『そして誰もいなくなった』を思い出しますが、それをディックがSFでやっているのが面白かったです。
あらすじ:
目的を告げられずに、未開の辺境惑星デルマク・Oに集められた14名の男女(男8女5+遅れて男1が参加)。その使命を伝えるはずのテープを再生すると、テープは勝手に消去されてしまいます。そして、誰もが着陸後は二度と飛び立てないノーザーという乗り物できていたことが判明。通信手段も持ち合わせていないことがわかるにいたり、機械とも生物とも分からない生物がいるこの奇妙な惑星に、完全に孤立してしまったことに気付きます。
そんな状況の中、集め -