山形浩生のレビュー一覧

  • 貧乏人の経済学――もういちど貧困問題を根っこから考える

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    みすず書房 ノーベル経済学者 バナジー &デュフロ 訳 山形浩生 「 貧乏人の経済学 」


    行動経済学の立場から 貧困原因を検証した本。個人が貧乏から脱却するための行動をし、まわりが それを支援をすれば、国の貧困も解消されるという論調。タイトルの「貧乏人」とは 開発支援が必要な国の国民を意味


    貧乏脱却例の数々は 当たり前の事を言っているように思うが、言うは易し行うは難し
    *食事は美味しさより 栄養素を重視せよ
    *健康は 高くつく治療より、安く済む予防に支出せよ
    *教育について投資効果を期待をするな、子供の学習を諦めるな
    *保険で備えろ、貯蓄をしろ


    「貧乏人は 大

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    2022年05月07日
  • 死の迷路

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    ネタバレ

    氏の作品の中ではまたマシな方と評される、と解説で書かれているか、SFをあまり読まない自分にとってはかなり刺激的でした。
    一番最初に主観的に描かれるベントールチーフがあっさり死んてしまいいきなり先が見えなくなり困惑しました。神が実在する設定もいいですね。作中で語られた、地球上での人間以外の生物から見れば確かに人間は極めて不完全な神なのかも。終盤に大きなどんでん返しが2つあって楽しい。最終盤でのセスの失踪についても深みを感じます。食料の心配はないのだろうか、例えばコーヒーはつきかけているらしいし。人を平気で殺してしまう人間の心理は理解できないが究極の環境下であれば、なのかもしれない。
    途中意味不明

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    2022年05月03日
  • 21世紀の資本

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    トマピケティの代表的な名著
    資本主義はいずれ資本の均等化、貧富の差は縮まるとするクズネッツ仮説を否定して、富めるものはより富み、貧するものは永久に貧する事を膨大なデータにより(r>g)証明せしめた、いわば現代の黙示録である。

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    2022年03月26日
  • 貧乏人の経済学――もういちど貧困問題を根っこから考える

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    読みやすい経済書。貧困層、地域の当事者にとって本当に善い助けとはなんなのかをデータや体験をもとに。。。

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    2022年03月11日
  • そして日本経済が世界の希望になる

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    クルーグマンからのアベノミクスへの応援歌です。

    <アベノミクス:おさらい>

    第1の矢 大胆な金融政策 異次元緩和 日銀黒田総裁
    第2の矢 機動的な財政政策 10兆円の経済対策 麻生金融担当大臣
    第3の矢 規制緩和、民間投資を喚起する成長戦略 菅官房長官

    <クルーグマンが指摘するアベノミクスの優位点>

    ・実質金利を抑えながら、財政政策をすすめながら、財政赤字を軽減する
    ・デフレ脱却のために、政権とセントラルバンクが協調
    ・金融緩和とともに、財政出動の実施

    <結論>
    ・日本よ!たちあがれ、そして世界の手本になれ

    構成は以下

    プロローグ
    第1章 「失われた20年」は人為的な問題だ
    第2

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    2022年01月27日
  • 21世紀のロンバード街―最後のディ-ラーとしての中央銀行

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    FRBの歴史を描く中でマネービューについて書かれた本ですが、原文がそうなのだと思いますが、本文はかなり読みにくい印象を持ちました。自分にファイナンスの用語を読み分ける知識がなかったのも内容が曖昧模糊となる原因にもなったと思います。そのため、訳者あとがきで概要の説明があるのがありがたかったです。

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    2021年12月15日
  • 無形資産が経済を支配する―資本のない資本主義の正体

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    最初に読んだとき、難しすぎて、よく理解できなかった。
    ナニコレ?って思って、2021年11月21日の時点では
    ★ という評価にしたんだけど。。。

