山形浩生のレビュー一覧

  • 超訳 ケインズ『一般理論』

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    「雇用・利子および貨幣の一般理論 (まんがで読破 MD134)」から始めて、超訳に。分かりやすいと思う。それでも、門外漢には難しい。専門用語を検索しながら、読む。

    ところで、「一般理論」に限らず、2024年の日本において、資産を持つ老年、年金世代は稼がず、年金暮らしをしながら貯金を取り崩して生活している。彼らはいくら金利を動かそうと、余分に使うことはないのではないか。その世代が大勢を占める今、「一般理論」も「古典派経済学」も力を発揮できないのではと思う。

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    2024年11月02日
  • まんがでわかる サピエンス全史の読み方

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    歴史の本なのか、哲学的な生き方についての本なのか、微妙な感じ。まだ十分理解できてませんが、何か参考になりそう。

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    2024年05月11日
  • 貧乏人の経済学――もういちど貧困問題を根っこから考える

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    ネタバレ

    事例が多く、事例に引き込また、
    多くの本が引用、紹介されており、これ全部読めばいろいろ相当になるだろうなと感じた。時間がないのでトライ断ねん。

    貧乏人へ金銭支援をする。あげた人は解決してほしい問題に使ってほしいが、うまくいかない。貧乏人は目先の快楽にお金を使ってしまう。
    貧乏人は、何も持たないから何でも自分でしようとする。チャレンジ精神が旺盛で、小さい家業を営む者も多い。が、ほとんどが小さすぎる。家業が生活の暮らし向きを飛躍的に向上させることはあまりないと言える。
    政府からの支援は、その政策がまともで、それをしっかり実行する土壌があって成功する。
    貧乏人の多い国では。政策、実行する土壌が整っ

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    2024年04月24日
  • The CODE シリコンバレー全史 20世紀のフロンティアとアメリカの再興

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    タイトルの通りシリコンバレーの歴史を語る本なのだけれど、久しぶりちこれくらい分厚い本を読んだ。
    ただ、分量が多く読むのに時間がかかったが、文章自体はストーリー的で読みやすかった。

    読んでみての感想としては、シリコンバレーのように世界のイノベーションの中心となるような場所を計画的に作ることはほぼ不可能なのでは、と思った。
    様々な要因があってシリコンバレーは、エコシステムとして成立してきたのであって、単純な要因に成立条件を見出すことはできないと思った。

    元はと言えば、冷戦に伴う軍需、政府需要があったり、スタンフォード大学が立地していたりといったこともあり、
    あるいは、文化的な要素や企業の立地も

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    2024年03月13日
  • プーチン(下):テロから戦争の混迷まで

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    上下巻分厚い本だが、索引の分量も上下巻それぞれ100ページ以上あるので見た目で避けない方がいい。現在プーチンのことを知ろうと思うと一番良い本かもしれない。
    なぜプーチンはウクライナ侵攻というロシアの今後数十年を捨ててしまうような暴挙に出たのか。その答えが100%クリアに示されているわけではないけど、プーチンの考え方の変遷はソ連崩壊からの立て直し、現実的な西側への対応から始まりアメリカ、NATOへの失望からロシアの大義への回帰、という流れなのかなと感じる。
    ここのエピソードでなんとなくプーチンが常に一枚上手的に魅力的に描かれるように感じるのはなぜだろう。
    長いお話はおそらくあとがきの著者のまとめ

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    2023年12月06日
  • 無形資産経済 見えてきた5つの壁

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    英国人経済学者が無形資産について書いた『無形資産が経済を支配する』の続編。今回は、前著から導き出される問題点とその解決策を述べている。理解しづらい箇所も多々あるが、前著よりも体系的にまとめられており、概ね理解できた。資本主義社会における国家間、企業間の競争の中で、特効薬的な解決策がないことがわかった。政府にしろ企業にしろ、何かを行う場合には、必ずトレードオフがあって、全てが丸く収まることはなく、犠牲が出るということだ。

