山形浩生のレビュー一覧

  • 9 プリンシプルズ 加速する未来で勝ち残るために

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    9個の原則自体はとても参考になるが、冗長で読みにくい点と、具体例が難しかったり長かったりで集中し続けて読みにくかった。

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    2018年01月23日
  • 9 プリンシプルズ 加速する未来で勝ち残るために

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    いかにもアメリカな本。抽象度も高く、日本の書籍とは一線を画す。日本的な手取り足取りのHow toを求める人は、目次を見るだけで十分。MITメディアラボのラディカルな姿勢が窺えて、面白い。

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    2017年12月29日
  • 21世紀の不平等

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    提案の方向性はおそらく正しいものだと思う。ただし、膨大な項目にそれを引用する上での留保。理解する上での前提の多さ、この留保や前提は数字のことではあるものの、どこか宗教的感性が必要だ。これは、この人の物言いがそうなんじゃなくて経済学の話全般に言える胡散臭さや問題点だと思う。テレビでの解説は概ね簡略化されている。コメンテーターもわかりやすく言うが実相が見えている人は表に出てこないで金を稼いでいると思う。そういう人たちの野心の強度に比べて学者の言論は心許ないなというのが正直な印象。合意を形成して目指すにしてはもっと別の枠組みも必要になると感じた。

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    2017年12月18日
  • 服従の心理

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    ミルグラム「服従の心理」 権威に対する服従心理を紐解いた アイヒマン実験の報告書。なぜ 普通の軍人が 非人間的なユダヤ人虐殺や原爆投下をできたのか わかった気がする


    服従の本質=自分の行動に責任を問われない→自分を権威に委ねる→自分の義務を果たしただけ

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    2017年11月03日
  • ヴァリス〔新訳版〕

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    なかなか読み終わらないが、読むたびに新しい発見がある。
    ドラッグ体験、精神の壁を超越することからくる世界の歪み、社会からの枠組みから自由になる事を垣間見れるような文章。

    読み終わったらまた書くよ。

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    2017年10月25日
  • 21世紀の不平等

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    アトキンソンはピケティの師と帯には書いているが、序文にはピケティの文章が載っている。
    格差と不平等に関する論考で、現状を歴史も含めて検討し、それに対する対策を提案し、またその反論に対する論駁を述べている。数字はたくさん出てくるが、ピケティの本に比して数式は少ないので読みやすいが、やはり翻訳本であるので、文章がこなれてないところは多少ある。また経済学の基本を理解していないと本当の理解には進まない部分もある。ただ格差と不平等を学ぶ教科書であることは間違いないのであろう。

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    2017年09月30日
  • 9 プリンシプルズ 加速する未来で勝ち残るために

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    Whisplash(鞭打ち症)
    How to survive our faster future
    1。権威より創発
    2。プッシュよりプル
    3。地図よりコンパス
    4。安全よりリスク
    5。従うより不服従
    6。理論より実践
    7。能力より多様性
    8。強さより回復力
    9。モノよりシステム

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    2018年10月04日
  • 不道徳な見えざる手

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    サッチャー、レーガン以降、世界で広まった「新自由主義」の間違いを指摘し、さらにいえばアダム・スミスの「国富論」における「見えざる手」を否定する。そんな大きなパラダイムチェンジを起こす。それが本書の目論見であろう。

    著者たちは、規制なき、自由な社会がいかに「釣り師」(情報を操作したりして、人々に誤った判断をさせる人または組織)にとって楽園になっているか具体例をあげて説明する。そして、そういった「釣り」がときどき起こる例外的な事象ではなく、あらかじめこの世界に組み込まれているシステムの一部なのだと喝破する。

    社会心理学者のチャルディーニは『影響力の武器』においてセールスマンや広告主たちがどのよ

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    2017年06月17日
  • 21世紀の不平等

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    ネタバレ

    ☆は3にするか4にするかでちょっと悩んだけど。
    普段、経済政策の話って実はあまり読むことなくて、不平等を経済政策としてゆっくり考えたの初めてに近いから、そういう意味で、いいきっかけになったから、4にしました。

    つまり、これまで、個別に社会保障問題、年金、税率、社会サービスへのアクセスなど、考えたりはしてきているけど、それを全体政策として捉えきれてなかったし。社会サービスへのアクセスも、貧困層が弱いのはもちろん自明だったし拡大すべきと思っていたけれども、その捉え方はどちらかというと、人権思想であり、まあ、capabilityアプローチであって、それがすなわち所得の拡大と同義だ、なんていう考え方

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    2017年01月14日
  • 21世紀の不平等

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    ピケティを受けて書いていることがいろいろなところに出てくる。
     意外と読みにくいという感じがしたが、イギリス経済を語る上には必須のほんであろう。

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    2017年01月12日
  • 雇用、利子、お金の一般理論