    2022年1月19日

    マイクロソフトが、米ゲーム大手アクティビジョン・ブリザードを687億ドル(約7兆8700億円)で買収する、というニュースが世界中を駆け巡った。

    メタバースへの先行投資で、その朝、日経新聞を読んでて
    「あ、この前読んだ、本に書いてあったヤツだ」
    って気づいた。

    アメリカの有形資産と無形資産の推移のグラフを見て、すぐにピンときた。

    かつては、先進国ですら、無形資産は添え物でしかなかった。
    しかし、アメリカでは、1990年代

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    2022年02月22日
  • 服従の心理

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    実験報告みたいで読んでいて面白かった。
    何も考えず権威に服従してしまうのは怖い。状況ごとに自分の意思で選択したいと思った。

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    2021年11月20日
  • 動物農場〔新訳版〕

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    強い者に追従して尻馬に乗って何も考えないのが楽なのはよくわかる。知識がないって怖いけれど、もともと知識を得ようとするには、基本的な教育を受けているのが必須だし。
    一応教育を受けた人が大多数の今の日本を見ていても、とんでもない偽医学が大手を振っていたり、政治家が言ったことを翻しても、大して叩かれることもない現状を見ていると、絶望的な気分になる。

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    2025年07月27日
  • プロトタイプシティ 深センと世界的イノベーション

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    トライアンドエラーを繰り返す土壌ができた深セン、
    品質テストを実施して品質担保してから出荷する日本では
    スタートアップのスピード感が異なる。
    「製品の新機能が正しく動くよりも、その機能が受け入れられるかを見るほうが大切」

    深センはサプライヤーも集結しているので、
    低価格の部品がすぐ手に入りやすく低ロットでのモノ作りにコストや時間がかからない。
    手を動かすことでトライアンドエラーを繰り返し、コミュニティが形成されていったことで深センはテクノロジー都市になっていった。

    元々深センは工業都市で、サムスンやフォックスコンなどの外資の下請工場が存在していた。
    下請製造で得た知識で大手の模倣品を作り低

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    2021年09月26日
  • 21世紀の資本

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    トマ・ピケティ(1971年~)は、フランスの経済学者。2002年にフランス最優秀若手経済学者賞を受賞。パリ経済学院設立の中心人物、教授。社会科学高等研究院の研究部門代表者。
    本書は、2013年にフランス語で発表され、2014年4月に英語版が発売されるやベストセラーとなり、同年12月には日本語版が出版されブームとなった。30ヶ国以上で翻訳され、経済学書では異例の300万部以上を売り上げている。また、2019年には、ピケティ本人が出演するドキュメンタリー映画が公開された。
    私は従前より、世界中で格差を広げる資本主義に問題意識を持っており、これまでも、ジョセフ・スティグリッツ、水野和夫、広井良典(社

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    2021年09月10日
  • プロトタイプシティ 深センと世界的イノベーション

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    中国やアメリカの力強さの根源がよくわかる。コロナという一大事件があったが人の本質は変わらないと思うし、今後数十年はこの主流が続いて行くと思えるので安心して中国とアメリカに投資を続けようと思えた。

    また、日本に向けてアドバイスも書いてるが個人的に思うに、日本は中国とアメリカと同じような場所で戦うのを目指すべきではないと思う。
    そもそも、社会の仕組みや気質その他諸々が向いてない。

    コロナ後で半導体に投資するといったニュースをみたが、他の国に比べたらえ?これっぽっちっていう金額しか出せない。

    戦う場所を間違えてる気がする。今のままの状態で、技術の進歩により日本語の鉄壁ガードを取り除かれたらどう

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    2021年08月16日
  • 21世紀の資本

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    才能ある人に大きな報酬を与えて才能を開花してもらえば、社会の生産性が高まり経済が発展して、結果として最下層の人々にも恩恵がある(クズネッツ)というわけではない。80年代以降、先進国の経済成長率は低下している。賃金は経済成長率と同じくらいしか増加しない。一方、金融や不動産など、資産を投資して得られる収益率は増大している。経済成長率が、資産からの収益率よりも低ければ、収入格差は広がっていく。労働者が経済成長によって得る所得の増加幅よりも、資本家土地や株式で得る利益の方が常に大きいので、不平等が拡大した。資本の格差は相続によって固定されている。所得(フローへの課税だけでなく、資本(ストック)への課税