    「(政治的な解決)国家能力の再構築を訴えても、選挙ではなかなか票を得られないし、こうした新制度を定着させるために必要とされる取引を行うには、創造性、巧妙さ、既得権益に立ち向か

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    2023年11月19日
  • 無形資産経済 見えてきた5つの壁

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    無形資産経済は貸出よりはエクイティ調達が適している。
    が、ベンチャーキャピタルの投資対象となる無形資産経済の分野は限定的だという指摘は説得的である。

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    2023年11月18日
  • プーチン(上):生誕から大統領就任まで

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    20世紀から続くプーチンのロシア。ウクライナへの侵攻はロシアとプーチンを決定的に理解不能なものにした。気軽に読むには少し分量が多いけど西側ジャーナリストである著者の視点に基づいて大量の資料から編まれた伝記は一体プーチンとはなんなのかについて、理解しようとする試みには多少役立つと思われる。
    個々のエピソードはイメージ通りのロシア的な冷徹さや闇の部分はもちろん、意外と人間関係を大切にするところだったり、少なくとも過去のソ連やロシアの指導者(ロシアの例はエリツィンしかいないけど)にはない清濁合わせ飲んで議論ができるキャラクターだったりと意外と魅力的なところもあったりする。大統領就任ごの初期の時期に限

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    2023年11月18日
  • 才能の科学 人と組織の可能性を解放し、飛躍的に成長させる方法

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    先天的な特性より質の良い努力をたくさん積むことが重要
    ものすごい速さの球を打ち返してるプロの卓球選手もテニスのサーブには反応できない例なども印象的だった。

    意識と無意識の違いや、人種による差異も誤謬であるなど示唆に富む内容だった

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    2023年10月28日
  • 超訳 ケインズ『一般理論』

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    世界経済の常識を変えた歴史的名著を読んでおこうと思い、ケインズの「雇用、利子および貨幣の一般理論」にチャレンジ。といってもフルバージョンは難解すぎるだろうから、エッセンスを抜粋して読みやすくし、尚かつ、章ごとに解説を挟んだ「超訳」を手にしました。

    それでも、この本を読みきるには、経済素人の私には辛いものが有り、何度か挫折しました。したがって、私のように経済を全く勉強したことが無い方は、最初に「一般理論」をわかりやすく解説した他の媒体で、理論の大まかな概要を把握してから読むのがおすすめです。

    特に言い回しや用語が難しいので、本書で使われる「自発的失業」「有効需要」「流動性選好」などの言葉が、

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    2023年10月24日
  • 遠くへ行きたければ、みんなで行け~「ビジネス」「ブランド」「チーム」を変革するコミュニティの原則

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    コミュニティの立ち上げや運用の実践ノウハウを詳説する書籍は世にあまり無いと思うので、先鋭的で価値ある書籍と思う。
    洋書特有の言い回しや展開でちょっと読みにくいのが難点。
    立ち上げ前の計画策定やコミュニティエンゲージメントの醸成についてはかなり理論立てて説明されていて良かった。
    一度通読したうえで、実際にコミュニティ立ち上げや運営をやろうとする時に辞書的に引くのが良いように思った。

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    2023年09月20日
  • 貧乏人の経済学――もういちど貧困問題を根っこから考える

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    貧困問題について、こうだろうと思っていた先入観をバッサリ切ってくれる本。データ付きなのでぐうの音も出ないほど、論がスッキリと述べられていて面白い。

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    2023年08月29日
  • 不道徳な見えざる手

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    やたらと経済における「物語」「レトリック」の釣りがでてくるのはオモチロイ。こっからナラティブ経済につながるのか

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    2023年03月04日
  • 「社会正義」はいつも正しい 人種、ジェンダー、アイデンティティにまつわる捏造のすべて

