山形浩生のレビュー一覧

  • ハードウェアハッカー~新しいモノをつくる破壊と創造の冒険

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    ‪不思議な本だ…確かに「ハードウェアをハック」する話なのだが対象はスマホから遺伝子まで幅広く、挙げ句の果てには「法の境界に挑む」と堂々宣言。そのルーツは第2部で西欧と中国における知的財産の違い(オープンソースと公开)を通して語られる。深圳で活動してきた著者だからこそ中国式イノベーションに思う所があるのだろう。現在は変態(褒めてます)でも未来では当たり前の考え方になっているのかも?‬

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    2019年01月03日
  • ハードウェアハッカー~新しいモノをつくる破壊と創造の冒険

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    工学の本か、lifehackの本か判断が難しいが
    Lifehackの本だと思う。

    工学の人は、よく「発明の呪い」にとらわれて、先にすすめなくなることがあるが、
    この人は、うまいこと理学的「発見的手法」で乗り切ってる気がする。

    NeTVが一番ぼくの分野に近いと思うけど、ブロック図を見ても、チャキチャキと実装できる気がしなかった。
    あのときもう少しLinuxにハマってたらあるいはと思うが…。
    特に法的なライセンス的なHackが一番苦しい。
    作っても公開できないのは、モチベーションが続かない。仕事ならまだしも

    あと、中共の「公開」文化は、ぼくの言う
    「最初に著作権を退治したものが21世紀的な中

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    2018年11月18日
  • 服従の心理

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    話に聞くだけではどこまで信用できるのか分からないような印象を持っていた実験だが、こうして細部を知るとなかなか説得力がある。でもなお、この実験での「服従」の度合いが驚くべきものではあるとは言え、その絶対的な水準からあまり多くを汲み取るのも勇み足である気がある。巻末の山形解説もその点、面白い。引き換え、いろいろ条件を変えて服従度合いへの影響を探るあたりは興味深い。

    また、ミルグラムがベトナム戦争でのソンミ村虐殺などに極めて強い問題意識を持っていたこともはじめて知った。山形氏によれば、それがミルグラムの視野を狭めているということで、たしかにその側面は否定できないが、単に心理学の実験というだけではな

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    2018年11月05日
  • さっさと不況を終わらせろ

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    先に読んだ「財政破綻は回避できるか」とはまるで真逆のことを主張している。
    あとがきに主張がまとめてある。
    「いま(2012年)はまだ、リーマンショック以後の不景気が続いていてまともに回復していない。そして失業者の技能や労働市場での価値の低下から、その害が一時的なものではなく、長期的な被害になりつつある。だから景気回復策をきちんとやろうということだ。
     そして、その手法も明快。昔ながらのケインズ的な財政出動をやろう。赤字国債を出して、大量の公共事業をやろう。いままで行われている景気刺激策は小さすぎる。これまでの規模の数倍をどーんとやるべきだ。…そして中央銀行はそれを金融緩和で徹底的に支援すべきだ

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    2021年08月08日
  • 9 プリンシプルズ 加速する未来で勝ち残るために

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    訳がおかしくて理解できず、結局、洋書で読んだ方がわかりやすかった。
    MIT Media Laboのジョイイトウによる、イノベーションを起こすには、スピードが求められる現代における大事なプリンシパルとは。
    マップよりコンパスを。これが最もいい言葉だ。細かく計画していったとしても、結局修正修正。それであれば、コンパス、つまりは方向性をしっかり決めて、あとは全力で進む。途中、色々困難もあろうけど、それをその場で臨機応変に対応する。MBAホルダーが計画して、そこから金を集めて、デザイナー、エンジニアに作らせるのはBIつまりインターネット以前の話。インターネットが登場したあとは、イノベーションコストは限

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    2018年09月28日
  • ヴァリス〔新訳版〕

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    ネタバレ

    神秘体験とそれに合致するシンクロニシティへの出会い、友人たちのサークルを巻き込みながら神性に到達しようと試みる壮大な物語。
    ある意味これを今の自分が読むこと自体が神秘体験的で、まさかのフィクションと現実の入れ子構造神秘体験。私もどっかの人工衛星からピンク色の光線を脳内に照射されているのかもしれない。