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    2021年07月31日
  • 服従の心理

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    服従は、人間が本能的に持っている心理かもしれない。
    さまざま実験を通して、服従の限界を探る中で、個々にある倫理観が、組織の服従より、強いものになる時もあり、どちらを選択するかで、人間社会が大きく変わる感じがした。
    常に個々の倫理観も、意識して持ってるべきだと思う。

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    2021年07月28日
  • 貧乏人の経済学――もういちど貧困問題を根っこから考える

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    2019年にノーベル経済学賞を受賞したバナジーとデュフロによる、一般向けの平易な書籍。
    貧困問題について、一発で解決する魔法は存在しないが、貧乏な人たちの生活を改善する方法については間違いなくわかっている、と主張する。彼らの十八番であるランダム化比較試験(RCT)を活用した具体例を多く示しながら、どのような問題とその原因や解決策が分かってきているのか、ということを平易に解説する。
    途上国や開発に興味のある方なら、一度は読んでおいて損はないであろう。

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    2021年07月19日
  • 経済のトリセツ

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    クルーグマンの本を読んでから、ファンな山形浩生さんの本が積まれてあったのでソク購入してみました。
    最後の建築物の話。ピケティの話。どれも面白かったです。さすがです。

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    2021年07月18日
  • 21世紀の資本

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    データを集めること。そのためにも各国各企業が透明性のあるようにすること。そして、稼いだお金でなく所有するお金に累進課税をかけるべきだということ。恐慌、大戦のショックで経済に多くの影響を与えたこと。そして持ち直ししたが、19世紀とは比べられないくらいに複雑になったこと。インフレは20世紀に発明されたものであること。数字に細かくならないこと。民主的に解決すべきであること。経済学は歴史学、政治学、人類学、文学などと共に立ち上がらなければならないこと。

    以上、頭に残っていること。

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    2021年06月14日
  • 21世紀の資本

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    長い上に難解で、理解できなかった部分があった。要するにピケティが言いたいことは「過去から現在までr(資本収益率)はg(国民所得成長率)を上回ってきたから、このまま何の手も打たなければ格差はどんどん開いていくよね」ということだと理解した。この「何らかの手」とは、「教育」と「(累進的)資本課税」だとピケティは主張する。しかしこの実現には高度な国際政治的協調が必要で、難しい。それでもこれを目指していくことが大事だという。

    データが豊富で、非常に説得力がある。経済学や金融財政学の知識をもっと増やして、もう一度戻ってきたいと思える一冊。

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    2021年05月23日
  • MONEY もう一度学ぶお金のしくみ

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    ダートマス大学で公共政策と経済学を教えていて、経済学関連の本のベストセラー作家であるチャールズ・ウィーランの460ページにわたる大作ですが、本の厚さ分だけのわかりやすく丁寧な説明且つウィットに富んでいて読んでよかったです。
    お金の起源からインフレ/デフレや中央銀行の金融政策について詳細に書かれているのも個人的に高評価です。

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    2021年05月09日
  • ティモシー・アーチャーの転生〔新訳版〕

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    〈ヴァリス〉三部作の第三弾。
    とはいえ、前二作とのストーリー上のつながりはなく、共通するのはそのテーマ性。これまでに引きずってきた神学談義や神秘体験などのオカルト妄想に決着をつけた作品である。
    小賢しいが常識的な感覚を持ったインテリ女性の一人称による語りが、「そっち系の話を信じる人」の実態を暴き出す。
    形而上学的な論議など役に立たない、地に足をつけて現実を直視せよ、即物的、具体的な行動に幸せはある、というような話になってしまうが、ある意味で過去作を否定することで前に進もうとしたディック最晩年の決意が汲み取れる。
    読み方によってはどっちにも解釈できるのでは?と思える書き方がされているのがタイトル

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    2021年02月13日