山形浩生のレビュー一覧

  • 9 プリンシプルズ 加速する未来で勝ち残るために

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    刺激に満ち溢れた1冊だった。要素還元主義に基づく科学的な手法では環境問題や複雑な生物の機構などの解決・解明に至らないと日頃感じていたが、本著の9つの考えに従えばそれらの解決に繋がるかもしれない。

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    2018年03月22日
  • 気候変動クライシス

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    今後の気候変動に関する予測からすると、対策の1つとして炭素税の導入は避けられないか。またパリ協定の採択も米国の離脱があったとはいえ、その後押しとなるだろう。

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    2018年03月22日
  • MONEY もう一度学ぶお金のしくみ

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    アメリカのダートマス大学の経済学者による「Naked Economics」、「Naked Statistics」に続き、知っているようで知らないお金の仕組みを解説する第三段「Naked Money」の邦訳版。

    邦訳はこの手の本では安心感のある山形浩生で、彼自身が帯に書いてあるように、平易でスタンダード、非常に堅実な入門書、という解説文に嘘はない。

    第1部では、お金に関する様々な基礎的概念の整理として、インフレとデフレ、信用とは何か、物価調査の仕組み、為替レート等に関する平易な説明がなされる。

    その上で続く第2部では、主にアメリカの経済史(特に1929年の大恐慌と2008年のリーマンショッ

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    2018年03月10日
  • MONEY もう一度学ぶお金のしくみ

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     400頁にも及ぶ分厚い本であるが、それだけ丁寧に、やや砕けた調子でお金(マネー)の仕組み、役割、良し悪し、歴史(ユーロ、アベノミクス、ビットコインまで)を解説してくれる。
     本書名に「もう一度」とあるが、専門家でない人にとっては「ちゃんと」というべき内容である。お金については、経済学の一役者としか学んでないというか、そのようにしか扱われていないが、本書を読んだらむしろ主役はお金で、今や経済学はその僕ではないかとさえ思うようになってきた。
     お金の現状は、政治や思想哲学などと同様に、十分に合格点をだせるほど理解が進んで成果が出せている訳ではないかもしれないが、それでも他の選択肢より十分にまとも

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    2018年03月04日
  • スター・ウォーズによると世界は

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    最初の方が少し読み辛い。 スターウォーズの比喩を使いながら言わんとしてることもわからんでもないが、ちょっと言い過ぎだと思うこともあるし、回りくどい書き方をするなぁと思わせるところもあった。

    が、しかし、さすがキャス・R・サンスティーン。
    民主制や政治性を帯びる話題になると、「なるほど〜」と思わせるところ多数。

    スターウォーズがとても好きなことが伝わってくるし、「政治学」というお固い感じでも無いので、そういうところにも興味があって、齧ってるとかいう人でスターウォーズ好きな人がいれば、一度は目を通しておくべき本。

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    2018年03月02日
  • 9 プリンシプルズ 加速する未来で勝ち残るために

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    ジャンルとしては経営、テックなのか分類が難しいが、シンプルな人生訓である。
    この本(原題Whiplash: How to survive our faster future)の大前提として、ネットによる無数のコネクションと処理テクノロジーの発展により現代は変化のスピードが加速しており、予測は不可能だしトレンドに乗って安泰となることもない。その環境下を生き抜くすべがトップダウン、例えば一つの技能、権威、理論、方法論、ではなく、各人がやりたい方向を向いて、失敗を繰り返し、そこから学びながらやり抜くことである。
    9つの原則は、権威より創発、プッシュよりプル、地図よりコンパス、安全よりリスク、従うより

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    2018年01月28日
  • 9 プリンシプルズ 加速する未来で勝ち残るために

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    9個の原則自体はとても参考になるが、冗長で読みにくい点と、具体例が難しかったり長かったりで集中し続けて読みにくかった。

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    2018年01月23日
  • 9 プリンシプルズ 加速する未来で勝ち残るために

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    いかにもアメリカな本。抽象度も高く、日本の書籍とは一線を画す。日本的な手取り足取りのHow toを求める人は、目次を見るだけで十分。MITメディアラボのラディカルな姿勢が窺えて、面白い。

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    2017年12月29日
  • 21世紀の不平等

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    提案の方向性はおそらく正しいものだと思う。ただし、膨大な項目にそれを引用する上での留保。理解する上での前提の多さ、この留保や前提は数字のことではあるものの、どこか宗教的感性が必要だ。これは、この人の物言いがそうなんじゃなくて経済学の話全般に言える胡散臭さや問題点だと思う。テレビでの解説は概ね簡略化されている。コメンテーターもわかりやすく言うが実相が見えている人は表に出てこないで金を稼いでいると思う。そういう人たちの野心の強度に比べて学者の言論は心許ないなというのが正直な印象。合意を形成して目指すにしてはもっと別の枠組みも必要になると感じた。

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    2017年12月18日
  • 服従の心理

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    ミルグラム「服従の心理」 権威に対する服従心理を紐解いた アイヒマン実験の報告書。なぜ 普通の軍人が 非人間的なユダヤ人虐殺や原爆投下をできたのか わかった気がする


