山形浩生のレビュー一覧

  • 「お金」って、何だろう?~僕らはいつまで「円」を使い続けるのか?~

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    『フリー』や『シェア』に対する感想、FREEex の活動内容の変遷、「貨幣経済」、「評価経済」に続く「自由時間経済」など、知りたかった話が詰まっていてお得な一冊だった。

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    2014年12月07日
  • 「お金」って、何だろう?~僕らはいつまで「円」を使い続けるのか?~

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    【何故読みたいか?】
    お金について知りたいから
    岡田斗司夫さんの本だから
    お金は社会に必要か?
    お金に振り回されたくないから

    【一読】
    面白かった。
    (誰もが思っているであろう)素朴な疑問を岡田斗司夫さんが提示している。
    経済学者には当たり前すぎて問題にもしないかもしれないが、一般庶民にはとても重要なこと。
    たとえば、
    ・ビジネスをするのに借金は必余か?→(レストラン経営とかの小規模)まずは親戚などから借りるって考えるのが普通。銀行から借りる理由がない。
    ・社長が何億も収入を得ているのは異常。

    【読んで考えたこと】
    サラリーマン社長には、尊敬がない。だから、年俸で自分の権威を示しているので

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    2014年12月01日
  • お金の改革論

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    ケインズの「もうひとつの主著」ということらしい。
    1924年に刊行されたこの本は、もちろん古すぎて現在の状況にそのまま適用するわけにはいかないのだが、こんにちのマクロ経済学の基本を呈示している部分が多く、勉強になった。
    インフレもデフレも、思うにどちらもよくない。どちらも誰かが苦しむことになる。しかし資本主義経済は必然的にごく一部の富者を生み、それよりはるかに多くの貧者を生む。どうとりつくろおうとも、資本主義は、皆の「公平な」幸福を導き出すとは思えない。かといって共産主義は全然よくないので、結局、国家以上の規模の経済なるものが、「悪」としてしか存在し得ないのだという絶望に到達してしまう。
    そん

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    2014年10月19日
  • 雇用、利子、お金の一般理論

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    基礎解析以上の数学と経済学は、私の最も苦手とする分野で、これまでも果敢に入門書・解説書に取り組みながら、その都度多少は理解を深めつつも、私のシナプス回路が苦手な知識を葬り去ろうと自動的に機能するのか、たちまち記憶からきれいさっぱり消えてしまい、もはや何も覚えていないのである。
    ケインズは以前小文集を読んだことがあるが、主著とされるこの本は今回初めて読んだ。
    とりわけ難解とされる本ではあるものの、実際に読んでみると、全部は理解できなくても何となく面白く、少なくとも経済というものが「わけのわからん用語と数式で記述された、おっそろしく複雑で奇怪なロジックのシステムで、誰もコントロールしきれないような

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    2014年08月03日
  • 新教養としてのパソコン入門 コンピュータのきもち

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    コンピュータの仕組み、あるいは考え方について譬え話を駆使しつつユーモアを交えて論じている。左開き横組で図解や写真を駆使したパソコン指南書とは違い気楽に読むことができるが、お気楽さ漂う文体とは裏腹に内容は高度。とはいえ専門用語ガチガチでいつの間にか論旨から脱落、といったようなことはまずない。各章末の注には初心者向けの基本的概念が取り上げられており、これを読むだけでもちょっとした知識が仕入れられる。

    本書はコンピュータ、とくにパソコン一般についてのものだが、結論に近づくにつれて、機械文明そのものに対する考察も垣間見える。人間は「移動」「製作」「運搬」などの生活するうえで面倒な身体的行為を機械に代

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    2014年06月30日
  • ヴァリス〔新訳版〕

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    神学モチーフは確かに難しいし、わかりづらい。
    だけども、ヴァリスのわかりにくさは作品の善し悪しというよりも読んでいてそのわからなさも魅力だ。
    新訳での残り二作が出るのを楽しみに待つ。

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    2014年06月03日
  • そして日本経済が世界の希望になる

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    ネタバレ

    クルーグマンで、言っていることはクルーグマンだから変わんないんだけど、なんかインフレターゲットというか、健全なインフレってのが何を意味するのかやっとわかった。クルーグマンのすごいところは、(だめなところも多分おんなじなんだろうけど)経済の成長ということを疑わないところ。普通にうまくやってれば経済というのは未来になればよくなる。なぜなら生産性が上がるから。ってところ。ここは動かない。インフレーションによって現金の価値が下がるということは経済の縮小を意味することはない(彼にとっては)なぜなら健全な経済であれば成長する。ということは、4%のインフレをターゲットにすると、経済活動のうちの4%(+成長部

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    2013年12月06日
  • そして日本経済が世界の希望になる

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    主張のかなりの部分で賛成出来た。やはりアベノミクスの方向性は間違っていないし、増税はするべきではない。国会議員と官僚には読んでもらいたいものだ。

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    2013年11月01日
  • そして日本経済が世界の希望になる

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     本書のボリュームのほとんどは近年の欧米における経済政策のレビューに割かれていてタイトルの「日本」にかかる部分はほとんどありません。

     趣旨としては、「やっと日本も(私がかねてから主張していた)インフレターゲットを導入した。うまくやってくれよ」という程度です。

     本書の内容からははずれますが日本における英語教育が甘い、と言う指摘はぐっときます。

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    2013年10月14日
  • そして日本経済が世界の希望になる

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    ノーベル経済学賞を受賞した、ポール・クルーグマン氏の著書。大変、分かりやすかったです。アベノミクスに対しては満足げな感じです。デフレよりも、インフレの方が良いと言う点が、根底にあります。そして、継続的に実施するという政府の姿勢と、財政緊縮でなく、金融緩和が大切だという。消費増税もいけないとのこと。