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    2018年07月15日
  • 9 プリンシプルズ 加速する未来で勝ち残るために

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    ネタバレ

    ・教育よりも学習を

    ・創発民主主義
    アラブの春としての成功
    同時にイスラム国も生んだ
    トランプもサンダースも、率いたのではなく、乗った

    ・中心から周縁へのpushではなく、
    周縁で起こるイノベーションにあわせて
    資源をpullすること。(人材然り)
    ストックではなくフローになる時代
    個人の心の持ちようとして、オープンネス

    ・想像プロセスにおける標準化の重要性
    ねじの形を標準化することで効率化

    ・MIT「デモするか死ね」「液体のようになりたい」

    ・子供は、学習意欲がある。
    それを伸ばすのが大人の仕事

    ・良心的な不服従
    そこから生まれる新しいアイデア

    ・理論体系で考えていると、理論上

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    2018年07月11日
  • 9 プリンシプルズ 加速する未来で勝ち残るために

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    伊藤穰一とジェフ・ハウの共著を山形浩生が訳しているというのだから、読みたくなるではないか。全体的に(まあ、Joi にとってはいつもの通り)リベラルに寄り過ぎているので慎重に読まなくてはいけないが、社会全体がそちら方向に倒れてきつつあるというのもまた事実だ。我々の世界は確かにランニングシューズから超音速ジェットに乗り替えつつあり、このペースチェンジは、硬直化しやすく変化への対応が苦手な日本にとって特に深刻なダメージを与えかねない。ここ2、3年が勝負どころだろう。

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    2018年06月14日
  • 服従の心理

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    見ず知らずの人に「殴って下さい。」と言われて実際に手を出せる人はまずいない。
    だが、実験室を用意し、実験参加の求人広告に応募してもらい、白衣の指導者が参加者に実験の概要を説明し、
    簡単なテストに間違える仕掛け人と電撃発生装置を用意したならば、その電撃の強さを最大値まで設定できる人間は多い。

    本書は各所で引用されるミルグラムの服従実験を、スタンレー・ミルグラム自身が語る一冊。
    驚くような新事実が載っているわけではないが。
    実験室の様子、与えられる役割、種々の条件設定、結果データの数値など、引用では省かれる詳細がよくわかる。

    だが、本家だからといって実験に対する考察が十分にされているとは言い難

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    2018年10月20日
  • 9 プリンシプルズ 加速する未来で勝ち残るために

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    刺激に満ち溢れた1冊だった。要素還元主義に基づく科学的な手法では環境問題や複雑な生物の機構などの解決・解明に至らないと日頃感じていたが、本著の9つの考えに従えばそれらの解決に繋がるかもしれない。

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    2018年03月22日
  • 気候変動クライシス

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    今後の気候変動に関する予測からすると、対策の1つとして炭素税の導入は避けられないか。またパリ協定の採択も米国の離脱があったとはいえ、その後押しとなるだろう。

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    2018年03月22日
  • MONEY もう一度学ぶお金のしくみ

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    アメリカのダートマス大学の経済学者による「Naked Economics」、「Naked Statistics」に続き、知っているようで知らないお金の仕組みを解説する第三段「Naked Money」の邦訳版。

    邦訳はこの手の本では安心感のある山形浩生で、彼自身が帯に書いてあるように、平易でスタンダード、非常に堅実な入門書、という解説文に嘘はない。

    第1部では、お金に関する様々な基礎的概念の整理として、インフレとデフレ、信用とは何か、物価調査の仕組み、為替レート等に関する平易な説明がなされる。

    その上で続く第2部では、主にアメリカの経済史(特に1929年の大恐慌と2008年のリーマンショッ

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    2018年03月10日
  • MONEY もう一度学ぶお金のしくみ