    服従の本質=自分の行動に責任を問われない→自分を権威に委ねる→自分の義務を果たしただけ

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    2017年11月03日
  • ヴァリス〔新訳版〕

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    なかなか読み終わらないが、読むたびに新しい発見がある。
    ドラッグ体験、精神の壁を超越することからくる世界の歪み、社会からの枠組みから自由になる事を垣間見れるような文章。

    読み終わったらまた書くよ。

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    2017年10月25日
  • 21世紀の不平等

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    アトキンソンはピケティの師と帯には書いているが、序文にはピケティの文章が載っている。
    格差と不平等に関する論考で、現状を歴史も含めて検討し、それに対する対策を提案し、またその反論に対する論駁を述べている。数字はたくさん出てくるが、ピケティの本に比して数式は少ないので読みやすいが、やはり翻訳本であるので、文章がこなれてないところは多少ある。また経済学の基本を理解していないと本当の理解には進まない部分もある。ただ格差と不平等を学ぶ教科書であることは間違いないのであろう。

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    2017年09月30日
  • 9 プリンシプルズ 加速する未来で勝ち残るために

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    Whisplash(鞭打ち症)
    How to survive our faster future
    1。権威より創発
    2。プッシュよりプル
    3。地図よりコンパス
    4。安全よりリスク
    5。従うより不服従
    6。理論より実践
    7。能力より多様性
    8。強さより回復力
    9。モノよりシステム

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    2018年10月04日
  • 不道徳な見えざる手

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    サッチャー、レーガン以降、世界で広まった「新自由主義」の間違いを指摘し、さらにいえばアダム・スミスの「国富論」における「見えざる手」を否定する。そんな大きなパラダイムチェンジを起こす。それが本書の目論見であろう。

    著者たちは、規制なき、自由な社会がいかに「釣り師」(情報を操作したりして、人々に誤った判断をさせる人または組織)にとって楽園になっているか具体例をあげて説明する。そして、そういった「釣り」がときどき起こる例外的な事象ではなく、あらかじめこの世界に組み込まれているシステムの一部なのだと喝破する。

    社会心理学者のチャルディーニは『影響力の武器』においてセールスマンや広告主たちがどのよ

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    2017年06月17日
  • 21世紀の不平等

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    ネタバレ

    ☆は3にするか4にするかでちょっと悩んだけど。
    普段、経済政策の話って実はあまり読むことなくて、不平等を経済政策としてゆっくり考えたの初めてに近いから、そういう意味で、いいきっかけになったから、4にしました。

    つまり、これまで、個別に社会保障問題、年金、税率、社会サービスへのアクセスなど、考えたりはしてきているけど、それを全体政策として捉えきれてなかったし。社会サービスへのアクセスも、貧困層が弱いのはもちろん自明だったし拡大すべきと思っていたけれども、その捉え方はどちらかというと、人権思想であり、まあ、capabilityアプローチであって、それがすなわち所得の拡大と同義だ、なんていう考え方

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    2017年01月14日
  • 21世紀の不平等

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    ピケティを受けて書いていることがいろいろなところに出てくる。
     意外と読みにくいという感じがしたが、イギリス経済を語る上には必須のほんであろう。

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    2017年01月12日
  • 雇用、利子、お金の一般理論

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    山形浩生の解説が分かりやすかった。

    以下、引用。

    本書は経済学という分野を震撼させた、革命的な本だ。

    本書は失業というものが一時的な過渡期の現象などではなく、定常的に存在し得ることを説明し、そしてそれが金利を通じてお金の市場(つまりはお金の量)に左右されることを、まとまった形でほぼ初めて示した。


    それまでの経済学はこの状況に対して答えを持っていなかった。それまでの経済学は、失業は変な規制や不合理な抵抗さえなければ、だまっていてもなくなる、と述べていた。

    需要と供給は市場メカニズムを通じて価格によって均衡する。失業なんてのは、価格による調整が完了するまでの一時的で些末な現象でしかない

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    2016年09月13日
  • アニマルスピリット―人間の心理がマクロ経済を動かす

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    アニマルスピリットの存在がケインズ経済学の中に触れられていたということに驚きました。経済を理解することは、人の本性・アニマルスピリットの影響を理解することでもあると。その5つの視点は、安心、公平さ、腐敗と背信、貨幣錯覚、そして物語。私は特に、安心に取りつかれる人間の心理と、貨幣錯覚、そして人生の物語と絡み合っているという見方が、画期的で、人と経済の関係を新しい目で見るきっかけになっています。

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    2016年09月09日
  • 21世紀の不平等

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    ネタバレ

    イギリス式の政策を中心にした格差是正方策の検討。日本と引き比べてみるとやはりEUって大きいんだなあ。

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    2016年04月27日
  • 服従の心理

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    ヒエラルキー、権威のもとでは、服従してしまう、自分の責任を「権威」に転嫁しがちであるということが示されていました。

    こんなにも従ってしまうものなのか、と驚きました。置かれている状況が、その人の行動や判断力に影響を与えるというお話、ソーシャルワークにとってはとても大切な内容でした。

    パワーバランスと影響力、現場でもしかと見ていかねばです。

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    2015年11月06日