アンソニー・B・アトキンソンの作品一覧 「アンソニー・B・アトキンソン」の新着作品・人気作品や、最新のユーザーレビューをお届けします! 作者をフォローする フォローするとこの作者の新刊が配信された際に、お知らせします。
ユーザーレビュー 21世紀の不平等 アンソニー・B・アトキンソン / 山形浩生 / 森本正史 ピケティの本をさらに深堀りしたような本と認識している。未来に関心がある人であれば、まず読んでおいて損はないと思われる。 Posted by ブクログ 21世紀の不平等 アンソニー・B・アトキンソン / 山形浩生 / 森本正史 ピケティの師匠であるアトキンソンの、経済格差問題の本 ピケティが『21世紀の資本』で経済格差の内容を明らかにして 本書でより現実的な政策提言を行う感じの流れがある Posted by ブクログ 21世紀の不平等 アンソニー・B・アトキンソン / 山形浩生 / 森本正史 提案の方向性はおそらく正しいものだと思う。ただし、膨大な項目にそれを引用する上での留保。理解する上での前提の多さ、この留保や前提は数字のことではあるものの、どこか宗教的感性が必要だ。これは、この人の物言いがそうなんじゃなくて経済学の話全般に言える胡散臭さや問題点だと思う。テレビでの解説は概ね簡略化さ...続きを読むれている。コメンテーターもわかりやすく言うが実相が見えている人は表に出てこないで金を稼いでいると思う。そういう人たちの野心の強度に比べて学者の言論は心許ないなというのが正直な印象。合意を形成して目指すにしてはもっと別の枠組みも必要になると感じた。 Posted by ブクログ 21世紀の不平等 アンソニー・B・アトキンソン / 山形浩生 / 森本正史 アトキンソンはピケティの師と帯には書いているが、序文にはピケティの文章が載っている。 格差と不平等に関する論考で、現状を歴史も含めて検討し、それに対する対策を提案し、またその反論に対する論駁を述べている。数字はたくさん出てくるが、ピケティの本に比して数式は少ないので読みやすいが、やはり翻訳本であるの...続きを読むで、文章がこなれてないところは多少ある。また経済学の基本を理解していないと本当の理解には進まない部分もある。ただ格差と不平等を学ぶ教科書であることは間違いないのであろう。 Posted by ブクログ 21世紀の不平等 アンソニー・B・アトキンソン / 山形浩生 / 森本正史 ☆は3にするか4にするかでちょっと悩んだけど。 普段、経済政策の話って実はあまり読むことなくて、不平等を経済政策としてゆっくり考えたの初めてに近いから、そういう意味で、いいきっかけになったから、4にしました。 つまり、これまで、個別に社会保障問題、年金、税率、社会サービスへのアクセスなど、考えたり...続きを読むはしてきているけど、それを全体政策として捉えきれてなかったし。社会サービスへのアクセスも、貧困層が弱いのはもちろん自明だったし拡大すべきと思っていたけれども、その捉え方はどちらかというと、人権思想であり、まあ、capabilityアプローチであって、それがすなわち所得の拡大と同義だ、なんていう考え方はしたことなかったがら。なんか、本題はとりあえず置いておいても、なるほどな、って思ったよ。 Posted by ブクログ アンソニー・B・アトキンソンのレビューをもっと見る