    デフレの方が、手持ちの現金の価値も上がるし、資源も安くなると思ってきましたが、適度なインフレも雇用への貢献や金利低下による政府債務の削減に貢献すると知りました。結局、デフレでもインフレでも、きちんとした政策を取り、実施する仕組みが必要かなと感じました。中途半端が一番駄目ですね。

    他にも、アメリカ

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    2013年10月13日
  • 発明家に学ぶ発想戦略―イノベーションを導くひらめきとブレークスルー

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    発明においてシステムとして考える重要は今まで考えたことがなく、今回初めてく気がついた。確かにどれだけすごいといわれる発明でもシステムにのものらない限りは実用的なり得ないのだろう

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    2013年08月07日
  • さっさと不況を終わらせろ

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    ノーベル経済学賞受賞のホールクルーグマンが説く不況脱出の処方箋。財政政策、金融政策の重要性をわかりやすく解説。

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    2013年06月30日
  • さっさと不況を終わらせろ

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    不況は決してどうしようもないものでなく、人の力によって十分に対処できるって本。
    なんか日本のマスコミが嫌いそうな政策を提言しているのだけど、その説得力はかなりあるように僕は感じたな。

    そして、今話題(?)のアベノミクスは、だいたい著者の主張をなぞるような政策のように僕には見える。
    はたしてこの壮大な社会実験は成功するのか。
    成功しなかったとき、著者はどのような言辞を弄するのか。そんなことを考えました。

    個人的には、著者の提唱する方策、そして現実のアベノミクスは、ぜひとも成功してほしい。
    経済成長ってバブルの成金の嫌な姿が思い出されがちだけど、底辺の人もそれなりにうるおって、自殺者とかの問題

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    2013年06月10日
  • さっさと不況を終わらせろ

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    緊縮財政・財政再建は今じゃないでしょうということ。ケインズ、ポストケインズのほうが個人の好みから言ってもしっくりくるって感じ。

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    2013年05月21日
  • さっさと不況を終わらせろ

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     クルーグマンで山形訳となれば、おもしろさはテッパン。リーマンショック以来の世界の不景気は、終わらせることができる、そのための知識・武器もある、というのが筆者の主張。ケインズ以来の財政出動と金融緩和をちゃんとやれば大丈夫だと。
     じゃあ、なぜ不況は終わらないのか。規模が小さすぎる、小出しにしすぎる、果ては財政破綻を心配するあまり引き締めに走るようなまるきり逆の政策まで。ここらへんへの反論が読みどころ。
     まさに日本がアベノミックスというか黒田バズーカをきっかけとして経済的に浮上しつつあるいまが読みどきかも。クルーグマンの、日本の経済政策に対する評価も聞いてみたいところだ。

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    2013年05月19日
  • さっさと不況を終わらせろ

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    今話題のアベノミクスの掲げる三本柱はクルーグマン氏の主張と重なる部分が多いですね。そういった意味では、日本は実践でこれを証明しようとしていることになるのかもしれません。

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    2013年04月09日
  • さっさと不況を終わらせろ

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    著者はクルーグマン。
    「道草」で翻訳されているコラムと内容がかぶるものが多く目新しさはない。

    彼の主張は、「不況に陥ったら緊縮財政するな。政府は財政赤字を気にせずに拡張的な雇用創出政策をやれ。中央銀行はその支援をしろ。」

    需要不足にある状態では、中央政府が大規模な財政出動を行って、需要不足を埋めろってのは納得。批判の一つに出口戦略があるのだけど、結局不況を脱してから話すことだろって気がします。

    彼の主張の要は財政出動であるわけで、昨今の日銀金融緩和とは違います。

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    2013年04月06日
  • さっさと不況を終わらせろ

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    まさに、今の不況を説明するものなので、読むのが遅れると賞味期限が切れそう。
    98年の、it's baaaaack!!からあんまり主張がぶれてないんだよなぁ。公共事業に対するものを除いて。

    日本の不況はなかなか時代を先取りしてたんだね。。

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    2013年02月22日
  • 麻薬書簡 再現版

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    Yage may be the final fix

    Yage may be the final fix

    Yage may be the final fix

    麻薬の原料となる幻の植物ヤーヘを求めてメキシコを彷徨うバロウズと、アレン・ギンズバーグの生真面目な手紙が楽しい。

    ケルアックの『路上』は読むのに苦労したけど、こちらの『麻薬書簡』は、もっとずっと読みやすかったし、この2人の生活や考え方が直接的に響いてきて、とても楽しかった。

    表紙のデザインが強烈にカッコ良い。
    ジャケ買いだよ。
    いつもオレの本棚に並んでる。

    それにしても、危険な2人だ。

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    2015年12月24日
  • さっさと不況を終わらせろ

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    リーマンショック以降の不況の原因と、その対策を追う。

    タイムリーにも白川総裁の交代劇があった日銀ですが、1990年以降の日本の長期低迷をモデルにあげ、緊縮財政こそが悪要因となっている点を指摘したのは、他ならぬ現FRB議長のバーナンキ氏であり、そのFRBをして、いま米国が臨む不況において緊縮にハマってどうするんじゃい、と。

    今こそケインズの唱えた雇用創出を一つひとつ実現することこそ、健全な不況からの脱出と言えるのに、何がそれをしつこく阻害しつづけるのか。それは極一部の既得利権保持者がリスクを摂らないこと起因してると鮮やかに暴いて見せてくれます。

    そんなのつまんないじゃんねぇ、と読んだみんな

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    2013年02月12日