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    8章まで読み始めたことを後悔しながら読んだ苦労が、9〜10章で報われた気持ちになった。
    あえてなのかはわからないが、この訳者でなければもっと違った印象で読めたであろうことが残念。
    主著者が女性なのに、なぜわざわざ男性の乱暴な口語体で訳する必要があったのか。
    しかしそれを差し引いても自分も社会も多く問い直せるきっかけになった、読む価値はあったと思える一冊。

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    2023年02月28日
  • 才能の科学 人と組織の可能性を解放し、飛躍的に成長させる方法

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    失敗の科学を読んで。
    やっぱりこの著者の本は論旨明快で読みやすい!
    雑誌のコラムニストだと知って納得。エッセイ調で読めてしまうが、中身は濃い。著者自身が元オリンピック選手というのも非常に説得力がある。
    本書では「氏か育ちか」問題について、ほぼ100%「育ち」と言い切っている。議論が分かれる内容が多いが、立場を明確にして論じられているのでシンプルでわかりやすい。
    論旨:天才はいない。何かに優れた人は、1人も漏れず一万時間以上の目的性訓練を積み、そこから得られる膨大な経験からパターン認識を向上させ、動作を潜在記憶にまで落とし込む。

    メモ
    ・関連性がモチベーションを生む:同じ誕生日の人が出題する数

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    2023年01月08日
  • ハードウェアハッカー~新しいモノをつくる破壊と創造の冒険

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    ページ数があるが写真もあるので尻込みせずに読める
    もしモノづくりをするならこの本を参考にしたい
    特許にはポイズンピル、著作権にはEFFのコード書きのための権利プロジェクトFAQが参考になりそう

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    2022年12月06日
  • 雇用、利子、お金の一般理論

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    個人の努力が適切になるのは、適切な計算がアニマルスピリットに補填支持される場合だけ

    そして世の中を動かすのは、人々の生得的な活動の衝動であり

    12章のこの一文を読むだけでも価値があると思う。

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    2022年10月29日
  • 21世紀の資本

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    この本の3分の1は、「21世紀の資本」という本の代名詞のようになっている r > g(資本利益は経済利益を上まわる)という式の解説である。残りの3分の2は、格差と資本集中の解消に資本に対する累進課税と、相続税への課税の有効性、政治と経済の関係についての考察である。とくに終わりにちかい50ページについては、EUの抱える問題点に言及がある。経済というと、様々な数式や、理論があるが、現実はどうだったのか。資料を集め精査し、経済理論の様々な色眼鏡を外してみると、事実が見えてきた。というかんじなのだ。いくつか、象徴的だと感じる瞬間が読んでいてある。たとえば、累進課税方式が格差をなくすための知恵の産

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    2022年10月10日
  • 才能の科学 人と組織の可能性を解放し、飛躍的に成長させる方法

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    10,000時間の質の高い適切な強度の練習とフィードバックの先にイノベーションが。簡単にイノベーションって言うなよってか。そして自分の才能に過信せずにね。謙虚に学ぼうって話。

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    2022年09月19日
  • OPEN(オープン):「開く」ことができる人・組織・国家だけが生き残る

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    歴史上、新たな技術などの”異質なもの”に対して「オープン」な姿勢で接した国家が成功してきた反面、それらの国々がいつしか「クローズ」になり、没落していったのはなぜか。人間の進化の過程を遡ってその要因を明らかにし、現代社会に影を落としつつある「クローズ」の脅威に立ち向かう方策を提唱する啓発書。

    著者は、かつての古代ギリシャやローマ帝国から、8世紀以降のイスラム諸国、宋代の中国や近代オランダ帝国に至るまで、歴史上「帝国」と呼ばれた国々に共通する成功の根本要因は、”他所者”たちと能動的に交流する社交性や、それらがもたらす異文化や新技術などを認める寛容性と、既存の価値観に捉われずに新たなものを積極的に

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    2022年08月21日