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     400頁にも及ぶ分厚い本であるが、それだけ丁寧に、やや砕けた調子でお金(マネー)の仕組み、役割、良し悪し、歴史(ユーロ、アベノミクス、ビットコインまで)を解説してくれる。
     本書名に「もう一度」とあるが、専門家でない人にとっては「ちゃんと」というべき内容である。お金については、経済学の一役者としか学んでないというか、そのようにしか扱われていないが、本書を読んだらむしろ主役はお金で、今や経済学はその僕ではないかとさえ思うようになってきた。
     お金の現状は、政治や思想哲学などと同様に、十分に合格点をだせるほど理解が進んで成果が出せている訳ではないかもしれないが、それでも他の選択肢より十分にまとも

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    2018年03月04日
  • スター・ウォーズによると世界は

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    最初の方が少し読み辛い。 スターウォーズの比喩を使いながら言わんとしてることもわからんでもないが、ちょっと言い過ぎだと思うこともあるし、回りくどい書き方をするなぁと思わせるところもあった。

    が、しかし、さすがキャス・R・サンスティーン。
    民主制や政治性を帯びる話題になると、「なるほど〜」と思わせるところ多数。

    スターウォーズがとても好きなことが伝わってくるし、「政治学」というお固い感じでも無いので、そういうところにも興味があって、齧ってるとかいう人でスターウォーズ好きな人がいれば、一度は目を通しておくべき本。

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    2018年03月02日
  • 9 プリンシプルズ 加速する未来で勝ち残るために

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    ジャンルとしては経営、テックなのか分類が難しいが、シンプルな人生訓である。
    この本(原題Whiplash: How to survive our faster future)の大前提として、ネットによる無数のコネクションと処理テクノロジーの発展により現代は変化のスピードが加速しており、予測は不可能だしトレンドに乗って安泰となることもない。その環境下を生き抜くすべがトップダウン、例えば一つの技能、権威、理論、方法論、ではなく、各人がやりたい方向を向いて、失敗を繰り返し、そこから学びながらやり抜くことである。
    9つの原則は、権威より創発、プッシュよりプル、地図よりコンパス、安全よりリスク、従うより

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    2018年01月28日
  • 9 プリンシプルズ 加速する未来で勝ち残るために

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    9個の原則自体はとても参考になるが、冗長で読みにくい点と、具体例が難しかったり長かったりで集中し続けて読みにくかった。

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    2018年01月23日
  • 9 プリンシプルズ 加速する未来で勝ち残るために

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    いかにもアメリカな本。抽象度も高く、日本の書籍とは一線を画す。日本的な手取り足取りのHow toを求める人は、目次を見るだけで十分。MITメディアラボのラディカルな姿勢が窺えて、面白い。

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    2017年12月29日
  • 21世紀の不平等

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    提案の方向性はおそらく正しいものだと思う。ただし、膨大な項目にそれを引用する上での留保。理解する上での前提の多さ、この留保や前提は数字のことではあるものの、どこか宗教的感性が必要だ。これは、この人の物言いがそうなんじゃなくて経済学の話全般に言える胡散臭さや問題点だと思う。テレビでの解説は概ね簡略化されている。コメンテーターもわかりやすく言うが実相が見えている人は表に出てこないで金を稼いでいると思う。そういう人たちの野心の強度に比べて学者の言論は心許ないなというのが正直な印象。合意を形成して目指すにしてはもっと別の枠組みも必要になると感じた。

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    2017年12月18日
  • 服従の心理

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    ミルグラム「服従の心理」 権威に対する服従心理を紐解いた アイヒマン実験の報告書。なぜ 普通の軍人が 非人間的なユダヤ人虐殺や原爆投下をできたのか わかった気がする


    服従の本質=自分の行動に責任を問われない→自分を権威に委ねる→自分の義務を果たしただけ

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    2017年11月03日
  • ヴァリス〔新訳版〕

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    なかなか読み終わらないが、読むたびに新しい発見がある。
    ドラッグ体験、精神の壁を超越することからくる世界の歪み、社会からの枠組みから自由になる事を垣間見れるような文章。

    読み終わったらまた書くよ。

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    2017年10月25日