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    山形浩生の解説が分かりやすかった。

    以下、引用。

    本書は経済学という分野を震撼させた、革命的な本だ。

    本書は失業というものが一時的な過渡期の現象などではなく、定常的に存在し得ることを説明し、そしてそれが金利を通じてお金の市場(つまりはお金の量)に左右されることを、まとまった形でほぼ初めて示した。


    それまでの経済学はこの状況に対して答えを持っていなかった。それまでの経済学は、失業は変な規制や不合理な抵抗さえなければ、だまっていてもなくなる、と述べていた。

    需要と供給は市場メカニズムを通じて価格によって均衡する。失業なんてのは、価格による調整が完了するまでの一時的で些末な現象でしかない

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    2016年09月13日
  • アニマルスピリット―人間の心理がマクロ経済を動かす

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    アニマルスピリットの存在がケインズ経済学の中に触れられていたということに驚きました。経済を理解することは、人の本性・アニマルスピリットの影響を理解することでもあると。その5つの視点は、安心、公平さ、腐敗と背信、貨幣錯覚、そして物語。私は特に、安心に取りつかれる人間の心理と、貨幣錯覚、そして人生の物語と絡み合っているという見方が、画期的で、人と経済の関係を新しい目で見るきっかけになっています。

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    2016年09月09日
  • 21世紀の不平等

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    ネタバレ

    イギリス式の政策を中心にした格差是正方策の検討。日本と引き比べてみるとやはりEUって大きいんだなあ。

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    2016年04月27日
  • 服従の心理

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    ヒエラルキー、権威のもとでは、服従してしまう、自分の責任を「権威」に転嫁しがちであるということが示されていました。

    こんなにも従ってしまうものなのか、と驚きました。置かれている状況が、その人の行動や判断力に影響を与えるというお話、ソーシャルワークにとってはとても大切な内容でした。

    パワーバランスと影響力、現場でもしかと見ていかねばです。

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    2015年11月06日
  • CODE VERSION 2.0

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    読み直したさ:★★★
    秩序のトリアーデに,コード・アーキテクチャという四つ目の要素を加味。全体を通して,民主主義との関係についての考察を含む。
    〈感想〉
    訳者の文体は読み進めれば慣れるし,むしろ読みやすくもある。ただ,誤植が目立つのが悲しいところ。
    全体を通して,自分の常識を揺さぶるような面白い読書体験だった。3.0はまだですか?笑

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    2015年09月03日
  • 服従の心理

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    心理学上有名な、通称アイヒマン実験の原本。
    被験者のインタビュー、諸条件を変えてみての実験等、この実験の詳細が述べられている。

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    2015年05月01日
  • 「お金」って、何だろう?~僕らはいつまで「円」を使い続けるのか?~

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    岡田斗司夫が頭のいい人に無茶な質問をしちゃうシリーズ。

    本書にも評価経済や贈与経済の話が出てきますが,愛人問題で窮地に立たされた岡田斗司夫さんが,今後「評価経済」を使ってどのように復活するのか,その経過を見届けるのが肝だと思っています。
    有事における評価経済の使い方は金融危機並みに参考に出来ると思うので。

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    2015年01月29日
  • 新教養としてのパソコン入門 コンピュータのきもち

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    書き言葉にクセがあるので、そのあたりは好みが分かれそうな著者。
    だけど内容は親切でコンピュータの気持ちから状況説明してくれているので、コンピュータ苦手な人にも入りやすくなっている。
    これを教科書にしてパソコンいじるというよりは、コンピュータの歴史(といってもタイプライター時代)を知ることで「なぜこんな面倒な事になっているのか?」が納得させられる本。
    個人的には、貧乏性からネットワークが発達した話と、文字化けの話がツボだった。

    >じゃあ 、なぜコンピュ ータでは 、共有化のためのネットワ ークが重要だったかというと 、それはむかしのコンピュ ータがショボかったからだ 。単体では何もできず

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    2015年01月13日
  • 「お金」って、何だろう?~僕らはいつまで「円」を使い続けるのか?~

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    岡田斗司夫が貨幣経済の限界についてガンガン疑問をぶつけ、山形浩生が困りながら答えるという趣向の経済入門。この問題は結構複雑で、「これだ!」という回答はでないものなの。比較的うまくいきそうなことをやってみるしかないのかもしれない。根本にある問題は、現在の「成長が永遠に続くことを前提にした経済モデル」を続けるのかどうか、ということ。発展途上国が先進国と同じ生活レベルに上がろうとすることでまだ延命しているそのシステムが、どのように収束していくのだろうか。この本に解決策はないが、解決策のない問題について考えるときの技法は学ぶことが出来る。

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    2015年01月07日
  • 「お金」って、何だろう?~僕らはいつまで「円」を使い続けるのか?~

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    山形浩生と岡田斗司夫の対談なら買わない訳にはいかないかなって世代の僕。「経済」じゃなくて「お金」って何なんだと考える。岡田斗司夫の唱える「評価経済」って怪しさ満載なんだけど、山形浩生や僕らにに無茶ぶりしてお金について考えさせるネタとしてはとても有用なツールだと思った。

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    2014年12月08日