【感想・ネタバレ】まんがでわかる サピエンス全史の読み方のレビュー

あらすじ

※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。

学歴、仕事、年収……資本主義社会で「うまく生きる」ことができないニートの主人公・杏果。ふとしたことで始めたボルダリングジムのバイトで、この世界に蔓延する価値観が虚構で成り立っていることを実感する。それを疑いながらもバランスを取ることが大切だということに気づき、社会の中で働く意欲が湧き上がっていく――。2017年に刊行した同名単行本の文庫化。人類学史の本として異例のヒットを遂げた『サピエンス全史』をまんがで解説します。

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

Posted by ブクログ

サピエンス全史を読む前に予習をしておこう、と読んだ一冊。本書の内容を漫画化している訳ではなく、社会に出た後に働くことに悩み、世間との乖離に焦る女性にフォーカスした別のストーリーを通じて、サピエンス全史が描く内容を分かりやすく伝えている。

今生きている資本主義社会も、中世で起きた価値観の変化が長期間続いてるに過ぎないし、その価値観が正義であることもない。主人公の女性は最終的に周囲の考えに囚われず、好きな道を選ぶ。

「サピエンスの勝因はフィクションを信じる力」
「私達が直面している真の疑問は、『私たちは何になりたいのか?』ではなく、『私たちは何を望みたいのか?』かもしれない。

虚構の中で生きていくならば、その事実を受け入れ、縛られずに自分の幸福を追求するべきなのかもしれない。自分自身を俯瞰で見る契機になった。

0
2025年06月15日

Posted by ブクログ

歴史の本なのか、哲学的な生き方についての本なのか、微妙な感じ。まだ十分理解できてませんが、何か参考になりそう。

0
2024年05月11日

Posted by ブクログ

エッセンスを掴むのには良かったですが、内容が頭に残っていません。
本書を読んだ後に原典をしっかり読むのが大事だと感じました。

0
2025年06月16日

「学術・語学」ランキング